能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島市のアウトレットの元祖だった「マリーナホップ」・・・苦戦を続けています マリーナホップのハロウィン

2020年11月01日 | マーケティング

広島市のヨットハーバー・観音マリーナにあるショッピングセンター「マリーナホップ」。

ハロウィンをやっていました。

広島発のアウトレットという謳い文句でオープンしたマリーナホップでしたが、近くに巨大ショッピングセンター「LECT」が出来たり、イオンの「The OUTLET広島」が開店したりして・・・。

たいへんです。

これまた近所の広島市発の郊外型ショッピングセンター「アルパーク」からは基幹店の百貨店が撤退しています。

広島商圏の大競争時代の真っただ中の「マリーナホップ」。

いろいろな企画イベントをやったりも小さな水族館を造ったりと、営業努力を続けています。

ターゲットも愛犬家や子連れカップルにターゲットにして、ペット同伴可のレストラン、観覧車やゲームセンター、小さな水族館などの施設を造っています。

ただ、集客力という点からすると、かなり厳しいように思います。

アウトレットに特化することも難しい、衣食住のブランドショップを集積することも難しい・・・。

エッジを効かせたセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングが必要です。

 

 策を出せ!と言われたら・・・

案1・・・「オタク」の聖地化 アニメやコスプレ、フィギィアの品揃え日本一を目指す

案2・・・今から訪れるDXに対応した「秋葉原」化 IT、PCショップの集積

案3・・・キャンピング、グランピングが出来るアウトドア派の聖地

こんなところですかねえ。

コロナ禍、そして少子高齢化の中、広島市での商業戦争はたいへんです。

生き残りを賭けたサバイバルレースは続きます。


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