能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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生命・健康を守るのか?経済を守るのか?新型コロナウイルスがもたらした課題・難問 広島ガスの「あの店で会おうよ」キャンペーン

2020年08月15日 | 社会・経済

中国新聞2020年8月15日朝刊・・・広島ガスが全15段のカラー広告を掲載していました。

あの店で会おうよ」キャンペーン。

背景の写真は、中四国地方最大の飲み屋街「流川・薬研堀」、中央通り、呉市蔵本通りの屋台、尾道の町・・・。

若い人たちに向けて、飲み屋や飲食店に行くように発信。

ハッシュタグで総額100万円のプレゼントがあるとのこと。

広島ガス版「Go To Eat」キャンペーンです。

飲食店が不況になり、使用するガス量も減少しているため、これを回復させたいという意図があるのだと思います。

広島ガスの地場密着の広告キャンペーンは好感度大だったのですが、今回の広告は、ちょっと???です。

 

みなさん、どうお考えですか?

 

個人的には、この半年間、大好きな飲み屋さんやBar、居酒屋に行くことを自粛。

「家飲み」にシフトしています。

行きつけの店からは、メール、メッセンジャ、LINEなどでお知らせが来ますが、「今はゴメンナサイね」と回答・・・もし感染し周りの人、職場や友人、家族にうつすと大変です。

 

猛暑、危険な暑さ、コロナ禍の中、多くの人が外出を控え、密を避け、マスク着用しています。

これは、生命・健康を守るための行動・・・。

 

いっぽう、地場の飲食店や観光業は、お客さんの激減で売上が大幅に減少・・・倒産の危機に陥っているところがたくさんあります。

一度潰れると再生も難しく、「あの味」「あの雰囲気」が消えていくことになります。

 

生命・健康を守るのか?経済を守るのか?新型コロナウイルスがもたらした課題・難問です。

実に難しい。

今の日本、冷房と暖房を同時にかけている状態、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。

「コロナで死ぬ」より「経済で死ぬ」ほうが多い・・・確かにそのとおりだと思います。

 

個人的には、まずは新型コロナウイルス対策・・・ある程度終息した時に、一気に経済活動を再開させるべきだと、自分に言い聞かせています。

今出来る事は、地場の大好きなお店のテイクアウト、デリバリーを活用すること、そして、前売り食事チケットを購入することぐらいです。

 

フェイバリットな飲食店、Barや居酒屋、旅館やホテル、旅行・・・。

まだ、コロナが拡大している今の段階では、心から楽しめないように思います。

アクリル板に囲われて、可能な限りマスク着用、密を避ける、会話は最小限・・・。

楽しくないというより、疲れます・・・。

 

広島ガス版「Go To Eat」キャンペーンを見て、実際に飲み屋、飲食店に行く人は、どれくらいいるのでしょうか?

元気のいい若者たち???

お盆、夏休み時期でも、そもそも帰省する人たちも少ない今年の夏・・・。

いろいろ考えてしまいます。

 

1日でも早い、コロナの終息、ワクチンや治療薬の開発、危険な暑さがなくなることを祈るばかりです。


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