能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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週休3日制・・・大手企業が取り入れ始めました 「24時間、働けますか?」の時代を気合と根性で乗り越えてきた昭和のオッサンは今や絶滅危惧種

2022年04月26日 | マネジメント

日立、パナソニック、NECなどの大手企業が「週休3日制」を取り入れ始めました。

日経ビジネス誌2022.4.22号で紹介されていました。

これらの大企業では「人材獲得の切り札」と考えているようです。

増えた休みを、育児のため、介護のため、リスキリング(ITスキルの学び直し)、リカレント教育(大学院等で学ぶ)などに利用してもらう。

優秀な人財を引き込むための「週休3日制」を打ち出しています。

これは、英国をはじめとする欧州の会社でもトライしています。

 

多くがジョブ型雇用をベースにして、あとは「給与減少型」か「給与維持型」のオプションを用意しているようです。

 

日本の労働生産性は先進諸国の中で最下位。

平均賃金も韓国に抜かれました。

日本の会社も人事制度や給与体系を見直したり、国を挙げての働き方改革運動を展開していますが、なかなか成果が出ていません。

「週休3日制」を取り入れたとしても、おそらく状況は変わらないと思います。

管理職や一部の社員の負担増となる可能性大です。

ただ、長期に考えるとDXやICT、IoT、ロボットなどのテクノロジーの進化で、人が働くなくて良いベーシックインカムの世界に入っていくと思いますが・・・。

 

「24時間、働けますか?」の時代を気合と根性で乗り越えてきた昭和のオッサン。

週休3日制になれば暇を持て余す可能性大です・・・笑。

今や絶滅危惧種となったようです・・・涙。


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