広島市の中心部にあるゲートパーク広島。
旧広島市民球場跡地に出来た市民公園です。
ここに、「Pride of Hiroshima」と題する企画展会場が完成しました。
1945年8月6日に米軍により投下された原子爆弾で14万人の人たちが虐殺されました。
広島の街は焦土、焼け野原と化し、75年は草木も生えないと言われました。
でも、広島市民はゼロから立ち上がり、広島の復興を信じ地道な努力を積み重ねてきました。
広島の誇り、です。
今回の企画展は、戦後、広島の街を復興、再生するために活動を続けた地場企業が取り上げられています。
自動車メーカーのマツダ、パンのアンデルセン、釜の大和重工などです。
12球団中唯一親会社を持たない市民球団カープ。
貧乏で弱いチームでしたが、懸命に頑張る選手たちは、復興に努力する広島市民を勇気づけました。
「セリーグのお荷物球団」と揶揄されていましたが、1975年に読売巨人軍を破り初優勝。
広島の街は歓喜の嵐でした。
コージ・コール・・・懐かしいですね。
そういえば、カープ発祥のオリジナル応援方法は、たくさんあります。
トランペット応援、選手別応援歌、ラッキー7のジェット風船、カープ女子、スクワット応援・・・カープ初です。
カープファンの愛情が創意工夫を生みました。
逆に「ない」ものもあります。
ミニスカートのチアリーダー、絶叫型の球場DJは、マツダスタジアムにいません。
入場料は無料。
6つの小スペースで映像、動画を見ることが出来ます。
広島の街の産業史をコンパクトに学ぶことができる企画展。
ぜひ、見学にお越しくださいね。