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旧日本銀行広島支店で「近代広島の歩みと海外移民」展が開催されています 日本一の海外移民10万人を出した広島県

2021年12月28日 | まち歩き

現在、「近代広島の歩みと海外移民」展が、旧日本銀行広島支店(広島市大手町)で開催されています。

田畑の少なかった広島県からは、ハワイや米国、ブラジル、南米へと移民を10万人以上送り出しました。

その数、全国トップだそうです。

移民先では、差別を受けたり、農業の不作に苦しんだり、太平洋戦争の勃発で強制収容されたりしました。

そんな中から力強く這い上がった日本人の姿を実物の展示物で体感することが出来ます。

横浜市にも移民の博物館があるそうです。

海外移民が始まったのは、1885年。

今から100年以上昔のことです。

当時は、宇宙旅行に行くくらいの冒険だったと思います。

きっと決死の覚悟だったのでしょう。

先人の努力に脱帽するほかなかった展示でした。日本人は、農耕民族で活動範囲の狭い定住生活派と思っていたのですが、地球の裏側まで行くと言うフロンティアスピリットも持ち合わせていたんですね。

この展示は、広島市のwebで見ることも出来ます。

ご参考

「広島市デジタル移民博物館(一部工事中)」をご覧ください。

広島市デジタル移民博物館 - 広島市公式ホームページ (hiroshima.lg.jp)


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