京都パワースポットツアーの後半は、叡山鉄道に乗って鞍馬へ。
以前から気になっていたスポットです。
観光本では、気楽に行ける場所とのことでしたが、帰りにはヘトヘトになって命からがら下山という感じでした(大げさ!)。
出町柳から、ほのぼのムードの二両編成の叡山鉄道によって終点鞍馬まで約30分の旅。
雨のせいか乗客もまばら。
途中、京都精華大学、京都造形芸術大学、京都産業大学などの大学のある駅を各駅停車で山を登っていきます。
鞍馬駅で降りると、天狗様で有名な鞍馬山の鞍馬寺を目指します。
雨の降る中、カッパと傘、それにパソコンや情報機器の入った3キロのカバン、それに革靴という場違いな装備のため、苦行をしいられることになります。
登れど登れど目的地は遠く、目指す鞍馬寺、奥の院についた時はズブ濡れの上、ヘロヘロ状態。
霧にかすむ杉林の中、数百メートルの標高を登ったと思います。
この状態になると、まさに修業。
精神力です。
宗教的な信仰のないわたしにとっては過酷な旅となりました。
この後、気になっていた貴船神社を目指します。ぬかるむ山道を、今度は下ることになります。
縁結びで有名な水の神様を祭った貴船神社からは、二人連れの若い女性が、逆に登ってきます。
笑顔の挨拶に心を緩ませながら、滑らないように一歩一歩進めていきます。
そして、貴船神社。
ほとんどの参拝者は、若い女性。
いつの世もハレた惚れた話は、彼女たち人生の最大のテーマなのでしょう。
貴船神社の神様、どうぞ彼女たちをお守りください。
命短し恋せよ乙女!