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「AI活用は人類の利益」アンドリュー・ング米国スタンフォード大学兼任教授の「直言」・・・ニッポン一億総リスキリング体制の構築を!

2023年09月10日 | マネジメント

日経新聞9月3日朝刊の「直言」にアンドリュー・ング米国スタンフォード大学兼任教授のコメントが掲載されていました。

アンドリュー・ング米国スタンフォード大学兼任教授は、グーグル創業者のラリー・ペイジさんとAI研究部隊を創設したディープラーニング(深層学習)の第一人者。

彼は言います。

AI活用は人類の利益

仕事の価値を磨く契機に

絶滅危機 誇張に過ぎず

AIが人類を滅ぼすといった言説を一蹴しています。

ただ、生成AIに左右される仕事はあるだろうとし、従来の自動化は低賃金の労働者に影響を与えていたが、生成AIはホワイトカラーや高賃金労働者に大きな影響を与えそうだと指摘しています。

さらに、リスキリング(学び直し)に投資し、だれもがAIが生む巨大な利益を享受できるようにすべきだと話します。

米国ゴールドマンサックスが「AIによる業務の自動化の割合」を調査しています。

1位 オフィス・事務サポート

2位 法務

3位 建築・エンジニアリング

4位 ビジネス・金融オペレーション

5位 マネジメント

6位 営業

7位 ヘルスケア支援

事務関係や法務、ビジネスやマネジメント、営業が、AIにより省力化される、つまり人がいらなくなるという結果が出ています。

逆に、調理、接客、旅客、運輸、製造、ビルメンテなどは人の力が必須となっています。

アンドリュー・ング米国スタンフォード大学兼任教授は、AIは日本にもチャンスをもたらすと指摘しています。

「日本は多くの国民がロボットや自動化、AIに好意的だ。AIが雇用を奪うことへの抵抗が少なく、AI導入を迅速に実行しやすい独自の強みがある。」

国際競争力、国力の低下が続く我が国・・・AIのチカラで復興できるかもしれません。

そのためには、一億総リスキリング体制を作っていかなければなりません。


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