講談社から「昭和の爆笑喜劇DVDマガジン」が刊行されました。
DVD一本が付き、創刊号は、なんと790円です。
植木等の大ファンとして思わず購入。
スーダラ無責任社員を演じる植木等のデビュー映画「ニッポン無責任時代」を堪能しました。
故植木等さんの活躍した時代は、昭和30年代。
自分自身、物心もついていない時代・・・。
それでもサラリーマン人生を送る自分を最大限リフレッシュさせ、ストレスを軽減させてくれるのが、植木さんであり、クレイジーキャッツなのです。
作詞家の青島幸男さんは、私にしてみれば天才であり、この映画の背景に流れる「ドント節」「スーダラ節」「ハイそれまでよ」「無責任一代男」などなど、今聞いても斬新です。
クレイジーキャッツのCDを収集していたのですが、今回の企画が出ると聞き、いの一番で書店に向かいました。
このDVDの解説に、主人公の平均(たいら・ひとし/植木等)のプロフィールが出ていましたので紹介させていただきます。
平均(たいら・ひとし/植木等)のプロフィール
勤務先・・・太平洋酒
住居・・・一軒家の二階に下宿。家賃滞納中。
学歴・・・三流大学中退。
職歴・・・複数の会社を渡り歩いている
特技・・・歌とギターはプロ級。自動車免許所有。
勤務態度・・・スーダラ社員の典型。出勤初日から遅刻。
モットー・・・人生いたるところに青山あり
ファッション・・・金色や縦縞のスーツ
性格・・・超楽観主義でアバウト。ハッタリと勢いは詐欺師なみ。
嫌いなもの・・・人頼みとおせっかいな女の子
口癖・・・「気にしない。気にしない。固いこと抜きで気楽に行きましょう」
この映画で、植木さん扮する平均は、C調(調子いいの逆・ハ長調)でトントン拍子に出世・・・。
係長、部長と昇進していくスーパーサラリーマン。
社長と直で話したり、交際接待費をフンダンに使いチャネルを開拓・・・サラリーマンの枠組みを乗り越えるアントレプレナーなのです。
今、シリコンバレーにいれば大活躍していたと思います。
今回の植木等、クレイジーのDVDの発刊。
会社でストレスを感じているすべてのサラリーマン、サラリーウーマンにお奨めのシリーズです。