能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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植木等アントレプレナー論 ニッポン無責任時代 昭和のサラリーマンのシンボル「平均(たいら・ひとし)」

2013年04月22日 | 映画

講談社から「昭和の爆笑喜劇DVDマガジン」が刊行されました。

DVD一本が付き、創刊号は、なんと790円です。

植木等の大ファンとして思わず購入。

スーダラ無責任社員を演じる植木等のデビュー映画「ニッポン無責任時代」を堪能しました。


故植木等さんの活躍した時代は、昭和30年代。

自分自身、物心もついていない時代・・・。

それでもサラリーマン人生を送る自分を最大限リフレッシュさせ、ストレスを軽減させてくれるのが、植木さんであり、クレイジーキャッツなのです。

作詞家の青島幸男さんは、私にしてみれば天才であり、この映画の背景に流れる「ドント節」「スーダラ節」「ハイそれまでよ」「無責任一代男」などなど、今聞いても斬新です。

クレイジーキャッツのCDを収集していたのですが、今回の企画が出ると聞き、いの一番で書店に向かいました。


このDVDの解説に、主人公の平均(たいら・ひとし/植木等)のプロフィールが出ていましたので紹介させていただきます。

Img_0568

平均(たいら・ひとし/植木等)のプロフィール

勤務先・・・太平洋酒

住居・・・一軒家の二階に下宿。家賃滞納中。

学歴・・・三流大学中退。

職歴・・・複数の会社を渡り歩いている

特技・・・歌とギターはプロ級。自動車免許所有。

勤務態度・・・スーダラ社員の典型。出勤初日から遅刻。

モットー・・・人生いたるところに青山あり

ファッション・・・金色や縦縞のスーツ

性格・・・超楽観主義でアバウト。ハッタリと勢いは詐欺師なみ。

嫌いなもの・・・人頼みとおせっかいな女の子

口癖・・・「気にしない。気にしない。固いこと抜きで気楽に行きましょう」


この映画で、植木さん扮する平均は、C調(調子いいの逆・ハ長調)でトントン拍子に出世・・・。

係長、部長と昇進していくスーパーサラリーマン。

社長と直で話したり、交際接待費をフンダンに使いチャネルを開拓・・・サラリーマンの枠組みを乗り越えるアントレプレナーなのです。

今、シリコンバレーにいれば大活躍していたと思います。

今回の植木等、クレイジーのDVDの発刊。

会社でストレスを感じているすべてのサラリーマン、サラリーウーマンにお奨めのシリーズです。

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