マネジメントも経営も政治も社会もアタマでっかちな昨今です。
政治や経済の分野では、アタマも小さくなり、長期的な視点、ビジョン、グランドデザインといったものも希薄になりつつあります。
しかしながら、実行、実践、現場での活動がなければ、何の価値も産み出しません。
経営コンサルタントの波頭亮氏も「執行力」という言葉を使われています。
「動く」「活動する」「前に進む」といった具体的な行動が最も重要になってきている時代だと思います。
「やってみなければ分からない事」が多くなってきた時代、修正をつながらの試行錯誤、アクションラーニング的な動きをするのとしないのとでは、大きな差異が出てくると思います。
マネジメントサイクルである「PLAN-DO-SEE」。
計画→実行→統制といった意味ですが、最近では、プランは立て、DO(ディー・オー)の「D」ぐらいでだんだんとフェードアウト。
出来たかできないか分からないうちに、SEEもないまま、次のPLANを立てる。
当初のプランは、一体何だったんだ?という感じです。
これでは、学習効果もなく、組織にも個人にもナレッジが蓄積されません。
ゼロベース思考も大事ですが、まずはPDSをキチンと回すことが大切だと思います。
「実行力」「執行力」「実践力」「行動力」・・・。ますます求められている時代だと思います。
そのためには、モチベーションや気合いと根性・・・。
メンタル部分にもスポットをあてなければなりません。