ランチに出かける途中、柳橋で橋の点検作業が行われていました。
川には、別の船に注意を促す警戒船が待機していました。
点検作業は、職人さんの個人技。
日本の社会インフラの多くが半世紀以上前に造られたもの。
ランチに出かける途中、柳橋で橋の点検作業が行われていました。
CVC・・・コーポーレート・ベンチャー・キャピタルのことです。
米国発の資本主義を高回転させるための仕組み、スキーム。
有望なスタートアップ企業への出資を通じて、GAFAMなどのビッグテック、プラットフォーマーを産み出してきました。
日経ビジネス2023.11.13号の特集は、「共闘スタートアップ!ソニーに学ぶCVC活用術」。
立ち遅れている日本のCVCの頑張っている姿を丁寧な取材で紹介しています。
Contents
Part1 米テック覇権の源泉 有望技術に8兆円
Part2 日本の代表格はソニー 出資先が「らしさ」生む
Part3 CVC先進7社の活用術 協業の先に成長への道・・・エネオス ダイキンGX
失われた30年・・・国際競争力が低下し続けている日本。
このCVCが、まだまだ発展途上の状況です。
世界的のスタートアップCVCから14.8兆円という巨額のカネを調達しています。
そのうち、約半分の7.7兆円は米国のCVC。
日本は、何と3800億円。
米国の20分の1・・・勝負になりません。
岸田政権も重い腰を上げ、やっと「スタートアップへの投資額を10倍超の10兆円規模にする」という政策を打ち出しました。
その達成に向けて「人材・ネットワークの構築」「資金提供の強化と出口戦略の多様化」「オープンイノベーションの推進」という3つの柱を掲げています。
昔のように通商産業省の打ち出す施策が効くわけでもないため、日本を代表する大手企業の内部留保をどう引き出すか?ということがポイントになると思います。
この特集では、ニッポンCVCの先頭を走るソニー、エネオス、ダイキン、トッパン、商船三井などの取り組みを紹介しています。
少子高齢化、人口減少、景気停滞・・・ここで踏ん張らなければ明日はありません。
最後のチャンス!
がんばろう!ニッポン
週明けの月曜日。
広島護国神社さんに参拝に行ってきました。
11月、霜月は七・五・三の行事で、たくさんの家族連れ、こどもたちが来ています。
境内には、二宮尊徳の歌。
この国がピンチになると必ず偉人が登場してきます。
二宮尊徳もその一人です。
かわいくば 5つ教えて3つ褒め 2つ叱って 良き人となせ
神社さんから、おとうさん、おかあさんへのメッセージです。
子育ては、叱るより褒める回数を多くしなければならないんですね。
連日ニュースをにぎわす虐待などはもってのほか・・・国の宝であるこどもたちが、すくすくと育っていく社会を作るのは大人たちの責任です。
高齢者が亡くなった後、この国を支えて行くのは、こどもたちです。
帝国海軍の連合艦隊の山本五十六司令長官の言葉も有名です。
やってみせ
言って聞かせて
させてみせ
褒めてやらねば
人は動かじ
山本長官は、さらにこんな言葉も遺されています。
話し合い、
耳を傾け、
承認し、
任せてやらねば、
人は育たず。
やっている、
姿を感謝で見守って、
信頼せねば、
人は実らず。
やはり、褒めること、承認すること、信頼することがポイントになるんですね。
人材育成理論では、コーチングやメンタリング、OJTなどがあります。
でも、人間は感情を持っているということ。
愛情や思いやりを持って人に接していくことが最も大切です。
上から目線では、教育効果がありません。
政府もリスキリングや子育て支援をはじめとする人材育成に5兆円以上を突っ込む方針を打ち出しています。
少子高齢化、人口減少・・・天然資源のないこの国の未来は、ヒト、人財にかかっています。
がんばろう!ニッポン
今日のランチは、お好み焼き。
週末によくある「お好み焼き」の禁断症状です(笑)。
「へんくつや」平和大通り店に行ってきました。
昭和22年創業の老舗のお好み焼き屋さんです。
ハイボールと肉そば玉をオーダー。
「肉そば玉」は、豚のロース肉、中華麺、たまごが入った最もオーソドックスなお好み焼き。
熱い鉄板、お好みソース・・・冷たいハイボールがぴったりです。
職人さんがテキパキと焼くお好み焼き。
ワクワク感、ドキドキ感があって大好きな瞬間です。
待つこと15分・・・出てきました。
熱い鉄板の上で、ヘラを使って熱々を食べると言うのが広島流。
でも、今ではインバウンドの外国人ツーリストも激増・・・みんな自由な食べ方をして楽しんでいます。
最近では、「広島風と言うな!」という人も出始めました・・・関西風と差異化したいのでしょう。
小難しいことを言う人もいますが、自由に楽しむ・・・それで良いと思います。
もともとは1銭洋食と言う一般庶民の食べ物。
戦後、食べ物がない時代に、小麦粉を使って気楽に作れる食べ物として普及しました。
オフィシャルなマナーなどありません。
「麗ちゃん」「みっちゃん」・・・お好み焼き店に「~ちゃん」という屋号が多いのは、戦争で主人を亡くされた奥さんが生計を立てるために開業したからと言われています。
まさに広島人のソウルフードです。
DNAの中に刻みこまれており、たまに禁断症状にみまわれます(笑)。
広島県内には約1600の店舗があり、そのうち半分の800店舗が広島市内にあります。
コンビニ並みに身近にあるお好み焼き屋さんです。
ごちそうさまでした!
また、来ますね!
広島にお越しの際には、ハイボールとお好み焼きをお楽しみくださいね。ぜひ!
大事故にならなくて本当に良かったです。
先週、広島市の中心部・紙屋町で起こった自動車事故。
直進車と右折車が衝突・・・普通車が家電量販店エディオン本店の西館に突っ込みました。
時刻は夕方、いつもたくさんの歩行者がいる場所。
通常であれば何人もの歩行者がいるところでした。
でも、事故の時、幸いなことに歩行者はいませんでした。
本当に良かった!
痛々しい傷が残されていました。
事故を起こした運転手さんの回復をお祈りするばかりです。
安全第一!ですね。
先週、日本サッカー協会の偉いさん達が広島市を訪れました。
広島市に建設中の新サッカー専用スタジアム「エディオン ピースウイング広島」視察のためです。
収容人員3万人、地上7階建ての新サッカー専用スタジアムは、年末までに完成の予定。
日本サッカー協会の偉いさん達は、「日本のサッカーの人気拡大に意義のあるスタジアムである」「日本A代表の試合を、このスタジアムで行いたい」というコメントを出しました。
広島市の中心部のリバーサイドに造られる新サッカースタジアムは、広島の街の人の流れを変え、街の活性化に繋がることが期待されています。
総工費280億円・・・カープの本拠地マツダスタジアムが90億円ですから、その3倍以上の巨費が投じられます。
中心市街地・紙屋町、広島城とを繋ぐペデストリアンブリッジ(歩道橋)やコンコースも姿を見せ始めました。
ワクワク感があります。
ただし、心配事もあります。
プロ野球であれば3連戦が基本で週に6試合、年間140試合で進んでいきます。
一方のサッカーは週に1試合、年間でも20試合しかゲームをすることが出来ません。
新スタジアムでは、商業施設やレストランなども入るとのことですが、その集客力はあまりないと思います。
280億円というイニシャルコスト、さらに芝の管理や建物の維持などのランニングコストを考えると採算はかなり厳しいと思います。
今年までサンフレッチェ広島のホームだった広域公園の大きなスタジアム(広島アジア大会で建設)の活用をどうするかも大きな課題です。
熱しやすく冷めやすい広島市民・・・数年後、新サッカー場がどうなるか?
後世に借金、負の負債だけを遺すのではないか?心配の種がつきません。
未来を向いて前向きに考えていくしかないのかもしれませんね(笑)。
カープ、J1のサンフレッチェ広島、バスケのドラゴンフライズ、バレーボールのJTサンダース、湧永製薬ハンドボール・・・スポーツの街・広島。
スポーツで街おこし!
新しいカタチの、地方活性化の起爆剤になればいいなあと考えています。
去年から、広島県でイノベーションを起こすためのお手伝いをしています。
熱い想いを持った起業家とのコラボから、刺激をいただくことが出来ます。
米国の言語学者ジョージ・キングスリー・ジップ博士は、英語・英文の出現頻度の高い単語を調査。
1位は「the」7%、2位は「of」3.5%、3位は「and」3%という結果になりました。
この単語の出現頻度はシェイクスピアの「ハムレット」でも同じだそうです。
つまり、1位の半分が2位となり、1位の3分の1が3位になるということです。
このジップの法則は、都市人口の順位、ウェブサイトのリンク数、業界の企業規模、さらには割れたガラスの破片の大きさにも当てはまるそうです。
不思議ですね。
さらに東京23区の人口(1位/920万人)の半分は2位の横浜市(370万人)になります。
東京23区の人口(1位)の3分の1は3位の大阪市(270万人)になります。
米国のニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの人口もジップの法則が当てはまります。
広告業界でいくと1位の電通の売上は2位の博報堂の2倍あります。
言語や自然現象、社会現象に見ることが出来るジップの法則。
3対2対1に帰結するという法則です。
実に不思議・・・。
順位と規模は、「神の見えざる手」によって決まっているのかもしれません。
朝夕、かなり冷え込んで来ました。
みなさま、体調管理にお気をつけくださいね。
今年の冬、暖冬になると言われています。
でも、その前に心地よい秋を堪能したいですね。
読書と音楽、美味しい珈琲をいただきながら、まったりゆったり過ごしていこうと思います。
年末の空気感が広がり始めた広島の街です。
今年年初に設定した目標達成のために、最後の締めをしたいと思います。