僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

(9/26)臥薪嘗胆 塞翁が馬 日本

2010年09月26日 21時08分18秒 | 文学/言葉/本
臥薪嘗胆

この中国の故事成語は私の好きな言葉である。

ウィキペディア参照

旅行中
テレビを観るのは皆無。
新聞も読まなかった。
4日間、何がどう起きているかほとんどわからない。
一昨日帰宅して
ネットを開くと
トップに、「船長釈放云々」と載っていた。
え?!なぜに?どうした?
と全くニュースを観ていなかった私は驚いた。
ついこの間まで
日本は法に則り粛々と事を進めるとか言っていたはずだが。

この急展開にはきっとそれなりの訳があるのだろう、
きっと先を見越しての判断なのだろう、と思うようにしたが
どうなのだろうか。
訳がわからない。
中国では自分たちの国の勝利とか沸き立っているが
この意味がわからない。

犯罪を犯したら裁かれる、というのは文明国では当たり前である。
仮に日本がそのようなことをしたら
私たちはその日本の船が悪いのだから、相手国の法で裁かれて当然と
思うに違いない。
悪いことをしたものを盲目的に擁護することは絶対にない。
そのくらいの思慮分別は持っている。
しかし
中国はそうじゃない。
あれやこれやと制裁的措置まで声明している。
文明国とはほど遠い、前時代的なやり方を行使している。
驚いた。
そんなものか、中国は。
まだまだ世界のリーダーになれるものじゃない。

この臥薪嘗胆は
薪を枕にして寝て耐え忍び、肝を嘗めて苦労を忍ぶということだ。
いつか成功するまで耐え忍ぼう、というふうに使う。
中国は昔から自国内で覇権争いばかりで
読み物としては面白いのだが
現代において、牙を剥いたそれを見るとは思わなかった。
故事成語は大体
その戦争から出てくる言葉が多い。

呉越同舟
合従連衡
四面楚歌
そう
四面楚歌にならないように、中国。
四面楚歌なんて、悲しい歌なのに。

そして日本。
臥薪嘗胆。
塞翁が馬である。
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