「人間仏教」の意味

2016年01月18日 15時08分04秒 | 社会・文化・政治・経済


仏教は民衆のものである。
だが、かつて仏教は権力と結びつき、とくに中国では宋時代から下り坂になった。
そして権力に取り入り僧侶は大地主になった。
「人民に奉仕する」ことが仏教の根本精神であった。
仏教は本来、人間、つまり世の中の現実にどこまでも根差し、苦しむ人に寄り添う実践の中に、仏教の進めべき道がある。
「人間仏教」の意味するところは?
すすんで人を救うことを楽しみとするような精神文化を打ち立てさせ、国家社会に利益をもたらすことができることにある










空き家を活用する

2016年01月18日 14時52分16秒 | 社会・文化・政治・経済
2014年に総務省が公表したデータによると、空き家の数は全国で820万戸、ほほ7軒に1軒は空き家。
空き家によって地域全体が災害に弱くなる。
火災や倒壊の恐れもあるからだ。
また、犯罪の死角ともなる。
空き家は壊すのではなく「住む」「売る」「貸す」など利用できるはず。
「古い物は役に立たない」「古い物にはかちがない」と思っても、古いことが「味がある」「趣がある」と見る人もいる。














自分を過小評価してしまう人が多い

2016年01月18日 14時40分59秒 | 社会・文化・政治・経済
東京大学大学院で日本文学を教えるロバート・キャンベルさん
好きな日本語は「零れ(こぼれ)幸い」
江戸時代に使われていた言葉。
思いがけず訪れた幸せのこと。
苦と楽は反目せず、つながっているものと捉えて生きていた。
ひょとっとしたら、つらいと思うときこそ、小さな幸せに満ちあふれているのかもしれなせん。
僕にとっては、きょうの出会いだって最高の「零れ(こぼれ)幸い」なんです。
日本人について「自分を過小評価してしまう人が多い気がします。誰もがすごいエネルギーや可能性を秘めているはず。それを引き出すために、もっと“違い”を持つ人々と関わって、物事にいろいろな角度から光を当てて見てほしい。それによって新しい問い問いかけや発見が生まれ、自信にもつながると思います。そういう仕掛けやチャンスを、学生たちに与えていきたいですね」















歩行による活動が減少

2016年01月18日 14時20分09秒 | 日記・断片
人は加齢に伴い歩行による活動が減少する。
わずか直線にして600㍍の距離なのに自動車。
また、直線にして200㍍なのにバイクで買い物。
重い荷物を持って歩くのを避ける。
歩いた方が早い場合もある。
一方通行の道も多い八重洲地区。
ポスティングをするなら断然歩きである。

午前4時30分に起きた家人は雨で安心した。
1昨年の大雪の日、パート先のキャノンまで約45分歩いて行った家人は膝を痛め、それ以来、雪を心配していた。
東京に雪が積もり、北に位置するの取手市内は大雨。
強風の中、当方は4時40分散歩へ行く。
ビニール傘が壊れるほどの強風。















取手市議選 投票は24日

2016年01月18日 13時33分43秒 | 医科・歯科・介護
任期満了にともなう取手市議選が1月17日スタートした。
定数は現行の26議席から2減となった。
現職24人、元職1人、新人7人の計32人が立候補した。
新人に有望な候補者もいて、現職が落選する可能性も少なくないとされている。
昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は9万1368人。
投票は56か所で行われ、24日午後7時から取手勤労青少年体育センター(取手市役所に隣接)で開票される。













医薬品リスク管理計画の掲載のお知らせ ( 2016/01/18 配信)

2016年01月18日 13時19分01秒 | 医科・歯科・介護
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━┓

医薬品リスク管理計画の掲載のお知らせ
( 2016/01/18 配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

今般、「RMP提出品目一覧」のページを更新しましたのでお知らせします。
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/items-information/rmp/0001.html


RMP提出品目一覧に、以下の医薬品のRMPを新たに掲載しました。

■販売名:エリキュース錠2.5 mg/5mg
一般名:アピキサバン
製造販売業者:ブリストル・マイヤーズ株式会社

■販売名:ミティキュアダニ舌下錠3,300JAU、10,000JAU
一般名:(なし)
製造販売業者:鳥居薬品株式会社

■販売名:レブラミドカプセル2.5mg/5mg
一般名:レナリドミド
製造販売業者:セルジーン株式会社

■販売名:アレルゲンスクラッチエキス陽性対照液「トリイ」ヒスタミン二塩酸塩
一般名:ヒスタミン二塩酸塩
製造販売業者:日本たばこ産業株式会社


※前週分の新規RMP掲載をとりまとめてお知らせさせていただきます。


RMPの詳細については、医薬品・医療機器等安全性情報No.300、324にも
解説されていますのでご参照ください。

















詰まるのは喉だけじゃない…

2016年01月18日 13時17分40秒 | 医科・歯科・介護
おいしい餅の危ない話
日経メディカル 2016年1月14日 連載: 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
薬師寺泰匡(岸和田徳洲会病院救命救急センター)
 今年も、年始に餅を喉に詰まらせて救急搬送される人が報道されておりました。東京都内だけでも1月3日までに19人が搬送され、2人死亡したそうです(報道)。当院にも搬送されてまいりました。
 この時期は、世間でも餅による窒息の注意喚起が行われますが、犠牲者は毎年出続けています。海外メディアもこの日本の特殊な状況に着目しており、2011年1月4日のウォール・ストリート・ジャーナルでは、「Mochi: New Year’s Silent Killer」という見出しで紹介されていました(記事)。

 年齢とともに嚥下機能が低下し、誤嚥しやすくなることはよく知られております。誤嚥性肺炎も、50歳を皮切りに、加齢と共に増加すると言われております。食物の誤嚥は、咀嚼能力の低下、嚥下能力の低下、喀出能力の低下など、さまざまな原因が絡み合って起こることですが、このサイレントキラーはただの食物誤嚥とはわけが違います。

 餅は火を入れると柔らかくなりますが、口腔内に入れたり、入れる前に冷ましたりということをして体温に近くなると再度硬くなる性質があります。したがって、ただ小さくすれば良いかといえばそうでもなく、口の中で性質が変化して粘性を高めるので、他の食べ物よりも危険性が高くなります。これが、サイレントキラーとして暗躍したる特性と言えます。

 僕が担当した中で最も若い餅の誤嚥窒息は40歳の男性でした。一時はCPAになったものの、幸運なことになんとか独歩退院されました。しかし40歳の元気な人も犠牲になる可能性があるのですから、本当にあなどれません。

■一番危険なのは餅か?ゼリーか?
 餅の実際の危険度はどのくらいなのかということは、僕も実臨床をやっていて疑問でした。一時期こんにゃくゼリーの危険性が話題になりましたが、普段臨床をやっていると餅以外の誤嚥窒息症例も多く経験するので…。これに関しては、厚生労働省が以前「食品による窒息事故に関する研究」ということで食餌性窒息のまとめをしています(食品による窒息事故に関する研究結果等について)。

 研究が行われた2008年時点で食餌による気道閉塞は年間4000例を超え、年々増加傾向だったそうです。で、献立が確認できた432例のうち、原因食品として最も多かったのは「穀類」(211例)という結果でした。内訳は多い順に餅(77例)、米飯(おにぎりを含む、61例)、パン(47例)、粥(11例)となっていたようです。炭水化物は比較的詰まりやすい傾向にあり、特に「餅」が最多でした。ただ、段違いに餅が詰まるかといったらそんなわけでもなさそうです。鬼の首を取ったように「餅」を禁止して喜んでも、そのすぐ背後には、普段から登場する機会の多い米やパンが控えているのです…。
 正月は特に餅を食べるので、患者が集中して発生しますし話題になりますが、誤嚥窒息患者は年間通して大勢搬送されております。窒息した場合は数分で絶命するので、残念ながら僕ら救急医にできることが少ないという場合も多々あります。どうしたらいいんでしょうか?

 観察研究ではありますが、食物を詰まらせた時にバイスタンダーCPRが行われた、つまり周囲の人が胸骨圧迫をしていたほうが予後良好であるという報告があります。またこの文献では、救急隊到着前に吐き出させようと努力したかどうかは予後を左右しないという可能性も示唆しています。助けたければ、意識消失したり反応が鈍くなったりした瞬間から躊躇なく胸骨圧迫を開始することが重要かもしれません。
Kinoshita K, et al. Relationships between pre-hospital characteristics and outcome in victims of foreign body airway obstruction during meals. Resuscitation. 2015 Mar;88:63-7.
 とはいえ、人間である以上誤嚥は避けきれないというのが現実です。市民レベルでCPRを普及させたり、ハイムリック(腹部突き上げ)法を普及させたり、救急隊のアクセスを向上させるなどの対応を考える必要があると思いますし、食事の際に注意するという啓蒙ももちろん重要だと思うのですが、餅をなくしても、ゼリーをなくしても、長生きすればそれだけ機能が低下して結局何かを詰まらせて死んでしまうのが人間だと思います。今、日本国民に求められているのは、誤嚥とどう向き合うのかというもっと根本的問題のような気もしています。

 好きなものを食べて死を甘受するのか、ミキサーを使ったりしてリスク回避しつつ妥協してでも細く長く餅を食べ続けるのか、リハビリや筋トレで加齢に抗うのか…。いつかは直面する問題なので個々がしっかり考える必要があります。餅(に限らずですが…)を詰まらせ、救急搬送され一命は取り留めたものの、すでに低酸素脳症となっており、意識は徐々に改善したけれども完全に元通りとはいかず、もちろん嚥下機能もさらに荒廃して自分で栄養摂取できなくなる――。こういうことだって、いつでも誰にでも起こり得ることです。毎年、誤嚥窒息で死亡する人がクローズアップされますが、生存したものの元通り元気にはなりきれない人達がいるということも忘れてはなりません。
■窒息だけじゃない、〇にも詰まる!
 さて、そんなサイレントキラー「餅」なのですが、死に至るまでとはいかなくとも、私たちを苦しめることがあります。実は、餅は腸閉塞を起こすこともあるのです。前述の通り、温度が下がると硬くなるので、腸管で詰まってしまうのです。当院、餅窒息はもちろんなのですが、餅腸閉塞らしき人も何名か搬送されました。

 餅による腸閉塞は、病歴がとても大事になることは言うまでもないです。ただ画像的にも特徴があるので、一度餅による食餌性腸閉塞を見たことがある人は忘れないと思います。餅は腹部CTでHighに写ります(参考)。

 写真の赤丸の下半分、腸管内の白いのがおそらく餅です。そして、上半分の部分が餅による閉塞部分です。治療としては排出されるのを待つしかないのですが、かなり痛そうです。餅はこんな形でも我々を苦しめますので、この時期に腸閉塞らしき患者を見たら餅を念頭に置いておきたいところです。

 ここまで、餅の悪いところばかり書いてしまいました。餅の良い点も書いておきます。

(1)おいしい
(2)保存しやすい
(3)縁起をかつげる

 他にあったらすみません。しかし、命を掛けるほどのメリットかは再考の余地あり…。たかが餅、されど餅。まだお尻に詰めた人までは見たことがないですが、今後も注意が必要な食べ物です。







numata727 さんが 2015年01月17日 に書かれた記事をお届けします

2016年01月18日 13時16分33秒 | 医科・歯科・介護
「莫大な財産」

利根様、どんなに幸福であっても、この手紙を誰にも見せないことを約束してください!!!まずこの素晴らしい秘密の手紙を読んで、自分の目で確かめてください!利根様、あなたのミステリーコンテナがここにあります。利根様、「啓示の出現」により、私は、私が持っているこの宝のチェストの中身をあなたに見せることができます。あな...
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仏,強制的に急性期から老人病院へ

2016年01月18日 13時14分14秒 | 医科・歯科・介護
日医が医療制度視察報告書
『イギリス型に近づくフランス医療』
m3.com 2016年1月8日 (金) 配信 高橋直純(m3.com編集部)
 日本医師会の鈴木邦彦常任理事は1月6日の定例記者会見で、フランスの医療制度の視察結果をまとめた報告書『イギリス型に近づくフランス医療-日本は既存資源の活用が重要-』を紹介した。日本医師会・民間病院フランス医療・福祉調査団が2015年4月から5月にかけて視察した内容で、調査団長を務めた鈴木氏は、フランスでは地方医療庁(ARS)が強制的に病院の機能転換などを行っており、「ARSの強権的な姿勢が印象に残った」と報告した。
 調査団の訪仏は2008年、2011年に続いて3度目。鈴木氏はフランスの医療体制について「(初回の調査時)日本は特殊と思っていたが、フランスはそっくりでうれしく思った」と説明。両国の医療体制の特徴として、医療へのアクセスの良さが長寿に貢献しているとして、(1)平等な国民皆保険制度、(2)実質的にフリーアクセスの確保された自由な開業医制、(3)重度者が気軽に利用できる療養病床を含めた入院医療の充実――の3点を指摘した。
 一方でフランスでも公的コントロールの強化により、公費負担主体の医療やユニバーサルヘルスケアを特徴とするイギリスのNHSに近付いているという。2010年に設立されたARSは強制力を持って地域医療計画を立案・実行しており、調査団が訪問したパリ赤十字病院では、急性期から老人病院に転換させられていた。3つの透析センターが1つに集約される事例などもあり、鈴木氏は「現地では『恐怖のARS』、『必要悪』などと呼ばれていた」と話す。
 フランスでは2004年からかかりつけ医制度が導入され、16歳以上はかかりつけ医を選択することが義務付けられた。一方で、かかりつけ医を自由に変更できたり、専門医を受診した後にかかりつけ医の紹介状を求めることも制度上可能になっている。パリ大学の教授も「経済効果はあったとは言えないが、これまでの仕組みを変えなかったので上手くいった」と分析しているという。
 鈴木氏は報告書の中で「イギリスのように全ての診療所をGP化するのは無理があり、同じ社会保障制度のフランスなどを参考にしながら、現状のかかりつけ医機能を充実・強化し、日本型を構築していくことが必要」と指摘している。
 日本医師会・民間病院フランス医療・福祉調査団は、鈴木氏も含め、大学教授や民間病院院長など総勢13人。2015年4月26日から29日までと、5月3日から10日までの日程で、 フランスの病院や保健省 などを訪問した。報告書は計400ページで、13のレポートのほか、質疑応答の書き起こしや講義資料なども掲載されている。報告書に関する問い合わせは、鈴木氏が理事長を務める医療法人博仁会の管理部(電話:0295-53-2170)。



















新医学部 競争率24.6倍

2016年01月18日 13時12分55秒 | 医科・歯科・介護
東北医科薬科大 医学部 13日願書締切
河北新報 2016年1月14日 (木)配信
 東北薬科大(仙台市青葉区)は13日、新設する医学部の入試出願を締め切った。同日午後3時現在、定員100人に対して2460人が出願しており、競争倍率は24.6倍程度となる見込み。大学独自の修学資金枠に人気が集中した。
 修学資金を貸与するA方式枠(定員35人)とB方式枠(同20人)、貸与しない一般枠(同45人)で併願が可能。第1希望は修学資金枠(A、B両方式の合計)が1634人(競争倍率29.7倍)、一般枠が826人(同18.4倍)だった。
 学費は6年間で3400万円。A方式は3000万円が貸与される。B方式は1500万円が貸与され、さらに各県の修学資金制度も利用できる。
 東北医学受験ゼミナール(青葉区)は「A、B両方式の志願者は国公立大医学部との併願者が多く、平均的私立の医大、医学部より難易度が高くなるのではないか」と分析した。
 貸与された修学資金は卒業後の一定期間、東北各県の提携病院に勤務すれば返済が免除される。勤務地は、A方式が宮城県に30人と他の5県に各1人、B方式が宮城以外の5県。
 1次試験(学力、小論文)を2月1日、2次試験(面接)を同13日に実施し、合格発表は同19日。薬科大は新年度、医学部新設に合わせて「東北医科薬科大学」に改称する。















新薬治験で1人脳死、5人入院 

2016年01月18日 13時11分44秒 | 医科・歯科・介護
 仏当局が調査 
CNN.co.jp 1月16日(土)11時56分配信

【CNN】 フランスの複数の保健当局者は15日、同国で行われていた新薬の治験に参加した1人が脳死と宣告され、5人が入院していることを明らかにした。フランス保健省は「深刻な事故」とみて調査を進めている。

最初の患者に症状が表れたのは10日で、北西部レンヌの病院に入院。医師らによると、患者4人は神経系統が損傷し、恒久的な障害が残る可能性がある。他の1人は症状を示していないものの、医師の監視下に置かれている。

治験を行った会社はウェブサイトで、治験は「国際的な規定を完全に順守する形で」行われ、「すべての段階で自社の規定する手続きにも従った」としている。

マリソル・トゥーレーヌ保健相は15日の記者会見で、治験は中止になったと述べた。保健当局者が残りの治験ボランティアに連絡し、有害な事象の発生について周知している。

治験では、不安感や運動障害の治療を目的として鎮痛剤の使用が試されていた。内因性カンナビノイド系に作用する設計だった。初期の報道では大麻との関連も指摘されたが、トゥレーヌ保健相は薬に大麻や大麻からの抽出物は含まれていないと強調した。

治験には健康と診断された18~55歳の計128人のボランティアが参加。薬は量を変えて90人に投与され、残りは偽薬を投与された。

投薬は1月7日から開始。治験は「フェーズ1」と呼ばれる段階で、人間が服用しても安全かを見極めるのが目的とされる。初期段階の治験で激しい有害事象が現れるのは異例。

薬を開発したポルトガルの製薬会社は声明で、これまでに新薬を投与された患者では「中程度から重度の有害反応は一切なかった」と述べた。

保健省は治験の手順や医療施設の衛生状態に問題がなかったか調べる方針。

中医協が意見募集

2016年01月18日 13時09分40秒 | 医科・歯科・介護
平成28年度診療報酬改定について現場や国民から
平成28年1月13日
中央社会保険医療協議会
〔事務局:厚生労働省保険局医療課〕
 
「平成28年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)」に関するご意見の募集について

平成28年度診療報酬改定について、皆様からのご意見をお聞かせいただきたいと思います。
 平成28年度診療報酬改定については、平成28年1月13日に厚生労働大臣から中央社会保険医療協議会(以下「中医協」という。)に対し、昨年末の予算編成過程で決定された改定率と、社会保障審議会医療保険部会・医療部会において策定された「平成28年度診療報酬改定の基本方針」に基づいて診療報酬点数の改定案を作成するよう、諮問が行われました。
 これを受けて、当協議会では、平成28年度診療報酬改定に向けて、当協議会においてこれまでに行われた議論を踏まえた一応の整理として、「平成28年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)」を取りまとめました。(取りまとめに係る当協議会の議論の内容については、後日、厚生労働省のホームページに議事録等が掲載される予定です。) 今後は、この「現時点の骨子」を基に具体的な議論を行っていくこととしておりますが、医療の現場や患者等国民の皆様のご意見を踏まえながら、幅広く議論を進めるという観点から、今般、以下の要領により「平成28年度診療報酬に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)」に対するご意見を募集することといたしました。
 いただいたご意見については、今後、中医協の場等で公表させていただく場合があります(個人が特定されるような情報は秘匿いたします。)。
 また、ご意見に個別に回答することは予定しておりませんので、その旨ご了承下さい。
•※「平成28年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)」の内容はこちら(PDF:534KB))
•※厚生労働省のホームページはこちら
•参考1 「平成28年度診療報酬改定の基本方針」(PDF:254KB)
•参考2 「平成28年度診療報酬改定について(改定率)」(PDF:97KB)
-----------【意見提出用様式】-----------  (Excel:56KB)  (PDF:196KB)
【ご意見受付期間】
平成28年1月13日(水)~1月22日(金)〔必着〕
【提出先】
○ 電子メールの場合
•kaitei@mhlw.go.jpまでお寄せ下さい。
•メールの題名は「平成28年度診療報酬改定に関する意見」として下さい。
•ご意見につきましては、必ず上に示す様式に記入の上、ファイルを電子メールに添付して提出していただきますようお願いいたします。
○ 郵送の場合
 送付先 〒100-8916
東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省保険局医療課 平成28年度診療報酬改定への意見募集担当宛
郵送による場合も、ご意見につきましては必ず上に示す様式に記入の上、提出していただきますようお願いいたします。
※ 電話によるご意見はお受けできかねますので、あらかじめご了承下さい。

16年度改定の骨子まとめる

2016年01月18日 13時08分13秒 | 医科・歯科・介護
かかりつけ薬剤師の評価手厚く
薬事日報 2016年1月15日 (金) 配信
 中央社会保険医療協議会は13日、2016年度診療報酬改定の基本方針や改定率について、塩崎恭久厚生労働相から諮問を受け、これまでの議論の整理を改定の骨子としてまとめた。かかりつけ薬剤師の評価や残薬削減への取り組み、対人業務に関する薬剤服用歴管理指導料を充実させる一方、大型門前薬局の調剤基本料の評価を見直すと共に、特例対象範囲を拡大すること等を盛り込んだ。中医協は今後、パブリックコメントや22日の地方公聴会で医療現場や国民の意見を聴き、今月下旬から個別の点数配分の議論に入る。
 骨子で重点課題に位置づけられた地域包括ケアシステムの推進では、かかりつけ薬剤師が処方医と連携して患者の服薬状況を一元的、継続的に把握して服薬指導を行う業務を薬学管理料として評価することに加え、地域包括診療料・地域包括診療加算が算定される患者にかかりつけ薬剤師が業務を行う場合、調剤料、薬学管理料に関する業務を包括的な点数で評価するとした。
 基準調剤加算は、在宅訪問の実施、開局時間、相談時のプライバシーへの配慮などの要件を見直すとした。また、多職種連携の強化に関して、特定集中治療室等の高度急性期医療を担う治療室に薬剤関連業務を行う薬剤師を配置し、多職種の連携を推進している場合を評価することを盛り込んだ。
 重点的な対応が求められるかかりつけ薬剤師・薬局の評価・適正化では、対人業務の評価を充実させるため、薬剤服用歴管理指導料について、初回来局時の点数より2回目以降の来局時の点数を低くするほか、調剤後の継続的な薬学的管理を進めるため、患者宅にある服用薬を保険薬局に持参させた上で管理・指導を行うことで残薬削減に取り組むことを評価する。
 分割調剤については、現行の対象に加え、やむを得ない事情がある場合に活用することを可能とし、これに伴い分割調剤を行う場合の調剤基本料の評価を見直すとしたほか、内服薬の調剤料や一包化加算の評価も見直し、対人業務に関わる薬剤服用歴管理指導料等の薬学管理料を充実させることを盛り込んだ。
 効率化、適正化分野では、後発品の使用促進に向け、薬局での後発品調剤体制加算の要件見直しに加え、特定の保険医療機関の処方箋割合が高く、後発品の調剤数量割合が低い保険薬局については基準調剤加算を算定できないようにする。
 大型門前薬局の評価の適正化では、現行の調剤基本料の特例対象範囲を拡大すると共に、規模の大きい薬局グループであり特定の保険医療機関の処方箋割合が極めて高い、いわゆる大型門前薬局の調剤基本料の評価を見直すとした。

厚労相「原因調べ対応」

2016年01月18日 13時06分17秒 | 医科・歯科・介護
化学工場のぼうこうがん
共同通信社 2016年1月15日 (金)配信

 塩崎恭久厚生労働相は15日の閣議後記者会見で、福井市の化学工場の従業員5人がぼうこうがんを発症した問題に関し「原因をしっかり調査し、結果に応じ対応する。労災申請があれば、迅速、丁寧な対応をしたい」と述べた。
 問題があったのは、染料・顔料の原料を製造する三星化学工業(東京)の福井工場。ぼうこうがんを引き起こすとの指摘がある物質「オルト―トルイジン」を扱っていた。