2分間スピーチのための原稿

2016年01月09日 06時57分43秒 | 日記・断片
「地面の下に根があって、茎が出て、それから花が咲くようなもので、その花を文章にたとえれば、根と茎の問題が片付かなくては、花は存在できないわけである」
作家・吉行淳之介さん「私の文章修業」
作家は花を表現するに、葉の形、葉の表や裏、さらに茎と根元にも注視する。
作家は1行の真実を伝えるために、100行の雰囲気を用意する―太宰治はそのように何処で書いていた。
地域の会合のための2分間スピーチのための原稿を前夜、パソコンに入力したのに、保存されていなかった。
千葉県の船橋に行く前に、再度、2分間スピーチを入力。
それを読んでいたら3分の2で2分が過ぎた。
家人は「尻り切れトンボの方が、聞く人に受けよ。文章を縮めないでそのまま読んだら」と笑う。
合議体では3分間が原則。
意外とその3分間も難しい。













中東から嫌われていないという財産

2016年01月09日 06時29分54秒 | 社会・文化・政治・経済
昨夏の安保法制での議論をみて感じたが、多くの日本人が恐れているのは「米国に巻き込まれること」なのだろう。
イラク戦争の時、日本はすかさず米国を支持した。
これは第二次大戦後一貫してきた構造だ。
しかし、理由があったアフガニスタンとは違ってイラクは介入の名目もなりたたない不当な軍事介入だったことがわかり、米国さえ非を認めたのに日本政府は認めようとしない。
その一方で「米国についていったらとんでもないことに巻き込まれてしまう」とい思いが国民の中で大きくなった。
その反省と教訓が集団的自衛権に対する国民の否定的な感情の根っこにあるのだと思う。
日本には長年の平和外交で築いてきた信用がある。
中東から嫌われていないという財産は欧米にはない独自の戦略として使える。
日本の「テルとの戦い」では重要な要素になるはずだ。
米紙ニューヨーク・タイムズ東京特派員・ジョナサン・ソーブルさん

テレビ番組の低俗さにも呆れる

2016年01月09日 06時14分41秒 | 日記・断片
新聞の読者の欄の投稿に共感することが多い。
国民の率直な気持ちの反映である。
柳田邦男さんの指摘であるが「権力国家にこの国が突入している」。
国民は懸念しているのだ。
「日本にとって悪夢が始まる」とのテロ集団の敵対姿勢にたいする我が国の対応。
「テロ対策の基盤は国民の理解だ」
「国民がどこまでその限度を捜査当局にゆだねるか―といことになる」
国の責務を国家権力で国民にも押しつけるように聞こえるのだ。
また、テレビ番組の低俗さにも呆れる。
下着1枚つけた男性のお笑タレント。
そんなのが芸になるのか?
「安心してください。はいてますよ」
ばかばかしくなる。
実に不快なのだ。
さらに「料理」が絡む番組ばかり。
そればかりしか伝えることはないのか?

居留守を遣うので会えない

2016年01月09日 05時55分00秒 | 日記・断片
6回も木製のドアをノックしたら、ようやく知人の三田さん(仮名)が出てきた。
チャイムが壊れている。
「居ないのかな」と鉄製の門を閉めたら、「誰?」と相手の声がした。
午後2時ごろも訪問したが留守であった。
午後6時に再度訪問して会えたので、用件を伝えることができた。
カラオケ教室(午後1時~5時)に行ってきたそうだ。
次の金曜日に、その教室を覗いてみることにした。

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今朝、午前4時友人の三田さん(仮名)家の前を通ったら、玄関と台所の電気が点いていた。
カーテンから部屋の灯りも漏れていた。
居留守を遣うので会えない。
会いたくない気持ちなのだろう。
用件を伝える必要があるが、相手は拒否している。
拒絶する動機もあったのだろう。
そっれを聞いてみたいのだが・・・