<参考>
映画史の裏に隠された物語は、表舞台の華やかさとともに楽しめるエピソードが満載。
“偉大なる芸術”と呼ばれる映画がどのように誕生をしたのかを、世界で初めて映画が撮影された現場を舞台に伝えていきます。当時の映画俳優や特殊効果などの驚きに満ちたストーリーにも触れています。マーク・カズンズ監督(イギリス、2011制作)
【内容】
はじまりのエピソードでは、偉大なる新たな芸術の形、映画の誕生を描きます。
最初の映画が作られた建物の中で撮影を行い、お金やマーケティングからではなく、ひらめきと情熱こそが映画を前進させてきた事実に触れます。
最初の映画俳優や接写、特殊効果の裏話があり、そのことが後に神話となっていく過程に迫り、やがて、ハリウッドへとたどり着き今の繁栄を知るのです。
映画創成期の1番の売れっ子脚本家は女性という驚きに満ち溢れている作品です。
ハリウッドの成り立ちからメジャー・スタジオの誕生によって、映画スケールが拡大されたなかで誕生したアメリカ映画産業の功績。
それに対して反抗する形で生まれた新しい映画の歴史を紐解きます。
マーク・カズンズ監督(イギリス、2011制作)
1920年代における興味深い映画の物語は、どのようにハリウッドが華やかで煌びやかなエンターテイメント産業へと成長していったかに触れます。
チャーリー・チャップリンやバスター・キートンといったスター監督が現れた煌めきの一方で、ロバート・フラーティ、エリッヒ・フォン・シュトロハイム、カール・セオドア・ドレイヤーなどの映画の成熟さを唱える一面もありました。
第3回「世界中に現れた巨匠たち」
【作品概要】
娯楽映画が全盛期を迎えた1920〜30年代初期は、輝かしさに反抗するかのように、新たな映画を生み出す各国の巨匠に迫ります。
日本からは小津安二郎監督、溝口健二監督の魅力について、監督の映画に数多く出演した香川京子が語ります。
マーク・カズンズ監督(イギリス、2011制作)
1920年代は世界の映画にとって黄金時代と呼ばれ、その時代の話を取り上げたものです。
パリ、ベルリン、東京などを訪れて、映画製作者たちがメディアしての表現を大きく押し広げていっことを検証。
ドイツ表現派、エイゼンシュテインのモンタージュ技法、シュルレアリスムなどは、情熱的な新しい映画撮影の動きでしたが、中国、日本映画の栄光や、偉大だが、今は忘れられてしまった映画スター、阮玲玉の感動の物語などを取り上げたものです。
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ナチスのパリ進攻
フランス映画界は諦めムードの流れへ
ナチスの女性監督の果たした役割
レニ・リーフェンシュタール
ja.wikipedia.org/wiki/レニ・リーフェンシュタール
レニ・リーフェンシュタール(独: Leni Riefenstahl)、本名ベルタ・ヘレーネ・アマーリエ・リーフェンシュタール(独: Berta Helene Amalie Riefenstahl、1902年8月22日 - 2003 年9月8日)は、ドイツの女性映画監督、写真家。
世界最年長のスクーバダイバーでもあった。
近年ではレニを「レーニ」と表記される例も見られる。
国家社会主義ドイツ労働者党政権下のナチス・ドイツで製作されたリーフェンシュタールの映画作品、とりわけベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』と1934年のナチス党大会の記録映画『意志の勝利』がナチによる独裁を正当化し、国威を発揚させるプロパガンダ映画として機能したという理由から「ナチスの協力者」として批判され、戦後長らく黙殺された。
リーフェンシュタールは1970年代以降、アフリカのヌバ族を撮影した写真集と水中撮影写真集の作品で戦前の映画作品も含めて再評価の動きも強まったが、ナチス協力者のイメージは最後まで払拭できなかった。
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