化学療法を拒否する自由

2018年01月24日 18時08分17秒 | 医科・歯科・介護
手の痺れを訴えた。
医師はそれを聞き「どうしようかな」とつぶやく。
「1周見送ろうか」とも首をひねるが、意を決したように、「容量を80%に抑えて調剤する」と判断し、化学療法を行うことを選択した。
「大丈夫なのか?」と患者の立場で不安となる。
元々、医療不信の立場で、疑心暗鬼となる。
案の定、懸念が現実のものとなる。
定められた化学療法には体に限度がある-つまり体は悲鳴をあげていたのだ。
個人差の問題であろう。
自己主張を封印したことが悔やまれる。
化学療法を拒否する自由もあるはず。
今さらながら自身の予感や直感を大切にしたいと思う。

一念の違い

2018年01月24日 14時27分25秒 | 社会・文化・政治・経済
<できない>と決めつけてしまう自分の気持ちの弱さ。
どうしたら勝てるのかを考え抜く。
高い目標や壁に直面した時、闘争心を燃やして立ち向かうのか。
無理だと諦め半分で立ちつくすのか。
一念の違いで、結果は大きく変わってくる。
諦めたら、その瞬間に力は出なくなる。
諦めるのも限界をつくるのも破るのも自分自身。
野球を観ていて想うのであるが、打者なら常にフルスイングである。
投手、捕手を警戒させることだ。

カードローン破産

2018年01月24日 12時16分47秒 | 社会・文化・政治・経済
年収の3分の1以上、借り入れる利用者が30%、うち13%は2分の1を超えている。
会社員なら、返済するのは困難な状態。
カードローンの貸し付け残高は急増、最近5年で約1・7倍の5兆7000万円に膨張。
規制に及び腰な主管官庁。
利用者の生活破綻を助長している。
独身者のみならず家庭がれば、悲惨となる。

カードローン破産


安心と利便性を売りに急拡大している銀行カードローン。
しかし高金利や返済能力を超えた過剰融資で自己破産に陥る人も急増。
日弁連は「多重債務問題の再燃だ」とする意見書を提出し、金融庁も調査に乗り出している。
銀行と消費者金融がタッグを組んだカードローンビジネスの意外な実態や、カードローンの収益に頼らざるを得ない銀行の苦悩に迫る。
手続きは30分。
銀行だから安心。
こうした、うたい文句で利用者を急速に増やしています。
50代 女性
「これが50万円。
こちらが2冊で130万円。
4社ですね、合計すると250万円くらい。」

女性の年収は200万円。
4つの銀行から借りたカードローンの総額は、それを大幅に上回っていました。
7年前に銀行カードローンを利用し始めた女性。
きっかけは、夫との離婚。
引っ越し代などの急な出費をパート収入だけでは、まかなえませんでした。
その時、テレビのCMで見たのが地元銀行のカードローンでした。
若者もシニアも破産急増!?銀行カードローン - NHK クローズアップ現代

「戦争と青春」 映画「花筐/HANAGATAMI」

2018年01月24日 11時53分08秒 | 社会・文化・政治・経済
受けとめるちから(感受性、反応する、吸収する、共感 納得 感動 驚き 刺激など)
日々、アンテナから伝えるべきことを拾い集める。

映画「花筐/HANAGATAMI」(大林宣彦監督)
作家・檀一雄の純文学作品(初期短編)の映画化。
小説は架空の海辺の町が舞台だが、
大林監督が生前の壇に会った際、佐賀県の唐津を勧められた。
それから40数年後の映画化だった。
1977年の『HOUSE ハウス』より以前に書き上げていた脚本を映画化した作品。
原作は日中戦争が始める前、きな臭くなる時代を背景に、奔放、あるいは純粋に生きよう生きようとする若者たち。
映画には、壇と同時代を生きて交流もあった太宰治、中原中也らの名も出てくるが、とりわけ兵役で28歳の若さで戦病死した監督・山中貞雄への思い入れは深いようだ。
『この空の花』、『野のなななのか』に続く戦争3部作の最終章で、1941年の太平洋戦争勃発前夜の佐賀県唐津市を舞台としている。 大林監督が、がんで余命残りわずかと宣告を受けた直後の2016年8月にクランク ...
監督はがんと闘いながら「戦争と青春」を見すえ、この映画に深く時代へのメッセージを込め、さまざまな映像美も追い求めた。
「青春が戦争の消耗品だなんてまっぴらだ!」といカギとなるセリフがある。
それは、38年うまれの元「軍国少年」大林監督の言葉でもあり、この映画の最大のモチーフである。
毎日新聞・客員編集委員の玉木研二さんの文章を、今日は受けとめた。

捜査に「もしも」の教訓

2018年01月24日 06時59分45秒 | 社会・文化・政治・経済
全国で2016年だけでも8万4850人もの行方不明者届け。
5万3319人(構成比65.0%)、女性が2万8716人(構成比35.0%)と、. 男性の割合が高い。
年代別では10歳代の20・2%が最も多く、20歳代の18・9%が続く。
若者が多いのは家出が原因とみられる。
大半は1日足らずで見つかるか、自ら帰ってくる。
事件や事故に遭った恐れがある「特異行方不明者」は5万6115人。
不明者の7割が1週間以内に見つかっている。
家族らが本人の歯ブラシや毛髪などの提出に応じれば、採取したDNA型を警察庁のDBに登録。
今年9月末時点で約4000人分がDBに登録されている。身元不明遺体 ...
座間事件では、被害者9名全員の行方不明者届が出されていた。
携帯電話の位置情報によると、17歳の2名(福島、埼玉)は、3日以内に相前後して現場から約20メートルの基地局エリアで足取りが途絶えていたという。
6人目と7人目に犠牲になった被害者のケース。
では、なぜ警察は事件を防げなかったのか。
捜査に「もしも」の教訓
防犯カメラさえ調べておけば。
初動捜査の「差」
最後の犠牲者で防犯カメラを調べた。
過去の映像確認より現在進行の捜査を優先したため-と神奈川県警が説明。

他者嫌い 確信の揺らぎ

2018年01月24日 06時29分51秒 | 沼田利根の言いたい放題
幼児化する現代人

「この子が好きだ」
「あの子が嫌い」


現代は「ネオ・ナショナリズムの時代」である。
フランスの国際政治学者のB・バディさん
その背景にあるのは、恐れと不安と嫌悪。
韓国嫌い、中国嫌いなど。
他者を嫌い攻撃的になる。
米国嫌いもある。
他者嫌いは、自らの存在に対する深い不安がある。
支えのなくなった現代人の情動。
グローバル化の進展はさらに拍車をかけ、生の意味を揺さぶる。
日本でも所得格差が拡大し、社会階層が分断される。
かつての中間層が落ちぶれる。
生活に余裕がなく、理性の声を聞く能力も低下していく。
寛容を失い、粗野な情動から排他的になっていく。
生の困難から、他者への憎悪へ転化していく。
それは自信の喪失でもあろうか。
確信の揺らぎ

1月23日(火)のつぶやき

2018年01月24日 03時27分52秒 | 医科・歯科・介護