いじめ早期発見へ アプリ

2018年01月28日 18時45分37秒 | 医科・歯科・介護
公明新聞:2018年1月27日(土)付
匿名で報告・相談可能に
全市立中学校の生徒が対象
茨城・取手市
いじめの早期発見、早期対応に向かって―。茨城県取手市は、匿名でいじめを通報できるアプリ「STOPit(ストップイット)」を今月から随時、全市立中学校の生徒(現在の3年生は除く)が無料でダウンロードできるようにしている。県内では初めての取り組みで、実現までにはいじめ撲滅へ真摯に取り組む公明議員の闘いがあった。

公明の提案から市が導入


取手市では、2015年11月に市立中学校の生徒が、日記に「いじめられたくない」などと書き残して自殺する痛ましい事態が起こった。
この問題は現在も県の調査委員会が、自殺に至った背景などを調査している一方、市教育委員会は、いじめがあった事実を認めている。
公明党の染谷和博市議は、二度と深刻な事態を繰り返さぬため、いじめを発見し対応するための適切な対策の実施を決意。
千葉県柏市などで先行導入している同アプリを製作した会社の代表から直接話を聞き、同アプリの効果を確かめた上で、17年6月定例会で導入を提案した。

同市教育委員会の倉持正教育部長は、先ごろ市議会公明党(斉藤久代幹事長)のメンバーと懇談した際、同アプリ導入の経緯について、「染谷議員から提案してもらい、アプリの説明を受けて判断した」と指摘。
柏市の先進例では、アプリを導入したことにより相談件数が増えていることから、同市のやり方を参考に取り組みをスタートさせていると説明した。
その上で、「傍観者をなくすため、匿名アプリであることを強調して通報を増やしたい。学校と教育委員会でしっかりと対応していくというメッセージを発信していきたい」と話した。

通報アプリ「STOPit」は、14年に米国で開発されたスマートフォン用アプリ。いじめを目撃した生徒や被害者が匿名で報告・相談できるのが特徴で、文章や写真・画像などを送り、匿名のまま送信先とやりとりができる。
送信した情報は市教育委員会に送られ、内容に応じて各中学校や各種関係機関と連携した上で対応する。
報告・相談は24時間受け付けているが、対応可能な時間は原則午前9時~午後5時のため、緊急時は、アプリに登録されている「24時間子供SOSダイヤル」などに直接電話できる仕組みになっている。

同教育委員会は現在、学校でのいじめについて(1)未然防止(2)早期発見(3)早期対応―をめざして取り組んでいる。アプリの導入に併せて、「脱いじめ傍観者教育」と題した授業を行い、同アプリの使い方にとどまらず、一人一人が傍観者にならないための教育をしている。




市教育委員会の関係者(左側)とアプリの導入について懇談する市議会公明党のメンバー

子どもの貧困は42・9兆円の社会的損失!

2018年01月28日 18時37分58秒 | 社会・文化・政治・経済
日本の隠れた貧困問題とは
進学率が下がると、非正規雇用や就業できない人の増加につながります。
これはすなわち、その人達が働いて稼いだお金から税金や社会保険料を納める金額が減っていくのと同時に、生活保護などの公的支出が増えていくことを意味するのです。
この機会損失と公的支出の金額は一体いくらになるのでしょうか?
子どもの貧困を放置すると、将来の所得の損失は総額で42兆9000億円、財政収入の損失は15兆9000億円に達します。
1年あたり、所得は約1兆円、財政収入は約3500億円の損失です。
この社会的なコストは、あなたも含めた日本国民全体が分かち合うことになるのです。
そして、教育格差によって生み出された経済格差は、高確率で次世代の教育格差につながり、将来の経済格差のトリガーとなります。こうして現在の貧困が次世代の貧困を生む「貧困の連鎖」が続いていくのです。
子どもの貧困がもたらす社会的損失の影響は非常に大きく、また、貧困が連鎖することによって、継続的に僕たち一人一人に重くのしかかってくる社会課題であり続けます。決して他人事ではないのです。

経済的に厳しい状況にある人に支援を届け、貧困の連鎖を断つ
日本の貧困問題は見えづらいことに加えて、親から子どもへと苦しみが連鎖していくという特徴があります。

経済的に厳しい状況にある人たちに支援を届けることで、社会全体の将来の損失を減らすことができます。
同時に「貧困の連鎖」を断ち切ることにつながっていきます。
子どもたちのために行動することは、社会全体のためになる。僕たちはそう、信じています。
駒崎 弘樹さん
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ひとり親世帯の母親の8割が働いており、これは世界トップクラスの就労率です。
にも関わらず、ひとり親世帯の子どもの貧困率はOECD諸国で最悪の日本。
「働けど、働けど、わが暮らし楽にならざり」のひとり親世帯の生活の命綱が児童扶養手当です。
ずっと据え置かれたままの複数子加算がアップすることは、どん底の生活が少しでも改善する効果はもちろんですが、
「私たちは見捨てられていないんだ」というひとり親世帯の方々への大きなエールにつながります。
ぜひ多くの方々の署名へのご協力を心からお待ちしています。

子どもの貧困対策センター
一般財団法人あすのば
代表理事 小河光治さん

消えゆく昭和の東京を撮ってきた

2018年01月28日 17時55分49秒 | 社会・文化・政治・経済
小学校の4年生ころからカメラで写真を撮ってきた。
友だちを写したり、雲の写真、花などを写してきた。
それらの写真は一枚も手元に残っていない。
三脚を使用して友人たちと並んで写してきたもあったが、風景写真や東京の街を写したものはあったのか?
東京に生まれ、育った写真家の加藤嶺夫さん(1929~2004)は消えゆく昭和の東京を撮ってきた。
評論家川本三郎さんが指摘するように、東京は変化の激しい都市だ。
大正12年(1923)の関東大震災、昭和20年(1945)の東京大空襲で大きな被害を受けた。
昭和39年(1964)の東京オリンピックの際には高速道路が作られ、新幹線やモノレールが開通するんど東京の風景・町並みは大きく変わった。
さらにバブル経済期に地上げなどで騒然と都市改造があり、また二度目のオリンピックを控え改造が進んでいる。
かつて森鴎外は東京はいつも「普請中」(工事中)と言ったそうだ。
都電も次々と消えた。
いま目の前にる当たり前の風景も近い将来、消えてしまう。
加藤さんは、それに危機感を持って都内のすみずみまで散策し、変化する日常風景にカメラを向けた。
表通りだけでなく裏通りや路地にも入ってゆく。
愛惜の念が強かったのだろう。
過去を懐かしむことは、きわめて大事な感情。
学生時代に文学散歩をした「現代文学研究会」のメンバーたちとの交歓が懐かしい。
文学散歩の先導役の恩師・窪川鶴次郎先生(文芸評論家)は当時、読売新聞の夕刊に「文学散歩」を連載していた。
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窪川 鶴次郎(くぼかわ つるじろう、1903年2月25日 - 1974年6月15日)は、日本の文芸評論家。
静岡県菊川市出身。掛川中学校(現在の静岡県立掛川西高等学校)から金沢の第四高等学校に進学し、中野重治と知り合う。
そのために、理系ではあったが文学に熱中するようになる。
文学への欲求のために高校を中退して上京し、貯金局に勤務する。
大学進学のために上京した中野と再び文学活動をはじめ、堀辰雄たちも含めて同人誌『驢馬』のメンバーとなる。そのころ、田島いね子と知り合い、結婚する。
いね子は彼や中野のすすめで小説「キャラメル工場から」を発表し、小説家窪川稲子としてプロレタリア文学の新進作家として登場するが、鶴次郎はなかなか陽の目をみなかった。ただし、1930年11月号の『ナップ』に掲載された詩「里子にやられたおけい」は、作曲されて広く歌われるようになった。
評論家として窪川が認められたのは、1931年頃からのことである。
1932年1月には共産党に入党し、そのために3月24日に検挙され、5月4日に起訴された。翌1933年、獄中で結核が再発し、政治活動をしないという条件で11月に保釈となった。
その後、1934年に作家同盟が解散してからは総合雑誌や文芸雑誌にも活躍の場を広げた。このころの主要な著作として1939年に中央公論社から出版された『現代文学論』などがある。
これらの評論集で、鶴次郎は、戦争へと傾斜する文学に警鐘を鳴らし、現実社会を描く文学のありかたを追究した。
しかし1938年には、19歳年上の田村俊子との情事が発覚、夫婦仲が悪化し、1945年二人は離婚、稲子は筆名を佐多稲子と改める。
そして、ふたりの関係に取材した小説をいくつか書いた(『くれない』など)。
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田村 俊子 (たむら としこ、1884年(明治17年)4月25日 - 1945年(昭和20年)4月16日)は、日本の小説家。
別名、佐藤露英、佐藤俊子、本名、佐藤とし。
東京府東京市浅草区蔵前町(現在の東京都台東区蔵前)生れ。
東京府立第一高等女学校卒業、日本女子大学校国文科中退。
代表作は『木乃伊(みいら)の口紅』、『炮烙(ほうらく)の刑』など。
官能的な退廃美の世界を描き、人気を得た。
没後、田村俊子賞が創設された。
佐多稲子の夫である窪川鶴次郎との情事が発覚、その経験を基に書いた小説『山道』を発表後、日本を離れ上海に渡り、中国語婦人雑誌『女声』を主宰した。
1945年4月13日、友人の中国人作家陶晶孫の家から人力車で帰宅途中に昏倒し、搬送された上海の病院で4月16日、脳溢血により客死した[2]。享年62。墓所は鎌倉の東慶寺にある。

親の虐待によって命を絶たれる子ら

2018年01月28日 16時21分49秒 | 社会・文化・政治・経済
人間が大切にしてきた皮膚(肌)感覚。

握手もその一つ。
スキンシップの効果として、不安と抑うつを低下させる作用もあるそうだ。

赤ちゃんや幼児は、いわゆる肌感覚で親によって愛情を注がれ育っていく。

だが、親の虐待によって命を絶たれる事件が多発している。
人間が動物以下となっている。

パンダの母子の愛らしい映像をテレビで観る度に、人間性の劣化を思わざる得ない。
『鬼畜』松本清張の短編小説の映画化を思い出す。


初公開:1978年10月7日
監督:野村 芳太郎
上映時間:110 分
音楽:芥川 也寸志
受賞:日本アカデミー賞 最優秀監督賞
『鬼畜』は、松本清張の短編小説。
『別册文藝春秋』1957年4月号に掲載された。
印刷業を営む主人公・宗吉が愛人との間に隠し子を作ったものの、仕事が上手く行かずに仕送りができなくなります。
すると愛人が隠し子を連れ宗吉の自宅に乗り込み、子どもたちを置いて出ていきます。
しかし愛人の子どもが気に入らず辛くあたる妻。
そして子どもを殺すことを迫る。

敢闘会 健康セミナー歯科医師・野村宏さん

2018年01月28日 13時38分56秒 | 社会・文化・政治・経済
1月28日、取手文化会館で<敢闘会>が午前10時30分から開かれた。
椅子を30ほど用意して大丈夫と想っていたら、人が予想以上に集まってきたので、さらに30余用意した。
<第三の人生>を歩む男の集い、1月の敢闘会は、取手市桑原の歯科医師・野村宏さんによる健康セミナー。
まず、啓発ビデオを観賞。
ついで、野村さんがプロフィルを紹介。
高校生時代に野球部で硬球が顔面を直撃し、前歯を8本脱臼し、東京医科歯科大学附属病院で治療を受けた。
その歯科医療の際に虫歯の治療を受け、歯の大切さを知り、歯学部へ進む。
父親は産婦人科医であった。
勤務時代に歯を削る治療、歯を抜く治療を優先、それが事後処理型の歯科医療であつた。
歯科開業医になっても同じ姿勢でったので、後ろめたかったそうだ。
その後、優れた歯科医師の講演を聞く機会がり、歯科医療の姿勢を改め、事前処理型の歯科医療に転換する。
そして、結論として最高の医療は予防であると強調した。
実践・行動に移しましょうと呼びかけた。
なお、虫歯と歯周病の原因と予防とは?
の資料を参加者に事前に配布した。
会場からは、「予防のために、どのくらいの頻度で通院すべきか」との質問があった。
口腔ケアのために定期的に歯科医院へ行くべきであるが、「歯磨きはできているようでできていないので、1か月に1回、3か月に1回、半年に1回のケースもあるが、「年に4回、定期検診を受け口腔の健康を守りましょう」と述べた。
健康長寿が課題である。
最後に参加者全員で中国医療健康体操。
解説を米久保昌司さん(日本武術太極拳連盟公認B級指導員)概説を述べたあと体操を行う。
練功18法 中国医学および武術に基づく首、肩、手足の関節の凝りや痛みを予防、治療する体操。
企画・運営した幹事会としても、成功であったと満足できた。




駐車の雪を除去

2018年01月28日 12時40分03秒 | 日記・断片
午前8時50分からの清掃活動へ行く。
ところが何時も迎えに来てくれる責任者の林さんの連絡がない。
メールで確すると地元・城根の自治会の役員会で「休みます」と連絡があった。
寺川さんに電話をしたら、「電源が入っていないか。電波が届かないところにいます」とのメッセージが流れた。
そこで河田さんに連絡して、お願いした。
マスダの前で待ち合わせをした。
清掃は会館の清掃。
靴箱、部屋、玄関、階段などを清掃。
掃除機を使用。
タオルで窓も拭く。
取手本分のメンバー約20人が担当。
守谷本分のメンバー約25名は駐車の雪を除去。
北側で雪は固まっていて、難儀していた。
シャベルなどで凍った雪を砕く。
室内清掃は20分くらで終ったので雪の除去を手伝う。
9時45分に集合し、有意義な啓発談話を聞き解散。






1月27日(土)のつぶやき

2018年01月28日 03時26分03秒 | 医科・歯科・介護