半藤 一利 (著)
戦乱の世にあって、徹底した非戦と平和を説いた墨子。今こそ、その思想が日本、そして世界を救うと確信する筆者が熱く語る“墨子のすすめ”。巻末に中村哲氏との対談を収録。
著者について
1930年、東京生まれ。東大卒業後、文藝春秋で「週刊文春」「文藝春秋」編集長などを経て作家。『日本のいちばん長い日』、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『「真珠湾」の日』など著書多数。『昭和史』『昭和史 戦後篇』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。2015年、菊池寛賞受賞。
半藤 一利 (著)
戦乱の世にあって、徹底した非戦と平和を説いた墨子。今こそ、その思想が日本、そして世界を救うと確信する筆者が熱く語る“墨子のすすめ”。巻末に中村哲氏との対談を収録。
7/3(土) 19:14配信
よろず~ニュース
3連勝で防衛し、最年少タイトル防衛&九段昇段を決めた藤井聡太棋聖(左)
将棋の藤井聡太棋聖(王位との二冠)に渡辺明名人(棋王、王将との三冠)が挑戦する第92期棋聖戦五番勝負第3局が3日、静岡県沼津市の沼津御用邸東附属邸第1学問所で指され、後手の藤井棋聖が100手で勝利。通算成績を3勝0敗とし、18歳11カ月という史上最年少でのタイトル初防衛を達成すると同時に、タイトル通算3期獲得で同じく史上最年少での九段昇段を果たした。
カド番に追い込まれた渡辺名人の先手で、戦型は矢倉に。序盤は互角のねじり合いが続いた。中盤では互いに長考を繰り返したが、徐々に藤井棋聖のペースに。終盤は双方が持ち時間を使い果たし、AIの評価値もたびたび入れ替わる激戦となったが、最後は鮮やかに渡辺玉を即詰みに討ち取った。
藤井棋聖は3連勝とし、棋聖位を防衛。これまでのタイトル最年少防衛記録は、屋敷伸之九段が1991年の第57期棋聖戦で記録した19歳7日で、約1カ月の更新となった。また、最年少での九段昇進記録は、渡辺名人が2005年に第18期竜王戦で防衛して竜王通算2期を達成した21歳7カ月だったが、こちらは2年8カ月の大幅更新となった。
勝利した藤井棋聖は、途中で「形勢を損ねてしまったのかな。ずっと苦しいのかなと思っていた」と苦戦を意識していたことを口に。「自分としては、防衛戦ということは意識せずに、ぶつかっていくという気持ちで指すことができたのでは。どの将棋も少し苦しい場面もあったと思うので、そのあたりは課題だったのかなと思います」と淡々と語った。
最年少でのタイトル防衛には「自分としては、防衛戦ということは意識していなかったんですけど、『防衛して一人前』という言葉も将棋界にはあるので、結果を出せたことは良かったと思います」と心情を吐露。最年少九段昇段については「段位は本当にまったく意識はしていなかったですけど、九段というのは最高位なので、光栄なことかなと思います」と、こちらも淡々と話した。
渡辺名人は昨期に続き、番勝負で藤井棋聖に屈した。これまでタイトル戦登場38回で、歴代4位となる通算29期を獲得してきたが、タイトル戦の番勝負でのストレート負けは一度もなかった。また、棋聖戦第3局では、昨年も藤井棋聖(当時は七段)を相手に勝利しており、過去4戦で全て勝利してきたが、この日は〝魔王の壁〟も両方破られる無念の敗戦となった。
終局後、渡辺名人は「まあいろいろあったんですけど、ちょっと終盤は何かわからなかったですね。具体的に手がなかった」と無念の表情。タイトル戦番勝負で初のストレート負けには「別に負け方は、スコアは一緒かなと思います。意味ないですから、フルセットだろうがどうだろうが、意味はないと思いますので」とサバサバした表情だった。
(よろず~ニュース編集部)
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新しい視点
7/3(土) 9:20配信
毎日新聞
安倍晋三前首相
安倍晋三前首相は発売中の月刊誌「Hanada」で、東京オリンピック・パラリンピックについて、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と批判した。具体的には共産党や5月の社説で中止を求めた朝日新聞を挙げた。
安倍氏は五輪の意義について、「(日本人選手のメダル獲得などの)感動を共有することは日本人同士の絆を確かめ合うことになる」「自由と民主主義を奉じる日本がオリンピックを成功させることは歴史的な意味があり、日本にはその責任がある」と強調。五輪開催を批判する野党については「彼らは、日本でオリンピックが成功することに不快感を持っているのではないか」とも述べた。
また、安倍氏は6月9日に菅義偉首相と初の党首討論に臨んだ立憲民主党の枝野幸男代表の論戦姿勢について、「(演説)プランが崩れることを非常に嫌う」と述べ、「『非常に自己愛が強いので、批判されることに耐えられないのではないか』と見る人もいる」と指摘した。枝野氏について、「(当時首相だった安倍氏への)一方的な批判に終始するなど、インタラクティブ(双方向)な議論を避ける特徴がある」とも批判した。ジャーナリストの桜井よしこ氏との対談で述べた。【田所柳子】
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7/3(土) 6:00配信
J-CASTニュース
五輪開催まで3週間を切った
政府が新型コロナウイルス感染防止対策として、首都圏など10都道府県に2021年7月11日までの期限で適用している「まん延防止等重点措置」を延長する調整に入った、と報じられた。
東京五輪は7月23日に開幕するが、この期間も適用される可能性が高いとみられている。
■「感染爆発するリスクがあるのに...」
背景にあるのが、感染者数の増加だ。7月2日の東京都の新規感染者数は660人。13日連続で前週の同じ曜日を上回り、感染爆発とされる「ステージ4」が目前ともされる状況だ。首都圏の神奈川、千葉県でも感染状況が悪化している。
都内に勤務する医療従事者は、「政府が感染拡大を防止する政策にビジョンが見られない」として、次のように訴える。
「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置も場当たり的に延期、延期にしているので国民の感覚も麻痺して明らかに自粛疲れが見える。街に繰り出している人の数も増えているし、今後も感染者は増えるでしょう。
そんな状況で五輪を開催して海外から多くの人が来ることで、強力なコロナ株が蔓延する恐れがある。感染爆発するリスクがあるのに、五輪を開催するなんて正気の沙汰ではないです」
五輪開催まで1か月を切ったが、反対の声は依然として多い。
コロナ禍で行動が制限されている中、「平和の祭典」である五輪が開催されることに違和感を持つ人が多いのは当然かもしれない。開会式まで3週間を切ったが、SNSでは
「なぜこんな大変な状況をおして五輪・パラリンピックを強行しなければならないのか」「まん延防止延長じゃなくて、東京五輪中止だろう」
と疑問の声が止まない。こうした国民の声を政府はどう受け止めるか。
(中町顕吾)
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【私が東京五輪に断固反対する理由】
7/3(土) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
2020年2月、専門家としてダイヤモンド・プリンセス号を調査(感染症専門内科医の岩田健太郎氏)
◇ ◇ ◇
宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」
東京五輪は一種の「Go To キャンペーン」ですよ。
昨年7月、Go To トラベルが実施される直前、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は「移動自体が感染拡大につながらない」などと言っていましたが、旅行には飲食などさまざまなイベントが含まれています。結局、Go To トラベルが感染拡大に影響を与えることを示唆する論文が出ましたね。
東京五輪は全国から観客やボランティアがやってくる。彼らが日帰りの直行直帰をするのか、はなはだ疑問です。現在、東京都や埼玉県では1人の感染者から何人に感染が広がるのかを示す「実効再生産数」が「1」を超えています。つまり、感染が拡大傾向にある。それなのにどうして東京五輪を開くのでしょうか。明らかに矛盾しています。
■「バブル方式」の意味すら知らない大会主催者側
感染リスクがあるのは一般人だけでなく、選手らも同様です。政府や都、大会組織委のずさんなバブル方式がそれを物語っている。
成田空港でウガンダ代表選手1人が感染していることが分かりましたが、大きな問題点が2つありました。まず、成田空港では濃厚接触者の判定が行われず、あろうことか残りの全員が同じバスで大阪の宿泊施設に行きました。そんな対策をしていたら後日、新たな感染が判明したのです。本来ならば、同じ飛行機で長時間一緒に移動していたのだから、全員の感染を疑い、成田空港で選手らを個別に隔離して検査を繰り返すべきでした。
そして、「バブル方式」というのは、内部にウイルスを入れないように徹底的に区分けするものです。だから、感染の疑いがある者をバブル内に入れてしまうのはまったく論外です。ところが、丸川珠代五輪相は今回の対応を「問題ない」との認識だった。大会主催者側が、バブル方式の意味すら理解していないとは、愚かとしか言いようがありません。
それでも東京五輪は「安心・安全」だとか。政府や都、大会組織委はその基準を示さないのも、おかしな話です。これでは何が起きても「安心・安全だった」とされるでしょう。
このような状況で東京五輪が始まろうとしていますが、私が思い描く最悪のシナリオは「大会が運良く成功してしまうこと」です。そうなった時、日本の感染症対策が死ぬと考えています。
ハッキリ申し上げると、日本の感染症対策のレベルは中国、韓国に劣っています。これは過去の間違った成功体験が原因となっています。たとえば2000年代初期にSARSがはやった時は、たまたま日本には感染者があまり入ってこなかった。次に、09年の新型インフルエンザパンデミック時は、ウイルスが弱くて何とかなってしまった。具体的な対策をほとんどしていませんでしたが、奇跡的にうまくいってしまったのです。そうして、「これでエエんや」とあぐらをかいていた結果が、現在の惨状を招いているのです。
万にひとつでも東京五輪が成功したら、日本の進歩はありません。長期的にはさらなる手痛いダメージを負う可能性があります。ただでさえ、「安心・安全」「成功だった」と片付けることのできる余地を残した東京五輪です。間違った教訓を植え付けないためにも、私はこの時期の開催には反対です。
▼岩田健太郎(いわた・けんたろう)1971年、島根県生まれ。2008年から神戸大学大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)。昨年2月、専門家としてダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、現場の惨状を伝えたことで世間に大きな衝撃を与えた。著書に「麻疹が流行する国で新型インフルエンザは防げるのか」「予防接種は『効く』のか? ワクチン嫌いを考える」など。
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CSテレビで観賞する。
劇場公開日 2018年3月30日
名優ゲイリー・オールドマンがイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルを演じ、第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した歴史ドラマ。チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる4週間を、「つぐない」のジョー・ライト監督のメガホンで描いた。
第2次世界大戦初期、ナチスドイツによってフランスが陥落寸前にまで追い込まれ、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍が北フランスの港町ダンケルクの浜辺で窮地に陥る中、就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手にヨーロッパ中の運命が委ねられることに。ヒトラーとの和平交渉か徹底抗戦か、究極の選択を迫られるチャーチルだったが……。
チャーチルを支える妻クレメンティーンに「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス、秘書エリザベス役に「ベイビー・ドライバー」のリリー・ジェームズ、英国王ジョージ6世役に「名もなき塀の中の王」のベン・メンデルソーン。脚本は「博士と彼女のセオリー」のアンソニー・マッカーテン。
アカデミー賞では主演男優賞のほか、オールドマンの特殊メイクを担当した日本人メイクアップアーティストの辻一弘らがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
「裏切りのサーカス」の名優ゲイリー・オールドマンが、200時間におよぶ特殊メイクで、第2次世界大戦下のイギリスを率いた伝説のリーダー、ウィンストン・チャーチルを壮絶に演じ切った。本年度アカデミー賞でオールドマンが主演男優賞、そして彼のメイクを担当した辻一弘がメイクアップ&ヘアスタイリング賞を見事に受賞した「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」が、3月30日からついに全国公開される。英国軍は、絶体絶命の状況下からダンケルクの戦いを経て、いかに攻勢に転じたのか? 知られざる27日間がいま、明らかになる!
「とにかく本作のオールドマンを見てほしい」。我々映画.comは、このことを声を大にして伝えたい。それ位チャーチル本人にしか見えない「変身」ぶりと壮絶な演技が素晴らしいのだ。本作は戦時内閣の閣議記録を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの27日間を明らかにするもの。「ダンケルク」ともつながる世界を変えた壮絶なドラマとオールドマンが体現したチャーチルの人物像──絶対に鑑賞する価値がある、と断言したい。
編集部レビュー
メリル・ストリープが演じた老サッチャーを見た時もかなり驚いたが、今回のゲーリー・オールドマンによるチャーチルにも腰が抜けるほど驚かされた。この二つの何がすごいって、そこにメリル・ストリープあるいはゲイリー・オールドマンが全くいないのだ。消えている、というべきか。メーキャップの力とかを差し引いてなお、「なる」ことの凄まじさをまざまざと見せつけてくれる。そう、「演じる」ではなく「なる」なのだ。
ちょうど同じ頃、イーストウッドの「15時17分、パリ行き」を見て、主人公を「演じた」本人たちがあまりに上手で、俳優って何?と考えていた矢先。その答えがゲイリー・オールドマンだったのかも。それにしても、グローバリズムが解体し、世界各国で強い指導者が求められているこのタイミングでチャーチルの映画というのは、何かキナ臭いものを感じたりして。
世界のCEOが選ぶ“最も尊敬するリーダー”に選ばれたチャーチル。なぜ彼がそれほど尊敬され、伝説となったのかを解き明かすのがこの作品だ。『政治映画だから難しそう』という心配はまったく無用。首相就任から一か月の“最も困難な時期”に焦点を絞ったことで、内容もわかりやすくサスペンス性は増し、エンタメ映画として一級品の出来栄えになっているからだ。奇しくも映画「ダンケルク」の裏側を描いているのも面白い。
政治家チャーチルが“武器”としたのは、その言葉の力。彼はノーベル文学賞受賞者でもあり、名言を多く残したが、決して難解な言葉は使わなかった。なぜか? それは彼がメッセージを届けたい相手は国民ひとりひとりだったからだ。最後の名演説はもちろん、国民の声に耳を傾けたチャーチルを寓話的に描く電車のシーンにも胸を震わされた。
あくまで個人的意見ですが、実在の人物を演じる映画って、似てるか似てないか演技合戦みたいになってしまって、正直そんなに好きなジャンルではなかったり…。その上、外見がまるで違うゲイリー・オールドマンが演じるってどういうこと!?
それもあって、初めはメイクアップの部分ばかり気にしていましたが、チャーチルの人間味溢れる姿や一国の首相でも私たちと同じように焦り、弱さも見せるのだということを知るうちに、これが演技であることを忘れるくらい、一人の人間の姿にどんどん引き込まれていくんです。
実在の人物にもう一度息を吹き込み、史実だけではなく生身の人間の姿を見せる。ゲイリーが改めてその面白さを教えてくれたような気がします。なぜ何時間もかけて、外見を変えてまでこの役に挑んだのか。答えはきっと映画を見たらわかるはずです。
政治家の映画って、ちょっと堅くて取っつきにくかったり、似たようなオジさんがやたら出てきて混乱したりしませんか? そこは文芸作品の名手ジョー・ライト監督。ただの伝記映画にするのではなく、ダンケルク撤退までの数週間のみにスポットをあて、チャーチルと妻や、タイピストの女性との掛け合いを織り交ぜながら、堅くなりがちな題材を温かみのある情緒溢れる作品にしあげています。
また、ゲイリーの名演も本作の魅力。昼間からお酒を飲んだり、嫌われ者とぼやいたり、時にコミカルにも見える演技で、繊細で型破りなんだけどかわいらしくってどこか憎めない、人間味のあるチャーチル像を作り上げています。
そして、その名演を引き出したのが辻さんの特殊メイク。ゲイリーの原型をとどめていないぐらいの似せっぷり、ぜひ劇場の大スクリーンで堪能して下さい!
とにかくゲイリー・オールドマンの成り切りっぷりがすごい。特殊メーキャップ・アーチストの辻一弘のおかげもあるだろうが、辻がやってくれなければチャーチルは演じないと言ったオールドマンも慧眼だった。これぞ役者魂というところではないだろうか。
また、「ダンケルク」を見ていたせいもあるだろうが、当時の英国の状況がよく分かり、チャーチルが政界でどれだけ嫌われていたかも伝わってくる。救国の英雄ではあるのだが、人間的にはパーフェクトな人物ではなかったということだ。そこもまた魅力、という人物ではあるのだが。
脇のリリー・ジェームズ、クリスティン・スコット・トーマスの存在も映画を膨らましている。どこまで史実に正確に描いているかは分からないが、この二人のおかげで単なる英雄伝説、史実映画に終わらなかったと言えるだろう。
チャーチルが登場する映画はいくつか見てきたが、数年前にブレンダン・グリーソン主演のTVムービー「チャーチル 第二次大戦の嵐」を見て、この人は本当に英国民に愛されている政治家だなと思った。でも今回はそれ以上に、愛すべきキャラに仕立てられている。しかも彼がどのようにして首相になったかの経緯など、とても興味深い人間として描かれているので、従来のチャーチル作品の中でも頭抜けて面白い伝記映画になった。
あの「ダンケルク」に重なる時期が映画の主要舞台となるのも、面白さの要因の一つで、歴史的事件の舞台裏を描きながら、チャーチルの豪快で繊細な人物像を紹介していくため、ますます親近感がわく。そんな“英雄”を人間臭く演じるゲイリー・オールドマンは名演の一言。単なる歴史上の偉人ではなく、血の通った人間として彼を演じることで大成功を収めた。
「決してあきらめてはならない。決して、決して、けつして。
事の大小にかかわらず人生の大事であれ些事(さじ)であれ、名誉や良識に関わることでないかぎり、決してあきらめるな。
明らかに敵が圧倒的な力を持っていたとしても断じて力に屈するな」
「さあ、勇気を奮い起そうではないか!前途は疑いなく明るい。
悲哀と犠牲のどん底から、人類の栄光はよみがえるのだろう」
ウィンスト・チャーチルの言葉
「どんな逆境においても絶望してはならない。
むしろ絶望という不運から、希望ある将来へと導く強さを学ぼう」これがチャーチルの人生哲学である
絶体絶命の難局をチャーチルは「忍耐」と「執念」で乗り越え、勝利をたぐり寄せていった。
「史上の大闘争はすべて、分の悪いのを物ともせずに、また間一髪のところで勝利を奪取する意思力をもつ側の勝ちに帰した」
「諸君は、諸君の油断大敵という気持ちを決してゆるめてはならない」
負けるとしたら油断からだ
相手ではない。
勝敗は、自分の心いかんなのだ。
勝利するまで、戦いをやめるな。
疲れても、あきらめるな。
屈するな。
断じて誓いを忘れるな!これがチャーチルの正義の執念であった。
サー・ウィンストン・チャーチル
1874年11月30日 - 1965年1月24日)は、イギリスの政治家、軍人、作家。
1936年1月に国王ジョージ5世が崩御し、皇太子エドワードがエドワード8世として即位した。エドワード8世は即位時すでに40過ぎだったが、妃がいなかった。皇太子時代からアーネスト・シンプソンの夫人のアメリカ人女性ウォリス・シンプソンと付き合っていた。
1936年10月27日にシンプソン夫妻の離婚が法的に決まると、エドワード8世は結婚の意思をボールドウィン首相に伝えた。
だが伝統を重んじるボールドウィン以下保守党の政治家たちには、二度も離婚歴があり、さらにヨアヒム・フォン・リッベントロップ駐英ドイツ大使との交際歴もあるアメリカ人女性との結婚には反対の声が根強かった。
またエドワード8世は外交への介入が目立つ王であり、ラインラント問題の際にも、親独派としてドイツの邪魔をしないようイギリス政府をけん制してきた。
ボールドウィン首相としては自己主張の強い王より、気の弱い王弟ヨーク公アルバートの方がイギリスの王位に向いていると考えるようになり、エドワード8世に結婚するなら退位するよう迫った。
チャーチルは、王室への忠誠心、またボールドウィンへの敵意もあってエドワード8世の擁護に回った。
エドワード8世も11月16日にボールドウィン首相を引見した際には退位の意思を伝えていたが、11月25日になって保守党議員の一部が主張していた貴賎相婚(シンプソン夫人を正式な王妃としてではなく、コーンウォール公夫人としてエドワード8世に嫁がせる)を可能とする法整備を要求するようになった。
これを聞いたボールドウィンは自分を辞職させてチャーチルを首相にする陰謀と確信し、「退位されないつもりなら辞職させていただきます。その場合『国王対政府』の戦いがはじまり、イギリスは未曽有の危機に陥るでしょう」と奏上した。
これに対してチャーチルは「王が臣下の助言を拒否したら、退陣すべきは臣下であって王ではない。臣下が王に圧力をかける権利などない」と君主主義の立場からボールドウィン批判を展開した。
チャーチルは自分を支持する議員たちをかき集めたが、40人程度しか糾合できなかった。
12月2日にボールドウィン首相はエドワード8世に最後通牒を付きつけた。世論も自治領政府もボールドウィンを支持しているとのことだった。
それでもエドワード8世はチャーチルと相談してから決断したいと即断は避けた。
12月4日にエドワード8世の引見を受けたチャーチルは、退位を思いとどまるよう説得にあたったが、もうエドワード8世にはチャーチルとともに王党派を率いて政府と戦う意思はなくなっていた。
結局エドワード8世はこの二日後の12月6日に弟ヨーク公に譲位することを国民に発表し、12月9日には正式に退位文書に署名した。
チャーチルの立場はなくなり、12月7日のチャーチルの庶民院での演説は批判の野次で轟々となった。激怒したチャーチルは、ボールドウィン首相に向かって「貴方は陛下を叩きのめさなければ気が済まないのですか」と叫んだ。
<全国の競輪ファンの夢を打ち砕く>前代未聞の悪質な行為
「過剰に牽制」に対する制裁として、藤木 裕には、競輪ファンの気持を代弁して<1年間の斡旋停止処分を望みたい!>
競輪 失格と斡旋停止処分
斡旋停止の処分は、競走中に関する行為では、著しく勝利を得る意志を欠いた競走をしたとき、他の選手に助力を与えるまたは助力を受けたとき、著しく他の選手の競走を妨害した時などが該当します(☆o☆)
しかし、あっせん停止は競走中だけでなく、公正安全な競走を行うのに不適当な事由がある場合にも適用され、停止期間は1年以内と定められています(☆o☆)
2009年5月、小林寛尚選手(大阪87期)が、敢闘精神欠如(競走放棄)による失格で斡旋停止一年というのがありました(☆o☆)
☞https://www.youtube.com/watch?v=KJWqQocotbg
また手島慶介選手(群馬83期)が、2003年9月、一宮競輪場で開催されていたオールスター競輪の期間中に、宿舎内への携帯電話の持ち込み及び使用が発覚し、その後関係団体が行った調査から不正関与ではないが悪質と判断され、2003年12月1日から1年間の斡旋停止という厳しい謹慎処分を受けました(☆o☆)
(八百長防止の観点から、宿舎内への通信機器の持ち込みは厳しく禁じられています)
また佐々木健司選手(青森76期)が、2011年12月に飲酒運転で事故を起こし、2012年5月1日から2013年4月30日まで1年間の斡旋停止となっていました(☆o☆)
選手会脱会騒動の長塚智広選手(自粛欠場1年)については割愛します
競輪で失格や重い反則を犯すと3ヶ月なり6ヶ月なりの斡旋停止(出場停止)処分が下されますが なぜその競輪場だけなのですか。
脇本雄太選手の名古屋は、名古屋競輪が主催者のレースで、主催者側の誘導員を中止させたので、主催者の制裁として、名古屋競輪出場停止です。 斡旋停止になる罰則は、また別物です。 累積違反点てのがありまして… 平成24年2月から平成24年5月の4ヶ月間において、120点以上となった選手は、平成24年9月以降に3ヶ月以内のあっせんをしない処置を受けることがあります。 この様に選手名と違反点が発表されています。
失格の重軽や、厳重注意等で加算される様です。 この他に、あまり言いたくない選手ですが、開催中に携帯を使用した疑いにより、1年間斡旋停止になった選手もいました。その様な重い制裁として、「お寺行き」ってのが有ります。
違反点累積によるあっせんをしない処置ではありません♪ 2019年5月14日の平塚G3最終日、失格(過失走行)事由により、9月はあっせんをしない処置のため、9月の出場はありません^^; 2019年5月14日の平塚G3最終日、三谷竜生選手の失格(過失走行)について、「競走中」に妨害行為や競走の安全を阻害する行為を行い、他の選手の競走に重大な支障を生じさせて失格となった場合(軽微な場合は除く)のため、あっせんをしない処置が適用されました♪ あっせんをしない処置を受けた場合は1ヶ月間出場あっせんがありません
1ヶ月の斡旋停止(正確には斡旋をしない処置)となります。 これとは別に違反点のオーバーでもなります。違反点とは失格にならない程度の斜行とか押し上げとか。先頭員早期追い抜きとかでも加算されます。 コチラに引っかかりそうな選手は競輪JPでで発表されますよ~。
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GⅢ 小松島競輪 阿波おどり杯争覇戦
7月2日 二日目 12レース
並び 1-2-5 3-7 4-9 6-8
レース評
松浦が一格上の存在。勝負圏を確保して最後は鋭いタテ攻撃で決める。地元の阿竹がマーク。畑段は松浦より前で戦いたい。
競輪のオッズとは
当たった場合の配当を賭け金に対する倍率で表したもの。
ファンの期待値の表れ!
日本の公営競技においては、しばしば払戻金の倍率(賭けた金が何倍になって払い戻されるか)のことをオッズと呼ぶ。
2車単
1-2(2.4倍)
2-1(3.3倍)
3連単
1-2-5(4.1倍)
2-1-5(5.3倍)
結果
3-5 2万2,150円(35番人気)
3-5-9 36万3,550円(297番人気)
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小松島競輪GⅢ【オッズ】 初日
松浦悠士が人気の中心/阿波おどり杯争覇戦
7/1(木) 初日 12レース
netkeirin
少しの休養を経て巻き返しを期する今年の競輪界の主役・松浦悠士
7月1日に小松島競輪場で行われる、阿波おどり杯争覇戦(GIII・初日)初日特別選抜のメンバーが発表された。
連戦の疲れからか動けなかった高松宮記念杯競輪の後、少しの休養を経て巻き返しを期する今年の競輪界の主役・松浦悠士(30歳・広島=98期)は3番車、高松宮記念杯競輪は準決勝で落車したが前橋記念で優勝し好調の小倉竜二(45歳・徳島=77期)は1番車、GI開催でも上位を争える力を付けている太田竜馬(25歳・徳島=109期)は5番車に入った。
阿波おどり杯争覇戦の初日特別選抜は7月1日16時30分発走。
左から車番、選手名、年齢、府県、期別
1.小倉竜二(45歳・徳島=77期)
2.小松崎大地(38歳・福島=99期)
3.松浦悠士(30歳・広島=98期)
4.和田圭(35歳・宮城=92期)
5.太田竜馬(25歳・徳島=109期)
6.村上博幸(42歳・京都=86期)
7.武藤龍生(30歳・埼玉=98期)
8.山田庸平(33歳・佐賀=94期)
9.阿竹智史(39歳・徳島=90期)
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
注 | 1 | 1 | 小倉 竜二 | 11.4 | 差 | S | 3番手中割 | |
○ | 2 | 9 | 阿竹 智史 | 1/2車輪 | 11.6 | 差 | 番手抜出し | |
3 | 8 | 山田 庸平 | 3/4車身 | 11.4 | 切替交わす | |||
▲ | 4 | 5 | 太田 竜馬 | 3/4車輪 | 11.8 | B | 打鐘叩先行 | |
◎ | 5 | 3 | 松浦 悠士 | 1/4車輪 | 11.5 | 後方捲れず | ||
6 | 4 | 和田 圭 | 1車身1/2 | 11.4 | 目標と一緒 | |||
× | 7 | 2 | 小松崎 大地 | 1/8車輪 | 11.5 | 叩れ巻返ず | ||
△ | 8 | 6 | 村上 博幸 | 9車身 | 11.7 | 競合い共倒 | ||
9 | 7 | 武藤 龍生 | 1車身1/2 | 12.0 | 競合い共倒 |
打鐘前に小松崎大地が押さえるが、すかさず地元3人ラインの太田竜馬がカマして主導権取り。番手の阿竹智史が松浦悠士の捲りを牽制しながら抜け出しを狙うが、3番手の小倉竜二が突っ込み1着奪取。「太田の出足はキツいので離れないように、いつでもダッシュできるように準備はしていた。最後は阿竹が外を振って、アイツも内は俺が来ると分かっているから締めずに(小倉の)コースをしっかり作ってくれた。宮杯の落車は雨でダメージはそんなになかったし、ちょっと走り方を反省する程度だったね。明日以降も特にいじらずこのまま行くつもり」。
2着となった阿竹は「ジャン前から太田が頑張ってくれた。小松崎に結構抵抗されて太田もしんどかったと思う。出切ってからは、あのタイミングなら次に来るのは松浦だと思ったし、振りながら4コーナーでちょっと早いかなと思ったが踏ませてもらったけど、意外と脚が付いてこなかった。地元の独特の緊張感が影響したかな。でも状態は悪くはないと思う」。
二日目 12レース
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
× | 1 | 3 | 畑段 嵐士 | 11.8 | 捲 | 牽制併捲る | ||
▲ | 2 | 5 | 池田 憲昭 | 1車輪 | 11.5 | 差 | コース空き | |
△ | 3 | 9 | 柴田 洋輔 | 1車身 | 11.9 | 番手前残り | ||
4 | 4 | 蕗澤 鴻太郎 | 3/4車輪 | 12.1 | B | 打鐘先行し | ||
○ | 5 | 2 | 阿竹 智史 | 3/4車身 | 11.8 | 一緒に膨れ | ||
◎ | 6 | 1 | 松浦 悠士 | 1車身 | 12.0 | S | 併され妨受 | |
7 | 6 | 佐々木 堅次 | 1/2車輪 | 11.8 | 相手が強く | |||
8 | 8 | 庄子 信弘 | 1/8車輪 | 11.9 | 切替外回り | |||
注 | 失 | 7 | 藤木 裕 | 過剰に牽制 |
打鐘で蕗沢鴻太郎の発進。松浦悠士は7番手に置かれてしまったが打鐘過ぎからすかさずの巻き返しを狙う。ただ3番手に位置した畑段嵐士に弾かれながら捲られ、藤木裕にも大きく持っていかれてしまい松浦はジ・エンド。
捲り切った畑段が1着突破。「作戦的に先行の3番手からというものだったので理想的な組み立てができたと思います。松浦さんがすかさず来ると思っていたので、確認しながら捲ったというより、先捲りを放とうとしたタイミングで松浦さんが来たのでたまたま持っていきながら捲れた感じですね。だから踏み出しの感触は良くなかったですね。もう少ししっかり捲れていれば、後ろの藤木さんに迷惑をかけずに連れていけたと思う」。
マーク藤木は松浦を大きく持っていった為に離れてしまい松浦-阿竹智史の3番手から切り替え内を突いた池田憲昭が2着に突っ込む。「難しい判断だった。バックくらいから怪しい雰囲気を感じとっていたので、そこは気持ちの準備をしながら着を狙いにいきました。藤木が持っていったのが見えたので、そこはギリギリの判断で内に突っ込みましたね。コースがたまたま空いたのも自分に味方した。今回は大幅にセッティングを変えているが、良くなっている」。
3着は逃げた蕗沢の番手から伸びた柴田洋輔。「今日の3着は誰でも取れる3着。余裕はなかったので後ろの状況も確認できていなかったし、畑段を止める事もできなかった。自分の力不足を痛感。今は仕事もできないので、付いていくのが自分の仕事というのが現状ですね」。