国内でコロナ感染、最多9千人超 五輪中、歯止めかからず

2021年07月28日 20時57分16秒 | 事件・事故

7/28(水) 18:27配信

共同通信

国立競技場近くの五輪マークのモニュメントを囲む人たち。新たな新型コロナウイルス感染者は、全国でも東京都内でも過去最多が報告された=28日午後5時48分、東京都新宿区

 国内で28日、新たに9583人の新型コロナウイルス感染者が確認され、過去最多を更新した。首都圏1都3県で60%近くを占めた。感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)が首都圏を中心に猛威を振るっており、緊急事態宣言後も感染拡大が止まらない。東京五輪や夏休みの期間中、人の動きが活発になり、さらに感染者が増えるとの見方もある。

首都圏3県、宣言要請へ調整 コロナ感染急拡大で

 政府対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院内閣委員会で、東京都の感染拡大に関し「人流や接触機会は宣言が出て徐々には減っているが、期待されるレベルには至っていない。医療の逼迫が既に起き始めているというのがわれわれの認識だ」と述べた。

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「もう重症者の受け入れは困難」「デルタ株の感染者ばかり」新規感染者過去最多の東京、埼玉の医師が語る〈dot.〉

2021年07月28日 20時46分01秒 | 医科・歯科・介護

7/28(水) 20:20配信

AERA dot.

東京都は1日の新規感染者が3千人を超えた。写真は東京都庁 (c)朝日新聞社

 28日、全国の新型コロナウイルス新規感染者数が9000人を超えた。東京都は3177人と、前日の2848人に続き連日最多記録を更新。埼玉、千葉、神奈川でも感染は急拡大しており、政府は3県に緊急事態宣言を出す方向で検討に入った。首都圏の医療現場はいまどうなっているのか。コロナ患者の治療にあたる東京、埼玉の病院の医師に状況を聞いた(取材は27日夜)。

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*  *  *
 東京医科歯科大学付属病院(東京都文京区)病院長補佐の植木穣医師は、27日時点で東京が過去最多の新規感染者数を記録したことについて、「増加速度の速さに驚きますが、これからさらに増える可能性がある」とAERA dot.の取材に答えた。

「日曜、月曜日は感染者数が少ない傾向にありましたが、25日と26日は曜日として最多でした。連休中で検査数が少ないにもかかわらず、大きな数字が出てしまったので、連休が明けて、検査数が増えれば数字がさらに上がることが想像できました。ただ、火曜日(27日)に3000人近くまで上る増加速度には驚きました。4連休で人流が減らなかった影響は、来週(8月2日)以降に跳ね返ってくるかと思います」

 中等症から重症の患者を受け入れる同病院では、27日夜の時点で、重症8床のうち4床、中等症25床のうち21床が埋まっている状態だという。

「7月中旬から常に中等症患者が20人以上います。日によっては、4人が入院して4人が退院していくという、入れ替わりの激しい状況が続いています。重症病床は残り4床ですが、日によっては4人以上の重症化リスクのある患者の受け入れ依頼があり、受け入れを断念せざるを得ない状況にすでに直面しています。もう現場はひっ迫してきています」(植木医師)

 同病院は、東京五輪においてケガや熱中症の疑いがある患者を受け入れる病院の一つにもなっている。植木医師は「現状では通常診療に影響は出ていない」と言うが、第3波のときのように重症者が増えて集中治療室を増床しなければならない状況になるのであれば、「通常診療の一部を制限して対応を強化する必要に迫られる可能性がある」と危惧している。

28日に過去最多の感染者数をたたき出したのは、東京都だけではない。神奈川県では1051人、埼玉県で870人、千葉県で577人と過去最多を更新。首都圏だけでなく、京都府や石川県でも過去最多となり、感染拡大が勢いを増している。

 感染症専門医で埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科の岡秀昭医師は、感染力の強いデルタ株の猛威が差し迫っていると警鐘を鳴らす。

「当病院では、先週までに入院した12人のうち10人がデルタ株でした。現在、21人が入院しており、先週末から調べればデルタ株しか出ません。置き換わったと判断し、調べる手間を省くことにしたほどです。アルファ株は置き換わるのに1カ月かかりましたが、デルタ株は2週間ほどでした」

 さらに、4連休明けに患者の入院が増えたことで「もう重症者の受け入れは困難」だと、焦りと募らせる。

「重症者の病床がここ数日で埋まってしまいました。『重症』の前段階である『中等症2』の患者が40、50代に増えています。『中等症2』は酸素吸入が必要で、数日のうちに『重症』になってしまうような予断を許さない状態です。政治家は『重症者は増えていない』から大丈夫だろうと解釈をされているようですが、感染者の母数は増えているのだから、これから重症者も増えていくことが容易に想像できます」(岡医師)

 高齢者へのワクチン接種が進んだことからか、同病院では、重症化リスクの大きい70代以上の入院は減っていた。入院患者の8割を40代、50代が占めているという。

「40、50代のワクチン接種はまだ中途半端。それに、この年代にも高血圧や糖尿病などの基礎疾患を持つ人は少なくありません。第3波のときには、80代、90代の方が重症化してトリアージの話が出ましたが、40、50代の患者へ延命治療の意思確認をするのは愚問ですよ。これからは、重症化しても責任を持って受け入れることができないと判断されるケースが増えるでしょうし、入院すらできずに在宅待機のまま亡くなるケースが40代、50代に出てくる可能性もあると思います」

埼玉県は、対象区域に対してまん延防止等重点措置を適用していたが、急速な感染拡大を受け、政府は緊急事態宣言を出す方向で検討している。岡医師はこう指摘する。

「埼玉県に限らず、首都圏への緊急事態宣言は後手になってしまった。これまでにも波を経験し、疫学の専門家が予測を出して警告しているのもかかわらず、感染状況が悪化してから対策を強化するのでは遅い。選手は悪くありませんが、東京五輪のお祭りムードにより、感染状況の危機感が消し去られてしまうのは困ります」

「安心安全」が約束されたはずの東京五輪の足もとで急拡大するコロナ感染。ひっ迫した医療現場には、強い危機感が漂っている。

(文/AERA dot.編集部・岩下明日香)

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【速報】新型コロナ 茨城で過去最多194人感染 県と水戸市発表 経路不明は85人

2021年07月28日 20時36分02秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 19:07配信

茨城新聞クロスアイ

茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県と水戸市は28日、新型コロナウイルス感染者が県内で新たに計194人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数で、1月15日の159人を上回り、過去最多を更新した。県内の感染者は累計1万1901人となった。県は「県南・県西地域を中心に、感染状況が悪化する首都圏の影響が大きく出ている」としている。

県によると、重症者が1人。

県と市によると、194人のうち、陽性者との濃厚接触により感染したとみられる人が109人、感染経路が分かっていない人が85人。

市町村別の感染者数は、古河市20人、つくば市20人、取手市16人、神栖市15人、水戸市14人、つくばみらい市12人、坂東市11人、鹿嶋市11人、土浦市10人、境町7人、守谷市6人、龍ケ崎市5人、小美玉市5人、結城市5人、阿見町4人、日立市4人、常総市4人、稲敷市3人、筑西市3人、牛久市2人、かすみがうら市2人、美浦村2人、茨城町2人、潮来市2人、笠間市2人、石岡市1人、行方市1人、八千代町1人、鉾田市1人、ひたちなか市1人、常陸太田市1人、県外1人。

地域別では、県南が約4割を占め、県西と合わせ全体の7割に上った。

年代別では、20~30代が48%、40~50代が29%で、新規感染者のうち9割以上の180人が50代以下だった。

新たに計43人が退院、退所、自宅療養終了し、回復者は累計1万804人となった。

居住地別の新規感染者194人は以下の通り。

◇古河市(20人)  
▽40代自営業男性  
▽70代無職女性  
▽30代自営業男性  
▽30代医療従事者男性  
▽10代男子学生  
▽40代無職男性  
▽40代会社員男性  
▽40代会社員女性  
▽10代女子生徒  
▽10代女子生徒  
▽20代女子学生  
▽20代会社員女性  
▽10代女子学生  
▽40代会社員女性  
▽20代会社員男性  
▽30代自営業女性  
▽30代パート女性  
▽50代会社員男性  
▽20代会社員女性  
▽30代会社員女性

◇つくば市(20人)  
▽40代会社員女性  
▽10代男子生徒  
▽60代会社員女性  
▽50代団体職員男性  
▽10代女子学生  
▽20代無職女性  
▽未就学女児  
▽30代無職男性  
▽10代無職女性  
▽20代会社員女性  
▽10代女子生徒  
▽10代男子生徒  
▽30代会社員男性  
▽40代自営業女性  
▽30代会社員男性  
▽50代会社員男性  
▽30代無職女性  
▽30代自営業男性  
▽未就学女児  
▽0~9歳女子児童

◇取手市(16人)  
▽10代女子学生  
▽50代アルバイト女性  
▽30代公務員男性  
▽0~9歳女子児童  
▽20代男子学生  
▽20代会社員男性  
▽60代公務員男性  
▽30代自営業男性  
▽20代自営業女性  
▽60代自営業男性  
▽20代会社員男性  
▽20代アルバイト女性  
▽20代男性(職業非公表)  
▽50代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽30代アルバイト男性

◇神栖市(15人)  
▽40代会社員男性  
▽40代会社員女性  
▽10代男子生徒  
▽50代会社員男性  
▽40代パート女性  
▽50代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽50代パート女性  
▽20代医療従事者男性  
▽20代会社員女性  
▽20代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽20代会社員女性

◇水戸市(14人)  
▽40代会社員女性  
▽20代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽20代団体職員男性  
▽20代男子学生  
▽0~9歳女子児童  
▽10代女子生徒  
▽10代男子生徒  
▽50代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽30代会社員女性  
▽10代女子児童  
▽0~9歳男子児童

◇つくばみらい市(12人)  
▽30代会社員女性  
▽60代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽50代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽40代女性(職業非公表)  
▽60代無職男性  
▽60代無職女性  
▽40代医療従事者女性  
▽30代教職員女性  
▽未就学男児  
▽10代男子生徒

◇坂東市(11人)  
▽10代男子学生  
▽20代会社員女性  
▽30代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽20代男性(職業非公表)  
▽50代男性(職業非公表)  
▽30代会社員男性

◇鹿嶋市(11人)  
▽40代会社員男性  
▽20代無職女性  
▽20代パート女性  
▽40代会社員男性  
▽40代無職女性  
▽70代自営業男性  
▽70代パート女性  
▽30代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽50代教職員女性

◇土浦市(10人)  
▽50代パート女性  
▽30代女性(職業非公表)  
▽30代アルバイト男性  
▽50代会社員男性  
▽10代女子生徒  
▽30代無職女性  
▽50代会社員男性  
▽50代会社員女性  
▽50代会社員男性  
▽30代会社員男性

◇境町(7人)  
▽0~9歳男子児童  
▽40代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽30代アルバイト男性  
▽10代男子学生  
▽30代会社員女性  
▽40代無職女性

◇守谷市(6人)  
▽30代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽30代自営業男性  
▽40代会社員男性  
▽20代会社員女性  
▽20代会社員女性

◇龍ケ崎市(5人)  
▽40代会社員女性  
▽20代会社員女性  
▽20代男子学生  
▽30代自営業男性  
▽50代会社員男性

◇小美玉市(5人)  
▽50代男性(職業非公表)  
▽40代男性(職業非公表)  
▽20代無職女性  
▽50代会社員男性  
▽30代無職女性(水戸市から茨城県に移管)

◇結城市(5人)  
▽30代会社員男性  
▽50代会社員男性  
▽20代医療従事者女性  
▽60代会社員男性  
▽20代団体職員女性

◇阿見町(4人)  
▽30代会社員男性  
▽10代男子生徒  
▽40代会社員男性  
▽30代パート女性

◇日立市(4人)  
▽40代パート女性  
▽50代会社員男性  
▽40代会社員男性  
▽20代会社員男性

◇常総市(4人)  
▽30代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽30代会社員男性  
▽30代無職女性

◇稲敷市(3人)  
▽20代会社員男性  
▽10代女子学生  
▽20代会社員女性

◇筑西市(3人)  
▽20代会社員男性  
▽20代会社員男性  
▽40代男性(職業非公表)

◇牛久市(2人)  
▽40代会社員男性  
▽10代会社員男性

◇かすみがうら市(2人)  
▽30代男性(職業非公表)  
▽60代会社員男性

◇美浦村(2人)  
▽20代会社員女性  
▽30代会社員男性

◇茨城町(2人)  
▽30代会社員男性  
▽70代無職女性(水戸市から茨城県に移管)

◇潮来市(2人)  
▽50代パート女性  
▽40代パート女性

◇笠間市(2人)  
▽20代会社員男性  
▽10代男子生徒

◇石岡市(1人)  
▽40代会社員男性

◇行方市(1人)  
▽30代パート女性

◇八千代町(1人)  
▽20代会社員男性

◇鉾田市(1人)  
▽70代無職女性

◇ひたちなか市(1人)  
▽60代会社員男性

◇常陸太田市(1人)  
▽20代会社員男性

◇県外(1人)  
▽30代無職女性(東京都)

■茨城県内の感染状況  
新規 194人  
累計 11901人  
うち死者 167人  
退院・退所等 10804人  
(茨城県・水戸市発表、28日午後7時現在)

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“ドン・ファン事件”で上京中の捜査員逮捕

2021年07月28日 20時30分10秒 | 事件・事故

7/28(水) 13:56配信

日本テレビ系(NNN)

今年4月、東京・大田区の駅近くで、女性を転倒させてケガをさせたとして、和歌山県警の35歳の巡査部長の男が警視庁に逮捕されました。男は当時、いわゆる「紀州のドン・ファン事件」の捜査のため上京していたとみられています。

傷害の疑いで逮捕されたのは、和歌山県警の巡査部長、讃岐真生容疑者です。

捜査関係者によりますと、讃岐容疑者は今年4月、大田区にある天空橋駅の近くで、面識のない女性と何らかのトラブルになってもみあいになり、転倒させてケガをさせた疑いがもたれています。

防犯カメラの捜査などから関与が浮上したもので、関係者によりますと、讃岐容疑者は、当時、「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さんが殺害された事件の関係先の捜査のため、上京していたとみられています。

警視庁が当時の状況を詳しく調べることにしています。

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テニス敗退の大坂なおみに差別的ツイート 徳間書店、投稿した編集者との契約を解除

2021年07月28日 20時27分59秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 18:11配信

J-CASTニュース

大坂なおみ選手(2018年撮影)

 徳間書店は2021年7月28日、ウェブメディア「&GP」で業務委託をしている編集者が、個人のSNSアカウントで人権侵害を伴う投稿をしていたとして、当該編集者との契約を解除したと伝えた。

【画像】「人権侵害はあってはならない」徳間書店が掲載した文書

 当該編集者は東京五輪・テニス女子で敗退した大坂なおみ選手に対する差別的な投稿を行っていた。

■「人権侵害はあってはならない」

 当該編集者は27日、大坂選手が東京五輪・テニス女子シングルスの3回戦で敗退したことを受け、自身のツイッターで人種差別的な発言を投稿。ツイッターユーザーから批判を集めていた。

 28日、徳間書店は「重要なお知らせ」と題した文書を「&GP」に掲載。同サイトで業務委託をしている編集者の投稿について「多くの皆様に不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同社は「徳間書店ならびに&GP編集部の見解とは全く相容れるものではなく、いかなる場合においても人権侵害はあってはならないことです」とし、当該編集者との契約を解除。「今後、このようなことを繰り返さないよう、会社としての倫理規範・社会的責任を強く認識し、再発防止を徹底いたしますとともに、今後一層の指導・教育に努めてまいります」とした。

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東京都で新たに3177人の感染確認 過去最多 40代以下で8割超、65歳以上は95人

2021年07月28日 20時22分30秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 16:45配信

ABEMA TIMES

東京都で新たに3177人の感染確認

 東京都で28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3177人確認された。3000人を超えるのは初めてで、27日の2848人を上回り過去最多となった。

【映像】小池都知事「若い人の行動が鍵」

 感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上の3177人で、直近7日間の1日あたりの平均は1954.7人と、前週(1277.6人)に対して153.0%となった。年代別で見ると20代が最も多い1078人、次いで30代が680人で、40代以下が82.8%を占めている。重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は95人だった。

 重症の患者は前日から2人減って80人となった。また、6人の死亡が確認された(ANNニュース)

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東京の感染者3000人超にネット悲鳴「怖い」「やべぇ」「恐怖感増してきた」…過去最多更新

2021年07月28日 20時17分37秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 15:44配信

スポーツ報知

東京都庁

 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が28日、3000人を超えることが速報された。

 ネット上では、驚きの声が多く寄せられ、「3000ってえぐ」「ついに3000超か」「オリンピックが流れている会場で知る臨時速報3000」「東京3000越えかぁ~。今回は指数関数で増えるね」「3000超えるとかまじ?やべぇな」「メダルの速報かと思いきや、今日の東京3000超えるってやつだった」「怖い。また恐怖感増してきた。とりあえず接種は出来そう。が、家族がまだだから不安」「はぁーッ!?」などの声が上がっている。

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五輪さなかの感染爆発…現実味帯びる“最悪のシナリオ” 必死に平静装う政府

2021年07月28日 20時15分02秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 9:51配信

西日本新聞

東京・渋谷のスクランブル交差点を歩く大勢の人たち。電光掲示板(右上)は過去最多となった東京都の新型コロナ感染者数を表示していた=27日午後

 2848人と、今年1月の過去最多を328人更新した東京都の27日の新型コロナウイルス新規感染者数。インド由来で感染力がより強いデルタ株が、今回の「第5波」の脅威を別次元まで高めている。政府はワクチン接種の他に新たなすべを持たず、東京五輪開催中の首都圏の病床逼迫(ひっぱく)という「最悪のシナリオ」(官邸筋)がにわかに現実味を帯び始めた。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 この日夕、菅義偉首相は田村憲久厚生労働相や西村康稔経済再生担当相ら関係閣僚を官邸に呼び、急きょ協議を持った。終了後、記者団の取材に応じ「デルタ株の割合も急速に増加しており、(25日までの)4連休の人出も含めて分析していくことにした」。警戒感を強調したものの、特段新たな対策の打ち出しはなく、国民向けのメッセージも従来の域を出なかった。

 「(4連休中の)検査結果が上乗せされ、実態以上の数字になっただけ」「無料のPCR検査を受けた人が膨れ上がった結果だ」…

 専門家が警告していた「五輪期間中に3千人もあり得る」の予測が眼前に立ち現れつつある事態にも、政府、与党内は必死に平静を装う。首相も周囲に「(感染者が2万人台の)英国に比べたら、日本はましだ」と強気な姿勢を崩していないという。五輪の成功に向け、国内の動揺を抑えたい思惑が透ける。

     ■ 

 それでも、「第5波」の勢いは過去の「波」とは様相が全く違う。

 東京都でワクチンを2回接種した65歳以上は20日時点で60・7%に上り、27日の新規感染者2848人のうち、重症化や死亡のリスクが高いとされる70歳以上の割合は2%にとどまる。感染症の専門家は「ワクチンの一定の進展など防疫のプラス条件を簡単に覆してしまうほどの急拡大」に危機感を隠さない。都の重症者用の病床使用率は上昇し、26日時点で6割に迫っている。

 6月21日からまん延防止等重点措置を適用し、今月12日には先手を打って緊急事態宣言に切り替えていたはずの東京をさいなんでいるのは、デルタ株の存在だ。都によると、12~18日の新規感染者に占めるデルタ株の割合は33・7%で、既に6割に達したと解析する専門家もいる。

 首相は27日、「重症化リスクを7割減らす(とされる)新たな治療薬について、これから徹底して使用していく」と話し、安全安心の醸成に努めたが、現実には八方ふさがりと言える。酒類の提供停止要請を巡る一連の不手際で政治の信用も傷つき、リスクコミュニケーションもままならない状況だ。

 無観客となった五輪を自宅でテレビ観戦する人々が増えている影響なのか、都内の駅や繁華街の人出はやや減少しているようにも見える。ただ、五輪の盛り上がりに加えて夏休みシーズンも本格化し、人の流れを抑制できるかは予断を許さない。8月初旬に「第5波」のピークが来ると予測していた専門家の間では「東京から感染が染み出していく地方も含め、もう一段強い措置を早めに打たないと手遅れになる」が共通認識になっている。

 (河合仁志、前田倫之)

 

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2年ぶり 新橋で酒を飲む

2021年07月28日 10時21分35秒 | 未来予測研究会の掲示板
久しぶりに東京へ行く。
友人とは4月以来の再会。
4月には3人上野で酒を飲む。
運動不足でウエストが10センチも膨らむ。
がんの手術後は、30代のズボンやベストもぴったりだったが、もうダメになる。
新橋のSL広場で5時の待ち合わせであるが、少し時間があるので、有楽町駅で降りて、新橋へ。
銀座の柳は植え替えられたようだ。
 
銀座に憧れ、銀座でアルバイトをして、就職にも挑戦したが叶えられなかった。
銀座でデートもしたことが思いだされた。
みゆき通りの喫茶店での待ち合わせ、銀ブラ、映画も観た。
新橋SL広場へ着くと友人は3分ほど前に着いたという。
初めの店へ入るが、値段の高い店であった。
料理はそれなりに美味しい。
生ビールと日本酒2本を飲む。
常温ではなく、熱燗。
店の若い女性は、常温を知らないのだ。
帰りには、ラ・ピスタへ寄る。
二人とも車券を外す。
最近、運に見放されている。
函館7レースは2=14=1345の3連単
大穴狙いである。
2-1-4=394.4倍
2-4-1=363.4倍
2-1-3=363.4倍
2-4-3=812.0倍
2-1-5=271.6倍
2-4-5=430.0倍
 
注意力散漫で7番を無視していたのだ。
結果は2-7-5 1万9,470円(66番人気)
1番人気は3-7で3.9倍
2番人気は7-3で5.6倍
2が軸なら2-7も買えただろう。
そして、8、9、10の車券も外す。
 
 
 
銀座交差点 元数寄屋橋の辺り
-------------------------------------------
 
参考
 
銀座の西銀座通りにある銀座を象徴する木!「銀座の柳二世」の魅力とは?
銀座という高級なイメージがあるところに、みなさんが何気なく通りすぎているところに、銀座の象徴である銀座の柳二世はあります。ほとんどの人が通り過ぎているかもしれません。今日はそんな銀座の柳二世の魅力を紹介していきたいと思います。
 
銀座の柳二世とは?
 
銀座には昔ですが、松・桜・まき・柳が植えられていたとされています。今では他の植えられていたものはなくなってしまい、今では柳だけが残っています。そのあとに、いちょうが植えれてたとされています。
一度、飢えられたものが焼失してしまい、最終的には柳並木だけが銀座に復活をとげました。そのため、銀座の柳二世と言われています。東京大空襲による多くの木が焼失されたなかで復活を遂げた歴史ある柳です。
 
 
銀座の柳2世
 
 
 

「五輪史上最高の選手かもしれない」連覇を果たした大野将平に各国メディアも賛辞を惜しまず!敗れたライバルも「ベストな選手が勝った」と脱帽

2021年07月28日 10時07分15秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 5:34配信

THE DIGEST

憎らしいまでの強さで五輪連覇を達成した大野。「リオ五輪を終えてからの、苦しくて辛い日々を凝縮したような、そんな1日の戦いでした」と戦いを振り返った。(C)Getty Images

 7月26日、東京オリンピックの柔道男子73キロ級決勝で、日本の大野将平がジョージアのラシャ・シャフダトゥアシビリを下し、前回リオデジャネイロ大会に続いて金メダルを獲得した。

【PHOTO】大野将平が五輪連覇!柔道日本勢7人目の快挙達成までの死闘を激選ショットで振り返る!

 史上7人目(男子では4人目)となる五輪2連覇を目指し、2012年ロンドン大会の金メダリスト(66キロ級)にして前回の銅メダリストである同い年のライバルと対戦した大野は、4分間では決着がつかずに突入したゴールデンスコア方式の延長で、5分26秒に支釣込足から技ありを奪い、再び栄冠を手にした。

 激闘を終え、「リオ五輪を終えてからの、苦しくて辛い日々を凝縮したような、そんな1日の戦いでした」と語った彼はまた、試合後に天井を眺めていたことにも言及し、「29歳になり、ベテランと呼ばれるところまで来て、柔道の聖地、武道の聖地である日本武道館で試合ができることも少なくなってきていると理解しているので、この景色を焼き付けておこうと思いました」と、理由を明かしている。

 偉業を成し遂げた大野について、海外メディアも称賛の言葉を贈る。『AP』通信は「大野は日本柔道チームの中で、五輪史上最高の選手かもしれない。2度の五輪王者であるフランスのテディ・リネールでさえ、現在の大野ほど支配的ではない」と絶賛。シャフダトゥアシビリの「大野はとても強い。ベストな者が勝った」というコメントを紹介して、その勝利の妥当性を強調した。『AFP』通信は「大野がまたやってみせた。日本柔道最大のスターのひとりは、スリル満点なフィナーレで新たなタイトルを手にした」と報じている。
 
 米国の放送局『NBC』は「五輪金メダリスト同士のゴールデンスコアにもつれ込んだ一戦は見る者を失望させることなく、大野は2大会連続の栄光を手にした」、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は「素晴らしい壮大な決勝の末に、日本人選手は見事な攻撃でライバルを驚かせた」、ベルギーのスポーツ専門チャンネル『sporza』は「予想通りに大野が金メダルを獲得。この日本人は前回大会から、他の追随を許さない存在となっている」と、それぞれ伝えている。

 また、スペインの日刊紙『El Comercio』は「カテゴリーで無敵の大野がプラン通りに勝ち進み、金メダルを再び獲得」と伝えた後、そのキャリアを振り返り、中学生までは目立つ選手ではなかったのが、大学に入る頃には偉大な才能を持つと見なされていたこと、そして「73キロ級のモーツァルト」「日本のリネール」、そしてMLBで活躍する日本の別のアイドルである大谷翔平と関連付けて「sho(w) time」と呼ばれていることなどを紹介した。

 最後に、国際柔道連盟(IJF)は「今日も大野の日だった。彼は柔道界のミケランジェロであり、レオナルド・ダ・ビンチだ。彼はこれからも、素晴らしい柔道ショーを提供することを楽しむことだろう。ショーはこれからも続いていく。それは、大野とともに」と、公式サイトにて最大級の賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部

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海外メディアは”東京五輪の顔”大坂なおみの3回戦敗退の原因をどう分析したのか…「最終聖火ランナーのプレッシャー」

2021年07月28日 10時05分16秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 7:22配信

Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE

最終聖火ランナーを務めた大坂なおみがまさかの3回戦敗退(写真・ロイター/アフロ)

東京五輪の最終聖火ランナーを務めた女子テニスの“スーパースター”大坂なおみ(23、日清食品)が27日、女子シングルス3回戦で世界ランキング42位のマルケタ・ボンドロウソバ(22、チェコ)に1-6、4-6のストレートで敗れ、母国での五輪が終わった。

ボンドロウソバとは初顔合わせだったが大坂は第1セットから動きに精彩を欠き、第2セットは4-4ゲームまで盛り返したが、ペースを取り戻すことができなかった。大坂は6月の全仏オープンで記者会見を拒否して問題提起、その後メンタルヘルスの問題を告白し、ウィンブルドンには出場しなかっただけに、東京五輪でのパフォーマンスや取材対応に海外メディアも注目していた。それだけに海外メディアも大坂の格下に対する“番狂わせ“を大きく取り上げ敗因を分析した。。
「東京五輪の顔、大坂がテニスでノックアウトされ、ぼう然」という見出しで報じたのは、英ガーディアン紙だ。
「涙を流した大坂はプレッシャーに負けてしまったかもしれないと認める」とし大坂が第2セットで巻き返せなかった展開をこう伝えた。
「活発さに欠ける難しい一日で、問題をいつものように解決することができなかった。メンタルのタンクが空になってしまっていた。バックハンドの2つのミスで試合を終え、ホームグラウンドで五輪の金メダルを獲得するという夢は敗れ去った」
 また“番狂わせ”が起きた原因に、母国の代表としての重圧だけでなく、全仏オープン棄権後に鬱の苦悩を告白するなどした、ここまでの状況が影響したのではないかという見方を示した。
「五輪の顔として通常の状態であれば違った結果になっていたかもしれない。しかし、彼女はメンタルヘルスを優先するために全仏とウィンブルドンを辞退していた。米国に戻った後も注目や批判があった。彼女の敗北はすべてが合わさった結果のように思えた」
 さらに同紙は大坂の試合終了後のメディア対応の混乱をレポートした。
「大坂は、たとえメディアと話さなくても通ることが義務づけられているミックスゾーンを通らず、横の出口からコートを後にした。最初の情報では、彼女は戻ってこないということだった」とし、その後、日本テニス協会が大坂のマネジメント会社を通じて連絡を取り、五輪規定を説明。すでに車に乗車していた大坂が会場に戻り、ミックスゾーンに姿を現して取材に対応したことを紹介した。

パリ五輪を狙う考えを表明
 大坂は、そのミックスゾーンで海外メディアから「プレッシャーは耐え難いほどだったのか?」との質問を受け、「イエスでもあり、ノーでもある」と答えたという。
 さらに日本のメディアとの対応の様子については、「彼女の目には涙が浮かび、23歳の彼女は答えることができなかった」とした。
 同紙は大坂には「母国に金メダル」の約束を果たす機会がまたあると見ているが、「母国で開催される五輪で勝つというチャンスはもう来ないだろう」と締めくくっている。
 米ヤフーも「東京五輪の顔」という形容詞で大坂の3回戦での敗退を伝えた。
「テニスの世界では、番狂わせや調子の悪い日はよくあることで、2か月近くもプレーしていない場合はなおさらそうだ。しかし、日系米国人のスター選手である大坂にとって、数日前に聖火台に点火し開幕した東京五輪で3回戦で敗退したことは、しばらく心が痛むものになるだろう。来年またチャンスを取り戻すというわけにはいかないからだ」と大坂の心情をおもんぱかっている。
 そして「この大会は彼女のために用意されたイベントだった。生まれ故郷(3歳のときに家族でニューヨークに移住)に戻るチャンスであり、新型コロナウイルスのための延期、国民からの不評、無観客のスタンドに悩まされてきた五輪を盛り上げる役割を担っていた」と指摘。開会式からめまぐるしいスケジュールで3回戦を迎えたことも付け加えている。
「国際オリンピック委員会(IOC)は、彼女の1回戦を24日から25日に変更した。これは23日の開会式で五輪聖火台に火を灯すという、とても名誉なことを行うためだった。1回戦で勝利したとき彼女は、このイベントが目まぐるしいものだったことを認め、体調が万全ではなかったと言っていた」
 台風の影響で屋根を閉じられた有明コロシアムで大坂の動きがベストでなかったのも仕方のなかったことかもしれない。
「日本のスポーツ・セレブリティの一人として開会式の聖火台に点灯したテニス界のスーパースターは3回戦で番狂わせで敗れ、東京五輪を去った」との見出しを取って報じたのは米ニューヨーク・タイムズ紙だ。

「日本人の母とハイチ人の父を持ち、米国で育った大坂は、多文化を受け入れる日本の象徴であり、米国の黒人、女性の平等、アスリートの力を代弁する存在であり、ヴォーグやスポーツ・イラストレイテッドの水着特集号の表紙を飾った新進気鋭のファッション・アイコンでもある。しかし、彼女自身が誰よりもよく知っているようにスター性は勝利を保証するものではない。特に最近、女子のテニス界は層が厚い」と、シビアに敗戦を分析した。
 大坂が敗退後、取材対応のミックスゾーンを通らず、会場を出てしまい、その後再びミックスゾーンに戻ったドタバタ劇についてもこう伝えた。
「大坂は試合後に選手ラウンジを訪れた後、会場を後にしたが、その後会場に戻ってきてニュースメディアと短い会話をした」とし、大坂の「少なくとも1回戦で負けなくてよかった」というコメントを引用した。
 大坂は夜になってマネジメント会社を通じて、改めてコメントを発表。関係者に感謝の意を伝え、「母国である日本でのオリンピック開催で、日本代表としてこの大きな舞台に立てたことは私にとって夢のような時間であり、とても誇りに思っています。今の自分にできるプレーをさせていただきましたが、皆様の期待に応えることができずごめんなさい。私自身も今はとても悔しい気持ちですが、これからもテニスプレーヤーとして頑張っていきます」と謝罪。「次のオリンピックにも日本代表として出場できるよう努力していきます」と、3年後のパリ五輪で金メダル獲得を目指す考えであることを明かしている。

 

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五輪さなかの感染爆発…現実味帯びる“最悪のシナリオ” 必死に平静装う政府

2021年07月28日 09時59分05秒 | 社会・文化・政治・経済

7/28(水) 9:51配信

西日本新聞

東京・渋谷のスクランブル交差点を歩く大勢の人たち。電光掲示板(右上)は過去最多となった東京都の新型コロナ感染者数を表示していた=27日午後

 2848人と、今年1月の過去最多を328人更新した東京都の27日の新型コロナウイルス新規感染者数。インド由来で感染力がより強いデルタ株が、今回の「第5波」の脅威を別次元まで高めている。政府はワクチン接種の他に新たなすべを持たず、東京五輪開催中の首都圏の病床逼迫(ひっぱく)という「最悪のシナリオ」(官邸筋)がにわかに現実味を帯び始めた。

【図解】自民党「実力者」の相関図

 この日夕、菅義偉首相は田村憲久厚生労働相や西村康稔経済再生担当相ら関係閣僚を官邸に呼び、急きょ協議を持った。終了後、記者団の取材に応じ「デルタ株の割合も急速に増加しており、(25日までの)4連休の人出も含めて分析していくことにした」。警戒感を強調したものの、特段新たな対策の打ち出しはなく、国民向けのメッセージも従来の域を出なかった。

 「(4連休中の)検査結果が上乗せされ、実態以上の数字になっただけ」「無料のPCR検査を受けた人が膨れ上がった結果だ」…

 専門家が警告していた「五輪期間中に3千人もあり得る」の予測が眼前に立ち現れつつある事態にも、政府、与党内は必死に平静を装う。首相も周囲に「(感染者が2万人台の)英国に比べたら、日本はましだ」と強気な姿勢を崩していないという。五輪の成功に向け、国内の動揺を抑えたい思惑が透ける。

     ■ 

 それでも、「第5波」の勢いは過去の「波」とは様相が全く違う。

 東京都でワクチンを2回接種した65歳以上は20日時点で60・7%に上り、27日の新規感染者2848人のうち、重症化や死亡のリスクが高いとされる70歳以上の割合は2%にとどまる。感染症の専門家は「ワクチンの一定の進展など防疫のプラス条件を簡単に覆してしまうほどの急拡大」に危機感を隠さない。都の重症者用の病床使用率は上昇し、26日時点で6割に迫っている。

 6月21日からまん延防止等重点措置を適用し、今月12日には先手を打って緊急事態宣言に切り替えていたはずの東京をさいなんでいるのは、デルタ株の存在だ。都によると、12~18日の新規感染者に占めるデルタ株の割合は33・7%で、既に6割に達したと解析する専門家もいる。

 首相は27日、「重症化リスクを7割減らす(とされる)新たな治療薬について、これから徹底して使用していく」と話し、安全安心の醸成に努めたが、現実には八方ふさがりと言える。酒類の提供停止要請を巡る一連の不手際で政治の信用も傷つき、リスクコミュニケーションもままならない状況だ。

 無観客となった五輪を自宅でテレビ観戦する人々が増えている影響なのか、都内の駅や繁華街の人出はやや減少しているようにも見える。ただ、五輪の盛り上がりに加えて夏休みシーズンも本格化し、人の流れを抑制できるかは予断を許さない。8月初旬に「第5波」のピークが来ると予測していた専門家の間では「東京から感染が染み出していく地方も含め、もう一段強い措置を早めに打たないと手遅れになる」が共通認識になっている。

 (河合仁志、前田倫之)

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