▼人間と環境は、切り離せない不二の関係にある。
不二とは:二つの相対するものが実は二つに区別され、対立する二つに見えるが、実際は一つであること。
絶対的な立場から見ると対立がなく一つのものであるということ。
▼環境問題が深刻化する時代を、どう捉えるべきかについて考察する。
▼現代は、際限なく利潤を追求する人間の貪欲さんに支配されている。
大量生産・大量消費が良いことだとする価値観や人生観の混乱が、自然を破壊し、気候危機を引き起こしている。
▼地球問題の原因は人間の欲望や思想の乱れ、すなわち、人間の内部に起因する。
▼あらゆる生命は、関係性の中で存在している。
その概念で捉えれが、人間も動物も、植物も、等しく尊重されるべき生命である。
あらゆる多様な生命が、網の目のように、互いに関わりあって生きている。
▼自然環境による影響は、必ず生態系のどこかに現れてくることを自覚して、人間活動を行うことが大切だ。
▼現代では、無気力・無関心・無責任という面も現れている。
▼環境問題は、人間の自己の欲望を根本原因として捉えるべきことだ。
人間の際限なき欲望。
▼現代社会にはものがあふれ返り、絶えず人間の欲望を刺激している。
環境を破壊し続け、ものを手にいれられなければ苦しむといった「負の連鎖」の、多くの人たちが陥っている。
▼欲望の制御、自己精神の変革こそが求められているのだ。
▼立ち向かう相手は外ではない。
自分の胸に影を落とす弱気や、あきらめです。
自分に負けず、まず、できることから始める。
これが希望の一歩です。
▼どんな姿であれ、この世に「私」という存在は一人しかいない。
それを最高に輝かせるしかない。
だから、これからも、私らしい使命の花を目いっぱい咲かせていく決意です。