交通事故で子ども217人死亡 歩行中が半数、17~21年 警察庁

2022年03月25日 08時56分08秒 | 事件・事故

3/24(木) 10:12配信 時事通信

 2017~21年の5年間に交通事故で死亡した小学生以下の子どもが計217人に上ることが24日、警察庁のまとめで分かった。

 約半数が歩行中で、同庁は4月6日から15日の全国交通安全運動で子どもと保護者への教育やドライバーへの啓発を進める。

 217人のうち、未就学の幼児は111人、小学生は106人。事故時の状況は、幼児の最多は歩行中(64人)で、自動車乗車中(43人)が続いた。小学生でも歩行中(55人)が最も多く、次いで自転車乗車中(30人)だった。歩行中の重傷者は小学生が2467人、幼児が722人いた。

 歩行中の死者と重傷者を同庁が分析した結果、月別の最多は小学生が6月、幼児は4月で、時間帯では小学生と幼児ともに午後4~5時台が最も多かった。曜日別では小学生で土日より平日の割合が多く、幼児は土日の方が平日より多かった。

 事故が起きた状況は横断中が最多で、小学生では7割、幼児は5割超を占めた。法令違反があった場合の内容は、幼児は「飛び出し」が250人で最も多く、保護者が目を離していた際の「一人歩き」が158人で続いた。小学生も最多が飛び出しの888人で、次いで「横断違反」の411人だった。 

 

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大麻で摘発 過去最多5482人 20代、20才未満が7割

2022年03月25日 08時49分41秒 | 事件・事故

[2022/03/24 16:12] テレビ朝日

大麻に危険性がないと8割の人が考えていました。

 警察庁によりますと去年、大麻に関わる事件で摘発された人数は8%増え5482人となり、5年連続で過去最多を更新しました。

 20代以下が7割を占めています。

 背景には危険性への認識の低下があるとみられ、大麻で初めて摘発された829人への聞き取りでは、危険性は「全くない」「あまりない」との回答がおよそ8割に上りました。

 警察庁は「若年層に対し啓発活動を引き続き強化していく」ということです。


難民と国内避難民、過去最多の8400万人超 UNHCR

2022年03月25日 08時43分29秒 | 社会・文化・政治・経済

2021年11月12日 11:52 発信地:ジュネーブ/スイス [ スイス ヨーロッパ ]

【11月12日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は11日、戦争や紛争、迫害などで外国に逃れた難民や庇護希望者、国内避難民が6月末時点で8400万人超となり過去最多を更新したと発表した。

 UNHCRによると、2020年末からの半年間で差し引き約200万人増えたことになる。特に国内避難民の増加が顕著だった。

 UNHCRのフィリッポ・グランディ(Filippo Grandi)高等弁務官は「国際社会は、暴力や迫害、人権侵害を防ぐことができておらず、故郷を追われる人が後を絶たない」と述べた。

 UNHCRは、家を追われた人の多くが異常気象など気候変動や新型コロナウイルス感染といったさらなる困難に直面していると警告した。

 6月末時点の難民は約2650万人。内訳はシリア人約660万人、パレスチナ人約570万人、アフガニスタン人約270万人などとなっている。

 国内避難民は昨年末の4800万人から今年6月末には5100万人に増加した。

6月末時点の難民は約2650万人。内訳はシリア人約660万人、パレスチナ人約570万人、アフガニスタン人約270万人などとなっている。

 国内避難民は昨年末の4800万人から今年6月末には5100万人に増加した。

 2021年上半期に新たに国内避難民となったのは430万人で、前年同期比50%増加した。治安が悪化しているコンゴと、ティグレ(Tigray)州で紛争が激化しているエチオピアで、それぞれ100万人以上の国内避難民が出た。

 ミャンマーやアフガニスタン、モザンビーク、南スーダンなどでも紛争や暴力の激化によって新規の国内避難民が出ている。

 一方、2021年上半期に故郷に戻ることができた国内避難民は100万人に満たなかった。(c)AFP