利根輪太郎の競輪人間学 展開のアヤ

2022年03月20日 19時25分40秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅡ 宇都宮競輪 ウィナーズカップ 3日目 3月20日

8レース

2-5 4.9倍
5-2 4.5倍

並び 1-9  2-5  7-3  4-8-6

レース評
茨城勢が強力連係。番手吉沢のタテから入るが、豪快パワーで吉田の連勝も。三谷−東口や取鳥−柏野、飯野らも虎視眈々。

先輩の吉澤 純平選手の意地もあると、2-5ではなく5-2の3連単で勝負。
押さえは、5-1 5-9 5-3 5-7の2車単にする。

2番吉田 有希選手は、7番の取鳥 雄吾選手の抵抗にあって敗退する。
これが競輪の展開のアヤ。

結果

5-12,740円(9番人気)

5-1-8 5万2,210円(143番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 5 吉澤 純平   14.3   切替4角鋭
2 1 三谷 竜生 3/4車身 13.8   3角捲追込
  3 8 伏見 俊昭 3/4車身 14.2     飯野追中鋭
4 4 飯野 祐太 1/8車輪 14.3     立遅急追も
× 5 9 東口 善朋 1/4車輪 13.8     内突直接触
  6 7 取鳥 雄吾 1/4車輪 14.8   B 吉田有突張
7 3 柏野 智典 1/4車輪 14.6     取鳥乗るも
  8 6 福田 知也 1車身1/2 14.2     北勢に続き
9 2 吉田 有希 5車身 15.3     取鳥叩けず

戦い終わって

戦い終わって写真

 吉田有希のカマシを出させず取鳥雄吾が主導権を奪ったが、3番手に入り直した吉澤純平が直線勝負で突き抜けた。「いつもの有希だったら行っちゃったんでしょうけど、病気明けで本調子じゃないんでしょうね。内に降りたところ? あそこは迎え入れるか迷いましたが、もう2コーナーを回っていたので…。今回3日間は自力っぽい自力を出していないので感触はよく分からない。取手のときに自転車は伸びていたので、自力の番組でも大丈夫だと思うんですが…」。
 苦しい後方から三谷竜生が捲り上げ2着。「スタート牽制でかなり脚を使って2周くらい追いかけたからキツかったです。前の動きはあまり見えていなくて、とりあえず自分の行けるところから行きました。みんなしんどかったと思うけど、自分は地脚なので。思ったよりは出たと思います。調子自体はいいので、明日もしっかり結果を出せるように頑張りたい」。


利根輪太郎の競輪人間学 信じる者は救われる

2022年03月20日 19時25分40秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅡ 宇都宮競輪 ウィナーズカップ 3日目 3月20日

9レース   9-5 
10レース 9-5 
11レース 9-1 
12レース 9-4

出目作戦の出番である。
同じ目が続くこともある。
特に10レースの場合。

並び 1-7-5 2-9 3-8 4-6

レース評
SS連係の郡司−佐藤に成田が3番手を固めるラインは強力。本線となるが、太田に任せた松浦に連勝の脚。長島−磯田は地元

9-1を勝負目にするが。
押さえは9からの総流しとする。
太田 竜馬と連携する松浦 悠士の9番は二段がけであり、1番郡司 浩平選手より有利のはず。
2着は全選手に可能性があると考える。

結果

9-5 9,140円(24番人気)

9-5-2 6万4,410円(132番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 9 松浦 悠士   13.9   太田を交し
  2 5 成田 和也 3/4車身 13.5   4角中鋭く
3 2 太田 竜馬 1/4車輪 14.2   B 鐘4カマシ
4 7 佐藤 慎太郎 1/8車輪 13.7     切替追込も
  5 8 磯田 旭 3/4車身 13.7     コース無く
6 3 長島 大介 1/2車輪 13.8     切替え被り
7 1 郡司 浩平 1/2車身 14.0     2角捲れず
8 4 寺崎 浩平 3/4車身 14.0   S 併せ捲れず
  9 6 伊原 克彦 8車身 14.2     寺崎終えず

い終わって

戦い終わって写真

 太田竜馬が行ってくれた時点で松浦悠士の1着は当確? 真後ろから捲ってきた寺崎浩平を軽く振って、最後は楽に抜け出した。「太田君の先行に尽きますね。うまくサポートできたかなと思いますが、最後はちょっと早めに踏んでしまった。太田君が自分の力で残ってくれましたね。慎太郎さんが来たときはギリギリまで待とうと思ったんですが、内側の音が聞こえたので、1回踏んで挟むようにしたかったんですが、空けすぎて割られちゃいました。状態はすごくいいです。この1着で通算299勝。初日が終わって(完全優勝で300勝と)知りました。明日もしっかり1着を取れるように頑張ります」。
 リカバリーの佐藤慎太郎に続いた成田和也が中を鋭く2着。「恵まれました。郡司君と慎太郎さんの後ろでチャンスがある位置だと思っていたし、そのチャンスを生かせてよかったです。バックで郡司君が仕掛けたときはかなりキツくて、何とか追いかけて、そこからは行けるコースを行った感じです。最後はもっと思い切って行ければよかったんですが、松浦君も余裕ありそうで戻ってきそうだったので待っちゃいました。走った感じは昨日よりよかったです」。
 1周以上逃げた太田が大健闘の3着。「いいところで行けましたね。あの距離だし残れるイメージはなかったんですが、自分の力は出せたと思います。まさか残れるとは思っていませんでした。意外と踏めましたね。取手に続いて結果が付いてきているのは嬉しいです」。
 

12レース

並び 1-4-6 2-9-5 3-7 8(単騎)

レース評
平原は展開即応。どんな流れにも対応だ。地元の神山がマーク対抗だが、町田の飛び出しを利す清水や、深谷の機動力は怖い。

10レースと同じであると考えた。
つまり、2番町田 太選手と連携する清水 裕友選手は二段がけであり、1番平原 康多選手よりは有利であるはず、と考えた。
しかも、9番の出目が続いている。
そこで、9番からの総流しとする。
2段がけの有利さを信じるること、9番の出目が続くことを信じたことだ。
出目は理屈ではない。
レースの流れそのものなのだ。

結果

9-4 5,240円(19番人気)

9-4-3 4万3,940円(121番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 9 清水 裕友   14.1   牽制町田交
2 4 神山 拓弥 1/2車輪 13.8   平原追内鋭
3 3 深谷 知広 3/4車輪 13.5   S 後方捲追込
4 1 平原 康多 1/2車身 14.0     捲上併され
  5 6 佐々木 雄一 1/8車輪 13.7     関東勢続き
  6 7 和田 真久留 1/2車身 13.5     深谷マーク
7 2 町田 太我 1/4車輪 14.5   B 鐘4角逃げ
8 5 井上 昌己 1車身 14.2     競勝も一杯
  9 8 岡崎 智哉 大差 15.3     飛付競負け

戦い終わって

戦い終わって写真

 単騎の岡崎智哉が切った上を町田太我が叩いて先行。絶好ハコ回りの清水裕友が展開有利に抜け出した。「町田君はめちゃくちゃ強かったです。このカカリで仕掛けてくる平原さんもすごいしビックリ。来ないかなってカカリだったので。来たのが見えてちょっと横に振って、それでも来られそうだなと思って、前に踏んだ感じです。今回は連日人の後ろで状態は分かりません。ほんとラインの選手に助けられています。明日の決勝戦も3番手のレースだし、シリーズを通して一度も自力じゃないのは初めてかもしれない」。
 平原康多の捲りに乗った神山拓弥が地元の気迫で2着に突っ込む。「平原さんを全面的に信頼していました。平原さんがダメで自分がダメでも後悔はないので。関東の若い自力選手にもああいう走りを見習ってもらいたい。(平原が)捲りにいって清水君が出てきてからは一瞬余裕ができたので、しっかり見てからコースに入りました。脚の感じは普通くらい。初日は緊張もあって変な感じがしたけど、徐々にほぐれて良い感じになってきました」。
 苦しい後方から深谷知広が大外を飛び込み3着。「単騎の岡崎さんの動きが想定外。そこで脚を使ってしまって、そのあと予定通りにいかなかった。迷いのあるレースで後ろに迷惑をかけました。踏み込んでからもそんなに進んでいる感覚はなかったんですが、とにかく外で我慢して、何とかギリギリ届いた感じ。スピード自体は悪くないと思いますが、そのコントロールがうまくできていない。今回は連日ラインに迷惑をかけてばかりで迷いが多いですね」。