3月7日午後11時~CSテレビのムービープラスでで観た。
解説
韓国を代表する実力派俳優ソン・ガンホと、「サスペクト 哀しき容疑者」のコン・ユ主演し、「悪魔を見た」のキム・ジウン監督がメガホンをとったサスペンスアクション。
日本が統治する1920年代の朝鮮半島。
武装独立運動団体「義烈団」監視の特命を受けた元朝鮮人の日本警察イ・ジョンチュルは、義烈団のリーダーであるキム・ウジンに接近する。
誰が密偵かもわからないほど、さまざまな情報が錯綜する中、義烈団は日本統治下の主要施設を破壊する目的で京城に爆弾を持ち込む計画を秘密裏に進めていた。
義烈団と日本警察のかく乱作戦が展開し、義烈団を追う日本警察は上海へと向かう。
そして、計画通りに爆弾を積んだ列車が京城を目指して走り出していた。
日本警察イ・ジョンチュル役をソン・ガンホが、義烈団のリーダー役をコン・ユが演じるほか、日本から鶴見辰吾が参加し、イ・ビョンホンも出演している。
スタッフ・キャスト
イ・ジョンチュルソン・ガンホ
キム・ウジンコン・ユ
ヨン・ゲスンハン・ジミン
ヒガシ鶴見辰吾
2016年製作/140分/PG12/韓国
原題:The Age of Shadows
配給:彩プロ
オフィシャルサイト
ストーリーを知らずにソン・ガンホ見たさに視聴
ストーリーは、実在したテロ組織、義烈団を扱った完全なるフィクション。よくもまぁ自国をこれ程まで美化できるものだなぁと感心すら覚えてしまった。
義烈団は、世界的にも当時の朝鮮人社会でもテロ組織と認識されており、内ゲバにより瓦解しました。
一般的にはテロリストと呼ばれる人・組織が韓国史では英雄扱いなのが可哀想なところです。イスラム原理主義者が、ビンラディンを英雄視していると同じですね。
創作と踏まえた上で娯楽として本作を楽しむのはそれぞれだと思いますが、他の方のレビューに
・日本史では教えられていない悪しき歴史
・歴史を知るのは大切なことだと気づきました。
・こんな歴史があるとは知りませんでした。
とあるのに驚き。このレビューを日本人がしているとしたら本当にヤバいですよ。まんまとプロパガンダに嵌められていますよ。
日本人は、もっと史実を勉強するべきです。
日本統治時代、元朝鮮人の日本警察が独立運動団体の監視を特命され接近する。爆弾を運ぶ団体の情報が漏れ密偵を探りながらも使命を果たそうとする。
緊張感もあり映画として面白いなと思いつつ、非常に心苦しい気持ちになった。
ソン•ガンホ、コン•ユ、イ・ビョンホンが同じ食卓につくシーンは痺れた。イ・ビョンホン出番は少ないけど存在感が圧倒的。
日本統治時代の韓国の独立運動団体・義烈団、黄鈺警部事件をモチーフにした作品。誰が密偵なのかを追うサスペンス・ストーリー。
すごく豪華なキャストと、ドラマティックでメッセージ性のある作品なのだけど、映画としては中だるみを感じた。なんとなく、もっちゃりした印象。
朝鮮人でありながら日本警察で働くイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)、義烈団のリーダーであるウジン(コン・ユ)のバディ感が、つらいんだけどとてもいいし、ジョンチュルの上司であるヒガシを演じた鶴見辰吾と、同じく日本警察のハシモトというのをオム・テグが演じていて、この2人がとても迫力あった。オム・テグは「楽園の夜」「コインロッカーの女」『タクシー運転手』も強烈だったけど、存在感強い。
義烈団の上層部メンバーをイ・ビョンホンが演じてるけど、メインではない。でも、ソンガンホとコン・ユと3人でお酒を飲むシーンは、なんというか、画面に重みがあって、とても印象的だった。
スピード感があって飽きないです。
画面の移り変わりや、音楽も気持ち良い。
俳優の演技もかっこいいです!
義烈団、実在していたとは…
僕は日本人なので複雑な気持ちになりました。
日本は相当な嫌われもので、今も嫌われてるのではないかとも思いました。
歴史を知るのは大切なことだと気づきました。
また、テロについて理解するきっかけにもなりそうです。
一応、映画の中身はゴリゴリのエンターテイメントです。