利根輪太郎の競輪人間学 内に押し込まれ新山響平選手が惨敗

2023年03月05日 15時40分45秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ  大垣競輪 水都大垣杯

2日目(3月5日)

9レース

並び予想 3-9-4 5-7-2 8-1-6

レース評

仕掛け合い必至の3分戦だが、新山のスピードが一枚上。佐藤との青森決着とみるが、谷口の一発は捨てがたい。山口も頑張る

 

1番人気 3-9(2・7倍)

改めて、<競輪に絶対はない!>と利根輪太郎は思い知らされた。

勝負した大半の競輪ファンたちが惨敗である。

結果

5-1 5,490円(11番人気)

5-1-4 16万80円(162番人気)

天候 曇/風速 0.7m

天候 曇/風速 0.7m




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 5 谷口 遼平   11.7    
2 1 藤田 勝也 2車身 11.9    
  3 4 稲村 好将 3/4車輪 11.5      
4 6 筒井 裕哉 1/4車輪 11.8      
  5 2 原 真司 3/4車身 11.8      
  6 8 仲野 結音 1/2車輪 12.1   B  
7 7 山口 富生 タイヤ差 12.0      
8 9 佐藤 和也 1/4車輪 11.7      
9 3 新山 響平 1車身 12.0  

戦い終わって

戦い終わって写真

 人気の新山響平がまさかの九着になる波乱となった。赤板過ぎ先行の仲野結音を中団で谷口遼平が新山をフタした。外併走から谷口がバックで捲り押し切った。「中団が取れたし、そこから。仲野君を叩きに行っても良かったけど、そうするとモガキ合いになって厳しかったと思う。(新山と併走になり)新山君は全部下げると思ったけど、こだわってきましたね。ちょっと車の出が悪くて、後ろには申し訳なかった。ただ、自分自身、道中で余裕はあったし引き続き感じは良いと思います」。
 逃げた仲野の番手、藤田勝也が懸命に援護。谷口は阻めずも、山口富生を捌きながら追い込んで二着に。「もう前の仲野君のおかげ。後ろを見たら中団を新山君と谷口君とで併走になっていたのはわかりました。谷口君を止めたかったけど、外々に踏まれてしまって。自分はとにかく前の仲野君と後ろの筒井(裕哉)さんのおかげです」。
 三着に入ったのは稲村好将。内に詰まって展開は悪かったが、運も向いてくれた様子だ。「展開は最悪でした。内に詰まって終わるかもと思っていたけど、自分のヨコがたまたま空いてて外を踏めたのは大きかった。それで立て直せましたね。サドルを調整したら、顔見せの時から良い感じでした」。


核兵器の先制不使用の誓約を呼びかける

2023年03月05日 12時12分45秒 | その気になる言葉

▼大きく複雑な世界の課題に対して壁をつくらず<自分事>と捉えることが大切な一歩である。

▼生命の相関性を認識する「智慧」

差異を尊重し、成長の糧とする「勇気」

苦しむ人に同苦し、連帯する「慈悲」を育む。

▼戦争を回避することは政治の仕事であり、平和を建設することは教育の仕事である。

▼徹底して一人を大切にする心、そしていかなる困難に直面して希望をつくりだし、人々の幸福に貢献していく価値創造の生き方。

▼核兵器による威嚇と使用を防止するための措置を講じる。

核兵器がひとたび使用されれば非人道的な壊滅的被害がでることは明らかだ。

そこで、核兵器の先制不使用の誓約を呼びかける。

▼現在を生きる一人一人の声が<現実を変えていく力>を持っていると信じて、行動に移していくことだ。

 

 


経験に裏打ちされた重みのある言葉

2023年03月05日 11時35分22秒 | その気になる言葉

▼楽観主義の人には、行き詰りはない。

▼民衆の真の幸福の実現。

▼今ほど生命尊厳の人間主義が求まれる時代はない。

▼地域貢献、誰でもない<自分の使命>を自覚する。

▼試練のない人生などない。

底力は、大変な時こそ発揮される。

▼経験に裏打ちされた重みのある言葉は、人々の心を揺り動かすことができる。

▼人類が直面する諸問題は、民衆の「対話による連帯」によって解決すべきだ。

▼特に<自分が行動したところで世界は変わらない>と諦めてしまう人間の弱い心。

だが、人間には「一つの大きな力」よりも「小さな力の連帯」で問題の解決を前進させることができる。

▼青年の情熱には、一人から一人、また一人へと伝播し、あらゆる困難の壁を溶かし、新しき人類の地平を開く力が脈動している。


ネット右翼になった父

2023年03月05日 09時34分18秒 | 社会・文化・政治・経済
 
鈴木 大介  (著)
 
ヘイトスラングを口にする父
テレビの報道番組に毒づき続ける父
右傾したYouTubeチャンネルを垂れ流す父

老いて右傾化した父と、子どもたちの分断
「現代の家族病」に融和の道はあるか?

ルポライターの長男が挑んだ、家族再生の道程!

<本書の内容>
社会的弱者に自己責任論をかざし、
嫌韓嫌中ワードを使うようになった父。
息子は言葉を失い、心を閉ざしてしまう。

父はいつから、なぜ、ネット右翼になってしまったのか?
父は本当にネット右翼だったのか?
そもそもネトウヨの定義とは何か? 保守とは何か?

対話の回復を拒んだまま、
末期がんの父を看取ってしまった息子は、苦悩し、煩悶する。
父と家族の間にできた分断は不可避だったのか?
解消は不可能なのか?

コミュニケーション不全に陥った親子に贈る、
失望と落胆、のち愛と希望の家族論!
 

著者について

鈴木 大介
1973年、千葉県生まれ。文筆業。
主な著書に、若い女性や子どもの貧困問題をテーマとしたルポルタージュ『最貧困女子』(幻冬舎新書)、『ギャングース・ファイル――家のない少年たち』(講談社文庫、漫画化・映画化)や、自身の抱える障害をテーマにした『脳が壊れた』(新潮新書)、互いに障害を抱える夫婦間のパートナーシップを描いた『されど愛しきお妻様』(講談社、漫画化)などがある。2020年、『「脳コワさん」支援ガイド』(医学書院)で、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。
 
 
 
今の世の中に溢れたあらゆる分断に向き合うための一冊でした。人は自分がかかっているバイアスには気がつけない。だからこそ苦しくても冷静に向き合って対話をしていきたい。
 
 
「ネット右翼」という強い単語
世代と年代
自分の中の認知バイアス
触れている と 染まっている の違い

これだけ、自身を振り返り
かつ共有させてくださるありがたさ
非常に学びの多い、良書でありました。
 
 
 
書名は『ネット右翼になった父』。私はネット右翼にて興味があり購入したが、あくまでも作者鈴木大介氏の父親個人を分析していく本であり、父親との関係性を考える本でもある。

私もそうだが、父親とのうまい距離感が掴めない。この本の言葉を借りれば「父親とフラットに軽口を交わせない」硬い関係性だ。
何か話さねばと思いつつ、気まずい時間が流れ逃げるように実家から毎回帰る40代以上の男性には強く薦めるが、学生さん世代には刺さらないかも。

私を含めて「理想を演じる人間」って面倒くさい。
 
 
この本をおすすめするなら

・家族がネット右翼のような発言を言い出していらだつ、戸惑う人
・そのいらだちや戸惑いを上回るくらい家族を愛してる人

おすすめできないのは

・すぐなんとかしたい人
・そこまでして家族とわかり合う気はない人

です。

筆者は父を失った苦しみでおかしくなってるなと思いました。色々書いていますが、病の父親にすれば最後のときに息子があまり言い争いにならないように病院に付き添ってくれたなら十分でしょう。ちゃんと孝行息子なんです。

しかし筆者は死んだあとになって「もっと分かりあえたはずだ!」と後悔してああだったらこうだったらを書き連ねているので、割と感情的な本です。

個人的には最愛の妻や息子と娘、孫、ほかの親戚にも囲まれて亡くなったお父さんは幸せだったと思います。

家族とわかり合えなかったなんてよくある話です。むしろ家族こそ揉めないように無難に接してしまうから本心で何年も話さないなんてありがちです。腹の割れる仲のいい家族ってほんの一握りだと思います。

まあ筆者は納得できなかったのでしょうね。だから存在しない犯人探しをして「ネット右翼」とか「いや自分のせいなんだ」と考え込んでしまう。でもこれを機会に母や姉とはわかりあえたのではないでしょうか。