競輪には、<絶対はない>ことを、改めて思い知らされたのだ。
GⅡ 別府競輪 ウィナーズカップ
2日目 12レース S級毘沙門天賞 勝ち上がり条件: 全員準決勝へ
予想 近畿両者 (1=9)
並び予想 1-9 3(単騎) 6-2 8-4 7(単騎)5(単騎)
レース評
今の競輪界を席巻する脇本−古性の近畿ゴールデンコンビ。両者の一騎打ちを推すが、単騎といえども新田や郡司の捲りも怖い
1番人気 9-1(3・7倍)
1=9の3連単で勝負した。
だが、まさかの近畿両者 が着外に!
脇本 雄太選手の自己過信であり、競輪ファンたち大半の<絶対固い>との過信であった。
これが競輪の展開のアヤなのだ。
つまり、脇本 雄太選手は腰痛もあり、今や、<世界のレベルの脚>ではなくなっていたんのだ。
結果
2-3 1万円(34番人気)
2-3-4 7万9,910円(190番人気)
予 想 |
着 順 |
車 番 |
選手名 | 着差 | 上り | 決ま り手 |
S / B |
勝敗因 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
注 | 1 | 2 | 平原 康多 | 11.5 | 捲 | 併せ番手捲 | ||
▲ | 2 | 3 | 松浦 悠士 | 1/4車輪 | 11.4 | ク | 捲り乗換え | |
3 | 4 | 山田 庸平 | 3/4車身 | 11.4 | 捲乗り外伸 | |||
4 | 8 | 嘉永 泰斗 | 1/8車輪 | 11.5 | 捲り切れず | |||
× | 5 | 7 | 新田 祐大 | 1/2車輪 | 11.6 | S | 捲り併され | |
◎ | 6 | 1 | 脇本 雄太 | 1車輪 | 10.9 | 下げて不発 | ||
○ | 6 | 9 | 古性 優作 | 1車輪 | 10.8 | 脇本雄共倒 | ||
△ | 8 | 5 | 郡司 浩平 | 1/4車輪 | 11.3 | 単騎で不発 | ||
9 | 6 | 森田 優弥 | 大差 | 13.4 | B | 貢献の逃げ |
戦い終わって
森田優弥が後攻めから平原康多を連れて打鐘前先行。
最終ホームで新田祐大が埼玉勢を追っていた松浦悠士の内で粘り、松浦は4番手に下げる。最終バックから新田が捲るも、平原が番手から出て行き踏み勝ち合わせる。そのまま押し切り1着。「森田にもチャンスがあるように作戦を組みました。掛かりは良かったと思うけど、超一流が相手なんで、そううまくはいかなかったですね。ホームの三番手争いは見えてたし、バックでは新田君がいいスピードで来たんで行かざるをえなかったですね。先月位までの状態ならアッサリと行かれてたと思います。調子が上がってると言うより戻った感じですね。次もしっかり調整して臨みたい」。
2着には新田に三番手を奪われるも、最終バックから平原を追った松浦が追って続く。「森田君は平原さんが付いてるし、一番先行する気持ちが強いと思って追いました。新田さんとの併走は避けて下げて様子見て。新田さんが出て行ったのを見て、一旦出切ったけど、平原さんが盛り返したんで付いていって。抜け出すまでに時間が掛かって抜くまではいかなかったけど、初日よりもコンディションは良かったし、体調も良かったです」。
道中は嘉永泰斗マークから外を伸びた山田庸平が3着に入る。「最後は外を踏むしかなかったのもあるけど、初日が番手戦だったし外を踏んで感触を掴みたいのもあったんで。距離は短かったけど、伸びてると思うし、感触も悪くなかったです」。