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セント・オブ・ウーマン/夢の香り

2023年04月22日 19時30分30秒 | 社会・文化・政治・経済

4月22日午前3時15分からCSテレビのザ・シネマで観た。

セント・オブ・ウーマン 夢の香り : 作品情報 - 映画.com
 
映画セント・オブ・ウーマンのネタバレと感想と名言

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セント・オブ・ウーマン 夢の香り』感想評価とあらすじ 伝説の演説!
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解説・あらすじ

気難しく人間嫌いな全盲の退役軍人と、心優しいエリート寄宿学校の苦学生との年齢差を越えた友情を描き出した感動作。

A・パチーノの熱演(七度目のノミネートにして遂にアカデミー主演賞受賞)やC・オドネルのさわやかな演技は言うに及ばないが、男同士の奇妙な友情を軽快に見せてくれたM・ブレスト監督が、今度は打って変わってじっくりと人間愛を描き、監督の奥の深さを認識できる点も記憶しておきたい。

G・アンウォーとタンゴを踊るシーンは絶品!

監督マーティン・ブレスト

音楽トーマス・ニューマン

制作国アメリカ

プロデューサーロナルド・L・シュワリー

脚本ボー・ゴールドマン

概要

人生に悲観し、ふて腐れた孤独な盲目退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し、新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ。

アル・パチーノのまったく瞳を動かさない壮絶な演技と、タンゴ・プロジェクトによる「ポル・ウナ・カベサ」をバックにした、ガブリエル・アンウォーとのタンゴ・ダンスシーンが印象的。 のちにアカデミー主演男優賞を受賞することになるフィリップ・シーモア・ホフマンが、主人公と別の道を選択する級友を演じている。

本作はイタリアの作家ジョヴァンニ・アルピーノの小説 Il buio e il miele (「闇と蜂蜜」の意)を元にボー・ゴールドマンが自身の経験を加味して脚色した。同原作の映画化としては1974年のイタリア映画『女の香り』がある。イタリア版では、ヴィットリオ・ガスマンが退役軍人の役を演じており、1974年度のカンヌ映画祭男優賞を受賞している。

ストーリー

アメリカボストンにある全寮制名門高校に奨学金で入学した苦学生チャーリーは、裕福な家庭の子息ばかりの級友たちとの齟齬を感じつつも無難に学校生活を過ごしていた。

感謝祭の週末、クリスマスに故郷オレゴンへ帰るための旅費を稼ぐためチャーリーはアルバイトに出ることになっていた。

そのアルバイトとは姪一家の休暇旅行への同伴を拒否する盲目の退役軍人フランク・スレード中佐の世話をすること。

とてつもなく気難しく、周囲の誰をも拒絶し、離れで一人生活する毒舌家でエキセントリックなフランクにチャーリーは困惑するが、報酬の割の良さと中佐の姪カレンの熱心な懇願もあり、引き受けることにする。

感謝祭の前日、チャーリーは同級生のハヴァマイヤーたちによる校長の愛車ジャガー・XJSに対するイタズラの準備に遭遇。生徒たちのイタズラに激怒した校長から犯人たちの名前を明かすなら超一流大学(ハーバード)への推薦、断れば退学の二者択一を迫られ、感謝祭休暇後の回答を要求される。チャーリーは同級生を売りハーバードへ進学するか、黙秘して退学するかで苦悩しながら休暇に入ることになった。

中佐はそんなチャーリーをニューヨークに強引に連れ出し、ウォルドルフ・アストリアホテルに泊まり、“計画”の手助けをしろ、という。チャーリーはニューヨークで、中佐の突拍子もない豪遊に付き合わされるはめになる。高級レストランで食事をし、スーツも新調し、美しい女性とティーラウンジで見事にタンゴのステップを披露したかと思うと、夜は高級娼婦を抱く。だがチャーリーは、共に過ごすうちに中佐の人間的な魅力とその裏にある孤独を知り、徐々に信頼と友情を育んでいく。

旅行の終りが迫ったころ、中佐は絶望に突き動かされて、“計画”―拳銃での自殺を実行しようとするが、チャーリーは必死に中佐を引き止め、思いとどまらせる。ふたりは心通わせた実感を胸に帰途につくことができた。

しかし、休暇開けのチャーリーには、校長の諮問による公開懲戒委員会の試練が待っていた。チャーリーは、全校生徒の前で校長の追及によって窮地に立たされるが、そこに中佐が現れ、チャーリーの「保護者」として彼の高潔さを主張する大演説を打ち、見事にチャーリーを救うのだった。満場の拍手の中、中佐はチャーリーを引き連れ会場を後にする。

再び人生に希望を見いだした中佐と、これから人生に踏み出すチャーリーのふたりは、また新しい日常を歩み始めるのだった。

キャスト

アカデミー主演男優賞を受賞したアルパチーノの演技がやはり素晴らしい。

盲目となり、もはや過去の栄光以外に何もない、生きている価値もないと絶望し自ら最期を迎えようと計画する退役軍人。

"I'm in the dark "という絶望の叫びが耳から離れない。
そして、アルパチーノもさることながら、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が目を引いた。金持ちの親の元で甘やかされた御曹司感、仲間を裏切りたくないけど親には逆らえないジレンマの狭間で揺れ動く心情をすごくよく演じていたと思う。
あとはとにかくアルパチーノ演じるフランクがNYの街を我が物顔にひたすら散財しながら豪遊するところは観ていて痛快。

セント・オブ・ウーマン 夢の香り

1992年製作/157分/PG12/アメリカ
原題:Scent of a Woman
配給:UIP


体験が確信につながる

2023年04月22日 10時21分38秒 | その気になる言葉

▼自身の一念と行動が他者の理解につながる。

▼世のために尽くそうとする人が迫害されることがある。

▼例え、受験に失敗しても、クヨクヨする必要はない。

自分自身を変革していくことだ。

気を大きく持って進んでいくことだ。

▼動物の世界は力の強い方が勝つ。

ましてや、人間の世界は権力の世界だ。

権力の横暴に、ずっと庶民は泣いてきた。

だから、<人間力>を得て戦うのだ。

▼庶民一人一人が「勇気、正義、信念の人」であることを証明するのだ。

▼世間という現実の社会の真っただ中で、戦っていかなくてはならない。

▼積極的に他者と関わり、信頼を得ていくことだ。

▼社会における誤解や偏見にさらされても、貫き続けることで、必ず共感と信頼に変わっていくものだ。

▼友好と対話を広げ、共に励まし、触発しあいながら、自身の使命の道を歩むことだ。

▼青年は、混迷する社会に希望を光を放つ灯台のような存在となるのだ。

 


自分が強くなればいい

2023年04月22日 10時08分28秒 | その気になる言葉

▼「信」は力である。

信じる対象は「神」「仏」でもいいだろう。

▼人がどうであれ、環境がどうであれ、状況がどうであろうとも、自分が強くなればいい。

縁に紛動されるのではなく、自分が最高の善縁となっていく―それが「価値創造」の生き方なのだ。

▼逆転勝利の一歩を生むのは、勝利を信じる自身の強き「一念」である。

▼退く心がなく、恐れる心がなく、もう一歩、あと一歩と不退の「一念」を貫き、断じて勝利するのだ。

 


人間の究極の願い

2023年04月22日 06時25分25秒 | 沼田利根の言いたい放題

単純にして明解の問題は、神や仏などの神聖な存在は、そもそも人間が生み出した存在なのだ。

つまり、あくまでも、どもまで論議を尽くそうと<人間そのもの>が始りまのだ。

人間の究極の願いが、神や仏などを編み出したとも言える。

あるいは、<人間の英知>が神や仏への<存在と祈り>そのものに到達したのであろう。

人間が主であるならば、神の意志として輸血を禁じるなどは、実に<愚か>そのも!