コロナワクチンその不都合な真実

2024年01月06日 12時40分27秒 | 医科・歯科・介護
  • コロナワクチン その不都合な真実 (詩想社新書 39)
 
フランスでたちまち16万部のベストセラー!
待望の日本語翻訳版、緊急出版!

「私たちは、まだ製造途中の飛行機を操縦していた・・・」
これは、ファイザー社のワクチン研究開発部門の責任者だったキャサリン・ヤンセンが、
職を辞した直後、2022年11月の『ネイチャー』誌で告白したものだ。
前例のないスピードで開発され、
通常の臨床試験が終わる前に製品化されたのが新型コロナワクチン。
ワクチン接種による副作用などの詳細がいまだに不明で、
ファイザー社がもつ臨床試験データの公表はわずか3ヵ月間分にとどまり、
そのすべての公開は「75年と4ヵ月後」となっている。

今回のコロナワクチンが、これまでのワクチンとまったく違うのは、
mRNA(メッセンジャーRNA)という遺伝子が使われていることだ。
しかし、このmRNAを様々な病気の治療のために人体に活用しようという研究は、
これまで20年以上を費やしていながら、
まだ臨床試験では成功していなかった分野だ。
その技術が今回はじめて製品化され、
多くの人々に接種されることとなった。
はたして、そこにリスクはないのだろうか。
ハーバード大学医科大学院、フランス国立衛生医学研究所などで活躍し、
RNA研究の第一人者として国際的にも認められる著者は、
RNAとは何か、
そしてRNAの先端研究の実際をわかりやすく解説しながら、
新型コロナワクチンの本当の危険性を明かす。

コロナワクチンを接種すれば、感染、重症化を防げるのか?
他者にうつすことも防げるのか?
筋肉に注入されたmRNAは、すぐに体内から消えるのか?
そして驚くべきことに、私たちの遺伝子のみならず子孫の遺伝子までが、
このワクチンによって改変されてしまう可能性が高いのだ・・・
各国政府や保健機関が喧伝してきたさまざまな「嘘」を暴き、
驚愕の真実を解き明かす。
今後もワクチン接種をするのか迷ったときは、この本を読んでから決めても遅くはない。

はじめに RNA研究の第一人者がみた新型コロナワクチンの真実
第1章 ウイルスよりもワクチンのほうが危険という現実
・ワクチン接種によって免疫機能が低下する
・公開が求められているモデルナ・ファイザー社の臨床試験データの中身
・・・など

第2章 新型コロナワクチンに使われたRNAとは何か
・DNAとRNAが私たちの身体をつくっている
・RNAがもつ未知の可能性
・・・など

第3章 RNAがもたらす医療の劇的な進歩
・唾液に含まれるRNAで多くの病気が診断できる
・RNAを使った革新的な治療薬
・・・など

第4章 これだけある新型コロナワクチンの危険性
・自然界に存在しないmRNAを体内に入れたらどうなるか
・個人がこれまで受け継いできた遺伝子を変えてしまうワクチン
・・・など

第5章 ワクチンの認可、製品化の過程に潜む重大なリスク
・通常の臨床試験が終わっていない段階で製品化されたワクチン
・疑問だらけのコロナワクチン認可の経緯
・・・など
 

著者について

アレクサンドラ・アンリオン=コード(Alexandra Henrion Caude)
イギリス・フランス両国籍をもつ遺伝学者。元フランス国立衛生医学研究所主任研究員。1969年生まれ。パリ・ディドロ大学で遺伝学の博士号を取得し、ハーバード大学医科大学院で神経内科医として働いたのち、2019年までフランス国立衛生医学研究所(INSERM)の主任研究員として数多くの研究チームを率いた。主な研究分野はRNAおよび遺伝性疾患。ミトコンドリアマイクロRNAに関する研究の第一人者として国際的に認められている。RNA研究の権威として、新型コロナワクチンの本当の安全性、有効性を指摘した本書は、フランス国内で瞬く間に16万部を超えるベストセラーとなり、世界各国で続々と翻訳・出版されている。

鳥取絹子(とっとり きぬこ)
フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業。訳書に『素顔のココ・シャネル』、『ウクライナ現代史』(河出書房新社)、『大人のギフテッド』(筑摩書房)など多数。
 
 
Alexandra Henrion Caude博士が考えたとても魅力的で刺激的な原題「Les apprentis sorciers, Tout ce que l'on vous cache sur l'ARN messager(魔法使いの弟子達、隠されたRNAの全真實)」をこんな邦題にしてしまったのは販賣戦略上の理由かも知れませんが、似たような表題の本が何冊もあるので本書の獨自性を傳え損ねたのでは無いでしょうか。

本書は最新の知見を平易な表現で分かり易く觧說した非常に優れた啓蒙書です。原文は仏語ですが、邦譯も素晴らしくて讀み易い文に仕上がってゐます。mRNAを中心としてRNAとは何の様なものか、RNAというシステムがパケット通信の様に蛋白合成等を制御する仕組み、そのmRNAを使った遺傳子治療の過去30年間の歩みと顛末、今回の遺傳子製剤を巡る藥事上の問題點を鋭く追及する内容です。根拠となる文献リストも収録されてゐます(文字が小さいのが難)。

歐州の話が多く日本國内の話題は含まれてゐませんが、全て日本にも当て嵌まります。マスメディアは隠蔽して來ましたので、殆どの國民は未だ知らないでしょうけれど。此れ迄に出版された類著は各論的に問題を取上げてゐますが、本書はもっと根本的な部分の理解に主眼があります。特に過去30年間の遺傳子治療の實情を知れば、全ては予測通りであった事も自ずと理解できるでしょう。本書はお薦めです。
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
2024年1月6日に日本でレビュー済み
 
ワクチン接種が始まった当初であれば真に受けたかもしれないが、すでに接種が始まってから2年5カ月が経過した。少なくともこの日本では、ワクチンを打った人の方が重症化するという話も、たくさんの人がひどい副作用で苦しんでいるという話も聞かない。出生率は年々下がってはいるがこの2年激減したということも無い様だ。この人はネガティブな論文だけ集めて、実際の現場を知らないのではないかな。
 
 

予防接種の健康被害救済制度に基づき、新型コロナワクチン接種後に死亡した人の遺族による申請を受理した件数は、9月22日までに949件に上ることがわかった。厚生労働省が27日、健康被害の審査結果をまとめた資料で明らかにした。

 同省はこれまで、健康被害の申請受理件数の総数は公表していたが、死亡事案の受理件数や認定件数は、国会で質問を受けた場合等を除き、公表してこなかった。筆者の情報開示請求に対しても6月分以降は不開示としてきたが、公表に転じた。

 同省の審査会はこれまでに、接種後に心筋炎を発症し死亡した19歳の男性2人を含む269人の死亡事案について、被害認定をしている。一方で、650人以上の死亡事案が審査中となっている。

 インフルエンザワクチン等の予防接種による死亡事案で厚労省が被害認定をしたのは、1977年以降の45年間であわせて151件だった。

 コロナワクチンに関する受理件数、認定件数が異例の事態となっているが、大半の主要メディアは沈黙を保っている。

 

筆者作成
筆者作成

 

 予防接種と健康被害の因果関係を審査しているのは、厚労省の「疾病・障害認定審査会」

 これまで、毎回「認定」「否認」等の審査結果を公表する際に、その時点での受理件数や認定件数も記載していたが、死亡事案や後遺障害事案の件数は明らかにしていなかった。

 そうした中、厚労省は4月、国会での質問を受け、死亡事案の受理件数は「684件」と答弁(既報参照)。

 厚労省は、筆者の情報開示請求に対しても、5月時点の情報を開示したが(5月26日時点で741件)、6月以降については不開示と通知した。

 

死亡事案の受理件数等の開示請求に対する不開示決定通知書
死亡事案の受理件数等の開示請求に対する不開示決定通知書

 筆者の問い合わせに対し、厚労省の担当者は「国会議員から問い合わせがあれば(死亡事案の受理件数等を)集計、作成しているが、そのような問い合わせが来ない限り、作成することはない」と説明していた

 ところが、今回公表された資料には、死亡一時金・葬祭料の申請の受理件数、認定件数、保留件数が初めて記された。

 これにより、死亡事案のうち審査が終わったのは約3割、死亡以外の事案のうち審査が終わったのは約6割であることが確認された。

筆者作成
筆者作成

健康被害の審査結果を軽視する言説に注意

 厚労省は、健康被害救済制度による被害認定について「厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」と説明している。このことをとらえ、予防接種と無関係な事案も認定対象になっているかのように示唆する言説が一部にみられる。

 しかし、「厳密な因果関係までは必要としない」というのは、「いい加減な判断でよい」「因果関係がなさそうでも認める」ということを意味するわけではない。

 そもそも日本では解剖が行われる事例も少ないうえ、個々人の接種と有害事象の因果関係を医学的に厳密に証明することは不可能に近いと言われている。

 そうしたことを踏まえ、厚労省の資料には、接種時の健康状態や接種前後の状況を総合的に考慮し「一般人をして疑問を差し挟まない程度の蓋然性があると認められる場合」に認定するものであって「因果関係に疑義のあるものを広く救済するものではない」と記されている

 医学的な解明力不足などを理由に、現実に起こり得る健康被害の救済を妨げないように証明負担を軽減する趣旨であって、因果関係のなさそうなものまで広く救済する趣旨ではないということだ。

厚生労働省「疾病・障害認定審査会」資料(2021年12月9日)より一部抜粋
厚生労働省「疾病・障害認定審査会」資料(2021年12月9日)より一部抜粋

 申請段階では、厚労省は「予防接種を受けたことにより死亡したことを証明することができる医師の作成した診療録」の提出を求めており(同省サイト)、申請のハードルも決して低くない。受理業務を担当する地方自治体が、書類不足を理由に受け付けないケースもあるという(山岡淳一郎『ルポ 副反応疑い死』)。

 受け付けされた後は、医師や感染症専門家ら専門委員で構成されている審査会が、申請者が提出したカルテ等に基づき判断し、「予防接種と疾病との因果関係について否定する論拠がある」ケースや「因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である」ケースには否認することになっており、そうした理由にあたらない場合にはじめて認定される。あくまで専門委員が認否の判断をしており、厚労大臣は審査に直接関与しない。

 とりわけ死亡事案の認定は、予防接種法に基づき、死亡が「接種によるもの」と厚生労働大臣が因果関係を認め、死亡一時金(4420万円。今年4月から4530万円に増額)の給付に直結する、きわめて重い判断だ。給付金は地方自治体も一部負担する。

 重大な死亡、後遺障害事案は審査結果が出るまでに時間かかっており、専門委員が医学的見地から慎重に検討し、認否の判断を出しているとみられる。

 しかし、これまでのところ、接種の安全性を評価する別の専門部会では、健康被害救済制度の審査内容が共有されていない。

 

健康被害救済制度に基づく認定は厚生労働大臣が行っているが、通知は住所のある自治体が行っている。その文書にはお悔やみの言葉もない。(筆者撮影)
健康被害救済制度に基づく認定は厚生労働大臣が行っているが、通知は住所のある自治体が行っている。その文書にはお悔やみの言葉もない。(筆者撮影)

心筋炎での健康被害 大半が10〜20代男性 死亡の認定も

 厚労省の疾病・障害認定審査会が、接種による因果関係を否定できないとして健康被害を認定し、給付を認定したのは、4520件(9月27日現在)。このうち、急性心筋炎・心膜炎で認定された事案は400件以上あり、10〜20代男性が6割以上を占めていることが、厚労省の資料に基づく筆者の集計でわかった(以下の表)。

 その多くは入通院治療による医療費・医療手当の認定だが、9月22日には心筋炎で死亡した19歳男性2人が死亡一時金・葬祭料の認定を受けた(厚労省審査会の資料)。接種時期や回数などの詳細は明らかにされていない。

 健康被害の審査結果には含まれていないが、これまでに女子中学生(14歳)の心筋炎による死亡も確認されている(法医学誌の査読済み論文7月28日NHK)。

筆者作成
筆者作成

 国内での新型コロナワクチンの接種が2021年に始まった当初、治験によって確認された重大な副反応は「ショック、アナフィラキシー」だけだった。

 大規模接種が始まった後、若い男性に心筋炎の発症頻度が多くみられることが判明した後も(ロイター)、政府は大学拠点の集団接種などを進め、専門家も若年者への接種の奨励を続けていた。

 厚労省も、接種後の心筋心膜炎の発症頻度は、感染時に比べて少なく、症状も軽いなどと説明(同年7月2日改訂の厚労省Q&Aサイト10月15日公開リーフレット)。

 重大な副反応に「心筋炎、心膜炎」が明記されたのは、2回接種がひとまわり終わった後の同年12月(NHK)。その後も、河野太郎ワクチン担当相(当時)は「ワクチンで心筋炎になる人もいるが、確率的に小さいし軽症」「ワクチン打ったら心筋炎だと、また反ワクチンの人が騒いでいますが、全然気にすることはありません」などと説明していた(12月5日配信のYouTube)。

2021年10月から使われていた厚労省のリーフレットのグラフ

厚労省サイトに掲載されていたリーフレット(2022年夏に削除)より一部抜粋
厚労省サイトに掲載されていたリーフレット(2022年夏に削除)より一部抜粋

 

 ところが、厚労省は翌年、感染時より接種時の方が心筋心膜炎の頻度がはるかに低いと図示したリーフレットを不適切なものと事実上認め、撤回(既報参照)。

 モデルナ製を2回接種した10代男性の心筋炎発症率が100万人あたり150人を超えるなど、リーフレットで用いたデータを大幅に上方修正していた(厚労省Q&Aサイトの資料改訂版リーフレット)。

 これまで承認されてきたワクチンでの重大な副反応は100万人あたり数人レベルと言われていた(朝日新聞2020年12月14日)。

 

(関連続報)

 
 
 
 
 
 
 

「たかねの花」という言葉

2024年01月06日 12時33分08秒 | 社会・文化・政治・経済

たかねの花」という言葉があります。

この「たかね」は紙面では「高根」としています。

ですが「高嶺」の誤りでは、というご質問をよくいただきます。 「高根の花」という表記は、日本新聞協会の新聞用語集でもそう取り決めています。 新聞用語集は、新聞だけでなく通信社や放送局も含めた用語懇談会という組織で合意されたものですから、かなりの数の報道機関が「高根の花」としているはずです。


映画 平原児

2024年01月06日 11時54分43秒 | 社会・文化・政治・経済

1月6日午前6時からCSテレビのザ・シネマで観た。

あらすじ

南北戦争終結後も西部では白人とインディアンの闘争が続いていた。

希望に燃えて西部に向かった英雄ワイルド・ビルは恋人カラミティ・ジェーンと共にインディアンに武器を密売しているラティマー一味の争いに巻き込まれてしまう。

主人公は最後に背後から射殺され、呆気なく映画ドラマは終わった。

平原児
The Plainsman
監督 セシル・B・デミル
脚本 ウォルデマー・ヤング
ハロルド・ラム
リン・リッグス
原案 コートニー・ライリー・クーパー
原作 フランク・J・ウィルスタック
製作 セシル・B・デミル
出演者 ゲイリー・クーパー
ジーン・アーサー
音楽 ジョージ・アンタイル
撮影 ヴィクター・ミルナー英語版
編集 アン・ボーチェンズ
製作会社 パラマウント映画
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1936年11月16日
日本の旗 1937年3月
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 974,800ドル
 

平原児』(へいげんじ、原題:The Plainsman)は、1936年制作のアメリカ合衆国西部劇映画セシル・B・デミル監督。

西部開拓史上の伝説的ガンマン、ワイルド・ビル・ヒコックカラミティ・ジェーンを描いた作品で、ゲイリー・クーパージーン・アーサーが『オペラハット』に続いて再共演している。

著作権保護期間が満了したため、パブリックドメインとなっている。

あらすじ

1865年リンカーン大統領暗殺事件が起きた頃、中西部を熟知している快男子ワイルド・ビル・ヒコックが、親友のバッファロー・ビル・コディとその新妻ルイーザと共に西へ向かっていた。ビルは途中で、恋人のカラミティ・ジェーンと再会した。

やがて、彼らはカスター将軍とインディアンとの戦いに巻き込まれ、数奇な運命を辿ることになる。

平原児

キャスト

役名 俳優  
 
ワイルド・ビル・ヒコック ゲイリー・クーパー  
カラミティ・ジェーン ジーン・アーサー  
バッファロー・ビル ジェームズ・エリソン  
ルイーザ・コーディ ヘレン・バージェス  
ジョン・ラティマー チャールズ・ビックフォード  
ジャック・マッコール ポーター・ホール  
イエロー・ハンド ポール・ハーヴェイ  
カスター将軍 ジョン・ミルジャン  
ペインテッド・ホース ヴィクター・ヴァルコニ  
ジョージ・アームストロング・カスター ジョン・ミルジャン  
インディアン アンソニー・クイン  
   

 

     

映画 軽蔑

2024年01月06日 10時36分44秒 | 社会・文化・政治・経済

軽蔑 (1963年の映画)

解説

名匠ジャン=リュック・ゴダールがスター女優ブリジット・バルドーを主演に迎えて手がけた長編第6作。イタリア人作家アルベルト・モラビアの同名小説をもとに、ある夫婦に訪れる愛の終焉を、斜陽化の進むヨーロッパ映画産業の問題と絡ませながら描いた。

脚本家のポールは映画プロデューサーのプロコシュから、フリッツ・ラングが監督する大作映画「オデュッセイア」の脚本の手直しを依頼される。ポールと妻で女優のカミーユはプロコシュの自宅へ招かれるが、ポールが遅れて到着するとカミーユの態度はなぜか豹変しており、彼に対して軽蔑のまなざしを向ける。やがてポールとカミーユは映画のロケのため、カプリ島にあるプロコシュの別荘を訪れるが……。脚本家ポール役を「昼顔」のミシェル・ピッコリ、映画プロデューサーのプロコシュ役を「シェーン」のジャック・パランスが演じる。

巨匠フリッツ・ラング監督が本人役で出演。日本初公開は1964年。2017年9月にデジタルリマスター版が公開。2023年11月には60周年4Kレストア版で公開。

1963年製作/104分/G/フランス・イタリア・アメリカ合作
原題:Le mepris

 

軽蔑(1963)

1月6日午前4時からCSテレビのザ・シネマで観た。

女性の複雑な感情に支配されてゆく男は、常に部屋の中でも、寝床でも帽子をかぶっているのだ。

それが違和感である。

笑顔を見せな不機嫌な、顔の悪魔的な女はブリジット・バルドーのはまり役だ。

あくまでも冷淡で、軽蔑的な態度に終始していて、愛すべき女のタイプではない。

心が敢然と冷めて愛を失っていく女の大きく見開かれた目と態度、言葉の羅列であり、映画を観ていてうんざりした。

Le Mépris
 
ロケ地・カプリ島
ナポリ湾カプリ島

ゴダールの長篇劇映画第6作である。アルベルト・モラヴィアの同名小説を原作に、当時、2年前に結婚したばかりの妻アンナ・カリーナとの愛の問題に苦悩したゴダールが、自己を投影し、愛の不可能性を描いた[1]。当時の日本同様、斜陽化著しいヨーロッパの映画産業での映画づくりを描き、ハリウッド一辺倒の世界への不安も描かれている[1]。ドイツのサイレント映画の巨匠で、戦後アメリカのB級映画作家となったフリッツ・ラングが本人役で出演し、愛の問題にも映画産業の問題にも的確な言説を吐いている[1]。

本作は1963年4月から5月に、イタリア南部・カンパニア州ナポリ県にあるカプリ島、およびラツィオ州にあるローマ市内のイタリア国立撮影所チネチッタでロケーション撮影が行われた。

アメリカ人プロデューサーとの撮影が頓挫するフリッツ・ラングは、劇中で映画『オデュッセイア』を撮ろうとしているが、現実世界のラングは、1960年の『怪人マブゼ博士』以降の監督作はなく、同作が遺作になっている。ゴダールがラングの助監督として本作に登場している。

本作は、フランスより先にイタリアで公開されたが、イタリア版では、ジョルジュ・ドルリューの音楽が、ピエロ・ピッチオーニの軽快なジャズに差し替えられて公開された。

ストーリー

チネチッタエントランス

女優カミーユ・ジャヴァル(ブリジット・バルドー)と脚本家のポール・ジャヴァル(ミシェル・ピッコリ)は夫婦である。夜、ふたりのアパルトマンのベッドルームでの会話は無意味、でもそれは夫婦らしいものであった。

翌朝、ポールはアメリカから来た映画プロデューサー、ジェレミー・プロコシュ(ジャック・パランス)と会った。ジェレミーはフリッツ・ラング(本人)が現在撮影中の映画『オデュッセイア』があまりにも難解であるとし、この脚本のリライトをポールに発注してきた。昼になって、カミーユが現れ、夫妻はジェレミーに自宅に誘われた。自宅でジェレミーは、カミーユをカプリ島でのロケーション撮影に来ないかと言う。それは夫が決めること、とカミーユは答えた。

アパルトマンに帰った後のポールとカミーユは、なぜかしっくりこない。夜、ふたりは別々の部屋で寝ることになる。ジェレミーから再び、カミーユへのロケのオファーの電話があった。ポールはポールで、本人次第だと答えてしまう。電話の後で激したカミーユは、ポールを軽蔑すると言い放つ。ジェレミーの誘いで映画館に行った後、カミーユはオファーを承諾した。

カプリ島。ここにはジェレミーの別荘がある。撮影現場でラング監督とはやはりうまくいかないジェレミーは、カミーユに、別荘へ戻ろうと言う。カミーユはポールを一瞥するが、ポールは、カミーユがジェレミーと別荘に帰ることを軽く承諾した。ポールは、それよりも、ラング監督との映画『オデュッセイア』の問題について議論をつづけたいのだ。

遅れて別荘に着いたポールは、カミーユに、あの日ポールに言い放った「軽蔑」ということばの真意を問いただす。答えはなかった。

翌朝、ポールに手紙が届く。そのカミーユからの手紙には、ジェレミーとローマへ発つと書かれていた。おなじころ、ハイウェイで派手な衝突事故が起きていた。大型車にぶつかり大破したスポーツカーには、血まみれの男女の死体があった。ジェレミーとカミーユの変わり果てた姿であった。

スタッフ
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影監督:ラウール・クタール
原作:アルベルト・モラヴィア
録音:ウィリアム・ロバート・シヴェル
編集:アニエス・ギュモ
スクリプター:シュザンヌ・シフマン
音楽:ジョルジュ・ドルリュー / ピエロ・ピッチオーニ (イタリア・スペイン版)
助監督:シャルル・L・ビッチ
製作主任:フィリップ・デュサール、カルロ・ラストリカッティ
パブリシスト:アニー・ショヴェ、ベルトラン・タヴェルニエ
プロデューサー:ジョルジュ・ド・ボールガール、カルロ・ポンティ、ジョゼフ・E・レヴィーン
製作:ローマ・パリ・フィルム、レ・フィルム・コンコルディア、コンパニア・チネマトグラフィカ・カンピオン

キャスト

役名 俳優  
   
カミーユ・ジャヴァル(女優) ブリジット・バルドー    
ポール・ジャヴァル(脚本家) ミシェル・ピコリ    
ジェレミー・プロコシュ(映画プロデューサー) ジャック・パランス  
フランチェスカ・ヴァニーニ ジョルジア・モル  
フリッツ・ラング(映画監督) フリッツ・ラング[2]  
ラングの助監督 ジャン=リュック・ゴダール    
撮影監督 ラウール・クタール    
シレン リンダ・ベラス    

 

 


利根輪太郎の競輪人間学 まさかの100万円車券とは!

2024年01月06日 03時58分27秒 | 未来予測研究会の掲示板

G Ⅲ 大宮競輪 東日本発祥倉茂記念杯

初日(1月5日)

レース評 5-1-6 2-9-4 3-7-8

愛媛両者はG1常連。渡部にキレが戻っているので差す方からだが、松本が捲ってそのままのケースも十分だろう。他は劣勢。

1番人気 5-1(2・8倍) 2番人気 1-5(3・1倍)

 

結果 6-3 10万6,890円(66番人気) 6-3-9 107万3,380円(412




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 6 山本 拳也   14.2   最後方強襲
  2 3 田口 勇介 1/2車輪 14.8 B カマシ粘る
× 3 9 杉本 正隆 3/4車輪 14.5     前不発も伸
4 1 渡部 哲男 1/4車輪 14.4     直線突込も
5 7 小野 大介 1車輪 14.8   S 外振り一杯
6 5 松本 貴治 1車輪 14.6     内突詰まる
  7 8 山田 敦也 3/4車身 14.8     先制3番手
  8 4 古川 尚耶 3/4車身 14.7     不発ライン
9 2 山口 翼 3車身 15.2     捲り進まず

戦い終わって

戦い終わって写真

 七番車の小野大介が前を取り、初周は北日本、四国、栃茨の順番でレースが進む。

初めに栃茨勢が抑え、打鐘4コーナーで四国の松本貴治がさらに抑えると、北日本の先頭田口勇介が一気に叩いて先行。

栃茨の先頭山口翼が巻き返すもなかなか捲れず、松本は内に詰まった状態。

そのまま田口が押し切るかの所で、四国三番手でバックドン尻の山本拳也が空いたコースを突いて大外一気に伸びて大波乱を演出。

「良かったです。いいお年玉ですね。踏み出したのは4コーナー。前の二人の動きをしっかり見てから。渡部哲男さんを追っていけば何とかしてくれると思ったし。実際以前S級で走っていた時よりレベルアップして帰ってこられたと思います」。
 あわや押し切りのところで二着になってしまった田口は「やっぱり前からの方がやりやすかったです。前回欠場していた分、ここに合わせて練習ができました。こういうメンバーで勝ち上がれたのは自信になります」。
 山口に乗り中を伸びた杉本正隆は「山口君が頑張ってくれました。いい勢いだったし、自分がもっと伸びないとね。体調はいつも通りだし、気持ちの問題かな?」。