利根輪太郎の競輪人間学 人気薄の第三のライン

2024年01月09日 22時24分19秒 | 未来予測研究会の掲示板

FⅠ 岸和田競輪 OP杯 名輪会C石田雄彦記念杯

最終日(1月9日)

8レース

並び予想 1-5 6-2 3-4-7

レース評

雨谷が持ち味のスピード戦で1勝を挙げよう。荻原−桜井の追走で本線。立部を使う片岡も魅力の1車。川村も仲野次第では。

1番人気 3-4(6・0倍)

結果 2-6 5,130円(17番人気) 2-6-4 2万9,590円(85番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 川村 晃司   11.4    
  2 6 仲野 結音 1/2車身 11.6    
3 4 荻原 尚人 4車身 11.8      
4 3 雨谷 一樹 1車輪 12.0   SB  
5 7 櫻井 正孝 3/4車輪 11.7      
× 6 5 片岡 迪之 1車身 11.8      
7 1 立部 楓真 1車身 12.0

 

9レース

並び予想 5-1-6 4-2 7-3

レース評

連日、活発に動いている大石に期待した。付ける神山の差しも好勝負。脇本、竹内も自分の形に持ち込めれば爆発力を発揮。

1番人気 4-2(4・0倍)

結果論であるが、9レースの1-6は8レース2-6の下がり目。

出目作戦なら・・・と悔やまれた。

4番の4-2 2-4の3連単と、4-5 4-1 4-3 4-7の2車単に拘り過ぎた。

5番が頑張れば1-6のラインもありだったのだ。

だが、肝心なそれを無視する。

結果 1-6  3,300円(12番人気) 1-6-4 2万1,080円(72番人気) 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 松田 治之   12.1    
  2 6 岩本 和也 1/2車身 12.1    
3 4 大石 剣士 1車身1/2 12.3      
4 3 上野 優太 1車輪 12.1      
5 7 竹内 翼 2車身 12.0      
2 神山 拓弥          
× 5 脇本 勇希       B

 


<心の財産>を積むことだ。

2024年01月09日 11時26分06秒 | その気になる言葉

▼人生は使命を自覚することで、良い方向へ向かうことができるものだ。

信頼することができる人間との出会いがカギとなる。

そして、自分の安心できる居場所を見つければ、自分が強く、心も豊かなることもできる。

成り行き任せの人生から明確な目標に向かい努力する人生への転換である。

▼<自分だけ楽しけれいい>とその日、その日の自堕落生活から如何に脱するかである。

進路が明確にれば、人はそれに向かって歩み出すものだ。

そして、自分のエゴを打ち破り、人のために、社会のために行動していくことだ。

そこには、心に響いた友人の励ましがあったのだ。

▼将来に夢や目標もなく行き詰まることもある。

だが、人生の指針(羅針盤)を持つもとで、人生が180度変わることもある。

▼<心の財産>を積むことだ。

その財産が生命を荘厳にしていくのだ。

ほかの人のために悩んだ分だけ、戦った分だけ「心の財産」を積むことができる。

どんなことが起ころうと揺るがない幸福の境涯を確立していくことだ。

そして自他共の幸福を目指ことで、心が大きく豊かになる。

 


親がやったら、あかん!80歳<おばちゃん>の野球チームに学ぶ、奇跡の子育て

2024年01月09日 10時15分34秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力


映画 Uー571

2024年01月09日 09時48分48秒 | 社会・文化・政治・経済

1月9日午前2時から放映の映画を途中からCSテレビのザ・シネマで観た。

1942年。第二次大戦下のヨーロッパ戦線で、連合軍はドイツの高性能潜水艦Uボートと暗号器「エニグマ」によって翻弄され、甚大な被害を受けていた。

事態の打開のため、米海軍の巡洋潜水艦S-33にある極秘指令が下される。

それは大西洋に停泊しているUボート、U-571を奇襲し「エニグマ」を奪取するというもの。

だが作戦が成功したかに思えた瞬間、S-33は敵の援軍から撃沈され、辛うじて生き残ったタイラーら数人のS-33乗組員はU-571に閉じ込められてしまう。

2000年製作/116分/アメリカ

U-571

スタッフ・キャスト

  • マシュー・マコノヒー

    マシュー・マコノヒー

  • ビル・パクストン

    ビル・パクストン

  • ハーベイ・カイテル

    ハーベイ・カイテル

  • ジョン・ボン・ジョビ

    ジョン・ボン・ジョビ

  • デビッド・キース

    デビッド・キース

  • ジェイク・ウェバー

    ジェイク・ウェバー

  • マシュー・セトル

    マシュー・セトル

  • エリク・パラディーノ

    エリク・パラディーノ

  • デイブ・パワー

    デイブ・パワー

  • トム・グイリー

    トム・グイリー

  • ジャック・ノーズワージー

    ジャック・ノーズワージー

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受賞歴

第73回 アカデミー賞(2001年)

受賞

音響編集賞  

ノミネート

音響賞  

金髪のクルクルヘアで来日したマシュー・マコノヒー。お世辞にも似合っているとは言えない。ハッキリ言えばダサい。ちょうどジェニファー・ロペスとの共演作「ウェディング・プランナー」を撮り終えたばかりで、その役作りのための髪型なのだという。

このマシューに幻滅したファンの方、ご安心を。新作映画「U-571」は第2次大戦中、ドイツが誇る暗合器「エニグマ」を奪うことを命じられた米国海軍の物語。タイラー大尉を演じるマシューの髪型は坊主。海軍の衣裳に身を包み、帽子をキリリとかぶった二枚目バージョンのマシューが登場する。

「坊主は結構気に入ったよ。だって髪の手入れがラクなんだもん(笑)」

密室劇の男のドラマである。狭いセットの中で繰り広げられる、緊張の連続のシーン。その5ヶ月間に及ぶ撮影は、忍耐が必要だったという。昨年、夜中に大麻を吸いながら真っ裸でボンゴを叩き逮捕されるという通称“ボンゴ事件”を起こしてしまったマシュー。そんな彼に忍耐はあるのか?

「確かに狭い空間で緊張を保つのは、クレイジーだった。でも僕はこう見えても忍耐強いほう。ランナーに例えれば、長距離マラソン・タイプだから大丈夫。撮影直前にはテンションを上げるために、皆でランニングやレスリングをして汗びっしょりになってから撮影に臨んだんだ。一応、劇中でも僕がリーダー役だから、カメラが回ってない時でも僕が率先して声をかけるようにしていたよ」

待ち遠しい監督デビュー

画像2

そんな彼は役者の意外の顔を持つ。テキサス大学時代は監督を目指して映画論を学び、最近も女優サンドラ・ブロック製作の映画「Making Sandwiches」の製作準備に協力した。俳優として映画に出演する度、その監督から何か学べるものはないかと、探索しているという。

「(ジョナサン・)モストウ監督から学んだもの……、う~ん、そうだなぁ(と1分考える)。監督というのは、自分が知っていることすべてを俳優に伝えなくてもいい、ということかな。監督が抱いている不安や情熱を、すべてさらけ出す必要はないんだよね」

画像3

今後、演出を学んでみたいと思う監督を尋ねると、ショーン・ペン、コーエン兄弟、デビッド・フィンチャーらの名前が帰ってきた。もちろん自身がメガホンを取る企画も考えているという。

「監督するなら、自分が非常によく知っているジャンルの話をやろうと思うんだ。70年代、テキサス州で成功した石油王を巡る家族の話。もう一本が、ディズニーのGレーティングのような映画で、黒人少年が偉大な漁師に成長する話。その少年がある一匹の魚を追い求めるんだ。ちょうど『老人と海』のような感じだね」

これはかなり具体的な話である。監督デビューもそう遠くはないようだ。 「ところがあらすじは出来てるんだけど、脚本はまだ一行も書いてないんだ(笑)」

第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線。ドイツの高性能潜水艦U-571に搭載された暗号器「エニグマ」に翻弄されていた。局面を打開するため、米海軍は、自軍の潜水艦をUボートに偽装し、北大西洋上に停泊中のU-571を奇襲、「エニグマ」を奪取するという作戦に挑む。

『U-571』(ユーごーなないち)は、2000年のアメリカ合衆国の戦争映画。監督はジョナサン・モストウ、出演はマシュー・マコノヒー、ビル・パクストン、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ボン・ジョヴィなど。

第二次世界大戦中、暗号解読機を奪取するためにドイツ海軍のUボートへ潜入した米海軍兵たちの敵地脱出作戦を描いている[3]。第73回アカデミー賞で2部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞している。

ストーリー
1942年北大西洋。1隻のドイツ潜水艦Uボート571号がイギリスの駆逐艦に攻撃され漂流、救難信号を発信する。

それを傍受したアメリカ海軍は潜水艦S-33をUボートに偽装、救援を装ってU571号を乗っ取り、ドイツ軍の最新暗号機(エニグマ)を奪取する作戦に出る。

しかし作戦実行中、救難信号を受けロリアンのUボート・ブンカーからU571号の救援に駆けつけた本物のUボートによってS-33が撃沈され乗組員のほとんどを失ってしまう。

敵潜水艦に取り残された副長ら数人は、扱いなれないUボート571号を駆使して、帰還しようとドイツ軍に立ち向かう。

キャスト

アンドリュー・タイラー大尉 マシュー・マコノヒー 
マイク・ダルグレン少佐[注 1] ビル・パクストン 
ヘンリー・クロフ曹長 ハーヴェイ・カイテル 
マシュー・クーナン少佐 デヴィッド・キース 
ハーシュ大尉 ジェイク・ウェバー 
ピート・エメット大尉 ジョン・ボン・ジョヴィ 
ギュンター・バスナー艦長 トーマス・クレッチマン 
ビル・ウェンツ無線技師 ジャック・ノーズワージー
テッド・"トリガー"・フィッツジェラルド無線技師 トム・グイリー
ロナルド・"ラビット"・パーカー魚雷担当 ウィル・エステス 
アンソニー・マゾラ エリック・パラディーノ 
エディー・カーソン テレンス・"T・C"・カーソン
チャールズ・"タンク"・クレメンス機関士 デイブ・パワー 
ハーブ・グリッグス操舵手 ダーク・チートウッド  
キース・ラーソン少尉 マシュー・セトル 
ダルグレン夫人 レベッカ・ティルニー   


ジョン・ボン・ジョヴィがヴォーカルをつとめるバンド、ボン・ジョヴィの「Save the World」を起用。
U-571について
この映画に登場するUボートのモデルとなった艦である「U-571」(de:U 571)は、1941年5月22日、ヘルムート・メールマン(en:Helmut Möhlmann)大尉を艦長として就役。同年8月に初哨戒に出る。北大西洋の2回の哨戒では成果は無かったが、3回目の哨戒でアメリカ東海岸に派遣され、英国船「ハートフォード」、ノルウェーのタンカー「コル」、米国の小型船「マーガレット」を撃沈。1942年5月7日に帰投している。その後は、メキシコ湾を哨戒し、イギリス船「ユマタ」を撃沈、アメリカ船「J.A.モファートジュニア」、「ペンシルベニア・サン」を大破させ、無事帰投。以後また北大西洋に派遣された。

1942年12月、6回めの哨戒ではトーチ作戦における連合軍の補給路を断つため、アゾレス諸島南西へ向かい、7度目は、北大西洋にてノルウェー船「インゲルフィア」を撃沈した。西アフリカ沖での8度目の哨戒の後、艦長が、メールマン大尉からグスタフ・リュッソウ(Gustav Lüssow)中尉に交代。しかし、1944年1月28日、アイルランド沿岸に派遣された際、豪州空軍の第461飛行中隊による攻撃で撃沈された。

余談ではあるが、「571」の艦番号は、第二次世界大戦後にアメリカ海軍が就役させた世界初の原子力潜水艦「USS ノーチラス (SSN-571)」と同じである。

映画の基となった出来事
連合軍が、エニグマを奪取するためにUボートを捕獲し、艦内に突入したという出来事は、実際の戦史に存在する。ただし、映画のようにアメリカ海軍の潜水艦をUボートに偽装して、海兵隊員に率いられた潜水艦乗員がドイツ兵に扮し、武装してUボートに乗り込むということは無かった。本作品のエンドロールの最初に触れられているが、以下のような事例があった。

1941年5月9日、グリーンランド南端沖で英海軍艦隊が、U-110を爆雷攻撃し、損傷して浮上してきたU-110に武装した兵員が乗り込み、エニグマを入手。
1942年10月30日、同じく英海軍の駆逐艦「ペタード」が、ポート・サイド北方沖の海上でU-559に対して爆雷攻撃を行い、浮上してきたU-559に駆逐艦の副長と水兵の2人が武装して、U-559に強行突入。ドイツ海軍の気象情報用の暗号鍵を手に入れる。
1944年6月4日、空母「ガダルカナル」率いる米海軍第22.3機動部隊が、U-505を捕獲し、エニグマを入手。
映画は、U-110とU-559の事例を基に製作されたと思われるが、いずれも作戦を実行したのは米軍では無く、英軍である。

作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「素晴らしい撮影技術と興味深いプロット、そして才能のあるキャストとスタッフによって『U-571』は緊張感のあるスリラーに仕上がっている。」であり、115件の評論のうち高評価は68%にあたる78件で、平均点は10点満点中6.29点となっている[4]。 Metacriticによれば、35件の評論のうち、高評価は22件、賛否混在は11件、低評価は2件で、平均点は100点満点中62点となっている[5]。


注釈
^ DVD作品中等で大佐と訳されているが、階級は少佐である(階級章は米海軍少佐)。
キャプテンと呼ばれているがあくまで艦長の意であり、海軍大佐を意味するものではない。


映画 悪魔のいけにえ

2024年01月09日 09時13分27秒 | その気になる言葉

1月9日午前1時25分からCSテレビのブービープラスで観た。

恐ろしい映画であり、緊迫感の連続!

『悪魔のいけにえ』(あくまのいけにえ、原題: The Texas Chain Saw Massacre)は、1974年のアメリカのホラー映画。

トビー・フーパーが監督、製作、キム・ヘンケルと共に脚本を務めた。出演はマリリン・バーンズ、ポール・A・パーテイン、エドウィン・ニール、ジム・シードー、ガンナー・ハンセン。

テキサス州に帰郷した5人の男女が、近隣に住む人皮のマスクを被った大男「レザーフェイス」に襲われ殺害されていく物語。

みんなの反応

  • 狂気じみた演技が凄い
  • 死が急速に迫ってくる瞬間が一番生を実感する
  • 不気味だしハラハラするし昔ならではの古っぽさがより怖い
  • レザーフェイスのイカレ具合と必死に抵抗する少女の演技が素晴らしい
  • 芸術的な狂気を突き詰めた名作
悪魔のいけにえ
 
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概要

フーパーはこの映画を14万ドル以下(インフレーション調整後70万ドル)で製作し、撮影地であるテキサス州中部を中心に、比較的無名の俳優を起用した。限られた予算の中で、できるだけ早く撮影を終え、機材のレンタル費用を抑えるために、フーパーは週7日、長時間の撮影を余儀なくされた。

暴力的な内容のため、フーパーは配給会社を探すのに苦労したが、最終的にはブライアンストン配給会社のルイ・ペラーノがこの作品を手に入れた。フーパーはPGレーティングを得るために画面上の流血の量を制限したが、アメリカ映画協会(MPAA)はRレーティングを付けた。

いくつかの国では上映が禁止され、その暴力性に対する苦情を受けて多数の映画館が上映を中止した。当初、批評家からは賛否両論の評価を受けたが、収益性は高く、米国内興行収入は3,000万ドル以上、2019年現在でおよそ1億5,080万ドル以上に相当し、1974年には1,650万枚以上のチケットを販売した。

電動工具を凶器として使用すること、犯人を顔のない大きな人物として描くこと、犠牲者を殺害することなど、スラッシャーというジャンルに共通するいくつかの要素を生み出した作品として知られている。この作品は、続編、前作、リメイク版、コミック、ビデオゲームなど、レザーフェイスとその家族の物語を続けるフランチャイズにつながった。

あらすじ
1973年8月、テキサス州では墓荒らしや異常な殺人事件が多発していた。そんな中、サリー・ハーデスティとその兄フランクリンを含む5人の男女は、帰郷がてら墓の無事を確かめるためにテキサス州を訪れる。

一行はその道中で一人のヒッチハイカーを拾うが彼はナイフで自傷行為に及び、またフランクリンに切りかかるなどの異常な行動を起こした。ヒッチハイカーを車から追い出して、ガソリンスタンドに辿り着いたもののガソリンは売っておらず、一行は帰りの燃料に不安を抱えた状態でハーデスティ家の実家跡に辿り着く。

一行から別れて川遊びに向かったカークとパムのカップルは、近くに自家発電装置を使う屋敷を発見。カークは屋敷の主にガソリンを分けてもらおうと考えたが、屋敷の奥から人面皮を被った怪人・レザーフェイスが現れて彼をハンマーで撲殺。

カークの後を追って屋敷に入ったパムは、レザーフェイスの手でミートフックへ吊るされてカークの死体が切り刻まれるところを見せつけられる。さらには、二人を探しに来たサリーの恋人ジェリーも、冷凍庫へ閉じ込められ瀕死状態のパムを見つけた途端に撲殺される。

日没後、車に残っていたハーデスティ兄妹は仲間たちを探しに向かうが、闇の中からチェーンソーを構えたレザーフェイスが現れ、フランクリンが惨殺される。

サリーは森やレザーフェイスの屋敷を潜り抜けながら必死に逃げ惑った末にガソリンスタンドへ駆け込むが、店主の老人は彼女を助けるどころか袋詰めにしてレザーフェイスの屋敷へ連行した。一連の墓荒らしと殺人事件はレザーフェイス、老人、そしてヒッチハイカーらソーヤー一家の仕業だったのだ。

サリーはソーヤー一家の異常な食卓に連れていかれ、ミイラのような姿で生き永らえる一家の長・グランパの手で撲殺されそうになるが、一瞬の隙を突いて脱出する。

ヒッチハイカーとレザーフェイスが追撃してきたものの、ヒッチハイカーはサリーともみ合っている最中に通りかかったトラックに轢かれて絶命。

さらにサリーは、その場を通りかかった別の車の荷台へ乗り込むことに成功する。かろうじて生き延びたサリーは狂ったようにレザーフェイスを嘲け笑い、彼女を取り逃したレザーフェイスは朝焼けの中でチェーンソーを振り回す。

登場人物
主人公と仲間たち
サリー・ハーデスティ(英語版)
本作の主人公。フランクリンの妹でジェリーの恋人。墓荒らしが頻発していたことから、家の墓の無事を確かめるために帰郷を兼ねてテキサス州を訪れる。自分以外の仲間達がレザーフェイスに全員殺害され、自身も追われる中でドレイトンの営むガソリンスタンドへ逃げ込むものの、ソーヤー邸に連れていかれて一晩中監禁される。
その後、隙をついて家の窓から飛び出し脱出する。

レザーフェイスとヒッチハイカーに追われながらも偶然通り掛かったトラックの運転手に救われ、更に通りかかった別の車に乗り、最後は血塗れの姿でレザーフェイスを嘲笑しつつ逃げ延びる。
フランクリン・ハーデスティ
サリーの兄。車椅子に乗っている。ヒッチハイカーがつけた血の跡を辿ろうとしたり、サリー達が廃墟へ入った際一人だけ置いてけぼりにされて機嫌を損ねたり、仲間達を探す際に懐中電灯を手放さずサリーと言い争いになったりするなど、精神的に不安定な様子が垣間見える。

サリーと共に仲間達を捜索している最中、レザーフェイスに見つかりその場で切り刻まれる。続編『悪魔のいけにえ2』ではミイラ化した姿で登場した。
ジェリー
サリーの恋人で、眼鏡をかけている。ドライブでは運転手を務める。暗くなっても戻って来ないカークとパムを探しにソーヤー邸に足を踏み入れ、冷蔵庫内で瀕死のパムを発見し、その直後にレザーフェイスに殺害される。
カーク
パムの恋人。車椅子のフランクリンの世話をしている。車のガソリンが無くなり、たまたま見つけたソーヤー邸でガソリンを分けてもらおうとするが、レザーフェイスにハンマーで撲殺され、最初の犠牲者となる。その後、遺体はパムの目の前で切り刻まれる。
パム
カークの恋人。占い好きで占星術ができる。彼女の占星術は後に起きる災厄を予感してしまった。戻って来ないカークの様子を見にソーヤー邸の中に入ったところ、レザーフェイスが作った不気味な家具などを目撃してしまう。

脱走しようとしたところをレザーフェイスに見つかり、フックで吊るされた後、冷蔵庫の中に閉じ込められ死亡する。
ソーヤー一家
レザーフェイス
本名はババ・ソーヤー。ソーヤー一家の四男。人間の顔面の皮を剥いで作ったマスクを被った大男。先天性の皮膚病と梅毒を患っており、病気により醜くなった自身の素顔を隠すため人皮のマスクを被っている。

チェーンソーやハンマーで侵入者を惨殺し、殺した人間や動物を解剖して家具の材料に利用している。知的障害を患っているため精神年齢は8歳児程度しかなく、家のドアをチェーンソーで破壊してコックに怒られた時は彼に怯えてうずくまるなど、子どものような一面も垣間見える。夕食の支度など一家の家事を担っている。

サリーの仲間たちを次々と殺害し、終盤逃げ出したサリーをチェーンソーで追いかけるが、たまたま通りかかったトラックの運転手に反撃され、脚をチェーンソーで負傷してしまう。

結局サリーを取り逃がしてしまい、最後は朝焼けに照らされ、踊り狂うようにチェーンソーを振り回していた。
劇中では場面ごとに3種類のマスク・服装で登場する。

通常時は「Killing」と呼ばれる男性の顔のマスクと黄色の解体作業用エプロン、料理などの家事をする時は「Old Lady Mask(Grandma Maskとも)」と呼ばれる老年女性のマスクと調理用エプロン、正装時は「Pretty Woman」と呼ばれるピエロのような厚化粧のマスクと上下紺色のスーツをそれぞれ身につけている。
ヒッチハイカー
本名はナビンズ・ソーヤー。ソーヤー一家の三男で『悪魔のいけにえ2』に登場するチョップトップの双子の弟。

顔に血の跡のような大きなシミがある。落ち着きがなく、支離滅裂な言動を繰り返している。テキサス州で頻発していた一連の墓荒らしの張本人。

ヒッチハイクで通り掛かったサリー達の車に乗せてもらうが、フランクリンが愛用しているナイフで自身の手を切り刻んだり、フランクリンに向けて撮った写真を車内で燃やす等の異常な行動を取ったため、耐えられなくなった一行に無理矢理下車させられた。彼等の車が発進する際、車体に自分の血でメッセージを残していった。

物語終盤、サリーを追いかけていた際に偶然通りかかったトラックに轢かれ死亡した。

『2』ではミイラ化した姿で登場し、レザーフェイスやチョップトップにパペットの様な扱いをされる。
コック(老人)
本名はドレイトン・ソーヤー。ソーヤー一家の長男。普段は小さなガソリンスタンドとバーベキュー店を経営している。

店の戸締りをして電気代を気にする、レザーフェイスがチェーンソーで家の扉を破壊してしまったことに激怒し説教するなど、他のソーヤー家のメンバーよりも人間くさい描写が存在するものの、彼の店にはバーベキューにされた人間の焼死体があり、それを目撃したサリーは彼も常人ではないことを悟った。

レザーフェイスに追われ、自身のガソリンスタンドに逃げ込んだサリーを匿うふりをして彼女をホウキで殴り倒して気絶させた後、ソーヤー邸に拉致した。
「どうも殺しは楽しめない」と発言するも、グランパがハンマーでサリーを殴った際には嬉々として囃し立てていた。
グランパ(じい様)
ソーヤー一家の父[注釈 2]。齢124歳。一見するとミイラのように見えるが、ちゃんと生きており口も聞ける。しかし自力では全く動けず、移動の際はソーヤー兄弟に椅子ごと運ばれている。

かつては牛を一撃で仕留めるほどの屠殺の名人だったらしく、過去には5分間で60頭もの牛を仕留めたとされる(コック曰く、もっと早く牛が運ばれれば60頭以上殺せたはずとのこと)が、現在は異常な高齢のせいで握力がほとんど失われており、ろくにハンマーも握れない。
グランマ
ソーヤー一家の母。すでに亡くなっており、ミイラ化している。
その他
カウボーイ
冒頭に登場したカウボーイ。サリーに保安官を紹介する。
トラックの運転手
終盤に登場した黒人男性。偶然サリー達の近くに通り掛かり、図らずもトラックに気づいていなかったヒッチハイカーを轢き殺す。事情を察し、レザーフェイスに追われていたサリーを助け、彼にレンチを投げつけ怯ませ、最後はサリーと反対の方角に逃走する。


キャスト

本作のキャストメンバー(左二番目より、マリリン・バーンズ、テリー・マクミン、ウィリアム・ヴェイル、エドウィン・ニール、ジョン・ドゥガン、エド・グイン、アレン・ダンジガー)

本作及び本シリーズのレザーフェイス役者達(左より、R・A・ミハイロフ、ビル・ジョンソン、ガンナー・ハンセン、ロバート・ジャックス)

サリー・ハーデスティ マリリン・バーンズ 
ジェリー アレン・ダンジガー 
フランクリン ポール・A・パーテイン 
カーク ウィリアム・ヴェイル 
パム テリー・マクミン 
ヒッチハイカー エドウィン・ニール 
老人(コック)ジム・シードウ 
レザーフェイス ガンナー・ハンセン 
グランパ(じい様) ジョン・ドゥガン 
カウボーイ ジェリー・グリーン 
アナウンサー  
ナレーター ジョン・ラロケット  
トラックの運転手 エド・グイン  

初回放送 1979年7月24日
『火曜洋画劇場』 
東京12チャンネル版は2007年7月13日発売の「悪魔のいけにえ スペシャルエディション・コンプリートBOX」(DVD)のディスク3に収録。
BD版は2015年11月4日発売の「悪魔のいけにえ 公開40周年記念版」(Blu-ray Disc)に収録。
スタッフ
監督・製作・脚本 - トビー・フーパー
脚本 - キム・ヘンケル
撮影 - ダニエル・パール(『テキサス・チェーンソー』でも撮影を担当)
音楽 - ウェイン・ベル、トビー・フーパー
作品解説
監督・脚本・制作のトビー・フーパーはこの作品により全米及び英国への進出を果たす。

製作費は約4000万円。公開後から2006年9月現在まで、世界中で総額60億円以上の配給収入を上げている。なお配給元のブライアンストン社はこのフィルムと上映権利を約1億円で購入した[注釈 6]。

エド・ゲイン事件
この作品は、1957年にウィスコンシン州プレインフィールドで実際に発生したエド・ゲインによる猟奇殺人事件をモデル[注釈 7]にしたということが通説になっているが、フーパー本人はこの事件についてはドキュメンタリー映画アメリカンナイトメアのインタビューにて「人間の皮でランプシェードを作った男」の怪奇譚を「子供の頃に叔父から何度も聞かされ強く印象に残っていた」程度であり本作との直接的な影響は無かったが、ある評論家がエド・ゲイン事件に似通っている部分があると評したのがこのような説の流れた端緒で、後々に事件の存在を知ったとされる。映画冒頭部分のテロップ「これは真実の物語である」は少しでも観客の恐怖を煽ろうと後づけで追加した演出であり、上記事件との関連はなかったが、別段否定もせず傍観していたところ、通説のほうが流布してしまい以降その通説が定着することになったという[3]。

撮影
作品の山場でもあるソーヤー家の晩餐場面は、ほぼ撮影最終日にあたり、演者・スタッフ総出で連続撮影時間が丸一日超にも及ぶ撮影となった。外気温は40度近くに迫り、締め切った屋内でテーブル上の料理は照明の熱で見る間に腐敗臭を放ち、さらに撮影進行上、衣装も洗濯できなかったため室内は悪臭たちこめる最悪の状況だったとされる。

作品独特の粗い画像が物語全体の雰囲気を醸し出しているが、これは演出効果や技術的なものではなく、製作予算が低かったために[注釈 8]通常の映画撮影に使われる35mmフィルムではなく、購入も現像も安価で済むサイズが一回り小さい16mmフィルムで撮影したものをスクリーンに合わせて映像のサイズを拡大したためであった。

結果的にこれがフーパーの手法と相まってプラスに働き印象に残る映像となる。ただ本人にとっては本意ではなかったようで、撮影に映画用のフィルムが使えなかったことに加え、マスターフィルムの形式から(コメント当時は)高画質版のリリースが物理的に不可能な点を残念がっていた。

公開
公開当初はその残酷性の高さゆえに「決して観てはいけない」と学校などで告知される事態が発生し、全米各州で上映禁止処分が下った。さらに、ドイツなど一部の国では殺人・喰人シーンなど残酷な場面をカットしたバージョンしか鑑賞が許されなかった時期があった。

DVD・BD
日本では1998年中期から2007年初頭までの間、権利問題によりソフト化は叶わず、それ以前に発売されたDVD(1997年、ビーム・エンターテイメント・現ハピネット・ピクチャーズより発売)にプレミア価値が付けられた。

2004年9月にワーナーブラザーズがDVDを再発売させようとしたが権利の取得に失敗し断念。しかしデックスエンタテインメントから2007年6月8日に再発売が決定。通常盤のDVDは予定通り発売されたが、テレビ放送時の音源を用いた短縮日本語吹替版の収録に関し制作のキム・ヘンケル(英語版)から異議が唱えられるトラブルがあったために、当該吹替版を収録する予定であった豪華盤「コレクターズBOX」の発売は7月13日に遅れることとなった。なお当該「コレクターズBOX」においては短縮版ではなく音声の一部に吹替音源を充てた劇場公開版が収録された。

なお、DVDの再発を記念し、渋谷の映画館シアターN.渋谷[4]にて2007年3月17日から4週間、本作がレイトショーにて再公開された[5]。

2008年8月22日にはコレクターズBOXに以前カプコンからセットで販売されたドキュメンタリー『ファミリー・ポートレイト』と『ショッキング・トゥルース』が収録された「プレミアム・コレクションDVD-BOX」が発売。ポストカードや復刻版のパンフレットが封入された。

2009年には日本版BDが発売された。

公開から40周年にあたる2014年、4Kリマスターが施された『40周年記念版』が制作され、2015年には日本でもBDが発売されるとともにリバイバル上映が行われた。

受賞など
1974年度ロンドン映画祭最優秀賞受賞作品
英国監督週間上映作品
1974年度〜BBC最重要注意作品