精神疾患で休職の教員 昨年度 県内は41人 文科省の調査
県教育委員会は、事前の予防や復帰への支援に取り組みたいとしています。
文部科学省によりますと、昨年度、うつ病などの精神疾患で休職した公立学校の教員は全国で7119人となり、初めて7000人を超えました。
このうち県内は41人で、前の年度に比べ2人減って過去5年間でほぼ横ばいとなっています。
41人の内訳を見ると小学校が16人、中学校が12人、高校が9人、特別支援学校が4人となっています。
年齢別でみると、30代が最も多く14人、次いで50代が11人、20代が8人、40代が7人、60代は1人でした。
県教育委員会教職員課は「心の病は治療をすれば、すぐに治るというものではないので、休職しなくて済むように事前に教員のストレスを把握し相談できる環境を整えたり、休職しても少しずつ復帰できるようにしたりして自信を持って教育現場に立てるよう支援していきたい」としています。
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