私たちは「災害の間」に生きている。
阪神・淡路大震災から30年。
東日本大震災や能登半島地震等、甚大な自然災害が相次いだ。
災害を過去の出来事とせず、<必ず起きること>と捉え、将来の災害に備えなければならない。
災害は自分事なのである。
大震災の記憶と教訓を再認識し、防災意識を高めていくことが肝要だろう。
大震災の教訓の一つが「助け合う社会」の在り方だった。
市民自身による自助、住民同士による共助の重要性が認識された。
多くのボランティアが復旧・復興を支えたことも画期となり「ボランティア元年」とも呼ばれた。
災害時に助け合いの基盤となる「人々のつながり」「地域のつながり」をどう強めていくか、苦しんでいる人にどう寄り添っていくかは、大きな課題である。
災害に崩れない人々の「心のつながり」を強めていくことだ。
「レジリエンス(困難を乗り越える力)の強い、「人間尊重の社会」の建設へ。
復興を果たしてきたのは連帯の力だ。
そして、命をつなぎ止める「人の優しさ」である。
災害を<わがこと>とろらえることだ。
いざという時に「自分ならどうするか」と想像し、自分で行動することが求められる。
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