自然災害「人間尊重の社会」を未来へ

2025年01月17日 13時41分13秒 | その気になる言葉

私たちは「災害の間」に生きている。

阪神・淡路大震災から30年。

東日本大震災や能登半島地震等、甚大な自然災害が相次いだ。

災害を過去の出来事とせず、<必ず起きること>と捉え、将来の災害に備えなければならない。

災害は自分事なのである。

大震災の記憶と教訓を再認識し、防災意識を高めていくことが肝要だろう。

大震災の教訓の一つが「助け合う社会」の在り方だった。

市民自身による自助、住民同士による共助の重要性が認識された。

多くのボランティアが復旧・復興を支えたことも画期となり「ボランティア元年」とも呼ばれた。

災害時に助け合いの基盤となる「人々のつながり」「地域のつながり」をどう強めていくか、苦しんでいる人にどう寄り添っていくかは、大きな課題である。

災害に崩れない人々の「心のつながり」を強めていくことだ。

「レジリエンス(困難を乗り越える力)の強い、「人間尊重の社会」の建設へ。

復興を果たしてきたのは連帯の力だ。

そして、命をつなぎ止める「人の優しさ」である。

災害を<わがこと>とろらえることだ。

いざという時に「自分ならどうするか」と想像し、自分で行動することが求められる。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿