茨城 取手・高萩 住宅火災相次ぐ 2人死亡

2022年03月29日 15時32分42秒 | 事件・事故

3月29日 11時20分 NHK

29日未明、茨城県取手市と高萩市の住宅で火事があり、焼け跡からそれぞれ1人が遺体で見つかりました。
警察は身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

29日午前1時40分ごろ、取手市東の住宅から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。
火は周辺の住宅にも広がり、およそ5時間後に消し止められましたが、警察によりますと、火元の木造2階建ての住宅が全焼したほか、周辺の住宅あわせて5棟が全焼したり一部が焼けたりしたということです。
この火事で火元の住宅の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察は、この家に1人で住む森昭義さん(85)と連絡が取れなくなっていることから、亡くなったのは森さんとみて確認を進めています。
また、29日午前1時半すぎには、高萩市島名の木造2階建ての住宅で火事があり、2階部分の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察は、この家に住む山口雄右さん(82)と連絡が取れなくなっていることから、亡くなったのは山口さんとみて確認を進めています。

 

 

 

 

 


136円で買った<テラ>株

2022年03月29日 12時10分17秒 | 日記・断片

自粛期間が終わったので、取手・ふれあい通りに面した<赤べこ>へ行き、その後は、取手駅前の裏通りに面した、<亀寿司>へ行き、翌日は、日高屋へ行く。
美味しかったが、ビールと日本酒を飲み過ぎた。
株で儲けている家人のおかげである。
失敗したのは、136円で買った<テラ>株が、2000円の時、あるい当方の誕生日の日に鰻の<浦島>に行った時点では、まだ1800円台、その時点でテラの株を売れば良かった。
「2200円か2300円まで上がるのでは?」と家人は期待していたのが裏目に出たのだ。
136円で買った株が、短期間に約13倍にも跳ね上がる!
売る時期を逃したことが非常に惜しまれた。
結局、家人は何株をいくらで売ったのか明かさないのだ。
結局、世の中、うま過ぎることは、そうはないのだ。
指南料(アドバイス)の100万円か200万円を期待していたのだが・・・。

 

 


奏鳴曲

2022年03月29日 09時23分10秒 | 新聞を読もう
 
 海堂 尊  (著)
 
明治時代のニッポンにも、感染症との終わりなき闘いに挑んだ二人の男がいた。
コロナ禍で、「感染症学」に注目が集まるなかで、医師である著者が、北里柴三郎と、軍医・森鷗外のライバル物語を描く。
ドイツ留学を経て、ペスト菌を発見し、「日本の細菌学の父」の異名を持つ北里。
一方の鷗外は、同時期にドイツで学び、帰国後、陸軍で最高位である軍医総監にまで上り詰めた。
二人は、互いへのライバル心を燃やしながら、「感染症から国民の命を守る」という同じ目標へと突き進んでいた。
その二人がなぜ道を違え、対立したのか。
誰も描かなった、北里と鷗外の相克の物語が誕生した。
 
千葉県千葉市出身。千葉県立千葉高等学校卒業後、駿台予備学校での浪人生活を経て、千葉大学医学部医学科卒業。1997年に千葉大学大学院医学研究科博士課程修了、博士号取得。学位論文は

「血液系細胞株K562におけるTPA誘導CD30抑制機構の解析」。

2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。2006年『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。2006年週刊文春ミステリーベスト10」第3位。

病理医として国立研究開発法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院に勤務。千葉大学医学部非常勤講師も務める。しかし病理学会員が自身の抗議を坐視したため、17年間続けた病理医を2010年3月限りでやめる。オートプシー・イメージング(Autopsy imaging, Ai, 死亡時画像病理診断)の重要性と社会制度への導入を訴える。Ai関連医学書は本名で著している。

私生活では1994年に結婚し2児の父。特技は県立千葉高校から始めた剣道(3段)。千葉大学医学部時代には医学部剣道部で主将を務め、東医体で活躍する。また、中学以来、将棋の熱心なファンであり、2012年、第70期名人戦第一局の観戦記を執筆した。

 
 
 
森鴎外の人となりや実生活、軍務での実績の詳細が、鴎外自身が心の内を吐露する形式で、鮮やかに描かれていて、感心した
幼少のころから大学の寄宿舎の生活など、鴎外の「ヰセクスアリス」とよく似た感じで書いてあって、面白かった。
鴎外の文学論争や文筆活動等の生涯のあらましを書いた本(「鴎外の坂」他)、脚気論争の本とかは読んだことがあったが、鴎外の視点から、留学の経緯、ドイツでの暮らし、帰国後の文筆生活や軍務、脚気問題とのかかわり他、詳しく描かれていて、よくわかった。

鴎外は、自分の知力が世に認められることや自己の立身出世だけを考えていたんだと思う。
世の中を変えるとか、社会や人々に貢献するとか、そういう広い見地の高い志は持たない、田舎の自己中の料簡の狭い秀才に見える。
医学も軍務も文学もやれる、各々で実力を示すことで、ライバルに差をつけて、マウントをとって出世したいって感じか。
文学の場では、洋行帰りで知識があるんだから、啓蒙的なことをやればいいのに、やたら論争して相手を叩くことに熱中するんだから、誰も寄ってこない。
漱石とえらい違いだ。恥知らずだな。軍務の方でも、脚気問題で、上役(石黒)の懐刀になろうという利己的な了見と、最先端の細菌学・衛生学を学んでいるとの思い上がりとプライドのため、謬論に固執し、あげく、台湾でも日清、日露戦役でも、戦死者よりも多くの脚気病死者を出しているのに、他人事のような無責任な態度で、上司(石黒)の隠蔽工作に加担だ。
にしても、軍医として、脚気の病死者に立ち会っているはずで、何とかしようと思わなかったのか。
派遣先の台湾そのほかで、文人気取りの振る舞いをしてるんだから、反感を抱く同僚や上役が出てきて当然だろう。
鴎外、なにか、神経が抜けているというか、人の喜び悲しみに共感する点での脳機能に障害でもあるのか。

脚気問題で鴎外失脚と思いきや、今度は維新の元勲・山県公に取り入って、立身を果たすという、どうにもやりきれない明治時代の陸軍の様相だ。著者は、こういう不合理が、731部隊のような醜い陸軍の犯罪につながったと書いている。

ま、あまりの鴎外の異常さに驚かされるが、本書には、北里や後藤の痛快な活躍や人間臭い豪傑ぶりも詳しく書かれていて、読んでいて楽しかった。
北里や福沢諭吉のような、(鴎外と違って)見てくれの権威や政府に頼るのでなく、真の実力と独立自尊の精神で、直接に社会への貢献を考える多彩な人士がいたことは、明治時代を豊かなものにしていると思った。
 
 
 
 

鈴木さんの3月の絵手紙

2022年03月29日 08時47分28秒 | 日記・断片

久しぶりに、鈴木さんと西田さんの午前5時からの早朝散歩に合流した。
鈴木さんから3月の絵手紙を頂いた。


当方は、午前2時前後の近所の火事の動画を見せる。
西田さんは近くまで行かずに、自宅の前の道から火事の様子をみていたそうだ。

4,5年前のスナック、焼肉店の火事を3人で見たことが思い出された。

焼肉店は再建できず、空き地のままだった。

スナックは、火事後すぐ、取手競輪場の下の道で開店している。


取手・東6丁目の友人の家が燃える

2022年03月29日 03時41分36秒 | 日記・断片

パトカーのサイレンだと思った。
パトカーの停止命令を無視して、逃走する車を頭に浮かべた。
深夜見た光景でもある。
だが、サイレンが何時までも鳴り止まない。
これは尋常ではないと、家から出て様子を見に。

すると、真っ赤な炎が前方に上がっていた。
友人たちの家に近くである。
消防車両がどんどん増えている。
やはり、火元はカラオケ仲間の家であった。
さらに、亡き友人の空き家が類焼していた。
泣き叫んでいる男が、居て消防士の一人が事情を聴くが、その男性が道路に座り込み「家が燃えている。どうしよう。どうしよう」と動顚するばかりで、消防士が2、3人で抱き起いして、保護する。
道路の端には、机と椅子が置かれて、そこに手書きの地図が描かれいた。
警官が「近所にお住まいですか?この家は?」と聞かれた。

「石川さんの家で、今は空き家です」答えた。
燃えていたのは、2軒だと思ったら、飛び火して、隣と裏の家から炎が上がってきた。
激しい爆発音もする。

火の粉が深夜の空に舞い上がっていた
「危ないので、近づかないで」と警官に静止されたが、スマートフォンのカメラを類焼する家に向けた。
火元と思われるカラオケ仲間の森さんはどうしたのか、野次馬が多くてわからない。
午前2時前後であるが、多くの人が家から出てきた、炎に向けて放つ放水の様子を見守っていた。

取手・東6丁目で火事2022年3月29 日
動画リンク
 
取手・東6丁目で火事 2022年3月29 日 午前2時前後
 
取手・東6丁目で火事2022年3月29 日

安倍元首相へヤジで警官に排除された男性らが勝訴「表現の自由を侵害」で警察庁に衝撃走る

2022年03月28日 15時17分31秒 | 新聞を読もう

北海道札幌市で安倍晋三首相(当時)が街頭演説中に「安倍辞めろ」とヤジを飛ばした2人が北海道警の警察官に現場から排除され、損害賠償を求めた裁判で、札幌地裁は3月25日、原告側の「勝訴」判決を言い渡した。

2019年7月15日、北海道へ応援に入った安倍晋三首相(当時)
 原告は大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)で、北海道に対し、慰謝料660万円の損害賠償請求し、札幌地裁は88万円の支払いを命じた。

 判決を言い渡した後、広瀬孝裁判長は「原告らの表現の自由は警察官らによって侵害されたものと判断しました」と説諭した。

 判決要旨の言い渡しが終わると、法廷には大きな拍手が沸き上がった。

問題のヤジは、2019年7月15日の参院選の最中に起こった。

 街頭演説中に安倍首相に対して、大杉さんが「安倍辞めろ」「帰れ」

と声をあげると、北海道警の警察官に囲まれてその場から排除された。

次に、別の場所で桃井さんが「増税反対」と訴えると、警察官に移動するように求められ、90分間、複数の警察官に付きまとわれた。

 2人は不当に行動を制限されたと訴訟を起こした。大杉さんは「ただ声を上げていただけだ。現場で小競り合いなどを生じさせることもないのに、警察官が警告もなく複数で排除したことは、実力行使」と訴えた。

 桃井さんは「興奮状態にはなく、周囲に危険な状況を発生させていない。警察官に体当たりもしていない」と主張していた。

 それに対して、北海道警は、大杉さんが安倍首相の乗っていた街宣車から3mほどの距離で大声を出して、右手を突き上げたことで「犯罪を起こす危険性が極めて高い」と主張。桃井さんについては「ヤジを制止したときに、警察官に体当たり、手をふりほどくなど、興奮していた。職務質問をしたが、つきまといではなく、安全な誘導」と反論した。

 2人に対して北海道警は「危険な事態があった」「危害回避のため」と警察官職務執行法の要件を満たし、適法であったと主張した。

 だが、北海道警の主張は裁判の審理で大きく崩れた。

 北海道警の警察官は以下のように主張した。

「大杉さんを排除した際に安倍辞めろという以外に『お前が帰れ』『うるさい』などと声をあげていた。それで肩や腕を掴んだ」

「バッグに手を伸ばしていたので、刃物やナイフなどの凶器を取り出す危険性があった」

 しかし、判決文によると、<(裁判所に提出された現場の動画に)「お前が帰れ」「うるさい」などの発言は全く録音されていない。そもそも「怒号」というからには、相当程度の声量があったはずであるのに、全く録音されていないというのは不自然>

<動画によれば、(大杉さんが)「安倍辞めろ」と声をあげてから警察官が動き出すまでに数秒程度。(大杉さんの)肩や腕をつかむまで10秒程度。わずかな間で聴衆との間で騒然となったり、小競り合いが生じる様子はうかがえない>

<警察官は「凶器を取り出す危険性を認めました」と証言しておきながら、(大杉さんの)右手を確認したのかと問われると「確認するいとまがなかった」と否定。動画からも確認していた様子はうかがわれない>

 裁判所は警察官の証言を<にわかに採用することができない>と断じた。

原告は大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)で、北海道に対し、慰謝料660万円の損害賠償請求し、札幌地裁は88万円の支払いを命じた。

 判決を言い渡した後、広瀬孝裁判長は「原告らの表現の自由は警察官らによって侵害されたものと判断しました」と説諭した。

 判決要旨の言い渡しが終わると、法廷には大きな拍手が沸き上がった。


問題のヤジは、2019年7月15日の参院選の最中に起こった。

 街頭演説中に安倍首相に対して、大杉さんが「安倍辞めろ」「帰れ」

と声をあげると、北海道警の警察官に囲まれてその場から排除された。

次に、別の場所で桃井さんが「増税反対」と訴えると、警察官に移動するように求められ、90分間、複数の警察官に付きまとわれた。

 2人は不当に行動を制限されたと訴訟を起こした。大杉さんは「ただ声を上げていただけだ。現場で小競り合いなどを生じさせることもないのに、警察官が警告もなく複数で排除したことは、実力行使」と訴えた。

 桃井さんは「興奮状態にはなく、周囲に危険な状況を発生させていない。警察官に体当たりもしていない」と主張していた。

 それに対して、北海道警は、大杉さんが安倍首相の乗っていた街宣車から3mほどの距離で大声を出して、右手を突き上げたことで「犯罪を起こす危険性が極めて高い」と主張。桃井さんについては「ヤジを制止したときに、警察官に体当たり、手をふりほどくなど、興奮していた。職務質問をしたが、つきまといではなく、安全な誘導」と反論した。

 2人に対して北海道警は「危険な事態があった」「危害回避のため」と警察官職務執行法の要件を満たし、適法であったと主張した。

 だが、北海道警の主張は裁判の審理で大きく崩れた。

 北海道警の警察官は以下のように主張した。

「大杉さんを排除した際に安倍辞めろという以外に『お前が帰れ』『うるさい』などと声をあげていた。それで肩や腕を掴んだ」

「バッグに手を伸ばしていたので、刃物やナイフなどの凶器を取り出す危険性があった」

 しかし、判決文によると、<(裁判所に提出された現場の動画に)「お前が帰れ」「うるさい」などの発言は全く録音されていない。そもそも「怒号」というからには、相当程度の声量があったはずであるのに、全く録音されていないというのは不自然>

<動画によれば、(大杉さんが)「安倍辞めろ」と声をあげてから警察官が動き出すまでに数秒程度。(大杉さんの)肩や腕をつかむまで10秒程度。わずかな間で聴衆との間で騒然となったり、小競り合いが生じる様子はうかがえない>

<警察官は「凶器を取り出す危険性を認めました」と証言しておきながら、(大杉さんの)右手を確認したのかと問われると「確認するいとまがなかった」と否定。動画からも確認していた様子はうかがわれない>

 裁判所は警察官の証言を<にわかに採用することができない>と断じた。

 桃井さんのヤジについても<警察官は証人尋問において(桃井さんに)「どうしたの」「落ち着いて」と声を掛けたところ、それを無視して全身を震わせて聴衆に向かって前進したと証言。念のため、当時の動画を見ても(桃井さんが)声をあげた時点で聴衆の多くは単に演説に耳を傾けていたようにうかがわれ、騒然とした状況ではない。(桃井さんが)前進したとの点についても(動画では)前進していない。危険な事態はうかがえない>

 北海道警の主張には<疑問を差し挟まざるを得ない>と認めなかった。

 判決は北海道警による2人に対する制止行為は警察官職務執行法を適用するのは無理があり、<違法と言わざるを得ない>と厳しく指摘した。

 そして、原告らが争点にしていなかった憲法で定められている「表現の自由」にも踏み込んだ。

<「安倍辞めろ」「増税反対」などと声を上げ、上品さに欠けるきらいはあるものの、公共的・政治的事項に関する表現行為である。安倍首相の街頭演説の場にそぐわないものと判断して(ヤジを)制限しようとしたものと推認される>

 さらに<原告らはいずれも表現の自由を侵害された>との判断を下し、北海道に賠償を命じた。

 判決後、大杉さんは会見で「勝訴は嬉しい。現場で北海道警の警察官は『大声を出すと聞いているおばあちゃんがびっくりして死ぬかもしれない』など理屈が通らない理由を並べて排除した。安倍政治と似たものではないかと思った」と語った。

 桃井さんは「排除された後も1時間以上もつきまとわれ、いつ家に帰れるのかと怖かった。判決は声を上げたら排除される社会はおかしいという内容だった。力になる判決」と喜んだ。

 2人の弁護団も「北海道警による表現の自由の侵害が正面から認められた歴史的な判決」と高く評価した。

 安倍首相へのヤジに対する、警察官の「実力行使」が「違法」と判断された判決は、北海道警、警察庁に衝撃を与えた。警察庁幹部はこう漏らした。

「当時、安倍首相の周囲がヤジを気にしているとの話があり、排除となったようです。裁判所はそれはやりすぎ、違法とまで断罪している。こちらが安倍首相側に忖度しすぎたのか…」

 (AERAdot.編集部 今西憲之)

 

 

 

 

 

 

 

 


演歌歌手・中澤卓也、西田あいとの“交際宣言”から一転 一般女性との“裁判報道”で謝罪

2022年03月28日 13時11分49秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

歌手の西田あい(33)と14日に交際報告した演歌歌手中澤卓也(26)が翌15日、自身のツイッターを更新。過去に交際していた一般女性と現在裁判中という報道について言及した。

 中澤は「応援して下さる皆様、関係者の皆様に、私のプライベートな部分でご迷惑ご心配をおかけし、大変申し訳ありません」と謝罪。

「昨日に引き続き、今朝報道されましたネットニュースに関しましてお話させていただきます」と切りだすと「本来でしたら、昨年、私自身のロからファンの皆様へお伝えさせていただきたいと懇願しておりましたが、所属事務所、元所属レコード会社の命により関連各位の皆様への配慮を最優先にさせて頂き、本日になりましたことを心よりお詫び申し上げます」と記した。  

続けて「いま私がお話出来るとすれば、その女性とお付き合いをしていたことはありますが、事実と異なることもありますので、昨年から弁護士を交えて裁判中です」と説明。「現時点では、様々な詳細を僕が皆様にお話することは出来ません。ご了承ください」とし「1日も早い問題解決に向け、努力して参ります」と結んだ。  

前日14日には、一部で報じられていた西田の交際を認めた中澤。ブログでは「私、中澤卓也は西田あいさんとお付き合いをさせて頂いております。交際期間は2年ほどとありますが、正式にはまだ約半年ほどの期間です。

本来であれば、私たちなりのタイミングでお伝えしたい内容ではありました。様々な憶測が飛び交っている中での発表になってしまったことは残念ですが、真剣にお付き合いをさせて頂いております。まだまだ未熟者ですが、温かく見守っていただけましたら幸いです。益々精進して、頑張っていきたいと思います。今後とも、宜しくお願い致します!」と報告していた。

 

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『LGBT』は『生産性』がないのです 自民党の杉田水脈衆院議員

2022年03月28日 13時05分46秒 | 新聞を読もう

自民党の杉田水脈衆院議員による『新潮45』への寄稿文「『LGBT』支援の度が過ぎる」が多くの批判を集めている。これまでの杉田氏の発言や主張、関連する発言などをまとめてみた。

杉田水脈 自民党・衆院議員

「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
『新潮45』8月号

杉田水脈 自民党・衆議院 文藝春秋


言うまでもないが、性的指向によって人は差別されてはいけない。
しかし、子どもを持つかどうかで人の価値を判断し、「生産性」という言葉を使って線引きしている杉田氏の発言は明らかに差別を助長するものだ。
「生産性」が何を意味していようが、その有無や多寡によって差別されることがあってはならないし、行政によるサービスや支援を受ける権利を有することは自明である。人権についてわかっているのだろうか?

 性的マイノリティを支援する全国団体「LGBT法連合会」は23日、抗議の声明を発表。杉田氏の主張は事実誤認が多いとした上で、「困難を抱えている当事者に対して侮辱的・屈辱的とも取れる内容であり、許容することができない」「当事者の人権を侵害するだけでなく、現実に存在する『性の多様性』を無視し、与野党や各種団体が進めている施策の実施に反し、国会議員としての資質に疑問を抱かざるを得ない」と強く非難した(BuzzFeed News 7月23日)。

「国政選挙で掲げた公約にも反している」
 自民党の「性的指向・性自認に関する特命委員会」にアドバイザーとして助言を続けている「LGBT理解増進会・LGBT理解増進ネット」は緊急声明を発表。
「杉田議員の記事は、自民党特命委員会の考え方とは全く異なっています。それだけではなく、党の直近の2回の国政選挙で掲げた公約にも反していると考えます」とし、自民党本部に対して善処するよう申し入れたと報告している(7月23日)。
たしかに、自民党は2017年の衆院選で「性的指向・性自認に関する理解の増進を目的とした議員立法の制定を目指す。
多様性を受け入れる社会の実現を図る」という公約を掲げていた(毎日新聞 web版 2017年10月18日)。

 

 


伝説のギャンブラーの西 強

2022年03月28日 12時45分25秒 | 未来予測研究会の掲示板

過去を語ることになるが、伝説のギャンブラーの西 強に若い我らは、少なからず感化された。
「私が顔を出すと支店長が出てくるから面倒なんだ。金を10万円おろしてきてほしい」と西から銀行の通帳と印鑑を渡された。
20代の我々は、100円単位で馬券を買うが、西は5000円単位である。
大井競馬場か平和島競艇場、時には川崎競輪場へ。
万馬券を5000円的中させることもある。
真夏で軽装、4人が手ぶらだった。
払い戻した7つの100万円の札束は紙袋に入れてもらう。
同行した我々は一人10万円の祝儀を西からいただく。
西の最高の払い戻しは、2000万余円だった。
西は違法賭博で、賭場から素早く逃げて逮捕を免れた経緯もある。
西の冴えた「勝負勘」を我らは羨望していた。


教育という<根>の深さ

2022年03月28日 10時57分14秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼教育という<根>の深さこそが、<社会の深さ>であり<文化の深さである。
教育は人間を最も人間らしく開花させる<平和の大地>。
▼明治政府は、<国家のための教育>を掲げた。
国費留学者に対しては、国の恩に報いることを求めた。
それは、戦前まで続いた。
真に期待されるのは<人間のための教育>への転換であった。
▼教師が疲弊と人材危機。
その原因は、教壇に立つ以外の業務負担が極めて過大だからだ。また、教員同士の人間関係のストレスや新型コロナの対応などで、心身ともに限界の教員が増加し、かつての聖職は今や「ブラック化」している。


ルポ  死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル 

2022年03月28日 10時36分20秒 | 事件・事故
 
世論調査では日本国民の8割が死刑制度に賛成だ。
だが死刑の詳細は法務省によって徹底的に伏せられ、国民は実態を知らずに是非を判断させられている。

暴れて嫌がる囚人をどうやって刑場に連れて行くのか?
執行後の体が左右に揺れないよう抱きかかえる刑務官はどんな思いか?
薬物による執行ではなく絞首刑にこだわる理由はなにか?

死刑囚、元死刑囚の遺族、刑務官、検察官、教誨師、元法相、法務官僚など異なる立場の人へのインタビューを通して、
密行主義が貫かれる死刑制度の全貌と問題点に迫る。

●「勘弁してください」刑務官が涙する刑場の業務
●絞首刑を再現した実験では頭部が切断
●最期に会う牧師の苦悩「殺人に加担して赦されるのか」
●確定囚78人が自筆で答えた獄中アンケート
●囚人が目撃した、刑場へと連行されるオウム元幹部
●死刑制度が国家にもたらすプラスとマイナス
●執行方法を定めた法律は明治6年のもの
●極刑を望まない被害者遺族が浴びたバッシング
 

著者について

1972年、北海道生まれ。明治学院大学法学部卒業後、毎日新聞社を経て2002年に共同通信社に入社。
韓国・延世大学に1年間の社命留学後、09年3月から11年末までソウル特派員。
帰国後、特別報道室や経済部(経済産業省担当)などを経て、16年9月から20年5月までニューデリー特派員。21年5月より編集委員兼論説委員。著書に『13億人のトイレ~下から見た経済大国インド』(角川新書)、『オーディション社会 韓国』(新潮新書)など。
 

ルポ 死刑

ミスリード

帯の煽りの「死刑賛成とこれを読んでも言えますか」は酷すぎる。

死刑の執行現場は悲惨なので、死刑を廃止にするべきだと言いたいのだろう。

だがそれは、死刑執行のやり方の問題であって、死刑制度の問題ではない。
問題を履き違えている。


 死刑ルポ、最初の1冊としては最適な本です。

日本はロボット化が進んでいるので、死刑もシステマチックに機械で行っている。超便利で死体処理も自動…
のワケがない。全てが旧式、絞首刑でボタンを押すと床が抜ける形態。この本で初めて知ったが死刑執行時に身体が揺れるのを手で抑える係の刑務官までいる。大変なお仕事である。

そして日本の死刑制度はほぼ闇の中。情報公開はされず、死刑制度の運用は明治6年の法律。明治6年なんてちょんまげがいて、仇討ちが文化としては残っていた時代である。
人権や死生観が異なる時代のシステムをいまだに日本はなぜか後生大事に守っているのだ。

死刑制度について国会で議論がなされたのも終戦後すぐになされただけ。その議論もすぐに終わり、結局そのまま残っている。

この本の作者佐藤大介氏も単純に「死刑反対」を主張するわけではない。情報公開もされず行われる、旧態依然の死刑システムに異議を唱えている。

犯罪被害者の遺族には極刑を望む人もいれば、そうでない人もいる。死刑囚も全く反省せず持論を一方的に展開する人もいれば、そうでない人もいる。
まずは現実を知る事から始めましょう。
死刑ルポ最初の1冊には最適な本です。
最新の動向までカバーされています。


 死に関わるということ

死刑について、弁護士や犯罪被害者遺族だけでなく元刑務官や受刑者、宗教家である教誨師など数多くの視点から問題をえぐり出している。
切実な声の数々を読んで心がざわついた。
国民に不必要なストレスを与えないよう、法務省が親切にも「ひた隠しにしてくれていた」とさえ思った。

死刑囚ふくめ死刑執行に関わる人が抱える気持ちを知れるだけでも、読む価値は十分にある。

面会や文通の制限によって会話する機会を奪われ、失語症のような状態に陥る死刑囚。
落下した死刑囚の体を受け止める役を指名され、泣き顔になりながら「勘弁してください」と懇願するベテラン刑務官。
約3年間にわたって交流した死刑囚と最後の語らいをし、執行後に「人殺しに加担した一味だ」と苦悩する教誨師。

極刑判決のニュースを見たとき、執行に携わる人はどのような不安を覚えたのだろうと思いを巡らせたことはかつて一度もなかった。
「国家が合法的に殺す」という言葉の裏には、執行に必要な書類に関わった検事や職員、命令書に基づいてボタンを押さざるを得なかった刑務官などがいる。

死刑制度が存続する国に生きている以上、現実を直視し、考え続けなければならないと痛感した。
新たな側面から死刑を考えることができるおすすめの一冊。

 日本の死刑制度とは

死刑という制度に興味があるので読んでみました。
死刑についてはいろいろな本を読みましたが、この本が一番細かく詳しく書かれていると思います。
気になったのは著者は死刑に反対のようで、所々、国家に対するトゲのある書き方をしています。
少なくともルポと題するのなら、客観的な書き方をしてもらいたかったですね。
まあそう思うのも(終身刑がない今は)死刑制度に賛成の立場である私が読んだからかもしれません。


 死刑反対の人が書いた本

死刑囚は反省してるし閉じ込めてかわいそうだし、誤審かもしれないし、ヨーロッパなんてみんなやめてるから死刑やめた方がいいに決まってるよね皆さん!って押し付けられてるような感じで途中から読むのが嫌になった。
アンケート結果も都合よく解釈し過ぎ。とにかく死刑は必要な制度だど思っている者には違和感だらけのトンデモ本。

Yahoo!ニュースで見かけてリアルな死刑場の実態が克明に描写されてるルポだと思ってたから残念な内容だった。一点良い所を挙げるならば、執行する側の秘密主義に疑問を呈している点だ。


 極刑の必要性

遺族当事者でない小生が極刑の存置に対して意見するべきではないのだろうが、執行の在り方を見直す事も重要であると感じた。
刑務官の苦労心労も考慮するならば・・・ただし遺族にしてみれば極刑を望む心理は至極当然のことで、無意識の事故での死と故意に行われた死では 同じ死であっても重みが全く異なる。
 また厚生についても論じる事は重要であるが 果たして真に厚生できる殺人加害者はどのくらいの比率で厚生が可能何であろうか?


 死刑について考えさせられる一冊

死刑の問題点
①死刑囚に人間としての尊厳を認めるのか
②更生の機会を永遠に奪っていいのか
③冤罪の場合はどうするのか
④死刑に対する世間への情報遮断
⑤死刑を前提として犯罪を犯している者への抑止力にならない

殺人はしてはいけないと誰もが知りながら、究極の刑が殺人であることが矛盾している。一方で殺人という罪の罰が殺人であると考えればイコールである。正解はないが、閉鎖主義で死刑が執行されており、大多数の人々が無関心であるのが最大の問題かもしれない。


 死刑の意味を考えるきっかけに

簡単に死刑という言葉が使われるが、実際どんなふうに刑が執行されるかまではよく知っている人はあまりいないのではないか。
刑罰とは言え人が一人死ぬわけだからそんな簡単な話ではないことは、ちょっと考えればわかるのに、死刑については情報が公開されていないこともあり思いを馳せることはなかった。
そんな中ふとしたきっかけでこの本を手に取ったわけだが、やはり現実は残酷だ。何の前触れもなくある朝、刑場に連れて行かれ首を括られるということは、そしてそれを待ち続けることは、想像を絶する恐怖であろう。
罪を犯した報いとは言え、そうした事情から死刑廃止論が生まれ、しかも世界の趨勢になっているのであろうか。
死刑が凶悪犯罪の抑止力になっているとか、被害者遺族の感情を考えれば死刑もやむなしとか漠然と考えていたが、遺族であっても死刑廃止を唱える人もいるし、終身刑で代替すれば良いという意見もあるし、終身刑は死刑よりも残酷だという考え方もあるとのこと。色々考えさせられる本書である。

 

 

 

 

 

 
 

死ねない老人 その後 毎日新聞 掃苔記

2022年03月28日 05時40分55秒 | 新聞を読もう

死ねない老人 その後 毎日新聞 掃苔記

滝野隆浩の掃苔記

「死ねない老人」その後
滝野隆浩 
オピニオン
 
朝刊総合面
毎日新聞 2022/3/27 東京朝刊 有料記事 952文字
「続・死ねない老人」を出した杉浦敏之医師。本の冒頭に「幼なじみ」の大野元裕・埼玉県知事が推薦文を寄せている
「続・死ねない老人」を出した杉浦敏之医師。本の冒頭に「幼なじみ」の大野元裕・埼玉県知事が推薦文を寄せている
 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 本のタイトルを聞いて、ぎょっとした。5年前に出た新書判の「死ねない老人」。信頼する在宅医から薦められなかったら、手に取らなかったろう。でも読んでみたら、人生最終盤の医療に関する指南書のような本だった。書名にこめた意味が知りたくて、埼玉県川口市の医院に、杉浦敏之医師(58)を訪ねた。

 滝野隆浩の掃苔記

滝野隆浩 

救急医、外科医をへて2003年から、実家の医院を継いだ。89歳まで患者を診ていた父は「死は敗北ではない」という信念を持つ人だった。敗北なら、医者は「全敗」になる。
医療の究極の目的は「患者がいかに満足して死んでいけるかだ」と言った。その言葉を頭の片隅に置き、杉浦先生は「バリバリの外科医」から地域医療・在宅医療の世界に入った。

1)自分の生きがいに反して延命治療で生かされる。
2)生きがいを失い生きたくもないのに死ねない。
―という二つの「死ねない」現実がある。
1)の典型例は「食べられなくなった」ときの対応。すぐに点滴をされる。
必要以上にやれば心臓にふ負担がかかり本人は苦しむ。
2)の「生きがい喪失」は深刻だ。
ささいなことで孤立し「死んじゃったほうがまし」と口にする、
高齢者が前向きになるにはどうしたらいいのか。
杉浦先生は「人の役に立つ」「好奇心を持って学ぶ」のキーワードから考えていく。

 


死ねない老人 

2022年03月28日 05時17分54秒 | 医科・歯科・介護
 
 


高齢者たちは、なぜ「死にたい」のか?
「死にたい」と言わせないために、私たちには何ができるのか?

日本は現在、世界のどの国よりも早く「人生90年、100年」という時代に突入しています。
しかし一方で、自身の長寿を喜べない高齢者も増えています。
大きな病気もなく、経済的にも家族関係にも恵まれている人であっても、
「死にたい」という思いに駆られる例が少なくないのです。
本書では、増え続ける「死ねない老人」の実態を解説したうえで、その背景や解決策を提示します。
高齢者が人生の集大成ともいえる時期を充実して生きるためには何をすべきなのか。
また高齢者本人の意思が尊重される医療や最期を叶えるために、
家族や社会で行える対策にはどんなものがあるのかも解説しています。
(「はじめに」より抜粋)

内容(「BOOK」データベースより)
「はやく死にたいよ」忍び寄る“老後悲劇”の足跡―他人事では済まされない!高齢者医療に25年間携わってきた医師が明かす「死にたくても死ねない高齢者」の悲惨な実態。
著者について
■ 杉浦 敏之/スギウラ トシユキ
1988年、千葉大学医学部卒業。
千葉県救急医療センターに勤務後、千葉大学医局研修を受け、千葉大学大学院で医学博士号取得。
さいたま赤十字病院に勤務し、2003年より医療法人社団杉浦医院院長、2004年より同医院理事長。
日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント。
埼玉県立大学、上尾中央看護専門学校で講師を務めている。
大学卒業以来25年以上にわたり高齢者医療に携わっており、地域医療を充実させるために末期がん患者への在宅医療も行う。


団塊シニア

 長寿は喜べない!?

本書を読むと長寿を喜べない高齢者が増えていることがわかる、
実際高齢者の自殺は年間1万人近いし、死にたいと漏らす高齢
者が多い、いわゆる生きていたくもないが死ぬことも出来ない
高齢者、多くの患者と向き合ってきた作者ならではの言葉であ
る。


残念な切り込み

最初の3章で高齢者の医療上や生活上の問題点を鋭い切り込みで扱っている点は評価できる。終わりの2章で「老人福祉にどう取り組んだら」とまた原点に戻ってしまった。終章でふれられたinclusionができないからある現実を、またそこに戻ってしまっては何のための問題提起か分からない。十分練り上げられていない、この程度の完成度のものを公開する価値があるのか。完成度を高める努力をして欲しい。


高齢者医療に携わっていた著者ならではの言葉

様々な実例とともに、高齢者医療現実が優しく語られています。それは、まるで地域のしっかりしたホームドクターが患者さんに説明されている様な印象を受けました。
この様な現実は事前に学んでおくべき内容と思います。いざ、身近な人が大きな病や事故に遭ったとき、または年を重ねたとき、自分自身にとっても、それを知っておくことと知らないで、目の前にいるお医者さんの意見にただ従うのと大きな違いがあると思います。平易な真面目な言葉で書いてある良書だと思います。


良書です。

とても深刻な話題と思って読み始めましたが、読後は何だか心がほっこりしました。
著者ならではの、医療に対する鋭い目と患者さんに寄り添う優しい心。
高度な医療も必要だけど、患者と医師の間の篤い信頼関係が特に高齢者にはとても大事と思います。
若い医療従事者の方々にぜひ読んでいただきたい良書です。

 

 
 
 
 
 

 
 

人間をみつめて

2022年03月28日 04時53分40秒 | 社会・文化・政治・経済

 神谷 美恵子  (著)

ハンセン病療養所での治療体験から、人間の真実の姿を見つめた精神科医の魂の記録。大きな活字の新書版。生誕100年記念企画。

内容(「BOOK」データベースより)
ひとりの精神科医として、ハンセン病、心やめる人々に接してきた著者が、生の本質を問い直す、永遠の書。
著者について
1914年生まれ。精神科医、文筆家。ハンセン病の治療でも知られる。美智子妃の相談役ともいえる存在でもあった。本書、『生きがいについて』『こころの旅』はベストセラー。


 必ず読んでほしい

学生の頃、亀井勝一郎の「愛の無常について」と著者はわすれましたが「ロウソクの科学」を読むように先生から勧められ、読んだかと思いますが、記憶に残っていません。
私は神谷恵美子氏のこの本と「生き甲斐について」の二冊を是非、若い人達に必ず読んでほしいと思っています。
どんな人生論や宗教の本を読むより、深く影響を受けます。必読書にしてほしいと思います。私はいつもこの二冊をそばに置き、時折読み返しては慰められ、励まされています。

 

 手元に置いて繰り返し読みたい

客観的で、なおかつ『想い』に偏らない乾いた文章ゆえ、初めはとっつきにくさが多少あったのだが、淡々と注意深く、物事の深淵まで掘り下げていく著者の視線の虜となり一気に読了。

背筋が伸びる、そしてあたたかみのある内容でした。手放したくない本のひとつです。


 図書館で読み良いほんなので購入

図書館で読み内容がよかったので手元に置きたく購入文字も大きく比較的新しいく落書きもなく良い
他の注文の本はすぐ着たが、少し日数がかかった星4つ。いつもおもうが送料が高い、スマ-トレタ-を使えば安いのにアマゾンさん改善検討してください


 人生後半の処方箋

大学生の時、神谷美恵子氏の『生きがいについて』を読みました。
大学に入って初めての授業で紹介されたもので、とても感動し、しばらく自分の指針となっていました。
しかし就職し、クビになり、手に職を持ったり、いろいろしているうちにその指針を忘れてしまっていたところ、ふと本屋でこの本が目に入りました。
あの『生きがいについて』を読んだときのような感動を得られるかと思い、胸を高鳴らせながら読み始めましたが、正直最初の章はちょっと響かず・・・。
うーーーん、どうしてだろうと思いながら読み進めていきました。
すると、2章の半ばを過ぎたあたりから俄然面白くなり、『生きがいについて』を読んだときと同じように、ぐいぐいと神谷氏の文章が私を引っ張ってくれました。
ちょっと気持ちが落ち込んでいたときだったので、またこれで励まされた感じです。
後半は涙が出てきて、勇気も沸いてきました。
当方年齢的には人生の折り返し地点。
人生後半の処方箋にしたいと思います。

 

 


プーチンが「小型核」を撃てば、核戦争に発展して数時間に9000万人が死傷 専門家が警告

2022年03月28日 04時44分18秒 | 社会・文化・政治・経済

3/27(日) 22:36配信 クーリエ・ジャポン

ロシアの戦術ミサイルシステム、イスカンデルM Photo: Igor Russak / NurPhoto / Getty Images

核兵器を使う可能性はあるのか。米「CNN」によるこの質問に対して、22日、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「我が国の存亡に関わる脅威があれば、あり得る」と答えた。

【動画】核兵器が世界の空を飛び交う「戦慄のシミュレーション」

この時使われる可能性として高い兵器のひとつが、小規模な分ハードルが低く「使いやすい」とされる小型の核兵器だ。広島に落とされた原爆を基準に、威力がその半分のものから、2%ほどのものまで、世界にはさまざまな小型核がある。

もしロシアがこれを撃った場合、世界はどう反応するのだろうか。核戦争に発展するのだろうか? 米紙「ニューヨーク・タイムズ」が専門家に聞いた。

ロシアは核武装を実用的なものと考えている
冷戦時の核兵器はその破壊力において、広島を破壊した原爆を凌駕していた。実験爆発では、ワシントンの兵器が最大で広島の1000倍、モスクワの兵器には3000倍の威力があった。

これには「巨大な報復の可能性」という脅威を見せることによって相手の攻撃を抑止する、いわゆる「相互確証破壊」の効果があった。この心理的ハードルは非常に高い。そのため、核攻撃など考えられないと見なされるようになったのだ。

そして今日のロシアとアメリカは共に、破壊力の弱い核兵器を持っている。威力は広島に落とされた原爆の数分の一に過ぎない。その分、使うことに対する恐怖心は少なく、選択肢として考えやすいものだろう。

プーチン大統領はウクライナ戦争のさなかで自国が持つ核の威力を警告し、原子爆弾を警戒態勢に入れ、軍には危険な原発を攻撃させた。こうした経緯を踏まえ、先述の小型兵器に対する懸念が高まっている。紛争で追い詰められたと感じたら、プーチンが「小さい核兵器」を爆発させることを選ぶかもしれない、という懸念である。76年前の広島・長崎で定められたタブーを破るかもしれないのだ。

ハンブルク大学やカーネギー国際平和基金に所属する核の専門家、ウルリッヒ・キューンいわく「可能性はまだ低いが、高まっている」と指摘する。「ロシアの戦況は良くなく、西側諸国からの圧力も強まっている」からだ。

ワシントンは今後、プーチンがさらに原子力に関する動きを見せるだろうと予想している。国防情報局のスコット・D・ベリエ中将は19日、下院軍事委員会で、戦争とその影響でロシアが弱体化していることから「西側に警告を発し、(軍事力の)強さを誇示するため、モスクワはますます核抑止に頼るようになるだろう」と語っている。

一方、オバマ前大統領の国家情報長官を務めたジェームズ・R・クラッパー・ジュニア元空軍大将は、ロシア軍内部が冷戦後に混乱した影響もあり、モスクワは原爆使用に対するハードルを下げていると語った。現在のロシアは核武装を「ありえないこと」ではなく、実用的なものと考えている、と彼は言う。

ロシア軍は今月初め、ヨーロッパでも最大のザポリージャ原子力発電所を攻撃した。クラッパーいわく、この時ロシアは、放射能放出の危険を冒したことについて「気にしていなかった」。

「彼らはただ発電所に向かい、そこに発砲した。これはロシアの自由放任主義を象徴している。核兵器について、われわれのような区別をしないのだ」

核戦争が勃発すれば、数時間で9000万人犠牲に
「ウクライナでことを自分の思い通りにするために、プーチンは核抑止力を使っている」

そう語るのは、ブラウン大学の政治学者、ニーナ・タネンワルドだ。「プーチンの核兵器が西側諸国の介入を防いでいるのです」。

小型核をめぐる世界的な競争は激化している。冷戦時代の基準からすれば、これらの破壊力は小さい。だが推定では、広島の原爆の半分に相当する兵器でマンハッタンのミッドタウンで爆発すれば、50万人が死亡、または負傷することになるという。

こうした兵器は核のタブーを弱め、ただでさえ危機的状況をさらに危険なものにするだろう──小型核に対する批判の主な理由がこれである。破壊力が弱いため、原子力の制御が可能であるという幻想を人に抱かせるのだ。だが実際には、こうした兵器を使うことがきっかけで本格的な核戦争に発展しかねない。

プリンストン大学の専門家が考案したシミュレーションでは、モスクワが核の威嚇射撃を行い、NATOがこれに小型の攻撃で応戦した。するとその後に発展した戦争で、最初の数時間に9000万人以上の死傷者が出た。

軍備管理条約では、戦術核や非戦略核と呼ばれる小型の核弾頭を規制していない。そのため、核超大国は好きなだけ製造・配備している。ワシントンの民間団体「アメリカ科学者連盟」の核情報プロジェクト責任者、ハンス・M・クリステンセンによると、ロシアは約2000個を保有しているかもしれないという。

一方でアメリカは、ヨーロッパ諸国に約100基を配備している。だが自国内の政策論争や、NATO同盟国に配備する際の政治的複雑さがネックとなり、あまり増やすことができない。同盟国の住民たちから抗議を受けることもあるため、配備数はやはり限られている。

William J. Broad

 

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