みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

今日は

2006-01-16 00:05:30 | Weblog
私の誕生日なのだが、別に「だから何?」という感じでキレイで爽やかなな一日を送る(最近、キレイな日という表現がちょっと気にいっている)。

夜、新宿のシアターアプルに『ウーエン・イ・ウースト』という芝居(?)見に行く。でも、見終わった後、これを芝居というのは適切ではないナと思った。事前に、招待してくれたアミューズの人にどんなモノなんですか?と尋ねても、「ちょっと説明しずらいので、とにかく見てください」と言うだけ。しょうがないので、まったく前知識なく行ったけれど、劇場に入って驚いた。昨日のうめ吉とは客層が大違い。昨日は40代から50代が圧倒的に多い客層だったが、今日はほとんどが十代、しかも若い方の十代。
うん、なんで?と思ったけれども、見始めて納得。基本的に、ヒップホップ・ミュージカルのような作り。原作はデンマークの人なので、もっとエスニックなものかと思ったが、これはかなり現代的だし、ほとんどがダンス・パフォーマンス。ブレイクダンスがすべての基本だった。
そして、かなり面白い!と思った。
単なる芝居よりも、ダンスや歌がある方が芝居ははるかに面白い。ミュージカルやオペラの楽しさと同じレベルの楽しさがこのヒップホップ・ミュージカルにもあった。

見ながら、いろんなことを考えた。舞台で使われた衣裳や着ぐるみなどを見て、キッザニアでのパレードのことを考え、ダンスパフォーマンスを見て、フルフルのライブ・ステージの演出のことなどをか考えていた。そんなことを同行した女性に言うと、「へえ、そんなこと考えていたんですか?私はただ素敵だなと思ってみてましたが」という返事が返ってきた。
まあネ、これはしょうがないことだと自分自身思う。映画を見ても、舞台を見ても、コンサートに行っても、常にプロデューサー的な視点で見てしまうクセがついているのは、ある意味習い性なんだろうナと思っている(それがいいか悪いかは別にして)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿