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が一週間後に迫っているけれども、今回のライブで「キッチンライブ」というスタイルに一応の終止符をうとうと思う。
サザンではないけれど、「無期限キッチンライブ休止」宣言といったところだ。
このライブスタイルを始めた時は、新しい料理を考えることにも作ることにも一生懸命だったし、もちろん演奏にも一生懸命だったので、一回このライブをやるとあまりの疲労困ぱいに、頭の中が真っ白。演奏後に会う人たちの名前がまったく思い出せないぐらいがしょっちゅうだった。なにしろ名前と顔が一致しないどころではない。目の前にいる「見慣れた顔」の名前という記号へ結ばれるはずの回路がまったく遮断されてしまい、人間には名前という記号があることすら思い出せないようなかなりヤバイ状態。
まあ、こんな状態で始めたキッチンライブもだんだん年数と回数を重ねてくるとまた別の苦しさというのも出てきた。それは、常に新しいレシピを考案していかなければならないというプレッシャー。別に、同じものを何度でも出せばいいじゃないと言う人もいたけど、毎回皆勤賞で来てくれるお客さんもいるのにそんなわけにはいかない。
当初は、季節ごとに旬の素材を使って...というコンセプトで始めたわけなのだけれども、だんだん「季節ごと」という約束が守れないぐらい他の仕事も忙しくなり、レシピのプレッシャーも増してきたためにここらで終止符というのが、ある意味本音かもしれない。
しばらくは、料理と音楽を切り離して(どちらも人を幸せにしてくれるものなのだから)それぞれの幸せを単純に楽しんでいこうと思う。
これまでキッチンライブのレシピは終わった後にHPに掲載していたけれど、初めて事前に内容を教えてしまおうと思う(だから何だ?と言われればそれっきりですが...)。
最初が私の得意中の得意のパイ(お菓子のパイでは有りません。要するにキッシュの仲間だと思ってください)。パイの中身はサケ、シメジ、長ネギ、松の実をベシャメルソース(ホワイトソース)であえたものです。
その次に来るのがカブ、ズキーニ、レンコン、ナスを薄く輪切りにしたものをオリーブオイルでソテーしたものとトマトとモッツァレラチーズをあえて、その上にバルサミコベースのソースをかけたもの。
そして、3番目が自分で手打ちするホウレンソウパスタのペペロンチーノにデミグラ系の特製ソースをあえたスパゲティ。
メインが、豚バラ肉をオレンジソースであえたもの(お客さまにベジテリアンの方がいらっしゃるのでその方には肉以外の別メニューを用意している)。
デザートは、ラム酒のきいたブリオッシュ(試作品はかなりラム酒が効いていてかなり「大人の味」だったけれど、多分本番メニューでは少し「大人」部分はおさえられているはず=でも、ヨーロッパでこの手のケーキを食べると本当に酔ってしまうぐらい酒は効いているんだけどナ...)。
という感じのメニューでかなりオイシイです(自分で言うのも何ですが、料理に関しては「手前味噌」が一番だと思ってます)。
料理の話しばかりで肝心の音楽の話しはまったくしていないと思われるでしょうが、音楽はまあ聴いてくだされば「気持よくなる」ことだけは保証いたします(自分が聴いていて気持よくない演奏は絶対しないように何十年と心掛けてきましたから)。
以上、今回のキッチンライブについての説明ですが、このライブを閉じるにあたっての挨拶代わりとしてお聞きいただけたならば幸いです。
サザンではないけれど、「無期限キッチンライブ休止」宣言といったところだ。
このライブスタイルを始めた時は、新しい料理を考えることにも作ることにも一生懸命だったし、もちろん演奏にも一生懸命だったので、一回このライブをやるとあまりの疲労困ぱいに、頭の中が真っ白。演奏後に会う人たちの名前がまったく思い出せないぐらいがしょっちゅうだった。なにしろ名前と顔が一致しないどころではない。目の前にいる「見慣れた顔」の名前という記号へ結ばれるはずの回路がまったく遮断されてしまい、人間には名前という記号があることすら思い出せないようなかなりヤバイ状態。
まあ、こんな状態で始めたキッチンライブもだんだん年数と回数を重ねてくるとまた別の苦しさというのも出てきた。それは、常に新しいレシピを考案していかなければならないというプレッシャー。別に、同じものを何度でも出せばいいじゃないと言う人もいたけど、毎回皆勤賞で来てくれるお客さんもいるのにそんなわけにはいかない。
当初は、季節ごとに旬の素材を使って...というコンセプトで始めたわけなのだけれども、だんだん「季節ごと」という約束が守れないぐらい他の仕事も忙しくなり、レシピのプレッシャーも増してきたためにここらで終止符というのが、ある意味本音かもしれない。
しばらくは、料理と音楽を切り離して(どちらも人を幸せにしてくれるものなのだから)それぞれの幸せを単純に楽しんでいこうと思う。
これまでキッチンライブのレシピは終わった後にHPに掲載していたけれど、初めて事前に内容を教えてしまおうと思う(だから何だ?と言われればそれっきりですが...)。
最初が私の得意中の得意のパイ(お菓子のパイでは有りません。要するにキッシュの仲間だと思ってください)。パイの中身はサケ、シメジ、長ネギ、松の実をベシャメルソース(ホワイトソース)であえたものです。
その次に来るのがカブ、ズキーニ、レンコン、ナスを薄く輪切りにしたものをオリーブオイルでソテーしたものとトマトとモッツァレラチーズをあえて、その上にバルサミコベースのソースをかけたもの。
そして、3番目が自分で手打ちするホウレンソウパスタのペペロンチーノにデミグラ系の特製ソースをあえたスパゲティ。
メインが、豚バラ肉をオレンジソースであえたもの(お客さまにベジテリアンの方がいらっしゃるのでその方には肉以外の別メニューを用意している)。
デザートは、ラム酒のきいたブリオッシュ(試作品はかなりラム酒が効いていてかなり「大人の味」だったけれど、多分本番メニューでは少し「大人」部分はおさえられているはず=でも、ヨーロッパでこの手のケーキを食べると本当に酔ってしまうぐらい酒は効いているんだけどナ...)。
という感じのメニューでかなりオイシイです(自分で言うのも何ですが、料理に関しては「手前味噌」が一番だと思ってます)。
料理の話しばかりで肝心の音楽の話しはまったくしていないと思われるでしょうが、音楽はまあ聴いてくだされば「気持よくなる」ことだけは保証いたします(自分が聴いていて気持よくない演奏は絶対しないように何十年と心掛けてきましたから)。
以上、今回のキッチンライブについての説明ですが、このライブを閉じるにあたっての挨拶代わりとしてお聞きいただけたならば幸いです。
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