仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

日本人の強み「ものづくり」

2009年08月25日 | 理科
デジタル一眼 LUMIX DMC-GH1K レンズキット
 ついに買ってしまった。以前から欲しかったデジタル一眼である。このカメラは、静止画だけでなく、動画もきれいに撮れる。(しかもステレオ録音)

このカメラ、本当によくできていると思う。個人認証してくれる装置や、同じ人物を追って、ピントをずっと合わせ続けてくれる機能もある。
 このような「ものづくり」ができる力は、やはり日本人の強みであると思う。

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生きた理科の学習「アジ子釣り」

2009年08月24日 | 理科
 今日は、息子と宮崎港へ行った。釣具屋さんに行くと、一番簡単で楽しめそうなのは「アジ子釣り」とのこと。道具一式を買って、宮崎港へ。

 やってみると面白い。結局、釣った数では息子(小1年)に負けてしまった。でも、「ああ面白かった。また来たい。」という声を聴いて、父親としては満足だった。



 これも生きた「理科」の学習である。釣っている最中に、フグが釣れたり、クラゲを見たり、生物好きの息子にとっては、強烈な印象を残す1日だったと思う。
 何と言っても、釣った魚をフライにして食べた感激は、なおさら、生物好きの息子の心を動かしたはずである。本当においしかった。

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子どもが喜ぶ「ものづくり」ベスト10

2009年08月20日 | 理科
 子どもは「ものづくり」が大好きである。これまでに、いろいろな「ものづくり」をしてきたが、子どもに好評だったのは、次のとおりである。

1 ガラガラヘビの卵
2 浮沈子
3 簡単スライム
4 真空キャップ実験
5 室内ブーメラン
6 簡単ペットボトルロケット
7 巨大しゃぼん玉
8 ミニ熱気球
9 べっこう飴  
10 プラバン

  これ以外にも、子ども達に好評だったものは、空気砲、紙飛行機など、たくさんある。

 私がつくる際には、「簡単、楽しい、効果あり」を心がけて作ってきた。例えば、「簡単スライム」は、フィルムケースを使う方法である。これだと、「材料の配合を間違わない」「無駄に材料を使わない」「」汚れない」「そのまま持ち帰ることができる」等々いいことがある。
 
いずれ、これらの「作り方」をまとめてみたい。

 明後日土曜日の講座では、ベスト1&2の「ガラガラヘビの卵」「浮沈子」を紹介し、参加者に実際に作ってもらう予定である。
楽しんでもらえるかなあ・・・。

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カブトムシ、クワガタを捕まえるコツ

2009年08月09日 | 理科
 最近、虫取りによく行く。カブトムシやクワガタなどを取りに行くのである。小1の息子が今虫に夢中である。おそらく起きている間の90%くらいは虫のことを考えている彼である。
 一緒に虫取りに行くようになって、虫取りのコツが少し分かってきた。

1 暗いうちに出かけること
 夜行性のため、夜に活発に活動しているため、たくさん出てきている。そして、もっと大きな理由は、明るくなるとスズメバチが出てくるからである。

2 クヌギだけでなく、楡の木もチェックすること
 楡の木にも虫がいることを初めて知った。どんなところにいるかは、勤務校の子ども達に聞いたら詳しく教えてくれた。子ども達はよく知っている。

3 よく集まる樹は決まっていること
 林の中に何本も樹があったとしても、虫がよく集まる樹は決まっている。林の中に入ったら、1回目だけは全ての樹をチェックするが、2回目以降は、よく集まる樹だけをチェックすればよい。
 集まらない樹には殆ど虫がいないが、特定の樹には毎回たくさんいる。これはなぜは不思議である。



先日は、大きなヒラタクワガタがいた。あまりに大きいので、オオクワガタと見間違いしたほどである。実際に林に行って虫を捕まえるというのは、大人でもワクワクする。
 本物の持つ迫力はすごい。

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2時間の担当講座が終了

2009年08月03日 | 理科
 先ほど、2時間の講座を終えてきた。学校が主催する研修会である。5つの小中学校の先生方が集まっての研修会だった。2時間ある研修の講師は、私ただ一人である。

 自分たちのサークルで講座を開くときとは、参加者が違う。サークルが主催する場合は、休日に身銭を切って集まる人たちである。当然意欲的である。
 本日の研修会の参加者は、自ら進んで集まったわけではない。批判的に聞く人は多い可能性もある。(普通は多い。)そういう意味でも、不安だった。

 ところが、いざ始めてみると、反応の良いこと良いこと。中には頷きながら聞いている人もいる。相当、学ぶ意欲の高い方々なのだろうと感じた。おかげさまで、話もしやすかった。

 本日のテーマは、学力向上である。しかも、今私が担当している「理科」についての学力向上や小中連携した実践も聞きたいと言うことだった。

 本日のレジュメは、次の通り。
タイトル「基礎学力アップ推進 および 理科学習の指導力向上」

1 教師の取組

2 子どもに身につけさせたい躾 

3 小中連携した取組

4 理科学習の基礎基本・・・ 改訂をふまえて

(1) 目標の改訂

(2) 問題解決能力の育成重視

(3) 言語活動の充実

(4) 学力定着に欠かせない手だて

6 体験型学習→顕微鏡を使わせるコツ
解剖顕微鏡・・メダカの卵
顕微鏡・・・・いろいろな花粉  微生物  葉の裏面に見られる気孔

 2時間も講座を受け持つとなると、自分のこれまでの経験を整理せざるを得ない。かなりの整理を加えて話したつもりである。

 先月初めからずっと悩みながら講座の中身を作ってきた。今は、解放感でいっぱいである。
 例えが悪いが、1ヶ月くらいの便秘が治ったような(体験したことはないが)爽快感を今味わっている。

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理科好きな子が増える授業の条件

2009年07月24日 | 理科
 理科が好きになるかならないかの大きな理由は、何か?それは、授業にモノを持ち込んでいるかどうかであると考えている。なるべく直接体験をさせるような学習活動が大事である。

 当たり前だといわれそうだが、意外とモノを持ち込む授業が、できていないのではないだろうか。だからこそ新学習指導要領の目標は、「理解」から「実感を伴った理解」という表記に変わっているのだと考える。

 モノを持ち込まず、教科書だけで済ませる授業は、準備を殆どしなくてよいので楽である。しかし、決して楽しくはない。子どもはもちろん、指導者も喜びを感じられない。

 理科の強みは、モノを通して学べる点である。しかし、具体的なモノに触れないまま学習を進めると、確実に、理科嫌いが増える。

 私が最近、持ち込んだモノは、顕微鏡である。高学年では、ちょっとした顕微鏡ブームが起きていた。昼休みも観察しに来る子がいるのである。

 5年生では、メダカのえさとなる「池や川の中の小さな生物」を観察する学習活動がある。自分たちで掬ってきた水の中に、実にたくさんの微生物がいることが分かった。

 また、6年生では、「葉の表面には、水の出口があるのだろうか」という課題で、葉の裏の気孔を観察する学習活動が設定されている。これも自分たちで見つけてきた葉の裏を顕微鏡で見ると、たくさんのコーヒー豆の形(唇の形にも似ている)をした気孔を見ることができた。

 顕微鏡を覗く度に、「すごい!」「ええっ?」という驚きの声が聞こえてきた。

 こんな学習をしていると、普段何気なく見ている池にもたくさんの微生物が見えてきそうになる。また、身の回りにあるたくさんの植物が今も水分を気孔から出している様子が見えてきそうな気がする。

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日食の楽しみ方(宮崎での日食写真)

2009年07月22日 | 理科
宮崎県小林市では、日食を見ることができた。午前中は雨の予報だったので、期待はしていなかったのだが、時々晴れ間が覗くような天気になり、日食を見ることができた。

 勤務校では、子ども達も集まり、観察会が始まった。



 まず、太陽眼鏡でみた日食の様子。





 雲が多かったので、雲を通しての写真も撮影できた。


 太陽を見て、子どもも大人も感動の声を上げていた。



 太陽眼鏡だけで見るのはもったいない。こんな方法でも観察できると紹介したら、子ども達も先生達も大喜びだった。以下のような楽しみ方である。

 その1・・・鏡で反射して映す。


 小さい鏡で太陽光を校舎の壁に反射させると、光源である太陽の形が映し出された。ここでも「うわーっ」という声が上がる。



 その2・・・木漏れ日


 木漏れ日が部分日食の太陽の形になっているのがおわかりだろうか?

大人も子どもも「おおーっ」「すごい」という声を上げていた。



 食が一番大きくなった午前11時頃、「薄暗くなったね。」と誰かが言った。辺りは夕方のように暗くなったのである。
 鶏は、飼育小屋の中に入ってしまった。小鳥は一羽だけ(スズメかな?)鳴いている声が聞こえた。夕方から夜にかけてのような風景、空間に辺りは包まれた。
 いずれにしろ、感動する体験を味わうことができた。これが皆既日食だったら、もっと暗くなるのだろうと思うと、日食マニアと呼ばれる人たちの気持ちが分かるような気がする。

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