仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

この落語家を聴け

2010年12月31日 | 教師修業
 広瀬和生という人がいる。年間350回以上の落語会、1500席以上の講座に生で接している人である。(うらやましい)

この方は、「落語の魅力とは、演者の魅力なのである。」と言っている。
興味があるのは、個々の落語家であり、「その人が演じる」落語を聴きたいと言っている。

今、面白い落語家がたくさんいるとのことである。反面、面白くない人もいるそうだ。

 同じ話をしても、面白い人とつまらない人といるそうである。
 
自分も、立川談春や柳家喬太郎の話は、どれも面白いと思う。古今亭志ん朝師匠のCDは、繰り返して何度も聴いている。
 その一方で、聴きたくない噺家さんもいる。・・・例えば、3代目三遊亭圓歌さんは苦手である。

昨日の医者の話も同じだが、落語家も教員も結局は、「人」なのかなあ。

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医者を選べ

2010年12月30日 | 教師修業
 サークル後の飲み会の時に、歯の治療をどの病院でするかが話題になった。どこの歯科医に見てもらうのがよいかということである。

 詳しいA氏から
「歯医者を選べ」
と言われた。

 医者次第で全然違うそうである。治療の時間やその後の痛み、噛み具合などが違うそうである。

 「そんなに違いがあるんですか?」
と聞いた私に、

 A氏は、
「同じように教員免許を持っていても、指導力には雲泥の差があるやろ。医者も一緒。」

なるほどと思った。

 教員は、「なるまで」の努力はみんなするだろうけれども、「なってから」の努力は、人それぞれである。そのため、人によって指導力には差がある。

 医者も同じだろう。

自分も「指導して欲しい」と言われる教員でありたい。

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30年後のおじいさん

2010年12月28日 | 人生観
 昨夜は、近くの温泉に行った。昔からある温泉である。湯船にゆっくりつかっていると、30年位前にタイムスリップしたように思えた。

 ただ、何か違うのである。何が違うのかなあと考えること5分間、・・・そこにいるおじいさんたちが違うのである。

 60才から70才と思われるおじいさんたちばかりが、5人位いた。そのおじいさんたちは、昔のおじいさんたちと違うのである。

 全員、痩せていないのである。自分が子どもの頃、温泉に行くと、やはりおじいさんたちがたくさんいた。その頃のおじいさんたちの多くは、痩せていたというイメージがある。

食事や生活習慣が変わったのだなあと考えていた。おそらく、昔のおじいさんたちと今とでは、かかる病気も違うことだろう。

30年でこの変化である。自分がおじいさんと呼ばれるようになる30年後はどうなるだろう。今の小学生の60年後は、どんなおじいさんが多いのだろう。

どんなおじいさんになるかは、今の自分が作ることになる。

 小説「剣客商売」の秋山小兵衛のように、智慧があって、優しくて強くて元気なおじいさんになれたらいいなあ。

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算数の研究授業で気になること…なぜ教科書を使わないのか

2010年12月25日 | 算数
算数の研究授業で、教科書を使っていないのも気になる。

 教科書ではなく、教師の自作プリントを使って授業をしているのである。

 教師の指導力を高めるには、教師の教科書活用能力を高めた方がよいと考えている。

教科書には、次のよさがあるからだ。

・ 思考を助けるヒントになる図や絵がある。
・ 本時のポイントが示されている。
・ ステップを踏んで学習できるように書かれている。
・ 練習問題も示されている。

・ 児童が復習する際の手引きになる。
・ 児童が予習をする際も使える。
・ 単元の見通しをもてる
 
 そして何より、これが大きなよさである。

・ 自作教材よりも準備をする手間暇がかからない。

 多くの教師は、自作プリントは作らない。教科書を使うはずである。教科書に書かれている意図を読み取り、どのようにして子どもに分からせるか、できる喜びを味わえるように指導するかを教材研究するはずである。

 その割には、研究授業となると、自作プリントを作ったりする。それでは、日々の実践につながるような研究にはならないと考えている。

第一、上記に示した教科書のよさを超えるような自作教材、プリントを見たことがない。

 研究授業でも、日々の実践に役立つようにするならば、教科書を活用すべきである。

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習熟の時間を確保+○付け法の実践=算数好きが増える

2010年12月24日 | 算数
~昨日の続き~

 多くの算数の研究授業では、習熟の時間が確保されていない。

 先日の算数の研究授業では、それが違った。

 習熟の時間は、8分間計画されていた。しかも、児童が問題を解いている際に、「○付け法」をしていたのである。

 教師は、児童が解いた問題に○を付ける。しかもほめ言葉を添えて。子どもは、その度に笑顔になっていた。中には、ガッツポーズをする子もいる。

 解き方が分からない子には、その都度短いアドバイスをしている。そして、できるようになったら○を付ける。この繰り返しで習熟は進んでいった。

 このクラスの児童は、全員算数が「好き」だそうである。習熟の時間に子ども達が喜んでいる姿を見て、「好きだろうなあ、授業の終わりには、全員できたことをほめられるのだから」と思った。

習熟の時間を確保+○付け法を実践→子ども達は、分かるできる喜びを味わえる。

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習熟の時間がない算数の授業では分かる・できるようにはならない

2010年12月23日 | 算数
 算数の研究授業を見る機会が時々ある。

 最近気になるのが、2点ある。

 1つ目は、「授業の終わりに習熟の時間を確保しているか」である。

 次に気になるのが、「教科書を使っているか」である。

殆どの研究授業では、上の2点が当てはまらない。

まず、習熟の時間を確保していない授業は、ダメである。45分の授業で、1問か2問しか解かないような算数の授業では、子どもは半分かりの状態である。分かったとは言えない。
 また、類似の問題を解くという学習活動もしないのだから、できるようにもならない。

習熟の時間を確保することによって、何となく分かっていたものが、分かるようになる。複数の問題を解けるようになって、できる喜びも味わえる。

 習熟の時間を確保することによって「為すことによって理解が深まる」と考えている。

ところが、多くの授業では、この習熟の時間が確保されていない。確保されていると言っても、5分位のこともある。それでは短い。

 ~続く~

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職員体育研修

2010年12月21日 | 体育
 昨日は、体力向上に関する職員体育研修があった。学級の子ども達が、運動している様子を見てもらった。

 運動は、「5分間ピッタリ走」「3分間走」「入れ替え徒走」である。

 いずれも楽しみながら自分の体力が伸ばせる運動である。
しかも、始める際に手間はかからない。どの学級でも実施可能である。

その後の話合いの時間が少なかったので、自分からの説明だけしかできなかった。
できれば、先生方から、質問を受けたり、実践への改善のアイデアももらいたかったなあ。

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休日の充実が、平日の充実につながる

2010年12月19日 | 教師修業
 休日は、主に次のようなことをして過ごしている。

・ 実践記録作り(サークル用レポートなど)
・ 翌週の授業準備
・ 締め切り前の仕事やたまった仕事
・ 時間をかけた運動(サーフィン、自転車、ジョギングなど)
・ 研究会への参加
・ 掃除
・ 家族との遊び
・ 寝る(睡眠不足の場合)

 休日自体を充実して過ごすことが、平日の充実した時間が生み出せることにつながると考えている。

 昨日は、たまっていた仕事を片付けた。
 今日は、持久走のレポートづくりをしている。…なかなか進まない。

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熱意と仕事の質は比例する

2010年12月16日 | 教師修業
 教師を含め、多くの社会人を見ていると、熱意のある人ほどいい仕事を積み重ねている。その仕事をスムーズに進めるための技術も絶対必要だけれども、仕事の質を決めていくのは、熱意ではないだろうか。

 長期的に見た場合、熱意があり、持続している人は、仕事能力も高く、残した仕事の質も良い。

 熱意の「温度」の高さと、仕事の質は、だいたい比例している気がする。

自分の熱意の温度は、何度位なのだろう。

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子どもに自信が付く、○付け法

2010年12月13日 | 算数
 志水廣先生の「○付け法」を授業で取り入れている。これは、本当によい。

 練習問題などをさせているとき、教師が机間巡視をして、できている子のノートに丸付けをするのである。一言ほめながら○を付ける。

 途中までできている子には、そこまでできていることを認めて○を付ける。

簡単に言えば、たったこれだけのことであるが、授業には勢いが生まれる。

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気持ちよいジョギングをするコツ

2010年12月11日 | 体調管理
ジョギングの後には、必ず脈拍を測るようにしている。自分の体調を知る目安の1つになるからである。

あくまでも、自分の「気持ちよく走れた」という感覚が優先するが、脈拍を常に測っておくと、体調を知る手がかりにはなる。


1 ウォーミングアップ
 ウォーミングアップで、脈拍を110回位にまで上げる。だいたい10分間弱かけてウォーミングアップとして走る。

2 ジョギング
 あとは、その日の体調に合わせて走る。

 なお、自分のジョギングスタイルの目安にしているのが、マフェトン理論である。その中に、「180公式」がる。

 「最大心拍数の目標=180―年齢」つまり、30才の人なら180-30=150が、最大心拍数の目標となる。

 ウォーミングアップが終わったあとの走りでは、なるべく140~150になるようなペースで走るようにしている。自分にとっては気持ちよいペースである。

 ただ、140~150だから気持ちよいのではなく、気持ちよいペースで走っているときの脈拍が140~150だったのである。どれくらいの脈の時に自分は気持ちよいかは個人差が大きいはずである。

3 クーリングダウン
 最後は、やはり10分間位かけてクーリングダウンである。脈拍を100位にまで落とせるよう、ゆっくり走って、最後はウォーキングで終わる。



 初めの10分でウォーミングアップ、最後の10分でクーリングダウン、中間は、その日の体調次第というのが、自分のジョギングである。これは気持ちいい。

※ ちなみに、脈は、6秒間だけ測る。それを10倍した脈が1分間あたりの脈拍になる。今、安静時(座っているとき)の脈拍は、60回/分である。

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実践に名前を付けて指導力を高める

2010年12月10日 | 教師修業
先日、志水廣先生の講座を受けた。志水先生は、ネーミングがうまいと思った。自分の実践に名前を付けているのだ。

 「○付け法」「復唱法」などが有名である。

自分の実践に名前を付けるというのは、自分の実践を整理する上でも有効だと考える。

野口芳宏先生は、「経験は意図的に積み重ね、整理を加えなければ力は付かない。」と著書で述べている。

 実践のやりっ放しでは、力は付けられないということである。

 実践や指導法に名前を付けることで、整理ができる。名前を付け、その指導法の説明を考えることで、指導の特色や有効性などが明らかになっていく。

「自分の実践に名前を付けて、整理をする」という作業を通して、指導力が高められる。

 この作業に対して、志水先生のように名前を付けるならば、

・・・「実践名付け法」かな?

 「実践名付け法」で整理をし、指導力を高めるということになるだろうか。

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真冬の必需品「手袋」

2010年12月08日 | 教師修業
 時々ジョギングをする。これからの季節、必ず身につけているのは、「手袋」である。

 走れば、体は温まるので、薄着でも構わないのだが、手や指先は、いくら走っても温まらない。冷えるばかりである。走るほどに、手先の冷えが苦痛になる。

 寒くなったら、子ども達にも手袋を着用するように指導している。そうしないと、ポケットに手を入れたまま通学する子も出てくるからである。

 昼休みの遊びでも手袋を着用するように勧めている。手先は、いくら運動しても温まらないからである。

 以前、昼休みは、通学以外は手袋を着用させないという教員を見たことがある。真冬でも、昼休みは、その学級は手袋禁止である。

 きっとこの教員は、外で遊んだり運動したりした経験はないのだろうと思った。

 子どもと同じように遊んだり運動したりすれば、気付くことはたくさんある。

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簡単・楽しい・効果ありの持久走…「3分間走」

2010年12月07日 | 体育
 気持ちよく走るためには、自分にあったペースで走るという条件が必要である。他人との比較ではなく、体調や運動能力を考えて、自分のペースで走る必要がある。

そのために、自分が指導している持久走が2つある。

 1つは、「3分間走」である。

 2つめは、「5分間ペース走」である。

 どちらも、他人との比較ではなく、自分自身の走りたいペースで走れる。繰り返し行うことによって、少しずつ自分の持久力の高まりも実感できる。

 3分間走は、運動場トラック内側に0.1周ずつの目印を付ける。10個の目印を付けることになる。自分は、杭に平テープをボンボンのように付けて運動場に打ち込んでいる。

 準備はこれだけでOKである。これだけの準備で、全学年が実施できる。1年通してできる。

 実施方法は、スタートしてから3分間で、どれだけ走れたかである。3.5周の子もいれば、2.8周という子もいる。

 ただし、低学年児童には、小数が使えない。小数の学習をしていないからである。そういう場合には、0.1周ではなく、ポイントを走る毎に1点とし、1周を10点にすればよい。

 自分の学級では、3分間走の記録カードも準備している。自分の記録の伸びが分かってより楽しい。


 5分間ペース走も面白い。その紹介は、また今度

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簡単、楽しい、効果ありの「持久走」

2010年12月06日 | 体育
小学校体育科には、「動きを持続する能力を高めるための運動」がある。学習指導要領解説には、次のように書かれている。

「動きを持続する能力を高めるための運動」とは,一つの運動又は複数の運動を組み合わせて一定の時間に連続して行ったり,一定の回数を反復して行ったりすることによって,動きを持続する能力を高めることをねらいとして行う運動である。

持久走は、子どもにとって最も敬遠される運動であることが多い。
 しかし、大人になってからの競技人口が最も多いのは、おそらくこの持久走である。

 その違いは何か?・・・それは、自分のペースで気持ちよく走れるかどうかの違いではないだろうか。

 気持ちよく走るためには、自分にあったペースで走るという条件が必要である。他人との比較ではなく、体調や運動能力を考えて、自分のペースで走る必要がある。

そのために、自分が指導している持久走が2つある。

 1つは、「3分間走」である。

 2つめは、「5分間ペース走」である。

紹介は、次回で

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