先日、病院に行った。そこは何回か行ったことのある病院である。
診察室に入ると、
「どうですかあ?」と言いながら、その医者はパソコンのモニターを見ている。
そこには、私のこれまでの診察結果と処方箋が書いてある。すぐに次のように言った。
「今度は、○○という薬を出しておきますねえ。」
私の話は聞かないまま、しかも患部も見ないまま!
モニターを見て処方箋を書いているのである。
「患者を診ないでよくできるなあ。よっぽどの名医か、その反対かのどちらかであろう。」
と、その時思った。
教員にも当てはまる人がいる。
子どもが挨拶をしているのに、返さない人、(中には、この医者と同じようにパソコンのモニターを見て、声だけ出す人もいる。)
授業で、子どもをあまり見ないで、殆どパソコンの画面を見ながら授業を進める人、(パソコンオタクの教員の中にいると聞く。)
こういう人は、いずれ子ども達の心が離れていき、学級崩壊(予備軍)のクラスを作っていく。
「目の前の人(子ども)をみる」
これは、どの職業でも当てはまる。
自分も気を付けないといけないと思った。