仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

玄関を掃除する理由2

2016年06月28日 | 修養
 玄関を毎日掃除していると、近くの汚れが気になってくる。

 そうすると、掃除をする範囲が少しずつ広がってくる。

 掃除をしていると、気づく能力が高まってくる。

 「前から置いてあるであろうこの植木鉢を片付ければ、すっきりするだろうな。」

 「窓はこのところ掃除をしていないようだな。ちょっと拭いただけでも綺麗になるだろうなあ・・・(その後掃除をする。)」

 「このスノコの下にゴミがたまっている。すのこをあげて、下をきれいにしたら、もっときれいになるだろうなあ。(スノコの下も掃除する)」 

 とまあ、このように少しずつ「片付けると周りの人が助かる」行動が増えてくる。

 周りの人が助かる行動をしていると、元気が出る。

 掃除をすると、気づくようになる。気づきをもとに行動すると、周りの人が助かる。自分もうれしい。

 玄関掃除を続ける理由である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玄関を掃除する理由

2016年06月24日 | 修養
 4月に管理職になってから、欠かさずやっている行動がある。

 それは、玄関掃除である。

 児童用の玄関と職員用の玄関を綺麗にしている。

 理由は、2つある。

 一つめの理由は、職員や児童を歓迎している気持ちを形にして表したいと考えたからである。

 「よく今日も学校に来てくれました。」

 という気持ちを表すには、玄関を綺麗にして気持ちよく学校に入ってもらうのがいいと考えたからである。

 玄関が汚れていては、気持ちが沈む。綺麗な玄関だと清々しい気持ちになる。(少なくとも自分は。)

 二つめの理由は、「誰にでもできる簡単なことを、誰にもできないくらい継続することで力が付くから」である。

 まだ、どんな力が付いたかを確認できるほど付いてはいない。しかし、以前の自分とは違う点がいくつか感じられるようになってきた。

 以前より、フットワークが軽くなってきたように感じる。ゴミが落ちていたらすぐに拾う。職員から相談を受けたらすぐに行動に移す。

 もっともっと継続すれば、さらに違った力が付いてきそうな気がする。たったの朝の10分程度の継続だが、続けたい。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水泳指導のちょっとしたコツ

2016年06月22日 | 体育
 「バタ足がうまくできない子がいるんですよ。」

 「どうしても足首が伸びないままバタ足をしてしまいます。どんな指導をすればできるようになるでしょうか。」

 そんな相談を受けた。

 そこで、気になったので質問をした。

 「どこでできないの?」

 すると、

 「どこって・・・、プールの中でです。」

 さらに質問をした。

 「プールサイドでやらせてみた?」「プールサイドで腹ばいにさせてバタ足をさせてみた?」

 すると、やっていないとのこと。

 「きっとプールサイドでもできていないと思う。プールでできなければ、一度プールサイドなどの陸上で練習させて、動きが身についたらプールに入ってさせるといいと思いますよ。」

 「あっ、その時は、ビート板を体の下に敷いて、痛くないようにして練習させるといいですよ。」

 

 あとで聞いたところ、やはりプールサイドでもできなかったそうである。しかし、足首の伸ばし方を教え、足の甲でビート板をぺたぺた音がするように叩かせたところ、できるようになったとのこと。

 その後、プールに入ってさせてみたら、できるようになったそうである。

 水泳指導のちょっとしたコツ・・・「プール内でできなければ、陸上でさせてできるようにさせよ。」



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読み聞かせをすると子供が読書にはまる本

2016年06月21日 | 読書
 子供の頃に夢中になって読んだ「少年探偵団シリーズ」

 この「少年探偵団シリーズ」を小学校上学年に読み聞かせをすると、読書にはまる子が結構出てくる。

 「成績はいいけど、読書はあまり好きじゃない」という子ほど、この本を読み聞かせしてあげると読書の楽しさに目覚めることが多い。

 少年探偵団シリーズは、読書の楽しさを味わわせるきっかけになる良書だと考えている。



 ただ、個人的には、少し残念なことに、子供の頃にあれほど楽しく読んでいた少年探偵団シリーズが、50歳間近になった今の自分は楽しくは読めないのである。

 子供向けに書かれた本なので、当然なのかもしれないが、自分が子供の頃、寝るのも忘れてわくわくしながら読んだ気持ちにはなれない。

 そんな自分でも、楽しく読めた江戸川乱歩作品がある。

 「江戸川乱歩傑作選

 である。

 江戸川乱歩氏が大人向けに書いた作品ばかりなので、自分でも楽しめる。(逆に子供には分からないだろう)

 これからしばらくは、江戸川乱歩氏の作品集で読書のわくわく感を味わえそうである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧倒的に幸せそうに見える人

2016年06月20日 | 人生観
 小学校教員をしているという仕事柄、いろいろな保護者の話を耳にする。

 99.9999%以上の親に共通するのは、

「我が子がかわいくてかわいくてたまらない」という感情である。

 自分のこと以上に我が子の幸せを願っている。

 そんな多くの親と話をしていて、最近分かってきたことがある。

 「人は、愛される以上に誰かを愛したいのではないか」

 ということである。



 親に限らず、


「愛されたい、かわいがられたい」という人よりも、

「愛したい、かわいがりたい、役に立ちたい」と感じている人の方が、圧倒的に幸せそうに見える。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水泳指導を見ていて「もったいないなあ」と感じる時(水泳の準備運動はここがおかしい。)

2016年06月14日 | 体育
 水泳指導のシーズンである。

 特にこの時期、もったいないなあと感じることがある。

 それは、水泳指導の準備運動を見た時である。

 多くの指導者は、ほかの運動の時と全く同じ準備運動をさせている。

 準備運動に時間をかけすぎて、プールに入るのがチャイムがなってから10分後というクラスもこれまでに見てきた。



 そもそも準備運動は、主運動につながる運動をするべきである。

 生涯体育につなげる観点から、簡単なストレッチ運動はあった方がよい。(自分は首、肩、足の裏、アキレス腱伸ばしはやらせていていた。しかし、早く来た子から順にさせる。2分程度で終わる。


 陸上で長々と運動をさせるくらいなら、水中じゃんけんをさせて遊んだ方がまだいい。(水中じゃんけんでは、負けた方は相手のまたの間をくぐる)

 指導者は、うまく水中でじゃんけんができない子、相手のまたの下をくぐれない子を見つけ、個別指導をする。

 
 また、伏し浮き10秒できるかどうかが大事であると考えている。そのため、伏し浮きをさせる。できていない子をチェックし、あとで個別指導をする。

 陸上で長々と準備運動をするくらいなら、水中じゃんけんや伏し浮きをさせた方が楽しい。しかも泳ぐのもうまくなる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔学んだ古典を思い出す。

2016年06月09日 | 修養
 子供の頃覚えた古典の文章を時々思い出すことがある。

 例えば、

 佐藤一斎が書いた「学問と立志」である。
 
 次の文である。


  
 少にして学べば、則ち壮にして為すあり

 壮にして学べば、則ち老いて衰えず

 老いて学べば、則ち死して朽ちず


 若い頃は、あまり実感がわかなかった。当然である。壮年にも老年にもなっていないからである。
 
 壮年を超えて、若い頃の学びが今の自分を作っていると、つくづく感じる。

 きつい学びも楽しい学びもあったけれども、先輩や同僚からの学びは貴重である。

 おかげで今の自分は仕事が楽しい。

 壮年の今、学び続けていると、きっと「老いて衰えず」という境地になるだろう。

 私にとっての「老いて衰えず」のモデルは、まずは両親である。

 80歳で専業農家のバリバリの現役である。

 今でも朝7時から夜7時まで(場合によっては8時9時まで)働いている。

 子供から見ると、働く量を減らしてもっとのんびり過ごしてほしいと思う。

 ただ、働くこと自体が好きなのである。

 今でも土作りや苗作りの工夫をし、試行錯誤しながら、学びながら仕事をしている。



 「老いて衰えず」のモデルは、私が師匠と勝手に思っている野口芳宏先生である。

 今でも学び続け、新しい内容を教えてくださる。

 「老いて衰えず」の私にとってのお手本である。少しでも近づきたい。



 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斜めの関係が豊富

2016年06月01日 | 家庭教育
 勤務している地区の子は、本当に素直でのびのびと育っている。

 宮崎県は、「いい子どもが育つ」都道府県ランキングでは、常にトップクラスにある。

 宮崎県の中でも、うちの地区の子は、いい子に育っているなあと感じる。



 まず、変なストレスを感じていない。習い事や部活などで、過度の競争をすることがない。

 保護者や祖父母、地域の方からかわいがられていることが伝わってくる。(会話すると分かる)

 中でも、都会と最も違うだろうなあと言うのが、「斜めの関係」の豊富さである。

 親子は縦の関係といえる。しかし、近所のおじちゃんおばちゃんやお兄ちゃんやお姉さんは、それに対して斜めの関係であるといえる。


 特に、うちの地区は、近所のお兄さんお姉さんの存在が大きい。

 斜めの関係の人は、アドバイスをしてくれる。褒めたり、場合によっては叱ったりしてくれる。

 「親が言っても聞かない。しかし、近所のお兄ちゃんが言うと子供は聞く。」

 なんてことが結構ある。

 きっと、お兄さんやお姉さんにとっては、「自分もしっかりしなければ、お手本にならなければ」という責任感も感じいているような気がする。



 都会の多くの地域では、親子の関係、つまり縦の関係が人間関係の多くを占めているだろう。

 うちの地区は、斜めの関係が豊富である。人間関係が豊富なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする