仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

夏休みはチャンス

2014年07月31日 | 家庭教育

夏休みはチャンスだと考えています。
 それは、「お手伝い」をスタートさせるチャンスです。

 うちでは、長女が小学1年生になった夏休みに、洗濯物の手伝いを教え始めました。洗濯物干し、洗濯物の取り込み、洗濯物畳みです。(もう10年も以上も昔のことです。)


 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」の言葉通りにやりました。はじめは、殆ど親がします。少しずつ長女がする作業を増やしていきました。ちょっとできるようになる度にほめます。


 夏休みは、時間的にゆとりがあるため、長女は時間をかけて洗濯物を干し、取り込み、畳んでいました。夏休みが終わる頃には、できるようになった長女です。おかげで親は助かります。長女も家族の役に立つ喜びを味わえるようになりました。


 その下の子達には、長女が教えていきました。小学1年生になる前後から、長女が教えていました。(わりと厳しめ)

Img_1168


 自分が洗濯物関係にタッチすることはあまりないです。子供達だけでやっています。

 10年たった今では、たまあに自分が干すと「これじゃあ、いつまでも乾かない!」という駄目出しをされることすらあります。

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映画「アナと雪の女王」は、蟻の話?

2014年07月22日 | 映画

 映画「アナと雪の女王」を観た昆虫好きの二男が一言。

「お父さん、この映画って、アリの話じゃなかったんだね。」

 言われた私の頭に浮かぶ、数々のはてなマーク、???...
・・・何を言っているのか分からない。

「アリ?昆虫の蟻?どういうこと?」

と聞くと、

「だって、歌を聴いてそう思ったんだよ。」

とのこと。

 もっと聴くと、「LET IT GO ~ありのままで~」のようである。こんなことを言った。

 「だって、歌では、 蟻の~ ママの~ 姿見せるのよ~ と、歌っていると思ったから・・・。」

 「蟻のママ」・・・つまり、蟻のお母さんを捜すような話、「みなしごハッチ」の蟻バージョンを想像していたらしい。

 好きというのは、おもしろい。何を聴いても読んでも、きっと二男の頭の中では、昆虫話としてフィルターにかけられているのだろう。

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家族の結びつきを深める2つの視点

2014年07月20日 | 家庭教育

 夏休みは、家族で何かを行う機会が増えると思います。家族の結びつきを深めるとても良い機会になることでしょう。
 わたしの実家は専業農家だったので、夏休みに家族で何かを行うといえば、「農作業」でした。海に連れて行ってもらうということは、殆どありませんでした。牛を飼っているので、泊まりがけの旅行もいったことはありません。
 今思うと、家族で農作業をすることで、親のありがたさや苦労が分かった気がします。農作業の合間に食べるお菓子やお茶はおいしかったです。

  私が尊敬する千葉県の野口芳宏先生によると、家族のつながり方には、二通りあるそうです。

 以下、引用


   現在一般に行われている家族レジャーは、ふだんの生産活動とは反対のことをすることだと考えられています。考えない、働かない、つくらない、歩かない、苦労しない、そういうレジャーです。私は、そういう形での家族のつながり方を、「消費的連帯」と呼んでいます。
 それに対して、先に述べたような形で生まれてくる家族の結びつき方は、「生産的連帯」と呼ぶことができるでしょう。
 例えば、家族で花壇をつくること、花の種をまくこと、窓ガラスやベランダをきれいにすること、大掃除をすること。それらだって進め方によっては、りっぱなレジャーになります。「生産的連帯」を生むレジャーの意義にも、目を開かせていきたいものです。
                        野口芳宏 第二著作集10「自主自立の教育」より(明治図書)

  「消費的連帯」というのは、例えば、「外食する」「旅行に行く」「映画を観る」「買い物に行く」が考えられるでしょうか。


  また、「生産的連帯」は、「掃除をする」「親の仕事を手伝う」「親子で何か作る」等でしょうか。考えてみると、大木場の子ども時代は、殆ど「生産的連帯」で家族のつながりが深められていたような気がします。


  レジャーといえば、旅行や外食などの「消費的連帯」を連想しがちですが、「生産的連帯」でも家族の結びつきは深まります。しかも、「生産的連帯」は、すぐに取りかかれます。


 大木場は、バランスが大切だと考えています。夏休みは、両方の連帯で楽しい思い出を作っていきたいです。

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子育ては一期一会

2014年07月16日 | 出産・育児

先日の校内教育サークルでは、学級懇談会がテーマの1つだった。ある先生が、話した内容が心に残った。

 その先生は、年度初めに、毎年必ず次の話をするそうである。



 まず、教室にある1mの物差しを示す。(1センチ毎に目盛りが付いている。)

 子どもさんが100才まで生きるとします。この1㎝が1才だとすると、今6センチ(~12センチ)ですよね。
 
 今の世の中では、殆どの場合、子どもさんが18才の頃までしか一緒にいられません。高校を卒業したら、進学したり、一人暮らしを始めたりして、一緒にいる時間はとても少なくなってしまいます。
  子どもさんと一緒に過ごせる時間は、とても貴重です。苦しくても楽しくても、子育てができる時間は限られています。
 子育てをぜひ、楽しみましょう。



  こういう話である。1m物差しを示すことで、子供と過ごせる時間が分かりやすい。

 話を聴いていて、いくつか思い出したことがある。

  ある退職校長がこんなことを言っていた。

 楽な子育てはありませんが、楽しい子育てはあります。
 (子育ては、大変だけれども、楽しいモノでもある。)

 まだ思い出した。俵万智さんの短歌を2つ。

たんぽぽの 綿毛を吹いて見せてやる いつかおまえも 飛んでゆくから

 


アルバムに 去年の夏を見ておりぬ この赤ん坊はもう どこにもいない

 


 そうなのだ。去年保育園児だった我が子は、もういないのである。今は小学1年生になっているから。そう考えると、子育ては一期一会なのだと感じる。

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大事なのは柔道で頑張ったことを人生に生かすことだ

2014年07月13日 | 人生観

 山下泰裕氏が、月刊誌「致知」2014年7月号で、横綱白鵬氏と対談をしていた。

 山下泰裕氏といえば、柔道界で引退するまで203連勝の負け知らずだった選手である。実際、30年前に柔道少年だった自分は山下氏が負けた試合を見たことがない。

 その中で、山下氏の中学校の時の恩師の言葉が紹介されていた。

~以下引用~

「みんなの中から将来日本チャンピオンになって、日の丸を胸につけて国際舞台に出ていく、そんな選手が出てくれたら俺は嬉しい。夢は大きく持って、その夢に向かって毎日頑張れよ」と。

 

 そういう話から始まって、しかし途中から転調するんですね。

 

「しかしな、どんなに柔道で頑張って日本一になった、世界一になったとしても、選手としてやれるのは30歳くらいまでだ。大事なのは柔道で頑張ったことを人生に生かすことだ」

 

「柔道でチャンピオンになれる人は一人しかいない。しかしその人が人生のチャンピオンになれるかどうか分からない。柔道で学んだことをみんなが普段の生活の中で一所懸命生かしていけば、全員が人生のチャンピオンになれる。柔道はそのためにやるものだ」

 

さらに具体的なこともおっしゃっていました。

 

「みんな俺の話を真剣に聞いてくれているよな。大事なのは俺の話を聞くような気持ちで、みんなのことを思ってくれているお父さん、お母さん、担任の先生の話を聞くことだ」

 

「道場でできることと日常生活を一致させることが大切だ。道場では挨拶もするし、ルールも守る。夢に向かって努力もするし、仲間と力を合わせ、戦った相手のことも思いやる。それを道場で終わらせるな。人生に生かすんだ」

 

こんな話をたびたびされたんです。わんぱく坊主だった私も、そういう話がスーッと心に入ってきたんです。

 ~以上引用終わり~

 かなりの腕白だった山下少年は、柔道のおかげで、恩師のおかげで心も体も頭も成長することができたそうである。柔道を通しての人間形成である。

 柔道に限らず、どんな競技でも、勉強でも、「○○を通しての人間形成」ができると思う。

 人間形成ができるかどうかは、やはり指導者の意識次第である。

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モノとの別れもあります。我が家のチャイルドシート有り難う

2014年07月10日 | 出産・育児

 台風後の片づけをしました。その中で、チャイルドシートも今後使うこともないということで、処分をしに行きました。

 長女が使い始めてこれまで17年と4ヶ月、車の中で子供達を守ってくれました。長男、二男、三男とみんなこのチャイルドシートを使いました。途中、もっとがっちりしたチャイルドシートも使ったのですが、シンプルで手入れや掃除もし易いこのチャイルドシートを一番使い続けました。

 4人の子供の汗やよだれを吸い、そのたびに掃除をしてきたシートです。

 本当に有り難う。

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最近読んだ小説

2014年07月08日 | 読書

 最近読んだ小説


 陰陽師 蒼猴ノ巻

陰陽師 蒼猴ノ巻 陰陽師 蒼猴ノ巻
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-01-14
 仕事が終わった後に、お酒を飲みながら読む。気持ちよく酔える。読める。

 どの話も安倍晴明と源博雅の優しさ、義理と人情に厚いところが見えてくる。



 
虚像の道化師 ガリレオ 7
第一章・幻惑す(まどわす)
第二章・心聴る(きこえる)
第三章・偽装う(よそおう)
第四章・演技る(えんじる)
 
虚像の道化師 ガリレオ 7
価格:¥ 1,458(税込)
発売日:2012-08-10

おもしろかった。おすすめは、第二章。とても変な話であった。
禁断の魔術 ガリレオ8 禁断の魔術 ガリレオ8
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2012-10-13
第一章・透視す(みとおす)
第二章・曲球る(まがる)
第三章・念波る(おくる)
第四章・猛射つ(うつ)

これは特におすすめ。一番好きなのは、第二章。
 おもしろかった

おすすめは、第二章。





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水泳の授業で児童に満足感を味わわせる心構え1

2014年07月04日 | 保健体育

 体育では、運動量の確保が重要である。いくら楽しいゲームや遊び、練習を企画しても、児童が十分運動していなければ、満足感を得にくい。

 水泳の授業では、どれだけ運動させているだろうか。多くの授業では、泳ぐ量が少ないと思う。もちろん、泳がせればよいというものではない。しかし、多くの授業で、泳ぐ距離が少ないと感じる。


 これは泳いでいないなあとわかる授業の特徴は、これである。


 「プールの外で準備運動をしている」

 間違いなく、泳ぎ始めるのはチャイムが鳴ってから5分以上たってからである。下手をすると、10~15分くらいたってから泳ぎ始めることになる。

 これではうまくなるはずがない。運動量が少ないので、満足感は得にくい。


 水泳では、準備運動(ストレッチ)は、プールサイドで行えばよい。

 本時の運動につながる運動は、プールには行って行えばよいのだ。


 プールサイド、または、プールで準備運動を始める。

 これだけでも運動量を確保しようとしている担任の姿勢が見える。

・・・と書いたが、尊敬する先輩教師達は、みな運動量の確保を意識していた。水泳の授業でも、プールに入らせるのは早かった。
 

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