仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

初めての麹づくり

2023年04月30日 | 食・レシピ

 麹づくり講座に参加した。

 これまで、自分は市販の麹を使って甘酒や塩麹を作っていた。

 今回は、種麹と米を使って、麹そのものを作る。

 40分ほど蒸した米に、種麹を振る。

 

 よく混ぜて、米に種麹を付ける。

 布に包んで(米の中には、温度計を仕込んで)35度前後になるように温める。

 温めるのは、お湯入りペットボトルや湯たんぽ

 発泡スチロールの中に入れて2日くらい温める。(途中24時間くらい経ったところで、もう1回混ぜ直す)

 

 48時間後には、こうなった。

 とてもいい香りがする。

 

 これで塩麹を作ることにあする。

 麹は300グラム出来たので、90グラムの自然塩と混ぜて、その後300CCの水を入れる。

 1日に1回混ぜれば、1週間くらいでおいしい塩麹ができるそうである。

 楽しみである。

 

 

 次は、夏に味噌作り講座を開催するらしい。

 こちらにも参加しよう。

 

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春の味覚を楽しんでいます。

2023年04月29日 | 食・レシピ

 筍が取れたので、味噌汁や酢味噌で食べてみた。

 おいしい。

 これは、しめじと筍の味噌汁

 2杯目は、味変して、カレー粉を投入

 これもおいしかった。

 今年の春も、ふきのとうの酢の物、タラの芽の天ぷら、筍づくしと、いろいろな春の味覚を楽しめている。

 

 

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業績を伸ばし、社員の幸福度を高めている会社のトップが考え、実践していること

2023年04月23日 | 本と雑誌

 いい本を読んだ

 「『不思議な会社』に不思議なんてない」である。

 「不思議な会社」とは、島根県松江市にある「島根電工」という会社。

 人口流出と産業の衰退に歯止めがかからない厳しい経済環境に置かれている地域であるが、毎年のように業績を伸ばしている。

 でかい公共工事ではなく、小口の工事で業績を伸ばしている。

 コンセントの取り付けや照明器具の設置などである。

 

 期待を超える感動を!

 がキャッチフレーズだという。

 

 では、どんなサービスが必要なのか

 著者(であり社長)である荒木氏は、次のように書いている。

 

 

 私は社員たちに「お客さまを自分の恋人と思え。兄弟と思え」と話しています。

 もし自分の恋人や兄弟が「電気がつかないからきてほしい」「水道の水がポタポタ落ちて止まらない」「トイレの水があふれた」と言ってきたらどうするでしょうか。

 何もおいても、すぐ飛んでいくのではないでしょうか。そして「大丈夫だった?」「もう心配ないよ」「すぐ直してあげるからね」と優しい言葉をかけるでしょう。

 お客さまも同じです。

 

 このように指導しているから、次のようなことが起こる。

 

 私も町のあちこちゃ会合で声をかけられることが多くなってきました。

「この間、お宅のおたすけ隊にきてもらって、本当に助かったよ」とお礼を言われることもしよっちゅう。

 居酒屋に行ったら、そこの女性から「お宅は電話をしたらすぐきてくれるから、ほんとすごいわ」と感謝されたこともあります。

 そのことを社員に伝えると、社員が喜んで、さらにやる気がアップするのです。

 

 このような会社にするために、社長の荒木氏が重視しているのが、

 研修であり、

 先輩が後輩を指導する制度であり、

 技能コンクールへの挑戦であり、

 お客様を感動させた社員を表彰する「感動大賞」などの評価制度であり、

 社員旅行や家族も参加する大運動会であり、

 社員がその場で見積もりから施行内訳、集金までできる端末の開発である。

 

 中でも研修は、一番重視している。

 人間性を養う研修を最も重視している。

 役員になっても研修を受ける。定年で退職するまで研修がある。

 

 そんな島根電工は、特色だらけのようだが、荒木氏によると、1番の特色があるという。

 それは、次である。

 

 島根電工グループの特色をひとつだけあげろ、と言われたら、私は迷わず「社員を大切にすること」と言うでしょう。

 以前は「顧客第一主義」を掲げていたのですが、お客さま第一で制度や仕組みをつくっていくと、どうしても社員に無理がかかってしまいます。

そこで島根電工グループでは、

(一)社員とその家族が一番

(二)関係する会社(卸会社・メーカー・下請会社)の社員とその家族が二番

(三)お客さまが三番

(四)地域が四番

(五)株主が五番  の順番にしています。

 

 

 三番目がお客さま。順番は三番目ですが、社員を大切にして、取引先を大切にすれば、大切にされた社員と取引先はお客さまのことを大切にしますから、結局、お客さまが大切にされることになるのです。

 ですから本当に「顧客第一主義」を掲げるなら、お客さまに直接、接する社員や取引先を大切にしなければなりません。

 社員が一番、取引先が二番、お客さまが三番というこの順番は、本当にお客さまのことを考えたからこそ言える結果なのです。

 

 こんな会社だから、我が子や兄弟が入社してくる。社員を大切にする会社であるからこそ、親族にも勧めたくなるのだろう。

 

 

 では、教育界はどうだろう。

 教職員を大切にしていると言えるだろうか。

 休暇制度や厚生事業については手厚いと言えるかもしれない。 

 研修制度についても学べる仕組みがある。

 

 しかし、教職を希望する人は年々減り続けている。

 自分は管理職なので、荒木氏がやっていることを参考にして、できることを取り入れたい。

 まずは、研修と学び合える環境づくりからやってみよう。

 

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1学期始業式での校長の話・・・先生方のバックアップにつながる話

2023年04月22日 | 学校経営

 新しい学校に赴任した。

 校長として始業式で話す内容には悩んだ。

 児童の実態も地区のことも分からないからである。

 

 そこで、先生方の学級びらきが少しでもスムーズにいくような話をすることにした。

 前半では、前任の校長先生から聞いた「学校の良さ」(これからも続けてほしいこと)

 後半では、学級開きがスムーズにいくような、先生方のバックアップをするような話をすることにした。

 

 ということで、次のような話をした。

 

 

 皆さん、おはようございます。

 3月まで〇〇小学校にいらっしゃった〇〇校長先生から、「〇〇小学校はいいところですよ」と聞いています。

 「特にどんなところがいいですか?」とたずねたら、2つのキーワードを教えてくださいました。

 1つめは「あいさつ」です。


 「明るいあいさつが先にできる人がたくさん居ます。」 とききました。


 今朝も校長室から見ていると、明るいあいさつをしている人がたくさん居ました。

 なるほどこれは素晴らしいと思いました。

 

 2つめは、「廊下歩行」です。右側を一列で静かに歩くことができますよ。とききました。

 これも素晴らしいことです。自分の心をコントロールできる人たちなのだなあと思いました。

 走りたいとか、騒ぎたいという心に負けず、しっかりと心を落ち着けて、行動できると言うことができる人たちなんだと思います。


 これからも、この〇〇小のいいところは続けてほしいと思います。


 さて、今日から新しい学級での活動が始まります。
 
 みなさんは、次の2つのうち、どちらのクラスがいいですか?

 「おちつかないクラス」と「明るく仲のよいクラス」(イラストを見せながら)


 「明るく仲のよいクラス」がいいですよね。

 皆さんのクラスは、きっと「明るく仲のよいクラス」になります。

 

 ・・・ただし、一番大切な心がけができればの話です。

 今から言うことができれば、皆さんのクラスは、きっと「明るく仲のよいクラス」になります。
 
 それは何かというと・・・

 

 「聴く」ということです。(漢字を見せながら)

 この「聴く」という字の右側の部分は、「真っ直ぐな心」という意味があります。

 真っ直ぐな心で、先生方のいうことを聴きます。

 今、近くに居る先生方を見てください。

 目が輝いているでしょう?皆さんと一緒に、「明るく仲のよいクラス」にするために燃えていますよ。

 先生方は一生懸命がんばります。

 みなさんは、先生方のいうことをしっかり聴いていいクラスをつくりましょう。

 できますか?

 (「ハイっ」という返事あり)

 

 素晴らしい返事ですね。これで話を終わります。

 

 

 

 

 学級びらきで一番重要なのが、「教師の話を聴く」である。4月の初めに学級の仕組みを作ることになるが、この時に「話を聴く」ことができる学級は、スムーズに仕組みを作ることができる。

 

 逆に言うと、この始めの時期に、担任の話をいい加減に聴く子がいる学級(前年度に崩壊していた学級に見られる)が多ければ、仕組みが作れない。

 無秩序な学級は、崩壊する。

 前年度に崩壊していた学級であっても、4月の初めは素直に聞いてくれる子供は多くなるものである。

 この時期にしっかりと話を聴かせて、学級の仕組みやルールを作ることで秩序のある学級になっていく。

 

 この校長の話の後に、教室を回ってみると、多くの学級の黒板に、大きな文字で「聴く」と書いてあった。

 私の話を受けて、先生方も聴く大切さを伝えてくれたのだと思う。

 ありがたい。

 

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人生の後半も挑戦したいことがたくさんある幸せ

2023年04月17日 | 修養

 月刊誌「致知」20023年」5月号「不惜身命 但惜身命」からの学び その2

 

 元気が出る言葉をもらった。

 

 まずは、田中真澄氏の「人生百年時代を生きる」から

 

 「人生は六十歳からが勝負という新たな人生観のもとに、後半の人生で自分に懸けるという挑戦をしていけばいいのです。次の二つの考え方を身につけて新たな行動に踏み切ることです。」

 

 「一つ目は、「人間の能力開発はいつからでもスタートできる」と知ることです。私たちは何かを始める場合、歳をとってからではもう遅いと考えがちです。しかし、現在では世界の加齢研究に携わる専門家によって、人間の能力は年齢に関係なく伸び続けていくことが科学的に証明されています。」

 

 「二つ目は、仕事においては、俺もこれもと欲張らず、身の丈に合った地道な生き方、すなわち「少欲知足」の精神を抱き、「一点集中・コツコツコツコツ」「目立たず・無理せず・背伸びせず」の生き方を選ぶことです。」

 

 

 田中氏の連載は、いつも勇気をくれる。

 

 

 次は、日本協会十七代会長の平田冨峰(ひらたふほう)氏の「武士道精神の伝承に、我が命を燃やす」から

 

 「私は59歳で警視庁を定年退職した後、刑事として働きながらもずっと稽古を続けてきた剣道で、最高位の「八段」になろうと新たな目標を定めました。そして都内十ヶ所の道場に武道具をおき「死に物狂いになれば何でもできる」の気概で猛稽古を続けたんですね。結果、十二回目の挑戦で、六十六歳にして八段の審査に合格することができたんです。」

 

 素晴らしい。五十九才からの最高位挑戦、猛稽古である。

 

 私は今ブラジリアン柔術をしており、青帯である。今は五十六歳であるが、平田氏のように挑戦して黒帯を取りたい。

 (ちなみにブラジリアン柔術の帯は、白→青→紫→茶→黒の順に昇格していく。)

 

 平田氏の夢も面白い。

 

 「実は、日本の神々が最初に作った淡路島に土地を購入し、日本人の理想郷「侍ランド」を創ろうと思っているんです。そこに定年を迎えた剣道好きの人間を集めて、地域の子どもたち、さらには海外からも武道に関心のある方々に来ていただいて、皆で日本の歴史、文化伝統、武士道精神を学び合い伝承していこうと。私に老後はありません。臨終引退の心算で、日本の明るい未来のために生かされたこの命を完全燃焼し、輝かせていく思いです。」

 

 私も同じような夢を持っているので、平田氏の「侍ランド」に行ってみたい。

 

 私の夢は、食育と家庭教育と運動教室である。

 親子で農業体験をしてもらう機会、自然農法で育てた野菜やお米で料理教室、味噌や甘酒作りをする機会を作りたい。

 また、器械運動、水泳やブラジリアン柔術の運動教室も開きたいと考えている。

 あわせて、日本の歴史や文化伝統を学ぶ教室も開きたい。

 

 三重県では、平田市が目指している「侍ランド」のような「熊野飛鳥むすびの里」があおるそうだ。そこにも行ってみたい。

 やりたいことがたくさんある。

 すでに行なっている先輩方もたくさんいる。

 嬉しい。

 

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戦争の歴史に学んで戦争を防ぐ

2023年04月16日 | 修養

 月刊誌「致知」20023年」5月号「不惜身命 但惜身命」からの学び その1

 

 「東京大空襲の記憶を後世に」というタイトルで、映画監督のエイドリアン・フランシス氏の映画が紹介されていた。

 映画のタイトルは、「ペーパーシティ ー東京大空襲の記憶ー」である。

 1945年3月10日の未明に、300機を超えるアメリカ軍のB29による無差別絨毯爆撃によって、東京の4分の1が焼け野原になり、一晩で10万人を超える人々が亡くなった。

 一晩で10万人である。しかも殆どが民間人である。

 これは、戦争犯罪である。

 誤解している人がいるが、戦争行為というのは、軍人と軍人との戦いである。

 戦時中であっても、民間人を殺せば犯罪である。

 10万人もの民間人を一晩で殺した空襲は犯罪である。

 

 エイドリアン氏は、次のようにいう。

 

 「ドイツでは、ナチズムの台頭を許した反省から、先の大戦について非常に詳しく子供達に勉強させています。日本も過去の戦争で何があったのか、もっと真剣に次世代に伝えていくことが必要なのではないでしょうか。」

 

 そうなのだ。

 日本の教育では、戦争で何があったのかを詳しく伝えていない。

 

 月刊誌「致知」の「今、そこにある危機」では、占部賢志が国防に関して同じことを書いている。

 

 「世の中には、理想を掲げているつもりでも、実際は「空想」に過ぎないことがある。「平和」などその代表例で、「戦争反対」の新年(?)に凝り固まって複雑な世界を単純化して見がちです。その結果、現実から有利して空想に入り込む。

 では、どうすればいいのか。「現実」を直視する勇気を持てば、イデオロギーや空想の呪縛が解けるはずです。」

 

 歴史に学ぶことが必要である。

 「戦争反対」と主張するのは必要である。

 ただ、あわせて「大東亜戦争はなぜ起こったのか」「戦争は、どの段階なら止められたのか。どのようにして止められたか。」を考える必要もあると考える。

 いや、戦争の歴史に学び、どうして起こったか、どうすれば止められたかを考える方が、より重要ではないだろうか。

 

 考えるためには、まず歴史を学ぶ必要がある。

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