今日は、台風17号のため、臨時休校になった。残念だが安全確保のためには仕方がない。
午前9時頃には、青空が広がった。素晴らしい青空である。あまりの美しさに、写真を何枚も撮った。
こんなに晴れているなら、授業もできたはず・・・。
と言う主張は、気持ちは分かるが同意はしない。
なぜなら、
「本日は休校」
という判断は、多くの人を考えての判断であるからだ。
子どもの安全確保を考えた場合、最悪の場合を想定して休校を決めたはずである。
登校できるか?もし、登校時刻を送らせても登校できるか?その他、全ての保護者のことを考えて決めている。
こういうとき、管理職や教育委員会の当事者は悩む。きっと前夜は眠れないはずである。その上での判断を尊重したい。
以前、運動会の全体練習が雨で延期になったことがあった。当日朝まで土砂降りだったからである。運動場も水がたまっている。
午前9時頃になったら、晴れてきた。
そこで、ある教員が言った。
「全体練習もできたのにねえ。」
自分は体育主任ではなかったが、腹が立った。
「それは結果論でしょう。3時間前は、誰もそうは思えなかったでしょ。」
と思わずいってしまった。
体育主任も考えに考えた上で決断したはずである。
それを結果論で、「できたのにねえ」はないだろう。
そういうことを思い出して、今回の臨時休校も決断するまでには、悩んだことと思った。
結果論だけで言うのは無責任な人であると考えている。