仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

このポイントを押さえれば、かなり丁寧な文字が書ける

2021年09月28日 | 勉強法
 字を丁寧に書きたいという子がいた。

 親も悩みだった。

 丁寧に書きたい気持ちはあるのだが、ついつい雑に書いてしまうとのことである。

 書いてきたのが、次の字である。



 確かに丁寧な字ではない。

 ポイントを1つだけ教え、書かせたところ、次のようになった。



 かなり丁寧な字になったことが分かる。

 指導した自分もびっくりした。

 「素晴らしい!がんばって書きましたね!さすが○○君、どの字も丁寧できれいですよ。」

 と言って褒めたのは言うまでもない。




 伝えたのは、次のワンポイントである。



 「止めるべき所を止める」

 これだけでも、ずいぶん丁寧な字になる。



 念のため、次の言葉も付け加えた。

 「止めていないところがあったら、その字は書き直してもらいますね。」

 持ってきたときに、止めるべき所をはらっていれば、指摘して、書き直させればよい。

 幸い、とても気をつけながら書いたようで、書き直しは必要なかった。

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柔術の稽古でも重要な指導の原則「しっかり教え、じっくり考えさせる」

2020年10月26日 | 勉強法
 以前も書いたが、柔術を学んでいる。

 柔術を学ぶ際に、教え方も学ぶことになる。

 「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」指導について、ブログ「この練習方法ならば、教え子が付いてくる」に以前書いた。

 もう一つ、重要な指導の原則がある。

 それは、「しっかり教え、じっくり考えさせる」である。

 (提唱者は東京大学の市川伸一先生)
 
 学校教育では、1時間の授業の組み立ては、多くが「教えて考えさせる」流れになっている。

 また、数時間ある1単元の流れも、「教えて考えさせる」流れになっている。

 単元前半で教え、単元の後半で考えさせるのである。



 柔術の稽古では、基本の動き方を学ぶ。

 その教え方は、「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」流れである。

 この流れの中で、基本的な動きやその仕組みを「しっかり教える」。



 その後は、その動きを繰り返すのである。

 繰り返すことで、体に動きを覚えさせる。

 繰り返す中で、「これならば力を入れずに相手から逃げられる」「これならばお互いにケガをしないで相手を押さえ込める」「なぜこの動きが良いのだろう?」等々考えながら動く。

 動きを繰り返しながら考え続ける。

 「じっくり考えさせる」のである。



 学校教育で使っている指導の原則は、柔術の稽古でも全く同じように当てはまる。

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この練習方法ならば、教え子が付いてくる

2020年09月04日 | 勉強法
 昔は、柔道を学んでいた。

 中学~高校の頃である。

 ずいぶん鍛えてもらったおかげで、かなり体力が付いた。

 今体力に不安を覚えることなく仕事ができているのは、その頃に鍛えてもらったおかげである。

 とても感謝している。

 弐段まで取得することもできた。

 しかし、しかし、とてもとてもきつかった。

 柔道をやめようと思ったことは数知れない。


 今、50歳を超えた年齢で柔術の稽古をしている。

 柔道をしていた頃のきつさは全くない。

 新しい動きを学べるので、毎回楽しみである。

 柔術の師匠の教え方は、理にかなっている。

 技を「やって見せて」

 技のポイントや動きの理由を「言って聞かせて」

 技を「やらせてみて」

 「ほめる」

 この「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」の繰り返しである。

 弟子の様子を見ながら教えてくれるので、無理なく楽しく稽古ができている。

 
 柔道の練習をしていた頃は、

 「やって見せて」と「言って聞かせて」が少なかった。

 圧倒的に「やらせてみて」が多かった。

 そして、その後に「ほめる」は、殆どなかった。

 「やらせてみて」の後に続くのは、圧倒的に「叱る」であった。

 その頃の指導法は、それが普通だったのかもしれない。

 
 しかし、今時の練習は、「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」の繰り返しが重要であろう。

 そうでなければ、一般の人は続かない。

 これは、柔術に限らず、多くの稽古事に共通するだろう。
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新しい学びの形を体験した。(ZOOMによる研修会)

2020年08月20日 | 勉強法
 本日の特別支援研修会は、リモートで行われた。

 講師の方は、勤務校とは50km以上離れた会場にいて、ZOOM(インターネット)でつながって話をされた。

 大変勉強になった。

 それは、講師の方の知識と経験に裏付けられた話が面白かったからである。

 リモートでも、学べることが分かった。

 もちろん、ライブで学ぶのが一番よい。

 講師と学ぶ側の者が同じ会場にいることが、望ましいのはもちろんである。

 雰囲気(つぶやき、視線、熱意)は、同じ会場にいることでダイレクトに伝わるからである。

 しかし、リモートでも学べるのならば、これから先、学び方が変わってくる。

 県外や場合によっては国外の方を講師として学ぶ可能性も出てきた。

 学びに距離の制限がなくなってきつつある。

 これは、地方の学校に勤務している者としては、大変有り難い。

 今後は、いかにしてライブと同じような環境にしていくかが課題であろう。

 今は伝わりにくい「つぶやき」「視線」をお互いが把握できるような環境作りが必要になると思われる。

  


 (ただ、それでもライブにはまだまだかなわない。)

 (自分が尊敬する師匠には、会って直接教えを請いたい。)
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字の丁寧さのレベルを教え、意識して使い分けさせる

2016年04月10日 | 勉強法
 国語科で児童に文字を書かせる時は、丁寧さのレベルをまず伝えるようにしている。

 年度当初の授業で、次のように言うことが多い。

 「文字を書く時は、丁寧さのレベルがあります。」

 「とっても丁寧に書く字をAレベルとします。これは、書き方の時間に書く時の字です。丁寧さが最優先です。スピードはゆっくりです。」

 「雑でもいいから、速く書く時の字をCレベルとします。社会科見学の時など、メモをとる時にはこのCレベルの字で書くことになります。」

 「授業中の字は、その中間です。Bレベルの字です。見やすく速く書く字で書くようにしましょう。」

 「授業中の字は、Cレベルにならないようにしましょうね。」

 ここまで言えば、児童は、丁寧さのレベルを意識するようになる。

 丁寧に書いている子には、

「凄い。速いのにAレベルの字でノートに書いている。」

と褒めることができる。

 逆に、雑に書いている子には、

「この字はABCのどのレベルの字ですか?」

と問えばよい。自分で判断させることもできるようになる。
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漢字検定に挑戦。教材はゲームソフト

2011年08月30日 | 勉強法

 漢字検定2級に挑戦した。合格することができた。

100日位、毎朝5分間練習集をした成果かもしれない。

 使った教材は、ニンテンドーDSである。ソフトは、「漢検DSトレーニング」である。

財団法人日本漢字能力検定協会協力 漢検DSトレーニング

財団法人日本漢字能力検定協会協力 漢検DSトレーニング
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2010-10-14

 やってみると面白い。自分が知らなかった漢字が分かるようになる。書けるようになる。

 今回痛感したのは、「続けることで力は高まっていく」ということである。

 続けやすいソフトを開発することができる人ってすごいと思った。

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記憶力に自信のない方へ

2009年12月02日 | 勉強法
 昼間に思いついたブログのネタを、いざ書くときに思い出せないことがよくある。いや、よくあるどころではない。記憶力の乏しい自分には毎日のようにある。

 メモをしようかと思った。ICレコーダーを持ち歩こうかとも思った。

 しかし、もっと簡単に記憶を保持する方法があることに気付いた。それは、携帯電話である。

 殆どの携帯電話には、ボイスレコーダー機能が付いている。何か思いついたならば、携帯電話に録音すればよいのである。

 これで、ネタを忘れることは少なくなる(だろう)。

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原田隆史氏の「おかず理論」

2009年10月10日 | 勉強法
今日は、12月に行われる研究授業のための教材研究をしていた。最近つい見てしまうインターネットのニュースなどを見ないで、教材研究にすぐに取りかかった。いつもより少しは捗った。
 なぜすぐに取りかかったのかというと、原田隆史氏の「おかず理論」が最近できていないことに気付いたからである。


 原田氏は、仕事や練習や勉強について、どのように取り組むかという点について、「おかず理論」を主張している。

 大事なこと、できることから始めるのがポイントで、私はこれを「おかず理論」と呼んでいます。
「カリスマ体育教師の常勝教育」(日経BP社)


 原田氏は、子どもが食べているお弁当の中で、好きなものを後回しにしていると、パクッと食べてしまうそうである。
そうすると、生徒は当然こう言う。

「先生、ひどいっ。(そのおかず)好きって言ったのに食べるなんて・・・。」

 そうすると、


「あのな、好きなものから食べなあかんねん。のんびりしているからなくなるんや。」
 私は、こうして弁当のおかずから「大切なこと、好きなことは後回しにしてはいけない。優先順位を付けて最初にしなさい」ということを教えているのです。



原田先生は、結構恨まれたのではないだろうか?食い物の恨みは恐いから。
 ただ、次の主張は、納得である。自分もそう思う。


 与えられた時間は限られているのに、やれるもの、やりたいこと、やるべきことを後回しにしていると、いつまでたっても成果は上がりません。練習メニューや目標設定を例にとっても優先順位を付けられない人があまりにも多いのです。


「大事な事をまずやる。先にやる。」これを心がけたい。

 時間を有効に使って、運動や読書、家族とのふれあいの時間もキッチリ確保しよう。

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