家庭訪問でも授業力は分かる。
特に良く分かるのは、時刻を守れているかどうかである。
10分遅れ、20分遅れで訪問している教員がいると聞く。
時間管理ができていない教員は、授業でも、終了時刻や開始時刻が守れていない。(ことが殆どである。)
「道が分からなくて迷いました。」
「大事な話があったので、長引きました。」
等の言い訳を自分もしていたことがある。
道が分からなければ、事前に調べればよい。
初めて勤務した学校では、地理に疎いこともあるだろう。そういう時は、計画段階で、4~5件目の時間帯にワザと空き時間を作るようにしていた。それで時間調整はできる。
「大事な話」があるならば、いったん終えてから、他の家庭訪問が終わってから再度すればよい。
逆に言うと、家庭訪問の時間管理一つをとっても、授業力向上につながる場になる。
家庭訪問のねらいを明確にして、その目的を果たすために計画的に話題を振っていく。
もちろん、和やかに進めながらである。