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大好評の宿題

2019年03月04日 | 家庭教育
 勤務校では、年に一度、全校児童に宿題が出る。

 1週間毎日、同じ宿題である。

 1年生から6年生まで、みんな同じ宿題をする。



 それは、「おうちの人にギュッと抱きしめてもらう」である。

 保護者には、「ギュッとする時に時に、何か一言言ってください」と伝えてある。

 保護者は、「大好き」「生まれてきてくれて有り難う」「かわいいかわいい○○ちゃん」などと、言うそうである。



 この宿題は、もう15年以上続いている。

 なぜかというと、大好評だからである。



 学級通信の返信欄には、保護者の感想がたくさん書いてある。


 6年生の保護者からは、「6年間で我が子の成長したことを特に感じる1週間でした。」
 
 「来年から、この宿題がなくなると思うと寂しい。」「これからもこの学校では続けてほしい。」という感想があった。



 自分にも子供がいるので、その気持ちはよく分かる。(うちでは毎日小学5年の末っ子に「ハグ」してます。)



 保護者の感想の中で、特に共感できたのがある。自分も常々思っていたことである。

 それが、次の感想である。



 「アメリカ人に生まれ変わりたい」



 自分も、これだけは昔からアメリカ人がうらやましかった。

 映画を見ると、アメリカ人は家族で、大人になっても「ハグ」をしている。

 そんな習慣があるようである。

 「日本人に生まれてよかった」といつも感じてはいるが、映画で「ハグ」する映像を見る時だけは、アメリカ人がうらやましい。

コメント
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