仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

報連相をしやすい雰囲気を作るのは、上司の役割

2016年04月30日 | 修養
組織では、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)が大切だとよく言われる。

その通りである。できていないと、組織として動くことは出来ない。

管理職になると、報連相をしやすい雰囲気をつくらなければいけないと思っている。

なぜなら、これまでに、報連相をしにくい上司に仕えたことがあったからである。

以前、緊急の用件で、上司に相談しに行ったことがある。

その時の第一声がこれ

「今食事中だ。あとで来い。」

この人には、報告も連絡も相談もしにくかった。

自分は学級担任をしていたが、学級担任には、食事をゆっくりと取る時間はない。

子供との対応や家庭学習のチェック、家庭からの手紙への返信など、やることはたくさんあるからである。

自分は食事中であっても、何か報連相に関する出来事があれば、それを優先していた。

自分の食事を優先させるその上司(管理職)に対しては、「優雅なもんだ。」「報告も連絡もしにくいなあ。」と感じた。

さらに、この管理職は、都合の悪い情報を報告した人に叱りつけているのを見たことがある。

これでは部下は報連相をしにくい。

こんな管理職にはなるまいと、その時思った。

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学校における危機管理で、意外とできていないもの

2016年04月25日 | 修養
 学校における危機管理で、意外とできていないものがある。

 誰にでも見えるけど意外とできていないのである。

 それは、「履き物」である。

 スリッパやサンダルのような履き物を履いている人が結構いる。
 
 リラックスできるので、そのような履き物を履く気持ちは分かる。

 しかし、いざという時に、その履き物で対応できるかどうかが問題である。

 例えば、

 火事や地震などの災害に遭った時、その履き物で対応できるのか。

 例えば、

 学校に不審者が入ってきたら、通報のために走れるのか、子供達を逃がすために迅速な行動がとれるのか

 
 走ることができる履き物を履くのは、危機管理の初歩の初歩だと考えている。
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デンゼル・ワシントン主演の映画「イコライザー」の見所

2016年04月18日 | 映画
 DVDで「イコライザー」を見た。

 デンゼル・ワシントン主演のアクション映画である。

 出てくる悪役が怖い。

 デンゼル・ワシントンが強すぎ。

 ただ、一番印象に残ったのは、デンゼル・ワシントンの部屋である。

 無駄なモノがないシンプルな部屋である。

 日本だったら、超ストイックなお坊さんが住んでいるような部屋である。

 モノが少ないとかっこいい部屋に見えるなあ。  



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失敗したから強くなれる

2016年04月13日 | 修養
 若い頃からどれだけ失敗してきたか、悔しいこと、理不尽なことを経験してきたかが、その人の人間的な強さを養う。 


 阿部俊則(積水ハウス社長)の言葉である。



 昨日のメールマガジン「致知一日一言」で配信された言葉である。

 確かにその通りだと思う。



 自分は、やる気はあるのだが、能力がないせいか、失敗を人並み以上にしてきた。

 しかし、そのおかげで人の失敗に対して寛容になれるし、失敗する前にアドバイスができるようになった。

 少々の悔しいことや理不尽なことには耐えられるようになった。

 若い頃の失敗体験のおかげである。



 もちろん、失敗した時はものすごく落ち込んだ。

 その落ち込むような体験のおかげで、少しは、ほんの少しは強くなっていると思う。

 

 仕事を始めて10年未満の若い皆さん、失敗してもいいんですよ。

 その失敗の体験は、いつかきっと自分にとっての財産になります。

 意味ある失敗になっていきます。
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字の丁寧さのレベルを教え、意識して使い分けさせる

2016年04月10日 | 勉強法
 国語科で児童に文字を書かせる時は、丁寧さのレベルをまず伝えるようにしている。

 年度当初の授業で、次のように言うことが多い。

 「文字を書く時は、丁寧さのレベルがあります。」

 「とっても丁寧に書く字をAレベルとします。これは、書き方の時間に書く時の字です。丁寧さが最優先です。スピードはゆっくりです。」

 「雑でもいいから、速く書く時の字をCレベルとします。社会科見学の時など、メモをとる時にはこのCレベルの字で書くことになります。」

 「授業中の字は、その中間です。Bレベルの字です。見やすく速く書く字で書くようにしましょう。」

 「授業中の字は、Cレベルにならないようにしましょうね。」

 ここまで言えば、児童は、丁寧さのレベルを意識するようになる。

 丁寧に書いている子には、

「凄い。速いのにAレベルの字でノートに書いている。」

と褒めることができる。

 逆に、雑に書いている子には、

「この字はABCのどのレベルの字ですか?」

と問えばよい。自分で判断させることもできるようになる。
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ここで分かる子供の実力

2016年04月07日 | 学校経営
 転勤することになった。

 新しい勤務校は、児童数33名の小さな学校である。 

 子供達と出会って一番びっくりしたのが、「声」である。

 声に力があるのだ。しかも、みんなである。

 33名の声とはとても思えない。

 一人で声を出し、発表する場面があったが、広いホール内に声が響くのである。

 みんなの声に力があり、挨拶も音読も精一杯やろうとするから、その声のパワーは、100人以上の児童がいる学校にも負けていない。

 もちろん、挨拶も遠くから響く声でできている。

 声を出すのが好き、表現するのが好きなんだろうなあ。

 これまで、一人一人を鍛え、伸ばそうとしてきた職員の努力と力量は素晴らしいと思った。

 鍛えれば伸びるのだなあと感じた。

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会話を弾ませるための心がけ

2016年04月05日 | 修養
 会話をする時に、心がけていることがある。

 それは、「いいえ」「いや」「でも」という否定につながる言葉を言わないということである。

 「いいえ」「いや」「でも」という言葉を発した時、聞き手は必ず緊張する。

 言い換えれば、(ほんのちょっとだけれども)ビクッとする。

 そんな緊張を強いる相手との会話が弾むわけがない。

 だから、代わりに「はい」「そうですね」という受け入れる言葉を、意図的に多く使うようにしている。

 なぜかというと、自分自身では気がつかないところで、「いいえ」「いや」「でも」という言葉を使っている気がするからである。

 以前言われたことがある。

 「前は、よく『でも・・・』と言っていましたよね。最近言わなくなりましたね。」

 気をつけないと、使うようである。

 人間は、同時に2つのことはできない。「いいえ」「いや」「でも」という言葉を使ってしまいがちな自分に一番いいのは、「はい」「そうですね」という言葉を多用することである。
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成長し続ける人の特徴

2016年04月03日 | 修養
 先日、サークルでの飲み会があった。

 その中で、若手教員に対して、教育雑誌原稿への原稿依頼があった。

 つまり、「教育雑誌に原稿を書いてくれ」という依頼である。

 断ろうと思えば断れる依頼である。

 断らなければ、仕事が増える。原稿を書かなければならない。

 原稿料をもらえるが、原稿を書くために買ったり集めたりする書籍や手間を考えると、かなりの赤字である。

 ただ、その場にいた若手教員すべてが

 「書きます」

 と返事をした。

 このような原稿は、平日には時間がなくて書けないことが多い。むろん、勤務時間中に書くことなどできない。

 たぶん、休日の何日かは原稿を書くために費やされることになる。

 頼まれた依頼内容をこなすことによって、(できれば依頼相手の予測を上回る結果を残すことによって、)自分の成長もあると分かっているからの「書きます」の返事だろう。

 自分にとって、一見仕事が増える大変な依頼だが、その先の成長や飛躍が見えている人は承諾する。
 
 

 
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