仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

いつもの靴揃え

2012年09月27日 | 

勤務校では靴を揃えているのは、<wbr></wbr>いつものことです。
うちの学校の子達は、自然と揃え<wbr></wbr>ます。
 

「揃えなさい」といわなくても揃えています。

人間的にも素晴らしいんですよね<wbr></wbr>。

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シルバー川柳

2012年09月26日 | 人生観

 面白いだけでなく、深く考えさせる川柳がある。

 

 シルバー川柳である。

http://www.yurokyo.or.jp/topics/20120918.html

 

 徘徊と噂されて散歩やめ(68歳男性)

 
 
 離れ住む 子らに病む日も無事と書き(74歳男性)

 いびきより 静かな方が 気にかかり(52歳女性)

 カード無し、 ケータイも無し、 被害無し。(75歳女性)

 祖母の知恵 教科書よりも 役に立ち(58歳男性)

 優先席 座って行き先 山歩き(66歳女性)

 

 いずれも人生の深みを感じる。悲しみだけでなく、たくましさ、ユーモアを忘れないたくましさを感じる。

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読書について

2012年09月22日 | 本と雑誌

 【新訳】読書について

ショウペンハウエル

 

 これは、自分にとってとても学びの多い本だった。

 

 おもしろいのは、ショウペンハウエルの本を、ただ訳すだけでなく、訳者の渡部氏の考えまで述べているところである。

 

[新訳]読書について 知力と精神力を高める読み方 [新訳]読書について 知力と精神力を高める読み方
価格:¥ 998(税込)
発売日:2012-08-11

 

 特に、「読まないこと」「非読書術」についても触れているところが興味深かった。

 

・ 私たち読者の側に関していえば、非読書術がきわめて重要である。p.85

・ 私(渡部氏)は、学生の時にヒルティの「幸福論」で「朝から新聞を読むな」という一節を読んで依頼、朝は新聞を読まないクセがついた。新聞を読むのはよるか、翌日である。

  朝の時間帯は集中力があるから、その時間を雑に使うのは惜しい。ヒルティの教えは有意義だったと思う。p.86

 

 

・ 良書を読むための条件は、悪書を読まないことである。人生は短く、時間と労力には限りがあるのだから。悪書は知性にとって毒である。p.92

 

 

 気を楽にしてくれる文もあった。

・ 「読んだ本の内容を全て知識として自分の中に保存しておきたいと望むのは、これまで食べたものを全て自分の体内にとっておきたいと思うようなものだ」といっているのだが、これは前にも出てきた比喩だ。要するに、本を読んでどんどん忘れてもいいのである。忘れるようなものはいらないとあきらめて構わない。排泄されたものはいらないと思うのと同じことである。p.113

 

 繰り返し読む読書についても触れている。

 

 

・ 「反復は習得の母」と言われる。とにかく重要な書物はいずれも、間を置かずに二度読むべきである。p.119

 

 

・ かつて私は「自分にとっての古典とは、自分が繰り返し読む本」だと言ったことがある。読む側からすれば、自分が繰り返し読む本は、自分の中の古典だ。p.159

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天地明察

2012年09月21日 | 映画

映画「天地明察」

天地明察 (岡田准一主演、宮崎あおい出演) [DVD] 天地明察 (岡田准一主演、宮崎あおい出演) [DVD]
価格:(税込)
発売日:

面白かった。

普通は、原作を読んでから映画を観るのだが、今回は、全く読まずにいった。

 

でも面白かった。

原作も読みたい。

 

 きっと、読みながら、頭の中では岡田准一さんと宮崎あおいさんが活躍するのだろうなあ。

 

 

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9月19日の研究授業

2012年09月19日 | 授業づくり

 9月19日、本日は校内の授業研究会があった。

 

 運動会は今度の日曜日である。

 

 夏休みが明けて、3週間とちょっと、しかも運動会前、さらに、2学期制をとっている本校では、通知票も書かなければならない。

 

 そんな中で、3名のベテランが、算数の研究授業をしてくれた。

 

 こんな学校は、あまり、いや、滅多にないのではないだろうか。授業研究に対してとても意欲的である。

 

 当然、授業は、質が高かった。

 

 スモールステップを意識している。一人一人ができたかどうかを確認しながら授業を進めている。

 

 授業の終わりには、子ども達は問題が解けるようになった喜び、式の意味を説明できた喜びの表情を浮かべていた。

 

 9月は、研究授業を嫌がる教員もいると聞く。しかし、4月だろうが9月だろうが授業はしているはずである。

 9月が忙しければ、9月の学校の実情にあった授業をすればよい。

 

 そういう意識で授業をしたベテランの授業から学ぶことは多かった。

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こぼん

2012年09月18日 | 本と雑誌
こぼん (PHP文芸文庫)

こぼん (PHP文芸文庫)
価格:¥ 650(税込)
発売日:2012-05-17

 

 「ビア・ボーイ」を書いた吉村氏の作品。

 

 泳げない「こぼん」が泳ぐ練習をするときの描写が特に素晴らしい。

 

 思わず助けてあげたくなった。

 

 

 物語は、「こぼん」の成長物語である。「ビア・ボーイ」とはまた違った爽やかさが味わえる。

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算数力がつく教え方ガイドブック

2012年09月17日 | 本と雑誌
算数力がつく教え方ガイドブック

算数力がつく教え方ガイドブック
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2006-08

 

10月以降に、算数の研究授業が3回することになった。

そこで、久しぶりに読み返してみた。

 

 算数の指導に関して、基礎的、基本的な考え方や指導技術が書いてある。

 

 これまでの自分の指導を確認する上で、とてもためになる本だった。

 たま、新たな学びもたくさんあった。

 例えば、

 個別学習に関して、

 学習は、究極的には一人で学ぶのである。つまり、個別学習なのだ。生涯学習の観点からいっても学校という集団だけで学び続けるということはない。最後は、一人で学ぶのである。だから、一人で学ぶ方法を教えるのが学校の役割でもある。p.155

 

 一人で学ぶというのは、一人であっても、他の人や本、資料、いろいろな情報源を駆使して学べるようになるということであろう。

 

 こういう考えを持って指導するだけでも、指導の在り方は変わってくる気がする。

 

 安易に教師が教え込む授業にはならない。

 

 この本は、算数の指導が分からない、基本的なことを学びたいという人には必読書である。

 

 また、ある程度算数の指導を続けてきた人にとっても、自分の指導を振り返る上で、とても学びの多い本になる。

 

 算数教育に関わっている人におすすめの本である。

 

 

 

 

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鬼の冠 武田惣角伝

2012年09月15日 | 本と雑誌

鬼の冠――武田惣角伝 (双葉文庫)

 

 武田惣角に関心のある自分にとっては、読みたくなる本だった。

 

 小柄でいながら大きな武道家をたやすく投げたり関節をきめたり・・・。

 ますます知りたくなる。

鬼の冠――武田惣角伝 (双葉文庫)
価格:¥ 650(税込)
発売日:2010-01-07
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手塚治虫氏の MW

2012年09月15日 | 本と雑誌

mw

なかなかダークな作品だった。

MW(ムウ) (1) (小学館文庫) MW(ムウ) (1) (小学館文庫)
価格:¥ 610(税込)
発売日:1995-02
MW(ムウ) (2) (小学館文庫) MW(ムウ) (2) (小学館文庫)
価格:¥ 610(税込)
発売日:1995-02
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琉球空手、ばか一代

2012年09月13日 | 本と雑誌

 琉球空手、ばか一代

 

 今野敏氏の少年時代から中年時代まで、いかにして空手に関わってきたか、(または関わらなかったか)が書かれている。

 

 氏の自伝である。

 

 

 

琉球空手、ばか一代 (集英社文庫) 琉球空手、ばか一代 (集英社文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2008-05-20

 空手の型を学んでみたいと思わせる本である。

 

 楽しいのだろうなあ。

 

 

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武士猿

2012年09月12日 | 本と雑誌

武士猿 (集英社文庫) 武士猿 (集英社文庫)
価格:¥ 750(税込)
発売日:2012-05-18

 沖縄の古流空手道「今野塾」を主催する今野敏氏が書いた本である。

 

 主役は、空手だけでなく、柔道やボクシングの使い手と戦っても負け知らずだった本部朝基(もとぶちょうき)である。

 

 強さを求めて生きた求道者としての空手家の姿が描かれている。

 

 おもしろい。

 

 沖縄の空手、いや武道の神髄に触れるような描写がたくさん出てくる。

 

 

 

 (相手は)リングに上がる前に、十分に準備運動をしたことを物語っている。

 

 戦う前に準備運動をする。もう、その時点で、朝基の考えとは違っている。戦うのは、いきなり始まることの方がずっと多い。いちいち準備運動などしている余裕はないのだ。p.259

 

 

 

 

 実際に立ち会ってみて実感したのだが、唐手とボクシングの理屈はまるで違う。体の使い方も違えば、力の出し方も違うのだ。

 

 だが、形骸化した型だけを伝えているうちに、ヤマトの唐手はボクシングのように筋力だけに頼るものに変化していくのではないだろうか。p.312

 

 唐手がボクシングのように・・・というだけではない、柔道もレスリングのように筋力に頼るものに変化している。

 

 たしかに、日本の武術の先生は、六十歳にもなれば、武道家然とした貫禄もあり、自分では稽古もせずにふんぞり返っている者もいるようだ。

 

 冗談ではないと、朝基は思った。

 

 強くなるには、まだまだ修行が必要だ。そして、自分はさらに強くなれるという自信があった。

 

 東洋大学で教えるようになってからも、自分自身の鍛錬は欠かさなかった。 

 

 唐手は湯のようなものだと言った者があるそうだ。絶えず熱を加えなければ、元の水に戻ってしまうということだ。p.362

 

 

 

 空手家として、強さを求めて真摯に生きる主人公が描かれている。空手塾を主催されている今野氏は、この本をこそ書きたかったのではないだろうか。

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お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!

2012年09月11日 | 本と雑誌

お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ! お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2003-06

 中村文昭氏の本は、はじめて買った。

 面白かった。

 

 この本の面白さは、読んでみないと分からない。

・ 頼まれ事はチャンスと思え

・ 「この人だ!」と思える人から物を買え

・ 掃除は裏口からする(業者さんの出入り口を最初に掃除する)

なぜそう考え、行動するかが書かれている。

 

 読むきっかけは、ツタヤで同じタイトルの講演会DVDを見たからである。

 

 本よりもDVDの方が面白い。中村さんの人間味は、本よりも映像の方がよく伝わる。

 

  DVDを見ることができる方には、まずDVDを見ることをおすすめします。

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算数的表現力を育てる授業

2012年09月10日 | 本と雑誌

子どもの思考過程が見えてくる 算数的表現力を育てる授業 子どもの思考過程が見えてくる 算数的表現力を育てる授業
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2001-08

 初版が平成13年8月8日の本である。平成24年6月で第15刷!

 

 ロングセラーである。

 

 田中氏の育てたい子どもは「自ら算数の世界を広げていく子ども」である。

 

 本を読むと、そういう子に育てるための仕掛けがいろいろ書いてある。

 

 特に、この「表現力」を育てることで、学び合いが活性化し、自分たちで算数の法則を見つけ出す子どもになっていく。

 

 形式的な指導ではなく、子どもに必要感や面白さを感じさせる手だてをとっている。

 

 だから、「話をしている人の方を見て聞きましょう。」

等という形式的な指導はしない。

 聴きたくなるような仕掛けをとる。

 

 

 

 また、子ども達の表現力については、「語り初めの言葉」に着目して分類している。

 

 次のような分類である。p.33

 

 「例えば・・・」  自分なりの分かり方におきかえて話す子ども

 「だって、でも」  友達の考えに関わろうとする子ども

 

 「まず、それから」  考えている筋道を整理しようとする子ども

 

 「だったら」  活動の先を考えようとする子ども

 

 「もしも」  発展を考えたり、物事を整理したり、一般化を図ろうとする子どもが使う魔法の言葉

 

 このような言葉を子どもが使い出したら、教師はその意図を酌み取ってほめてあげるとよい。

 

 子どもは、さらに表現する意欲が高まるだろうと感じた。

 

 

 最近「活用する力」を高める授業づくりの研究が盛んである。

 

 田中氏のこの本は、必読書の1つだと考えている。

 

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山嵐

2012年09月09日 | 本と雑誌

山嵐 (集英社文庫)

  「姿三四郎」のモデルになった天才柔術家、西郷四郎の物語。

 

 柔道で活躍した後の話も後半描かれている。

 

 ただ、この本にも出てくる「武田惣角」の存在感が大きすぎる。

 

 どんな人だったのだろう?

 

 

山嵐 (集英社文庫)
価格:¥ 630(税込)
発売日:2003-02-20
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臨場

2012年09月06日 | 本と雑誌

 臨場

 

 

臨場 (光文社文庫) 臨場 (光文社文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2007-09-06

 

  主人公の検死官・倉石は、検死についてはスーパーマンである。しかし、プライベートは問題有りのような描写がしてある。

 

 倉石が謎解きをするのが面白かった。その上、倉石は、実はとても人情味のある男である。

 

 その人情味に周りの人間は惹かれていくのだろう。

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