今年はじめて生徒指導主事になった職員から「生徒指導通信」が出された。
まず、この通信を出すという行為が素晴らしい。
今は働き方改革でなるべく仕事を減らすという取り組みが行われているが、このような自分の校務分掌に係る通信を出すというのは、必ず勉強になる。
私が尊敬している野口芳宏先生は、仕事能力の向上に関して、次のように述べている。
「経験は意図的に積み重ね、整理を加えなければ力はつかない。」
この通信をまとめ、発行するという行為は、仕事に「整理を加える」ということに繋がる。
場合によっては、通信に書くために、意図的に仕事を計画する場合もある。
まさに「経験を意図的に積み重ね、整理を加え」ている。
自分を振り返ってみると、授業研究通信を発行して整理を加えてきた。
主に教育研究サークルに持っていくためにまとめたけれども(そこでも批判されながら鍛えられてきた)
自分の仕事を文字にして残すことは、「整理を加える」ことになるので、力量を高めるには有効だと考えている。
通信ではなくとも、このようなブログでもいいと思う。