何のためにダイエットをするのか。それは、幸せな毎日を送るためである。健康であれば、仕事も楽しい。いや人生全てが楽しくなる。不健康な人は積極的な思考がしにくいはずである。少なくとも自分はそうである。
肥満や肥満傾向の体が生活習慣病の予備軍になっている。ダイエットを成功させることが、健康にもつながりやすいと思う。
では、ダイエットの原則は何か?
それは、
1 腹が減ってから食う。
2 食べ過ぎない。
この2点でダイエット成功にかなり近づくはずである。
1番の「腹が減ってから食う」は、多くの人は意外とできていないはずである。
本当は、規則正しく食べる必要はないと考えている。激しく体を動かした日と、体をあまり動かしていない日の食欲が同じはずはない。腹が減っていなければ食事をしなければよいのである。三食きちんと食べている人の多くは、肥満傾向にあるはずである。
新谷弘実氏やアレン・カー氏は、朝食には果物を勧めている。渡辺正氏や石原結實氏などは、「朝食は食べるな」とさえ言っている。尊敬する栄養学者川島四郎氏は、一食つまみ食い主義(夕食だけ食べてあとは空腹の時につまみ食いをする)だったそうである。
食欲がないのに朝食をはじめ、食事を取っている人は多いのではないだろうか?空腹を感じてから食べるようにするだけでもダイエットはかなり成功するはずである。毎回の食事の前に空腹を感じることができたら、その人はおいしい食事をすることができる上に、体重も適正になるはずである。
空腹を感じなければ食事をしないようにすることで、食事はおいしくなる。空腹を感じないということは、体がほしがっていない証拠である。ほしがってもいないものを取り込もうとするから、余分なエネルギーは脂肪として蓄えられるのである。
これは自分自身にも言い聞かせたい言葉である。
「空腹を楽しめ!」(その後の食事はおいしいぞ!適正体重に近づくぞ!)