仕事はその場で処理する。それができると、こなせる仕事量は倍増する。逆に言うと、ゆとりを持って仕事ができるようになる。
長期休業前の動静表、次年度の校務分掌希望表、教員対象のアンケート等々、できる仕事はその場で処理する。
仕事の早い人で仕事ができない人を見たことがない。仕事が早い人のほぼ全員が、仕事ができる人だった。
その場で処理できる仕事は、その場で済ます。これができるようになると、仕事はもっとたくさんこなせる。もっと楽しくできるようになる。
仕事はその場で処理する。それができると、こなせる仕事量は倍増する。逆に言うと、ゆとりを持って仕事ができるようになる。
長期休業前の動静表、次年度の校務分掌希望表、教員対象のアンケート等々、できる仕事はその場で処理する。
仕事の早い人で仕事ができない人を見たことがない。仕事が早い人のほぼ全員が、仕事ができる人だった。
その場で処理できる仕事は、その場で済ます。これができるようになると、仕事はもっとたくさんこなせる。もっと楽しくできるようになる。
以前、「化粧師」(けわいし)という映画が公開されました。女性の美をテーマにした映画です。(今はDVDにもなっています)
主演は、椎名桔平氏です。ラジオ番組で、その椎名氏へのインタビューがありました。
「最高の化粧とは、何ですか?」
椎名氏は、まるで、その問いを待っていたかのように、次のように答えました。
「最高の化粧は、笑顔です。・・・笑顔に勝る化粧はないと思います。」
そう言えば、トップモデルとして、パリコレでも活躍されている川原亜矢子氏は、「シンプル・ビューティー」という本の中で、次のように書いています。
「一つ一つ笑顔で年齢を積み重ねて、すてきな笑いジワを増やしていきたい。」
教師が笑顔を見せるというのは、とても大切なことだと思っています。叱らなければならないときもありますが、普段は笑顔を多く見せることが大切だと考えています。笑顔を見せる教師の教室は、明るくなりやすいです。
笑顔には力があると思います。周りの人を元気にする力、勇気づける力、そして、笑顔でいる本人をステキに見せる力、・・・等々。
今、教務主任として、来年度の教育課程を編成中である。
予備時数を20時間、プラス算数の予備時数として約20時間、合計40時間を計上できるよう時数確保をしている。
予備時数20時間は、台風やインフルエンザ等による臨時休校があっても、対応できるからである。(それ以上の災害までは想定していない。)
算数の指導を十分できるよう、20時間さらに予備時数を確保している。これは、学力向上(特に算数)を最重要課題としている本校ならではの時数確保である。
午前5時間制だと時数確保がしやすい。
かつての教え子Tくんの保護者から連絡があった。
簿記の大会で全国優勝したとのことである。快挙である。
さらに、公認会計士の試験にも合格したとのことである。快挙である。こちらは合格率6%という難関突破である。
聞いたところ、1日に12時間勉強しているそうである。
これだけ勉強していれば、「勉強するのが当たり前」「勉強しないと落ち着かない」という生活になるのではないだろうか。
「努力が日常化」されているのだと思う。
考えてみると、身の周りで、「この人はすごい」と思わせる人は決まって努力するのが当たり前の生活をずっと続けている。
キラリと光る人は、努力するのが当たり前の生活をしている。
きっとこの教え子のTくんも「この人はすごい」と思わせる大人になっていくと思う。いや、もう既になりつつある。
算数の少人数指導をしている。
授業の終盤は、殆ど練習問題を解く時間を設定している。
そこでは、机間巡視をしながら、一人一人に丸を付けていく。志水廣先生の「丸付け法」を取り入れている。
「よくできたね。」「すごい、よくわかったね。」「ノートがきれい!」「定規を使って綺麗に筆算を書いたね。」「この式で解いたの?頭いい。」というように。
なぜ丸を付けながらほめるのか。それは、算数でできるようになったことを評価しているだけではない。
「君はやればできるんだよ。ほら、できるようになったじゃない。」
「もっともっとできるようになるよ。がんばろうね。」
というメッセージを送っているつもりである。
自己肯定感や有能感を高めるために丸付けをしているつもりである。大げさかもしれないが、その子の「生きる気力」を高めるために丸を付けている気でいる。
以前、授業を見ていた方が、
「丸を付ければいいってもんじゃないでしょう。」
と言ってきた。
あえて反論はしなかった。(かわいそうな人だなあ・・・と思いながら、その言葉を聞いていた。)
丸を付ければいいってもんじゃないかもしれない。しかし、その人のように、小難しい授業をして、分からない子供、劣等感を持つ子供を量産するような授業より、丸を付けてほめる授業の方が、数万倍数億倍は子供にとって有益だと信じている。
秋田県では、「あきたのそこぢから」という授業のキーワードがある。
「あきたのそこぢから」をキーワードに秋田の教師が年齢や校種の壁を乗り越え,大切に守り育ててきた秋田スタンダードの「授業の基礎・基本」である。
あ・・・あなたはどのような表情で授業をしていますか。
き・・・教師が輝く瞬間も必要です。(秘術、蘊蓄、説話)
た・・・確かな発問が授業を変える。
の・・・ノート指導は、子どもをよく見ることです。
そ・・・相互に啓発する授業を(話合い、学び合い)
こ・・・子どもの思考の足跡が分かる板書に
ぢ・・・ちゃんと考えをもたせる助言の在り方
か・・・活発な発言が本当の理解につながる。
ら・・・ランダムに何となく教室内を歩いていませんか。(机間指導の在り方)
「あきたのそこぢから」の第1は、「あ」である。
「あ」なたはどのような表情で授業をしていますか?
である。
まず第1に書いている授業の基礎基本が「表情」なのである。
表情について述べているところがすごい。よい授業は、授業者の表情も豊かなのである。
にこやかに授業をするという点に自分も心がけている。
ちなみに、「あきたのそこぢから」の詳細は、以下の通り。
自分にとってのベスト1の映画は、これである。
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素晴らしき哉、人生!【淀川長治解説映像付き】 [DVD] 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2009-02-20 |
モノクロ映画なので、あまり見る人はいないかもしれない。
しかし、これは文句なしにいい映画である。
これほど見る人を幸せにしてくれる映画に出会ったことがない。
映画の底力を味わわせてくれる映画である。
アメリカでは、カラー版のブルーレイも販売されているそうである。
モノクロ番でも十分に見応えがあるし、かえってカラーの世界を創造できるので面白いのだが、ブルーレイでも見てみたい。
ブルーレイで、カラー版、モノクロ番両方満喫したい。
日本で販売が決まったら、きっと買う。
一番好きな映画は何ですか?
と聞かれたら、ここ20年間、常にこの映画が頭に浮かぶ。
前から読みたかった本を、やっと手にすることができた。
![]() |
木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか 価格:¥ 2,730(税込) 発売日:2011-09-30 |
タイトルがとても危ない感じがするが、読んでみると格闘技に真摯に取り組んできた男たちの話である。
まだ途中までしか読んでいないが、読み終えるときに、「もう読み終えてしまうのか・・・。」という気持ちをもってしまうであろう力作である。
続きをこの後読む。楽しみ楽しみ。
少人数の算数指導教室(6名)で、復習プリントをさせている場面を見た。
1問解く度に教師が答を言って確認している。全員ができたかどうかを確認しながら進めているので、一見ていねいな指導に見える。
ただ、早く解き終えている子は、間が持たない。手遊びを始める。
自分はこのようにはしないなあと思いながら見ていた。
自分はこのようにしている。
1 プリントをさせる。
2 最後までできたら、できた人同士で答を見せ合う。
3 教師が答を言う。
この「2 最後までできたら、できた人同士で答を見せ合う。」は、これまでにあまりしてこなかった。
しかし、やってみるとメリットがあった。
それは、「学び合い、教え合いが始まる」からである。
式や答を比べて、違いがあると、なぜそのようになったのかをお互い話し合うようになる。
その中で、自分がそう考えたわけを考える。友達の考えも知ることができる。
そして、お互いに説明しあっても納得いかないときもある。そうなると、本当はどれが正しいのかが知りたくなる。
そういう問題については、答合わせの時、話合いをする。説明できる児童がいれば説明させ、教師が少し解説をする。
児童の「知りたい」という意識は高い状態で答合わせができる。
子供の頃に自分が憧れていた職業は、
「寿司屋さん」「大工さん」「床屋さん」
である。
共通するのは、全て「職人」ということである。
昔から職人になりたかったのである。今も同じである。
理由は、「腕一本(能力)で勝負できる」からである。
自分は「土居珈琲」の珈琲を飲むことが多い。
この方の言葉をよむと、「この人は職人だなあ」思う。
珈琲を飲むと、土居さんの職人気質を味わえるので2倍おいしい気がする。
ただ、考えてみれば、教員も「職人」である。自分が頑張れば頑張れるほど仕事は楽しくなる。子ども達からも喜ばれる。
大学生の頃に先生に聞いた。国語教育の教授にである。
先生、「やっぱり」と「やはり」をよくつかう人がたくさんいますよね。
意味は同じですが、どちらが正しい日本語なんでしょうか。
・・・・・・
しばらく考えたあと、その教授は言った。
ウーン、やっぱり、「やはり」ですね。
どっちやねん!と突っ込みたくなる答だった。
(意図的に答えていたのなら、とても面白い。)
(子供に話すと、ちょっとだけ笑ってくれる。)
家族がインフルエンザにかかったため、薬局に消毒用アルコールを買いに行った。
そこで勧められたのが「空間除菌」用の置物だった。
商品名は「ウィルサージゲル」である。
成分は「二酸化塩素水溶液」と「ゲル化剤等」と書いてある。
そのまま置いておくだけで、空間に浮遊するウィルス、細菌等を除去してくれるらしい。
安全性に問題はないのかが気になるが、2つ購入した。
これから、その効果が分かる。
「二酸化塩素」の安全性については、調べたところ、毒性が強いと言うことはなさそうである。(ただ、新発売の薬には、注意をしておくに越したことはない。)
風邪やインフルエンザにかからずに過ごしたいものである。
PPK(ピンピンコロリ)が理想である。
死ぬ間際まで仕事をし、遊び、コロリと死ぬ。
これが理想である。
「1日1時間の運動を拒むものは、病床の10年が待つ。」
という言葉を聞いたことがある。
なるべくピンピンコロリで生きていけるように、
今日も5キロ走った。
同僚、上司から仕事を依頼されることがある。
そういう時は、その場で、どのような経過をたどって依頼事が達成されるかを伝える。第1の報告もしくは連絡・相談である。(殆どの場合断らない。相手は、自分のことを知っていて、自分だったらやってくれると頼っているわけだから、断らないことが多い。そういう意味で、自分には「断る力」はあまりない。)
次は、その仕事に取りかかって、何か進捗したとき、変化が起きたときに、報告する。
(「今、あの件は、こんな状態です。」「こうなっています。」というように。)
変化したとき、その都度報告する。連絡・相談する。
最後は、依頼されたことの結果が出たときである。
「あの件は、このようになりました。」
いずれも5秒もかからない。(ことが多い。)
その都度「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を行うことで、「ホウレンソウ」の時間は少なくて済む。
逆に、ホウレンソウが少ないと、かえって時間がかかる。特に、問題が発生してからだと100倍、1000倍以上の時間をかけてホウレンソウをすることにもなりかねない。
なぜホウレンソウが少ないと時間がかかると分かるのか、問題が発生してからだと時間がかかると分かるかというと、そういう失敗を自分がしてきたからである。
要は、依頼した人から
「あの依頼した仕事は、今どうなっています?」
と聞かれたらダメである。
聞かれる前に、ホウレンソウをこまめにした方が、かえって時間はかからない。
聞かれる前に、こちらから攻めて、先手を打ってホウレンソウをした方が、相手は安心してくれる。