仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

発表を評価する視点は「内容」と「分かりやすさ」

2009年08月31日 | 授業づくり
 夏休みの宿題で「自由研究」をすることになっている。

 自由研究を評価する際の視点は2つである。それは「内容」と「分かりやすさ」である。

 「なるほど」「面白い」「へーっ」と思わせる内容があるか。

 もう1つは、何を伝えたいのかがよく分かるまとめ方や発表の仕方ができているかである。

 これは、教師による評価だけでなく、相互評価の際も使っている。

 お互いの発表を「内容」5点満点、「分かりやすさ」5点満点で評価させる。内容5点満点+分かりやすさ5点満点で、合計10点満点となる。

 (相互評価の際は、これに加えて良いところを一言書かせるようにしている。)

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子どもがひ弱になる一つの原因

2009年08月31日 | 家庭教育
 先日、実家の近くにある川に行ったら、「この川で子どもだけでの魚釣りや水遊びはできません。」という看板が立っていた。最近の子どもはかわいそうだと思う。自分が子どもの頃は、子どもだけで魚釣りをしていた川だったからである。
 「最近の子どもはひ弱だ。」「自然体験が少ない。」という声を聴くが、当たり前である。大人がその機会を奪っているからである。
 もちろん、川遊びをしたことがない子に、いきなり子どもだけで遊べというのは危険である。どこでどのようなことをするのが危険か、を少しずつ学ばせる必要がある。
 少なくとも、安易に川で遊ぶことを禁止するような看板を立てるのはどうかと思う。
 それは、家庭で決めればよいことだと考える。

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声に出して笑える日本語

2009年08月29日 | 読書
「声に出して笑える日本語」立川談四楼著(光文社智慧の森文庫)は、面白くてためになる。
自分は、「左党」「左利き」の語源を知らなかった。次のように書いてある。

「私のような呑兵衛を『左利き』とか『左党』というのを知ってるかい」
「これは大工さんの道具から来てるんだ。右手に持つのが金槌だから右手を槌手という。で左手に鑿を持つわけだ。だから左手を鑿手という。それから金槌で鑿を打って臍穴を掘るわけだ。」
「要するに鑿は飲みというシャレでね。だから飲み助のことを左利きとか左党というんだよ。」
 私は、知らなかった。

ほかにも、談四楼氏が、テレビや街角で集めた面白い言葉がたくさん出てくる。
例えば、高校生が発した言葉
こだまにもひかりにも乗り遅れたらさぁ、まだのぞみがあるだって」

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佐々木先生の講座は、次の導入から始まった

2009年08月27日 | 教師修業
 先日、筑波大付属小の佐々木先生による講座が行われた。参加者からも大好評の講座だった。
朝顔に関するエピソードを語ったのち、次の問いを出された。
「朝顔はとても優れた教材です。優れている点は何ですか?お書きください。」
導入が具体的であるうえ、参加者の思考を促す問いから始まっている。

 サークルでは、よく次のように言われる。
「講師としては、参加者の頭を働かせ続けるような講座を作れ。」

 常に参加者の思考を促し続けるような講座を作れと言われている。
 あっ、これも授業と同じだ。

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講座は具体から抽象へと組み立てる

2009年08月26日 | 教師修業
 先日、サークルメンバーによる講座が終わった。メンバー全員が、一人持ち時間の15分を使って、参加者26名に対する講座を行うのである。
 その1週間前には、サークル内での講座検討が行われた。一人ひとりの講座内容に対して、厳しいコメントが出される。
厳しいだけのコメントではない。代案を示したり、改善の方向性を伝えなければならない。その中で、K氏のコメントが印象に残った。
「研究紀要ならば、抽象的な内容から入って、具体的な内容を述べてもよい。しかし、講座では、具体から始まって抽象を語らないと、聴き手は引きつけられない。」
なるほど、と思った。確かに、おもしろくてためになる講座は、ほとんどが具体的な内容から始まっている。
あっ、これは授業も同じだ。

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日本人の強み「ものづくり」

2009年08月25日 | 理科
デジタル一眼 LUMIX DMC-GH1K レンズキット
 ついに買ってしまった。以前から欲しかったデジタル一眼である。このカメラは、静止画だけでなく、動画もきれいに撮れる。(しかもステレオ録音)

このカメラ、本当によくできていると思う。個人認証してくれる装置や、同じ人物を追って、ピントをずっと合わせ続けてくれる機能もある。
 このような「ものづくり」ができる力は、やはり日本人の強みであると思う。

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生きた理科の学習「アジ子釣り」

2009年08月24日 | 理科
 今日は、息子と宮崎港へ行った。釣具屋さんに行くと、一番簡単で楽しめそうなのは「アジ子釣り」とのこと。道具一式を買って、宮崎港へ。

 やってみると面白い。結局、釣った数では息子(小1年)に負けてしまった。でも、「ああ面白かった。また来たい。」という声を聴いて、父親としては満足だった。



 これも生きた「理科」の学習である。釣っている最中に、フグが釣れたり、クラゲを見たり、生物好きの息子にとっては、強烈な印象を残す1日だったと思う。
 何と言っても、釣った魚をフライにして食べた感激は、なおさら、生物好きの息子の心を動かしたはずである。本当においしかった。

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マッハ!!!!!!!!!

2009年08月24日 | 映画

先日、「チョコレート・ファイター」という映画を見てきた。

おもしろかった。

そう言えば、同じくタイの映画である「マッハ」も面白かったことを思い出した。そこで、もう1回見てみようということになった。

マッハ ! プレミアム・エディション [DVD] マッハ ! プレミアム・エディション [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2004-11-25

この映画もアクションがすごい。見ている方も痛くなってきそうなくらいである。しかし、おもしろかった。

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いい本のタイトルはシンプル

2009年08月24日 | 教師修業
 サークル後の飲み会で、本が話題にならないことはない。先日は、本のタイトルのことも話題になった。
「いい本のタイトルは、意外とシンプルである」
といった人がいた。

野口芳宏氏の「授業で鍛える」
向山洋一氏の「授業の腕を上げる法則」

宇佐美寛氏の「大学の授業」

鍵山秀三郎氏の「凡事徹底」
確かに、シンプルである。

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川原亜矢子氏の言葉

2009年08月22日 | 教師修業
昨日の「最高の化粧とは」の続きである。トップモデルとして、パリコレでも活躍された川原亜矢子氏は、著書「シンプル・ビューティー」で、次のように述べている。

 「一つ一つ笑顔で年齢を積み重ねて、ステキな笑いジワを増やしていきたい。」

 ステキな言葉だなあと思う。

そう言えば、自分の尊敬する方々は、みんな笑いジワがあるような気がする。

逆に、自分では作らないように気を付けているのが、「眉間のシワ」である。真剣に物事を考えているからこそできるシワかもしれないが、せめて誰かと話をしているときは、眉間にシワを寄せないようにしたい。

もうすぐ夏休みが終わり、子ども達との授業が始める。最高の化粧「笑顔」で、子ども達を教室に迎えたい。

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最高の化粧とは何か?

2009年08月21日 | 教師修業
最高の化粧とは何か?

 先日、専業農家をしている実家に帰ったら、作業のお手伝いに来た下さっていた方がいたので、「こんにちはあ」と挨拶をした。自分としては、ニコッとしながら挨拶をしたつもりである。

後で、父に呼ばれて、叱られた。
「お前の挨拶には、愛想がない。もっとしっかり挨拶をしろ。」
 72歳の父にとっては、42歳の自分はまだまだ小僧っ子である。
「ハイッ。」「有り難いことです。」
と答えたら、
「そうよ、感謝せんといかんど。」と言われた。

自分では、ニコッとしているつもりでも、周りから見たら、まだまだ足りないのだなあと思った。

そう言えば、先日、波乗りに行っていたら、きれいなお姉さんに「こんにちは」と挨拶された。しかもとびきりの笑顔で!
 いい表情だなあと思いながら、こちらも笑顔で挨拶を返した。
 たったそれだけのことだけれども、その日は楽しく波乗りできた。

 そう言えば、こんなエピソードを思い出した。
 以前「化粧師(けわいし)」という映画に主演した椎名桔平氏は、映画に関するインタビューの中で、次のようなことを言っていた。
「椎名さんは、最高の化粧とはなんだと思いますか?」
椎名氏は、その問いを待っていたかのように、すぐに次のように答えた。
「最高の化粧とは、笑顔です。・・・笑顔に勝る化粧はないと思います。」 

 笑顔は男女関係なく、最高の化粧であると思う。

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子どもが喜ぶ「ものづくり」ベスト10

2009年08月20日 | 理科
 子どもは「ものづくり」が大好きである。これまでに、いろいろな「ものづくり」をしてきたが、子どもに好評だったのは、次のとおりである。

1 ガラガラヘビの卵
2 浮沈子
3 簡単スライム
4 真空キャップ実験
5 室内ブーメラン
6 簡単ペットボトルロケット
7 巨大しゃぼん玉
8 ミニ熱気球
9 べっこう飴  
10 プラバン

  これ以外にも、子ども達に好評だったものは、空気砲、紙飛行機など、たくさんある。

 私がつくる際には、「簡単、楽しい、効果あり」を心がけて作ってきた。例えば、「簡単スライム」は、フィルムケースを使う方法である。これだと、「材料の配合を間違わない」「無駄に材料を使わない」「」汚れない」「そのまま持ち帰ることができる」等々いいことがある。
 
いずれ、これらの「作り方」をまとめてみたい。

 明後日土曜日の講座では、ベスト1&2の「ガラガラヘビの卵」「浮沈子」を紹介し、参加者に実際に作ってもらう予定である。
楽しんでもらえるかなあ・・・。

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「余計なこと」で力が付く

2009年08月19日 | 教師修業
 8月22日土曜日は、日向教育サークルメンバーが講師をつとめる「ミニ講座11連発」がある。今日は、その準備をしていた。(自分は、その日向教育サークルに所属しています)

 今回、自分は理科の「ものづくり」の講座を受け持つ。そのための準備をした。

「浮沈子」をつくるためのペットボトルを洗いながら、「普通の先生はこんなことしないよなあ。」「通常の業務とは関係ない余計なことだよなあ」と思っていた。

 しかし、この「余計なこと」の積み重ねで指導力は付く。そう確信しているからこそ喜んで取り組んでいる。

 研究授業をするのも、学級の文集を作るのも、学級通信を頻繁に書くのも、自分の実践記録を冊子にまとめるのも、自主的なサークルに参加するのも、サークルのためのレポートをまとめるのも、そして部活の指導者となるのも、全て通常の教員の業務とはあまり関係がない「余計なこと」である。

 しかし、この「余計なこと」をしている人ほど指導力があるような気がする。教員人生を楽しんでいるような気がする。

 そして、この「余計なこと」が終わったあと、仲間とともに飲む酒は最高においしい。

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授業を公開する人、しない人

2009年08月18日 | 教師修業
 学習指導要領が改訂されると、宮崎では、夏季休業中に研究会が実施される。
今年は、「新学習指導要領カリキュラム創造ワークショップ」という名前で、各教科、総合、道徳、特活等それぞれ別会場で行われた。
 今年の会で「すごい」と思ったことがある。それは、「指導主事が模擬授業をしてみせる」という点である。各会場で2名ずつ合計20名を超える指導主事が授業をして見せたことになる。

 宮崎県では、初の試みではないだろうか。他の都道府県では、このような会があるだろうか?

 学校でも自ら授業をしてみせる校長教頭は指導力がある。実践に対して誠実である。授業を見せて自分も学びたいという謙虚さがある。教職員の授業に対しても具体的なアドバイスができる。机上の空論や抽象論を言わない(人が多い)。

 今回、模擬授業を取り入れた研究会では、指導主事の先生方の熱意を感じた。

 校長、教頭、指導主事に限らず、教諭でも、キャリアを重ねても授業を公開し続ける人を私は尊敬する。学び続けている人だからである。

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酒造りと授業づくりの共通点

2009年08月17日 | 教師修業
日本酒が好きである。作りようによっては、世界でも一番おいしいアルコールなのではないだろうか。自分がよく飲んでいるのは、純米酒である。いい蔵で作ったものは、一升2500円くらいで、かなりおいしい。

日本酒の世界では、有名な人で、「上原浩」という方がいる。酒造技術指導の第一人者といわれる人である。この方は、酒造りについて、次のように述べている。

酒には必ず作り手の本性が現れるということだ。同じ米と水、同じ酵母を使ったとしても、作り手が違えば酒は違ってくる。たとえ数値の上では同じでも、味は同じにはならない。同じ酒造家が造っても、気持ちの入れようが変われば、酒は別物になってくる。
 「純米酒を極める」上原浩著(光文社新書)


酒づくりでも、学校づくりでも、上の言葉は当てはまると思う。「気持ちの入れようが変われば、酒は別物になってくる。」のである。気持ちの入れようによって、学校も別物になってくると確信している。

これは、以前書いたことのある「授業力=知識×経験×熱意」の熱意に関わる言葉である。

と言うわけで、毎晩のように、日本酒を楽しんでいる。・・・ああ うまい!!

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