仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

平泳ぎが早く泳げるようになるための指示

2018年07月10日 | 体育
 平泳ぎをしている子を見て、もったいないなあと感じるときがあった。

 それは、ピッチが速すぎるときである。速く泳ごうとするあまり、体が伸びきる前に、次の動きを始めてしまう。

 そんな子には、次の指示をするようにしている。

 「キックの後、一瞬だけ、けのびの姿勢をとりなさい。」

 このようにいうと、一瞬ではあるが、手が前に突き刺すように伸び、足も一直線に後ろへ伸びる。十分なキックが生まれる。

 これで、泳がせると、ベストタイムが出ることが多い。

 

 それでもけのびの姿勢がとれない子がいる。

 そんなときは、次の練習をさせる。

 

 「25m泳ぐのに、何回で泳ぐか数えておきなさい。後で、何回だったかを先生に教えなさい。」

 16回前後という子が多い。

 「次は、今数えた回数よりも、1回でいいから少ない回数で泳いできなさい、また教えてね。」

 と言って練習させる。

 回数を減らすように伝えることで、しっかり伸びるようになる。けのびの姿勢で綺麗に伸びている。

 この練習や指示の後は、殆どの子のタイムが向上した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする