仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

見終わったときに拍手をした映画・・・「侍タイムスリッパー」

2024年09月23日 | 映画

 映画「侍タイムスリッパー」を観てきた。

 この映画は、8月17日に「池袋シネマ・ロサ」1館だけの公開だった。

 それが評判を呼び、9月13日には全国120館以上での公開となった。

 そういう広がり方の映画はきっと面白いだろうと思い、本日観に行った。

 (まるで「カメラを止めるな」のような広がり方だなあと思う)

  

 幕末の会津藩士である高坂新左衛門がタイムスリップし、現代の時代劇撮影所にやってくる。

 戸惑いながらもテレビの時代劇に感激し、「切られ役」として奮闘する話である。

 コメディーであるが、後半は会津藩士としての生き方も描かれている。

 

 監督さんは、安田淳一氏。

 監督だけではなく、脚本、撮影、照明、編集など一人で11役以上をこなしたそうだ。

 才能と根性のある人なのだろう。

 

 脚本が本当に素晴らしい。

 ユーモアがちりばめられている。

 時代劇愛(時に切られ役に対する愛)に満ちあふれている。

 

 一生懸命に演じている役者さん達もいい。

 いい台詞があった。

 「一生懸命やっていれば、きっと誰かが観てくれている。」

 その言葉通り、みんな一生懸命に生きている人たちである。

 

 

 2時間20分があっという間だった。

 あまりにも良かったので、見終わったときに拍手をした。(周りに迷惑にならないように小さな拍手)

 

 来週もう1回観に行こうかなあ・・・。

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2023年度に見た映画 個人的ベスト5

2024年02月09日 | 映画

 令和5年度(2023年度)も映画館で見た映画がいくつかある。

 個人的に気に入ったベスト5を書いてみます。

 

1位 「PERFECT DAYS」

 役所広司さんの演技が素晴らしかった。

 観たあとに、自分自身の日常生活にある幸せにも気づくことができた。

 武田双雲氏の著作「丁寧道」を連想する映画だった。

 (映画の感想は、前回のブログ「映画「PERFECT DAYS」・・・日常の幸せに気づかせてくれる映画」 に書きました。)

 

 

2位 「イコライザー3」

 とてもとても強いデンゼルおじさんが主役の映画。残酷なシーンがあるが、デンゼルおじさんが正義の人となって活躍してくれる。

 DVD発売になったら、また観たい。

 

 

3位 「グランツーリスモ」

 映画「第9地区」の監督ニール・ブロムカンプさんの作品。

 SF要素はなかったが、とてもいい作品だった。

 ゲーム「グランツーリスモ」にハマっている若者が、実際のレースに出てチャンピオンになっていく話である。

 成長物語であった。実話であるというからすごい。

 レースの見せ方がとても上手だった。

 DVDでも観てみたいとは思うが、この映画は特に映画館で見るのが正解である。

 

 

4位 「夢見る校長先生」

 面白かった。校長先生の裁量で色々なことができることがわかった。自分の勉強のために観た。

 

 

5位 「ザ・クリエイター」

 面白かった。映画館で見ることができてよかった。主役は「TENET」でも主役をしたジョン・デヴィッド・ワシントンということで、楽しみにしていた。

 人類とAIの戦争が続く世界は、AIの全滅を目指す米国とAIと共存するニューアジアに二極化していたが、米国の横暴を描く映画としては現実とリンクしていると思った。

 

 

 

その他の作品へのコメント

 

 「ドミノ」

 面白かった。主役はベン・アフッレック。

 刑事ドラマかなと思いきや、超能力合戦に変わっていく。

 最後までどんでん返しが止まらない。94分によくまとめた映画。

 ストーリーは分かっているけれども、もう1回みたいなあ。

 

 

 「ミッション インポッシブル/デッドレコニング part one」

 面白かったけれども、早くPart two が観たい。2025年公開とのこと。2年も間隔を開けるのは長すぎないか?

 

 

 「アクアマン/失われた王国」

 楽しませようというサービス精神溢れる映画。面白かったけれども、マーベル映画もDC映画も見慣れすぎて刺激的ではなくなってしまった。

 初めてDC映画を見る人にはとても面白いと思う。

 

 

 「フラッシュ」

 面白かったけれども、量子世界の話はついていけない。

 2度見ることはないだろうなあ。

 

 

 「インディージョーンズ 運命のダイヤル」

 面白かったけれども、これも2度見ることはないだろうなあ。

 新鮮味はなかった。

 ただ、元気なハリソン・フォードおじいちゃんを見ることができてよかった。

 

 

 「窓ぎわのトットちゃん」

 トモエ学園の様子を知りたくて観た映画。

 なぜかというと、フリースクールのようなものをいずれ始めるかもしれないからである。

 昔の日本は、このように自由な学校もあったんだよなあ・・・。と思わせてくれる映画。

 映画自体は、正直あんまり印象にないです。すみません。

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映画「PERFECT DAYS」・・・日常の幸せに気づかせてくれる映画

2024年02月05日 | 映画

 映画「PERFECT DAYS」を見た。

 主役の役所広司さんの演技が素晴らしかった。

 見終わったあと、自分自身の日常にある幸せを見つめ直す事ができる映画だった。

 (以下ネタバレ有りです。)

 

 

 公共トイレの掃除をする主人公の平山は、プロ意識を持って仕事に取り組んでいる。

 仕事以外にも楽しみがある。

 

 古いカセットテープで音楽を聞く。

 昼食休憩時には、神社の境内で木々を見上げモノクロ写真を撮る。

 仕事が終わると近くの銭湯で身体を洗ったあと、浅草地下商店街の定食屋で安い食事をすませる。

 家に変えると、枕元の明かりで眠くなるまで本を読む。

 古本屋で買った本や昔のカセットテープが部屋にはたくさんある。

 毎朝家のドアを開けるときに、空を見上げて微笑むのは、自分も真似したいと思った。

 

 

 好きなものに囲まれて生き、好きなことを暮らして生きる男の姿が描かれていた。

 淡々とした平凡な日常だけれども、その日常の中に幸せを見出している主人公の平山は、かっこよかった。

 

 

 

 自分自身の日常の中にもある幸せを見つめ直す事ができる。

 毎日のルーティンの中にある幸せが自分にもある。

 

 例えば、

 毎朝挽きたて淹れたてのコーヒーを飲むこと。

 毎朝急須で入れた緑茶を持って職場で味わうこと。

 音楽や落語や講演会の音声を流しながら通勤すること。

 仕事帰りにスーパーマーケットで刺し身や豆腐や野菜など(主に晩酌のつまみ)を買って帰ること。

 お風呂では20〜30分ほど、温冷浴で体を十分に温めていること。

 腕立て伏せやクランチなどの筋トレをすること。

 お風呂上がりに飲むビールやお酒。

 妻と一緒に楽しむ夕食。

 寝る前の読書・・・。

 などなど、自分の日常にも幸せが溢れている。

 そんな事に気づかせてくれる映画っだった。

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尊敬できる先輩方がたくさん紹介されている・・・映画

2023年06月11日 | 映画

「百姓の百の声」映画「百姓の百の声」をみた。

 百姓というのは面白い仕事だと思ったし、種苗法をはじめ、日本の食料の危うさも感じた。

 あと4年ほどしたら、自分も百姓をするつもりである。

 百姓として尊敬できるような先輩方がたくさん紹介されている映画だった。

 

 今なら宮崎県のキネマ館で上映してます。

 

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映画「memory メモリー」をみた。

2023年06月04日 | 映画

 映画「memory メモリー」をみた。

 宣伝文句には、次のように書いてある。

「アルツハイマー病で記憶を失っていくベテラン殺し屋が最後の仕事に挑む姿を描く、リーアム・ニーソン主演のアクション。」

 

 ストーリーは次の通り

完璧な殺し屋として、裏社会でその名を馳せてきたアレックスが、引退を決意する。アルツハイマーを発症し、任務の詳細を覚えられなくなってしまったのだ。これが最後と決めた仕事を引き受けるが、ターゲットが少女だと知ったアレックスは、怒りに震え契約を破棄する。「子供だけは守る」という唯一の信念を貫くため、独自の捜査を開始したアレックスは、財閥や大富豪を顧客とする、巨大な人身売買組織の存在を突き止める──。

 

 ここまで読むと、みたくなる。

 認知症を発症した人が主人公である。

 映画の世界も高齢化してきた。

 

 観ての感想は、「まあまあ面白かった」である。

 情報を忘れないために、主人公は腕にマジックでメモをしていく。

 そのシーンは、映画「メメント」を連想させた。

 (ちなみに「メメント」の主役は、今作にも出ていたガイ・ピアースです)

 

 

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「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は、ストーリーは単純だけれども、量子世界は難解だった

2023年03月07日 | 映画

 「アントマン&ワスプ:クアントマニア」を見てきました。

 アントマンは、アリのように小さくなったり、ウルトラマンのように大きくなったりできる。

 そのアントマンが、家族と共に量子世界に吸い込まれる。

 その量子世界には、「征服者」のカーンがいて、対決するという単純なストーリーだった。

 

 ストーリーは単純だけれども、この「量子世界」という世界が難解だった。

 量子世界の中では、タイムトラベルもパラレルワールドもありの世界のようである。

 空間も時間も宇宙も飛び越えることができるようである。

 要するに、「何でもあり」の世界である。

 

 映画「スターウォーズ」と「タイムマシン」と「ミクロの決死圏」(懐かしい)が、全部ミックスされたような世界でのできごとなのである。

 

 「ふうん、そうなの?」「そういうことなの?」「えっ?そんなこともあり?」

 というように、場面設定を理解しながらの鑑賞となった。

 

 量子世界の描き方は面白かったが、人間ドラマが、もっと見たかった。

 

 今回、主役よりも目立っていたのは、量子世界で行方不明になっていたお婆ちゃんである「ジャネット」ではないだろうか。(ミシェル・ファイファーさんが演じている。)

 30年間も量子世界にいたので、その世界に詳しい。

 また、戦っても強い強い。

 

 何でもありの世界なので、このシリーズもさらに時間や空間を超えて話が広がっていくのだろうなあ。

 次回作も面白そうではある。

 

 

 

 

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映画「RRR」が素晴らしかった・・・インド神話がモチーフなのをご存知か

2023年02月13日 | 映画

 映画「RRR」が素晴らしかった。

 公式サイトには、次の紹介文がある。

 

舞台は1920年、英国植民地時代のインド

英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。

大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。

熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。

しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。

 

 3時間もの大作だが、長さを感じさせないくらいテンポが良かった。

 起承転結の流れになっているのである。

 

起 ・・・少女を救うことになる理由

承 ・・・主役2人の出会いと親密になる様子

転 ・・・それぞれの宿命に従っての対決

結 ・・・宿命を乗り越え、互いに理解した上での共闘

 

 起・承・転までの流れが結びついて、「結」の場面ではスカッとすることになる。

 

 残酷なシーンもあるので、子供にはお勧めしないが、スカッとしたい大人にはお勧めである。

 

 見ていて感じたことが2つある。

 

 1つ目は、神話を題材にして、こんな大作を作れるインドという国がうらやましい。

 2つ目は、欧米による植民地政策の残酷さである。

 

(この後はネタバレを含みます。)

 

 まず1つ目から。

 この映画の最終場面では、主役の2人が、ものすごく強くなる。

 ラーマは、弓の名人。(弓は全て当たる。無くならない。)

 ビーマは、怪力になる。(バイクも片手で受け止め、振り回す。)

 怪我も治っており、服や身なりまで変わって、スーパーマン状態である。

 

 これは、どうやらインドの神話をもとにした展開らしい。

 神話「ラーマーヤナ」に出てくる2人がモチーフらしい。

 弓の名人「ラーマ王子」

 力持ちの「ハマヌーン」

 インド神話を知っているインド国民は、大喜びだろう。

 

 こんな神話をもとにして映画ができ、それを喜んで見ることができるインドの方々がうらやましい。

 日本神話をもとにした映画を見てみたい。

 

 

 

 2つ目の欧米による植民地政策の残酷さについて。

 

 映画の中で、「1発の銃弾の方が、インド人よりも価値がある」「銃弾がもったいない」と言って、木の棒で殴られるシーンがある。

 また、コイン2枚で娘を連れ去っていく。

 人権もへったくれもない。

 こんな植民地政策を、つい100年前まで行っていたのである。

 支配していたイギリス人をやっつける映画になっているので、インドの人がこの映画を見るときの熱量も高いと思う。

 

 ただ、この「支配欲」にとらわれた人間というのは、いつの時代にも存在してきた。

 この映画を見ながら、「こんな支配する、支配される世の中にはしたくないなあ」「自由がいいなあ」と思った。

 

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映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、動きと心情の描き方が素晴らしい

2023年02月09日 | 映画

 映画「THE FIRST SLAM DUNK」をやっと見に行くことができた。

 映画館で見ることができて本当に良かった。

 

 傑作だった。

 

 動きが素晴らしかった。

 本当のバスケの試合を見ているような動きだった。

 大事なところは強調して描いているので、本当のバスケを見るよりも楽しめたと言っていいかもしれない。

 スラムダンクの漫画が本当に動いているかのように感じた。

 アニメーションの動きとは全く違って見えた。

 こんな動きを見せてくれるアニメ映画は、これまでになかったのではないだろうか。

 

 

 登場人物の心情が描かれるのも良かった。

 それぞれキャラクターのエピソードが試合の間に挟まれる。

 それが試合をさらに盛り上げていく。

 本作は、宮城リョータのエピソードを中心にして、物語が進んでいく。

 なんてことはないようなエピソードの場面でも、引き込まれるのはなぜだろう。

 

 

 他の登場人物のエピソードも興味深かった。

 例えば、山王工業のエースである沢北は、国内ではもはや敵なしである。

 その沢北が、神社にお参りして祈るシーンがある。

 「必要な経験があるとしたら与えてください」と祈る。

 

 この場面も良かった。(なぜ良い場面なのかは、見れば分かります。)

 

 

 もう一回見に行きたいなあ。

 

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映画「土を喰らう十二ヶ月」を観た・・・本当の主役はこちらかもしれない

2022年11月23日 | 映画

 映画「土を喰らう十二ヶ月」を観た。

 原作になった水上勉氏の「土を喰う日々」を読んでいたので楽しみだった。

 原作「土を喰らう日々」の感想を書いたブログはこちら・・・旬のものを食べたくなる本・・・水上勉氏の「土を喰う日々」(映画公開も決定!)

 

 静かな静かな映画だった。

 主演は沢田研二さんとのことだが、もう一つの主演は料理の数々だったような氣がする。

 出てくる料理の一つ一つが美味しそうなのだ。

 例えば、庭で採れた白胡麻をすり鉢で皮をむき、胡麻豆腐にする。

 木の芽がたっぷりと盛られた筍の煮物

 皮を残して囲炉裏であぶった芋

 手作りの味噌も美味しそうだった。

 

 沢田研二さんの最後の歌「いつか君は」も良かった。

 やはりこの方は素晴らしい歌手なのだと思う。

 

 

 個人的には、次の方が主演したこの作品も見てみたいと思った。

 豊川悦司さんである。

 永瀬正敏さんが主演したこの映画も見てみたい。

 

 もっと欲を言えば、原作者の水上勉氏が主演をした作品も見たい。

 なんと言っても、自分で作った料理や生活の有り様をエッセイに残されているので、本人が演じるのが1番料理も生きる気がする。(亡くなられているので、それは無理だけれども)

 

 原作の「土を喰らう日々」を、もう一度読みたくなった。

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映画「キャメラを止めるな」も、我慢の冒頭30分間でした

2022年07月27日 | 映画

 映画「キャメラを止めるな」を観てきた。

 

 数年前に話題になった邦画「カメラを止めるな」のリメイクである。

 しかもフランス映画版。

 

 まあまあ面白かった。

 でも、オリジナルの「カメラを止めるな」の方が、初めて見たときの満足感は高かった。

 

 リメイク版の方で期待していたことがあった。

 それは、「冒頭の30分間をいかに退屈させずに見せるか?」である。

 

 オリジナルの方は、初めの30分間を見るのは苦痛である。

 ものすごく出来の悪いゾンビ映画をノーカットで見せられるだけだからである。

 おそらくアマゾンプライムで見る人は、途中で観るのをやめるのではないだろうか。

 「なんだこの映画は?これが面白いのか?」と思うはずである。

 

 しかし、この冒頭30分間を我慢してみることができた人だけ、その後の面白さを堪能できる。

 リメイク版の映画サイトでは、「オープニング30分間の最悪な映画に仕掛けたアイデア」と、冒頭の30分間を工夫したようなことが書いてあったので、期待したのだが、あまりかわりばえはしなかった。

 

 やはり冒頭30分間は退屈である。

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公開からそろそろ2ヶ月になる「トップガン マーヴェリック」を見てきたら驚きでした

2022年07月20日 | 映画

 びっくりである。

 家人が映画「トップガン マーヴェリック」を見たいというので、行ってきた。(自分は2回目の鑑賞である。)

 公開は5月27日なので、そろそろ2ヶ月近くになる。

 日曜日の午後の回を見に行った。

 映画館はガラガラかもしれないなあと思いながら行ってみたら驚いた。

 3分の2くらいは埋まっているのである。

 公開からこんなに時間が経っているのに、この入場者数とは!

 

 まあ、確かに内容は面白い。

 映画の感想は、以前2つ書いたので、よろしかったらお読みください。

 「トップガン マーヴェリック」を観ました。・・・おじさんに希望を与えてくれる映画です

 おもしろかった映画「トップガン マーヴェリック」・・・でも、ここは不満です

 

 

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映画「ソー:ラブ&サンダー」は、少し疲れた中高年男性にもおすすめです。

2022年07月19日 | 映画

 映画「ソー:ラブ&サンダー」を観た。

 面白かった。

 

 主人公の「ソー」は、強いんだけれども、これまでの戦いで、家族や親しい人を亡くしており、傷ついている。

 その傷ついた主人公が、攫われた子供たちを救うために、再び戦う話である。

 主人公は、戦いにも疲れ気味だけれども、頼まれたらヒーローとしての仕事をする。

 少し疲れた中高年の男性がみると、癒される映画かもしれません。

 

 「ソー」の昔の恋人だった「ジェーン・フォスター」が、新しい「マイティー・ソー」となって現れる。(これが強い強い)

 

 勧善懲悪の話で楽しめた。

 ただ、悪役として出てきた「ゴア」も良かった。

 演じるのは、映画「ダークナイト」でバットマンを演じていたクリスチャン・ベイル。

 悪になった理由が最初に語られる。

 神が、自分の娘を助けてくれなかったからである。

 娘への愛が深いために、恨みも強い。

 その神々を滅ぼしていく悪役を演じている。

 (それにしても、マーベルに出てくる「神」は、道徳的ではなく、人間臭い欲を持った神が多い。本当の「神様」というのは、慈悲深い存在だと信じている。)

 

 この映画の監督さんは、以前「ジョジョ・ラビット」という作品を撮っている。

 こちらもこの監督さんならではのユーモアがあって面白かった。

 ただ、ユーモアが独特なので、好き嫌いが分かれるかもしれない。

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おもしろかった映画「トップガン マーヴェリック」・・・でも、ここは不満です

2022年05月31日 | 映画

 前回は、「「トップガン マーヴェリック」を観ました。・・・おじさんに希望を与えてくれる映画です」を書きました。

 

 面白い映画だったけれども、少し不満もあります。

 映画「トップガン マーヴェリック」を純粋に楽しみたい人にとっては、このブログは不快な気持ちにさせるかもしれません。

 映画を純粋に楽しみたい人にとっては、不快なブログになるかもしれないので、心配な方はここで読むのをやめていただいたほうがいいと思います。

 

 

 アメリカ合衆国という国に対しての不満が、映画を見て出てきたのかもしれません。

 

 

 では、書いていきます。

 

 

 

 「不満がある」というのは、以下の2点である。

 

1 先制攻撃は許されるのか?

 核燃料プラントを稼働しそうな国を、「アメリカの敵」と判断して、先制攻撃(しかも不意打ち)を仕掛けるのは許されるのだろうか?

 完全に先制攻撃である。

 

 アメリカという国は、「あの国は悪い国だ」と、一方的に決めつけて攻撃する国だと考えている。

 例えば、アメリカは2003年にイラクに先制攻撃を仕掛けた。

 理由は、「イラクが大量破壊兵器を保有している」である。(結局大量破壊兵器は見つかっていない)

 そもそも大量破壊兵器を所有していたとしても、アメリカ自身が大量破壊兵器を有している国である。

 

 昔の日本も、アメリカから「悪」と決めつけられてきた。

 

 この映画では、せめて自分たちが先制攻撃をするだけの理由が語られてほしかった。

 

 

2 ターゲットになったプラント施設では、多くの人が亡くなっただろうなあ。

 ターゲットとなったプラント(地下の工場?)を爆破するシーンが有る。

 難関をクリアして、やっと攻撃を成功させたシーンである。

 爆破の瞬間、快哉を叫んでしまうような場面であるが、自分は怖かった。

 「この地下の工場には、きっと多くの人が働いていたのではないかなあ。」と思ってしまったからである。

 映画では、ターゲットの場所に人は出てこない。

 でも、きっと地下には多くの人たちがいたのではないかなあと想像してしまうのである。

 

 

 

 映画「トップガン マーヴェリック」は面白かったのだけれども、不満もあります。

 こんな映画の見方をしている自分は、ひねくれているのでしょうか。

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「トップガン マーヴェリック」を観ました。・・・おじさんに希望を与えてくれる映画です

2022年05月31日 | 映画

 「トップガン マーヴェリック」を観ました。

 おじさんが活躍する映画が好きな自分にとっては、楽しめる映画でした。

 おじさんが活躍する映画と言えば、「イコライザー」「Mr.ノーバディ」があるけれども、同じようにトム・クルーズおじさんが大活躍する映画でした。

 

 簡単に言うと、「退役前の凄腕パイロットおじさんが、若手のエリートをリードして敵をやっつける」という話でした。

 トム・クルーズがとにかく強い強い。

 

 今回のは、前作からレベルアップしていて、空中戦のルールが分かりやすかったです。

 だから、空中でのバトルも分かりやすい。また、どうすれば目的を果たすことになるのか、その難しさのレベルなどもわかりやすく描かれていました。

 

 さらに、59歳とは思えないほどのトム・クルーズの身体能力や体つきもすごかったです。

 前回ではビーチバレーをしていたが、今回はラグビー(アメフト?)でした。

 

 若手の役者さんの鍛えた体つきも凄かったが、トム・クルーズおじさんも全然負けていなかった。

 「鍛えればおじさんでもこれくらいの身体は作れる」という希望を与えてくれました。

 

 今回の「トップガン マーヴェリック」は、50〜60代になった前回のトップガンファンのおじさんたちにとって、とても楽しめる作品だったと思います。

 私も楽しめました。

 音響と映像の迫力は、映画館でこそ楽しめる作品だと思います。

 

 

 

 と、たしかに楽しめる作品だったけれども、心の底からは楽しめなかった。

 それは、敵国の描き方による。

 長くなりそうなので、続きは次回のブログに書きます。

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映画「大河への道」を観てきた・・・伊能忠敬はどこに?

2022年05月28日 | 映画

 映画「大河への道」を観てきた。

 (ネタバレの内容になりますが、このブログを読んでから観ても感動は変わらないと思います。)

 

 伊能忠敬ファンである自分にとって、とても楽しみにしていた映画だった。

 いつもは映画について少し調べてから見に行くこともあるのだが、あまり調べることもせず、鑑賞した。(予告編は観ました)

 

 始まる前から、どんな映画になるのかを色々と考えていた。

 

 「きっと日本全国を回った時のドラマを描くのだろうなあ。」

 「でも、昼は歩いて測量、夜は地図づくりという地道な作業だったろうなあ。」

 「映画は、忠敬が引退して、測量の勉強を始めたところから始まるのだろうか?それとも幼少期の辛かったシーンから始まるのだろうか?」

 「中井貴一さんが忠敬役なのかな?」

 

 

 

 これらの予想はことごとく覆されました。はい。

 忠敬が亡くなる場面から映画は始まりました。

 

 忠敬の遺志を継いだ仲間が、なんとか地図を完成させようと奮闘する映画でした。

 亡くなってからの3年間、どうやって地図を完成させたかを描いた話であり、それはそれで面白かったです。

 いい映画でした。

 

 

 でも、でも、伊能忠敬ファンにとっては、「伊能忠敬が一切出てこない伊能忠敬物語」というのは物足りなかったです。

 映画を見終えたあとの肩透かし感は、どうすることもできませんでした。

 

 原作は立川志の輔さんの落語なので、少しくらいは調べてから見に行けばよかったと思いました。

 

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